2017.04.24 Monday

マスターズ・ヒストリック・フォーミュラ・ワン SSOEでデモレース開催決定!!

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記



こんにちは。

すでに各ネットメディアで配信されているとおり

今年の11月18日〜19日に鈴鹿サーキットで開催される

『RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2017』

(今年も冠スポンサーにRICHARD MILLE が決定!)において

欧米で開催されているヒストリックF1選手権、FIAマスターズ・ヒストリック・フォーミュラ・ワンに

参戦しているマシン、メンバーが来日し、本番同様のデモレースを行うことが決定しました。

 

photo: Masters Historic Racing Ltd.

 

このモータープレスでも過去に何回かご紹介したように、マスターズF1シリーズはFIA公認のもとで

開催されている本格的なヒストリックカー・レース(ドライバーは国際C級ライセンス以上を取得。

マシンは最新のフューエルセルなど安全装備を施したうえ、クラックテストなどFIAヒストリックの

厳格なレギュレーションに合格したもののみ参加が可能)で、1966年から85年までのノンターボF1マシンが対象。

年式、グラウンドエフェクトの有無などで4つのクラスに分けて開催されています。

 

すでに今シーズンのヨーロッパ・ラウンドはスペイン・バルセロナで開幕(F1速報でレポートします)。

北米ラウンドも5月19日からのラグナ・セカ・ラウンドで開幕することとなります。

 

 

今回の正式発表にあわせ、鈴鹿2&4レースが開催されていた鈴鹿サーキットに、マスターズ・シリーズの

主催者であり、自身もエイモンF1などで参戦を続けているロン・メイドン氏が来日。

土曜、日曜とたっぷりインタビューして参りました(お仕事待ってます:笑)!

 

「我々はこれまで、シンガポール、アメリカやメキシコなど各地でも開催してきたがいずれも成功してきた

 きっと鈴鹿もそうなるだろうと思っている」

 

とおっしゃるように、鈴鹿での開催に関して大きな期待と希望を寄せている様子。

すでにFIAのスケジュールが確定し、チャンピオンシップがスタートしていることもあり

今回はデモレースという体裁(なんだか74年のデモランを想像しちゃう!)ですが、今後どういうビジョンを

持っているのか、またどういうことを鈴鹿でやろうとしているか? などについては

様々なメディアで書かせていただければと思っております。

 

 

インタビューのあと、ロンさんは今シーズン全日本F3選手権F3-Nクラスに参戦している久保田さんの元へ。

「カツはマスターズを代表するファイターで、鈴鹿での開催における重要なアンバサダーだ」とロンさん。

 

昨年来マスターズ側との交渉を続けてきたモビリティランドの上甲さんとともにパチリ。

いやー、いつか日本で本物のヒストリックF1レースを!! と思い続けてきましたが、念ずれば叶うものなにですね(涙)。

このあと、7月ごろに参戦マシン&ドライバー(無論カツ・クボタも参戦!)が発表されるとのことですから

そちらの方も楽しみになってきましたね。

 

 

そしてRICHARD MILLEの元で開催されることが決まった今年のSSOEの方は

昨年好評だった新旧F1デモランも、グループCデモ・レースも、60年代プロトも、HFRも

継続して開催される(新たな参戦マシンが増えるとの噂も!)ことが決定。

 

名実ともに日本最大のヒストリックカー&バイク・イベントへと成長していきそうです。

こういうフラッグシップ的なイベントが定着し、走る場所を確保していくことが

日本で貴重なヒストリックレーサーやスポーツカーを維持するうえで非常に重要なこと。

(思えば、むかし茂木でネコ・ヒストリック〜を始めたときもそういうコンセプトでしたしね)

 

これが盛り上がれば、日本中で開催されているヒストリック・レース、イベントにも良い効果が

波及していくと個人的に考えています。

 

というわけで、11月18日、19日は鈴鹿サーキットへ是非!

絶対損はさせませんぜ。

 

ではでは。

 

 

 

2017.04.15 Saturday

今月の推薦図書 ふたたび

 

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記



こんにちは。

またまた今月の推薦図書のお時間です。

 

 

2月に発売されたオフシーズン号でも書かせていただいた

F1速報の2017年中国GP号(三栄書房 刊)から、新たに「F-SOKU Heritage Club」という

クラシックF1を対象とした連載が始まることになりました(拍手)!

 

 

記念すべき第1回のネタは、3月に行われた富士ワンダーランド・フェス!のレポート。

海外からやってきた3台のマシン、ロータス77、マクラーレンM23、フェラーリ312T2の履歴や

参加されたオーナー&ドライバーの皆さんの様子などをご紹介しています。

 

 

photo: Masters Historic Racing Ltd./Kozo Fujiwara

 

そしてなんと次号バーレーンGP号(4/20発売)から、ヨーロッパと北米を舞台に開催されている

FIA公認のヒストリックF1レース、「FIAマスターズ・ヒストリック・フォーミュラ・ワン選手権」

全戦レポートが掲載されることとなりました!

 

日本のメディアでヒストリックF1を全戦にわたってフォローしていくというのは、これが初めての試み。

今年も例年以上に盛り上がっているようですから、迫力ある本場のヒストリックF1シーンを

お届けできると思っております。しかも日本からは久保田さんがヨーロッパのシルバーストーン戦、

さらにF1の前座で行われる、カナダ・モントリオール、アメリカ・オースティン、メキシコ・シティに

参戦を予定しているとのことで、そちらの活躍の方もフォローしていければと思っております。

 

昨年鈴鹿で行われたRICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE、そして富士ワンダーランド・フェス!

をきっかけに日本でにわかに盛り上がりを見せはじめたヒストリックF1……ひいては

様々なヒストリック・フォーミュラの楽しみ方がこのまま定着するといいなという個人的な想いも

込めてお届けしていきます。うーん、となるとどっか本戦を見に行きたいなー。

 

ではでは。

 

 

2017.04.11 Tuesday

今月の推薦図書

 

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記



こんにちは。

またまた推薦図書のお時間です。

 

 

雨の火曜日。我が家に届いたのは

4月10日に創刊された「 GENTLEMAN DRIVERS 01」 (BHJ / 三栄書房 刊)

 

ここ最近、日本でもヒストリックが注目され色々な媒体がでていますが

何回か「モーターヘッド」の高田編集長とお仕事をさせていただく中で

こうしたテイストの雑誌が出たら、もっとヒストリックの世界も奥深くなるのになーと

思っていたら、高田さんが出してくれました(笑)。

 

 

1月の東京オートサロンで国内初の本格的カーオークションとして、設立が発表された

「 BH AUCTION」を母体に、世界中のヒストリックカー、プレミアムカー、カーオークションなどの

情報を発信していくという「 GENTLEMAN DRIVERS」。

そのコンセプトのとおり、創刊号はヨーロッパ、アメリカ、そして日本を股にかけた

様々なジャンルの記事で埋め尽くされております。

 

 

とにかくビジュアル、デザインが美しい。そしてまぁ、とにかく中身の作りが贅沢。

あんまり事細かに書くと営業妨害になるので(笑)、ぜひ手にとってご覧くださいませ。

 

 

その中で僕もちょろっと書かせていただいたのは、ベントレーの特装車部門であるマリナーのお話。

 

 

そして先日の富士50周年イベント、富士ワンダーランド フェス! のレポート。

 

こうやって色々な角度から、様々な媒体がヒストリックカーの世界を取り上げて、

広く浅くならなくていいので、もっともっと深く盛り上がっていってくれるといいなと

個人的には思っております。

 

ではでは。

 

 

 

 

 

 

 

2017.04.08 Saturday

JAGUAR E-TYPE REBORN

 

 

Motor Press(モータープレス)
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こんにちは。

今日(あ、もう昨日ですね)ジャガー・ランドローバー・ジャパンから

1通のプレスリリースが発表されました。

 

ジャガー・クラシック、「E-TYPE REBORN」を「テクノ・クラシカ・エッセン 2017」で発表。

 

© JAGUAR LAND ROVER LIMITED 2016

 

そう、ジャガー・ランドローバー・スペシャル・オペレーションズの一部門である

ジャガー・クラシックが、ランドローバーに続いてファクトリー・レストアを行う

”REBORN"プロジェクトを始動。その第一弾として10台限定でEタイプをレストア、販売することとなり

1号車が、この週末ドイツで開催されているテクノ・クラシカ・エッセン2017でお披露目されるというのです。

 

今回エッセンに展示されるのは、”オパレセント・ガンメタル・グレイ”

(当時の純正色はオパレセント・シルバー・グレイだった気がしますが)に塗られたシリーズ1 4.2 FHC。

1965年にカリフォルニアへデリバリーされた経歴をもつ個体だそうです。

 

© JAGUAR LAND ROVER LIMITED 2016

 

社内のエキスポートによって選定された車輌をベースに当時の仕様に沿って、内外装および機関を

オリジナルの状態にレストアするというこのプログラム。

顧客の希望にそって、ライトウェイトEタイプのクーリングシステムや、
オール・シンクロメッシュのギアボックス(ノンシンクロの3.8をベースとする場合)、

シリーズ2用のガーリング製フロント・ディスクブレーキをエクストラで装着することも可能とのことですが

発表されたオフィシャル写真を見る限り、RHDコンバージョンされているようですね。

 

© JAGUAR LAND ROVER LIMITED 2016

 

気になるお値段は28万5千ポンド(約3,933万円)から。もちろん仕様やオプションによって異なる

ということなのでしょうが、ベース車輌の値段込みとしても現在の相場から考えると

倍近いの値段であることは確か。もちろんフェラーリ・クラシケやポルシェ・クラシックで

レストアした車輌のように本社のお墨付きのついた新車のような1台が欲しい……というオーナーには

絶好の選択肢となるでしょうが、果たして……?

 

 

実はこのニュースを見て思い出したのが、先日の75th メンバーズ・ミーティングで見かけたEタイプ。

最初は「うわー綺麗なEタイプ・ライトウェイトだなー」と思っていたのですが

カメラのファインダー越しに見ていると、なんかどこかが変なような気が……。

 

そこでエントリー・リストを見てビックリ。

オーナーはアメリカのミリオネア、ジョン・ブレスロウ。彼こそは2014年にジャガー・クラシックが

「失われた6台」を復刻したことで話題となった、Eタイプ・ライトウェイトを購入した

6人のうちの一人だったのです!

 

つまりこのEタイプは、復刻された”新車”のEタイプ・ライトウェイト。

いつかヒストリックカー・レースに姿を現わすんじゃないか? とは思っていましたが……。

 

© JAGUAR LAND ROVER LIMITED 2016

 

”カー・ゼロ”と呼ばれた復刻1号車に関しては、2015年のグッドウッド・リバイバルの会場で

見た記憶があるのですが、室内で見たからか「綺麗だなー」という印象はあったものの

特に違和感は感じなかったのですね。その出自はともかくクルマの出来栄えに関しては……。

 

 

しかしながら今回、初めてサーキットで走る姿を見て思ったのは、最新のスキャニング技術を使い

左右対称に作られたボディ(それが復刻版の”ウリ”だったわけですが)が却って完璧すぎて、

ものすごく不自然に見えてしまうということ。

例えるならフリーハンドで描いた直線と、定規を使ってきっちり書いた直線との違い。

 

古いクルマで左右の形が違うというのは、洋の東西を問わずよくある話ですが、

それをキッチリと補正してしまうと、すごくオモチャっぽく見えてしまうのですよ。

正直にいうと、走っている姿が全然ホンモノに見えない!

 

もちろん好みの問題もあるかと思いますが、なんでも最新の技術を使えばいいものができるのだとは

限らないのだな、と個人的には思った次第。

 

いやはや、改めてクルマって奥が深いのですね。

 

© JAGUAR LAND ROVER LIMITED 2016

 

以前フェイスブックや、JCCAの会報誌などには書いたことがありますが、

メーカー自らが率先して過去の作品を再評価し、パーツ供給など環境が改善していくのは

オーナーにとっても、市井の各ショップにおいてもすごく良いことだと思う反面、

個人的にはメーカー自らが過去の作品を再生産するという行為には反対です。

 

というのも、先日再生産が発表されたXKSSも、Eタイプ・ライトウェイトも、

様々な要因で予定した台数に満たなかった……というエピソードを含めてひとつの歴史であるわけで、

後出しジャンケンのようにメーカー自らがその続き番号で再生産するというのは、

歴史を書き換える暴挙ですらあると思うんです。

 

もちろん「オリジナルでレースをするのはさすがにもったいないからレプリカで……」という想いは

否定しませんし、実際グッドウッドでもFIAのホモロゲを取ったリクリエーションカーの姿を多数見かけます。

でも、メーカー自らがレプリカを製造するのは話が違う。

だって自分が今まで大事に維持してきたヒストリックカーが、

ある日突然、”新車”として町にあふれたら悲しくなりませんか?

 

というわけで、先日DB4GTの復刻を発表したアストン・マーティンを含め、

自動車メーカーたるもの、オーナーや市場のことを考えて

最低限の一線は越えないで欲しいな……というのが個人的な意見。

 

そういう意味で、今回ジャガーがEタイプを”再生産”するのではなく

”レストア”する、と聞いてちょっと安心しましたが、

うまくオーナーや市場と共存、協調するような形でプロジェクトを

進めていってくれたらいいな、と思っています。

 

ではでは。

 

 

 

2017.04.06 Thursday

JAPAN LOTUS DAY 2017

Motor Press(モータープレス)
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こんにちは。

遅くなりましたが日曜に富士スピードウェイで行われた

『JAPAN LOTUS DAY 2017』にお邪魔してきました。

 

 

僕と69君がお邪魔したのは、ピット内で歴代ヒストリック・ロータスを展示する『HISTORIC MUSEUM』。

思えば昨年はまさにバケツをひっくり返したような大雨に見舞われましたが

今回は完全ドライ&快晴。ちょっと風は冷たかったけれど風もなく絶好のサーキット日和。

あれ? 前回のスーパーバトルオブミニについで晴れだなんて、やっとツキが戻ってきた……かも?

 

 

無論会場となった富士のパドックはヒストリックだけでなく、現行モデルでビッシリ!

昨年より若干参加台数が減った(去年の雨で懲りたのかしら?)とはいえ、最終的に550台以上の

ロータスが集まったそうです。いやぁ、やっぱ日本のロータス愛は深いな、と再認識。

 

 

HISTORIC MUSEUM の方も今年はF1が不在(久保田さんは岡山で全日本F3に参戦中なのだ)で

ちょっと寂しくもありましたが。それでもイレブンからM100エランまで20台以上のマシンが集結。

しかも相変わらずオリジナリティの高い個体が多いので、1台、1台見ていくだけで

結構勉強になります。ごちそうさまでした。

 

こんな錚々たる面々の中に混ぜていただいて非常に恐縮ですが、うちの69君も

本当にたくさんの方に見ていたきました。ありがとうございます。

 

 

で、お昼に行われた20分のデモランにもQED JAPAN完全ワークス体制のもとで参加(笑)。

去年はなにをしてもズザーっと滑りまくるひどいコンディションでしたが、今回は完璧。

前回の筑波で失敗したシートポジション補正して、クルマの状態も完璧。

(レリーズベアリングの音が大きくなったように思ったのは勘違いだった:笑)

 

とはいえ、レースでもないし、スピンとか粗相したら皆さんに迷惑かけるし大人しく走ろうと

ツインカムを積んだ2台のロータス59についてコースイン……してみると、これがなかなか調子いい。

シートポジションもやっと決まって、しっかりお尻からのインフォメーションもあるし

グリップの高い富士のコースも走りやすい。

ギア比が筑波のままなので、ストレートの途中でスロットルを緩めないといけないのだけれど

59にもちゃんとついていける。それどころか先行してコースインしていた皆さんにも

追いついて次々とパスしていけちゃう。おおー超気持ちいい。

 

なんか69君を手に入れてはじめて、ちゃんと乗れた気がする(笑)。

こうなるともっと乗りたくなるのが人情というもの。あ、その前にバッテリー変えなくちゃだな。

 

photo:竹内耕太

 

しかも今回はNAVI CARSさんのお手伝いで、HISTORIC MUSEUM の案内ツアーの解説役を

やらせていただいたり、午後のステージでNAVI CARSの河西編集長とジャーナリストの飯田裕子さんと

トークショーをやらせていただいたりと、個人的にも楽しませていただきました。

 

一緒に遊んでいただいた皆さん、関係者の皆さんお疲れ様でした。

またよろしくお願いしますね。

 

ではでは。

 

2017.04.05 Wednesday

今月(先月)の推薦図書

 

 

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こんにちは。

なんかバタバタしすぎてご紹介が遅くなりましたが

今月(先月)の推薦図書のお時間であります。

 

 

まずは先月26日発売の NAVI CARS  Vol.29(ボイス パブリケーション 刊)。

可愛らしい赤いヨタハチの表紙が印象的な今号は、トヨタ特集。

 

 

その中で、この1月に本館常設展示のリニューアルが完成したトヨタ博物館の訪問記を書かせていただいてます。

個人的にトヨタ博物館にお邪魔するのは……たぶん10年ぶりくらい。

日本一、というか世界的に見ても屈指の総合自動車博物館として有名ですが、

改めてじっくりと見せていただいて勉強になりました。

 

博物館って一度完成したらおしまいではなくて、時間の経過とともに進化していくもんなのだなと思った次第。

しばらく行ってない(もしくは1度も行ってない)という人にはオススメです。

 

こうなると、名古屋にあるトヨタ産業技術記念館(あの林みのるさんもお薦め)にも行ってみたかった!

 

photo:安田慎一

 

併せてTEAM TOYOTA キャプテンであり、2000GTの開発にも深く携わった細谷四方洋さんにも

久々にお会いして、NAVI CARSの田中理子さんとともにインタビューしてまいりました。

ちなみに取材が行われた日は、細谷さん79歳のお誕生日!

相変わらず矍鑠としていらして、いろいろと面白いお話がきけました。

 

 

続いて GENROQ 2017年5月号(三栄書房 刊)では、現在埼玉のGruppe M でレストア中の

1972年式ナロー911Sをレポート。詳しくは本編をご覧いただきたいのですが

レストア現場のすべてをありのまま見せていただくたびに、どんどん目だけ肥えていってしまって

求めるクオリティのハードルが高くなりすぎて怖い(笑)。

これじゃあいつになったら、自分でナローを買えるようになるのか……。

 

 

さらに創刊200号を迎えた ENGINE 2017年5月号(新潮社 刊)でも

「小説とファッションとクルマ」というお題にあわせ、クルマの出てくる小説の話を

そうそうたる面々になぜか混じって書かせてもらってます。はい。

 

 

 

あと忘れてましたが、先月6日に発売(もう新刊が出ちゃう!)された

Tipo 334号(ネコ・パブリッシング 刊)で、南アフリカで乗ってきたポルシェ911GTSと

パナメーラ4 E-ハイブリッドの試乗記と、1月のクラシックカー・ラリー沖縄のレポートを

書かせていただきました。紹介おくれてごめんなさい。

 

 

 

さらに今月1日発売の CAR GRAPHIC 2017年5月号(カーグラフィック 刊)においても

クラシックカー・ラリー沖縄のレポートを1P書かせていただいてます。

 

いやぁ1ヶ月過ぎるのって早いですよね。こんなこと言ってる間に次号の締め切りが迫ってますし……。

しかもこれから毎週のようにヒストリック系のイベントも盛りだくさん。

頑張らねば!

 

ではでは。

 

 

2017.03.26 Sunday

Farewell John Surtees

 

 

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極個人的な自動車偏愛日記



こんにちは。

先日の75th グッドウッド・メンバーズ・ミーティングでのこと。

日曜のラストレースとして設定されていた1962年から66年までのプロトタイプ・レーシングカーに

よって競われる恒例の『サーティース・カップ』を前に、主宰であるマーチ卿が

1966年シーズンにサーティースが乗ったローラT70スパイダーに乗って現れました。

 

 

エグゾーストノートを響かせながら出走車を先導する形でゆっくりと場内を1周したマーチ卿は

グリッドの最前列にローラを止めました。

 

「ジョンはノイズが好きだったから皆んなでエンジンを掛けて、天国の彼を驚かせてやろう」

 

 

彼の呼びかけに応え、パドックに止まっていた全車が一斉にエンジンを始動し

1分間にわたって、何度もブリッピングを繰り返し、サーキット全体で偉大なるチャンピオンを偲びました。

 

 

”ジョン”とはもちろん、さる3月10日に83歳で亡くなったジョン・サーティースのこと。

WGPの350cc & 500cc クラスとF1の両方でワールド・タイトルを獲得した史上唯一のレジェンドです。

 

「あれだけの功績を残したのに”サー”の称号がジョンに与えられなかったのが残念だ」

 

とマーチ卿がいうように、モスやブラバムと違いサーティースにナイトの称号が与えられることはありませんでした。

しかしそれを「サーティースらしい」と評する人が多いのも事実。

あまり自己主張せず、誰に対しても大らかで紳士的な振る舞いをするサーティースは、

近年のグッドウッドの各イベントには欠かせない、スターの一人でもありました。

 

写真は昨年9月のグッドウッド・リバイバル・ミーティングでのもの。

確かに年々、足腰が弱ってきている印象はあったものの、矍鑠としてお元気な様子だったのに……。

 

 

このとき、グッドウッド閉鎖50周年を記念するパレードで、フェラーリ250GTOをドライブしてみせたのが

結果として公の場で見せた最後の走る姿となりました。

 

 

僕がサーティースに初めて会ったのは、1996年に筑波サーキットで行われた

クラシック・バイクのイベント『タイムトンネル』でのこと。

当時すでにネコの社員でしたが、書籍販売の売り子の一人として連れて行ってもらい

途中で仕事を抜け出して(笑)、ホンダ・コレクションというムックのRA300の写真にサインを

もらった記憶があります。

 

その後、2010年のグッドウッド・リバイバルをきっかけにグッドウッドに通うようになってからは

毎年のようにピットやパドックで顔を見かけるようになったサーティース。

カメラを向けると、いつもいい表情でポーズを取ってくれるんですよ。

 

photo:Kozo Fujiwara

 

そういえば、この2010年のグッドウッドはちょうど”サーティース・イヤー”が催されたときでもありました。

 

その前年の2009年には、FIA F2のアクシデントで長男のヘンリーを亡くしたばかり。

「このTS10とTS13は、このイベントでヘンリーと一緒にドライブしようとレストアしてたんだ。本当に残念だよ」

と語ってくれたサーティースの言葉が、とても印象に残っています。

 

photo:Kozo Fujiwara

 

息子の死を受けサーティースはHenry Surtees Foundationを設立。

この基金を通じて、交通事故に遭って障害を負った人のサポートや

モータースポーツの啓蒙、2輪、4輪の交通安全を推進などの活動を続けていました。
僕も2014年のフェスティバル・オブ・スピード(この年もサーティース・トリビュートでした)で募金。
特製のキャップを購入したら、御大自ら「せっかくだから」とサインをしてもらいました。

そのとき握手してもらった手は、20年前の筑波のときと変わらず、分厚くてしっかりしていたのを覚えています。

 

© Honda Motor Co., Ltd.

 

もちろんジョン・サーティースといえば、第1期ホンダF1でのジョイント、中村良夫さんとの関係、

生沢さんとのエピソード、1972年日本GPでの優勝、ティームオーナーとして来日した1976年F1イン・ジャパンなどなど

日本のモータースポーツ界にも様々な影響をもたらした功労者のひとりであることに間違いありません。

 

 

80歳を過ぎてからもモーターサイクルを前にすると、少年のように目をキラキラさせ

いつも以上に饒舌になって嬉々として走り出す”ビッグ・ジョン”にもう会えないんだと思うと

なぜか猛烈に寂しくなってしまいますが、改めてここにご冥福をお祈りしたいと思います。

 

ではでは

 

 

2017.03.23 Thursday

75th Goodwood Members' Meeting 2017

 

 

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極個人的な自動車偏愛日記



こんにちは。

この週末、イギリス・グッドウッド・サーキットで行われた恒例の

『75th グッドウッド・メンバーズ・ミーティング』に行っていました。

 

復刻版メンバーズ・ミーティングとしては4回目となるこのイベントですが

1949年に始まった第1回メンバーズ・ミーティングの優勝者はコーリン・チャップマン(!)だったそう。

 

photo:Kozo Fujiwara

 

さて、6月末のフェスティバル・オブ・スピードや、9月のリバイバル・ミーティングとは違い

戦前から90年代まで幅広い年代のレーシングカーをテーマとしたサーキット・イベントとして

年々盛り上がりを見せているメンバーズ・ミーティング。

(これからのトレンドを知るうえでも重要なイベントなのですよ)

これでヨーロッパのヒストリック・シーンもいよいよ開幕であります。

 

今年は雨こそ降らなかったものの、風が強くて終始極寒。いや、ホントに寒かった。

でもそれぞれのレースは中身も濃くてすっごく面白かった。

 

中でも個人的に注目していたのが1966年までのBMC Aタイプ・ユニットを搭載した

スポーツカーによって争われる『ウェスレイク・カップ』。

 

 

確か2010年のリバイバルで行われた『フォード・ウォーター・トロフィー』でも

モディファイド・スプリジェットが大量エントリーしたことがありましたが、今回はAタイプだけだからね。

本当にいろいろなモデルが集まりました。ホントこれは素晴らしい。

 

レースの方は途中で大きなクラッシュがあったりして、荒れた展開になってしまったのが残念だけれど

あちこちでバトルも多くて本当に楽しかった。思わずスプリジェットが欲しくなる!

 

 

今やメンバーズ・ミーティングの名物のひとつにもなっている1000cc F3による『デレック・ベル・カップ』も開催。

土曜の朝イチで予選、夕方に決勝と1日ですべて終わってしまったのが個人的に残念ではありましたが

こちらも本当に楽しかった。雨上がりのセミウエットで行われた予選をセント・メアリーズ・コーナーで

見ていたんですが、皆んなマシーン・コントロールが本当にうまい。惚れ惚れする。

 

決勝の方も、スタートから2位、3位争いが白熱していて本当に面白かった(ライブ中継みました?)。

 

 

ex-生沢号のBT21(67年に生沢さんが使っていたけどクラッシュして廃棄したシャシーを、

当時ウィリアムズのメカニックだったトニー・トリマーが蘇らせてフォーミュラ・フォードに使っていたもの

元のBT21はニューフレームでリペアされ売却。現在は生沢さんが所有)と

オーナーのマイク・パスカルさんも荒れた決勝の中で冷静にレースを進めて無事に完走しておりました。

 

 

もちろんメンバーズ・ミーティングの顔ともいえる、『ジェリー・マーシャル・トロフィー』は

土曜の60分セミ耐久と、日曜のスプリント・レースの2レースを開催。

改めてこの面白さを説明するまでもないですね(笑)。相変わらず凄いバトルの連続でした。

 

 

そこで個人的に注目したのが、このレースの冠のルーツでもあるツーリングカーの名手、

故ジェリー・マーシャルがドライブしていた1977年式のヴォクスホール・マグナムDTV。

去年ここのボナムスでオークションにかけられた個体だね。これが1台出てくるだけで深みが出る!!

 

 

一方、毎年いろいろな仕掛けをしてくるメンバーズ・ミーティングですが、今回の目玉のひとつがコレ。

1980年代から90年代まで、興隆を誇ったツーリングカー・レース、グループ A!

すでにグループCやグループBのリバイバルが盛り上がっているだけにグループAも来るだろうなと

思っていたら、やっぱ来たね(笑)。BMWが635CSiやM3をもってきてベルガーやラヴァーリアを乗せるわ

TWRローバーSDIヴィテス、XJ−Sも出てくるわ、ボルボ240ターボも来るわの大盛り上がり。

 

でも日本車が1台もいないのは惜しい! さらに場内放送が

「グループAではシエラが無敵だったけど、唯一オーストラリアでGT-Rに敗れた」

と言って、日本のグループAの歴史がまったく無いもの(ダンロップ・シミズ・シエラがいたのに!)

になっていたのが残念。やっぱこのあたりのアピールがこれから必要だね!

 

 

そしてもうひとつの目玉が1990年代のFIA GT1! こちらにはポルシェAGが協力して

911GT1-98がエントリーしていたほか、911GT1が4台も集結!!

 

エントリーリストにはジャガーXJ220Cとか、ブガッティEB110 SS GTIとか

トヨタTS020 GT-One Evo99(なんと個人所有車!)の名前もあったのですが

残念ながら姿を見せず……残念。でもこのGT1もこれから来そうな気配。

 

 

また昨年は1960〜70年台の5リッター・グループ5(512とか917とか)の特集が行われましたが

今回は1970年代の3リッター・グループ6を特集。

アルファ・ロメオ・ティーポ33/3とか、ポルシェ908/3とか、ドゥ・キャディネ・ローラT380など

これまたなかなか普段は見られないマシーンが集合。

 

 

なかでも1972年式のマトラMS670は調子も良くていい音していたなぁ。

 

 

さらに展示のみ(本当は出走する予定だったらしい)だったけど、幻のガルフ・ミラージュM6クーペの姿が!

エンジンはなんとコスワース・ウェスレイクV12。その神々しい姿を拝むことができないのが残念だけど

本物は想像以上にかっこよかった。こういう出会いがあるのも、この手のイベントのいいところ。

 

 

あと珍しいところでは、60年代GT&スポーツカーで競われるグラハム・ヒル・トロフィーに

ビル・トーマス・チータの姿がっ! おおー。走ってるとこ初めて見ました。

でもなんかトラブってるらしく、予選で姿を消してしまった。

 

 

そういえば、1984年までの250cc & 350cc 2ストローク・GPレーサーで競われる

『ヘイルウッド・トロフィー』のオープニングでホンダRC181に乗って登場したのは

あのマイク・ヘイルウッドの息子、デイヴィッド・ヘイルウッド。

 

かつての父の愛機にまたがり、サーキットを1周デモラン。

 

 

そうそう。今回も会場内のボナムスのオークションを見てきました。

なんかもう大物は出尽くして、市場も安定方向に向かっている感じがしますが

個人的に注目したのはこれ。元アラン・マン・レーシングのエスコート。

レースレディのフルレストア車。最低予想落札価格ギリギリの約2800万円で落札。むむー。

 

 

というわけで、今年もみっちり楽しみました。

細かいことや、コウゾウさんの撮ったカッコイイ写真などなどは

改めて様々なメディアでご紹介させていただけるといいなぁと思ってます。

 

ではでは。

 

 

 

 

2017.03.13 Monday

富士ワンダーランドフェス! FUJI WONDERLAND FES!

 

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こんにちは。

この週末は富士スピードウェイに通い詰め、設立50周年を祝う記念イベント

『FUJI WONDERLAND FES!(富士ワンダーランドフェス!』にお邪魔してきました。

 

その前の3月10日にジョン・サーティースが亡くなるというショッキングなニュース

(ビッグ・ジョンの思い出ついては、また次の機会に)が入ってきたりしましたが

そういうことも含めて、モータースポーツの歴史というのは、刻一刻と進んでいくものかもしれません。

 

 

運営側としてもお手伝いした昨年秋のRICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINEとは違い、

今回はいちメディアとしての参加ですが、なにはともあれ鈴鹿に引き続いて、

富士でもヒストリックのビッグイベントが開かれるのは嬉しい限り。

 

今のところ、富士ではこの1回きり……という話みたいですが、鈴鹿の50周年がサウンド・オブ・エンジンに

結びついたように、富士でもヒストリックが盛り上がるといいな、と個人的には思っています。

 

 

当日のパドックオープンは朝7時30分からだったのですが、その時から会場にはものすごい数のお客さんが来場。

9時30分からストレート上で始まったオープニングセレモニーには、

富士のファースト・ウィナーである細谷四方洋さん、第3回日本GPウィナーの砂子義一さんをはじめとする

レジェンド・ドライバーの皆さんから、現役組までが集結。賑やかなスタートとなりました。

 

※画像はクリックすると拡大します

 

そしてパドックには1960年代のレーシング・プロトから、GCマシーン、各種フォーミュラ、ツーリングカー

グループC、スーパーGTなど、富士スピードウェイの50年を彩った珠玉のマシーンたちが集結。

富士にこれだけのマシンが集まるのは、富士フィーナーレか、タイムマシン・フェスティバル以来のことかも。

 

※画像はクリックすると拡大します

 

コース上では、富士の歴史をなぞるように、それぞれのカテゴリーのマシンが疾走!

個人的には北野元さんのドライブする日産R381の姿にシビれたなぁ。

それに合わせるように河野義和さんのタキ・ローラT70と、大嶋和也選手のドライブするトヨタ7の姿も!

 

どうせなら鮒子田さんや、見崎さん、高橋晴邦さんにドライブして欲しかったー! という気持ちもありますが

現役ドライバーがドライブするというのも、歴史を引き継ぐ上で重要なこと。

「これ意外と運転しやすいんですよ」という大嶋選手のコメントも新鮮でした。

 

 

久々にいすゞR6スパイダーの姿を見れたのもよかった。

R6といえば、浅岡重輝さん、米村太刀夫さんを連想しがちですが、実は津々見友彦さんも乗ってるんです。

その津々見さん、R6スパイダーに合わせてわざわざジェットヘルメットとゴーグルを用意。

「このクルマ、エンジンがいいんだよ!」と堪能された様子。

 

 

そしてもう1台、個人的にその勇姿を見れて嬉しかったのが、マナ09。

このリーバイス・マナ09といえば、昨年お亡くなりになった片山義美さん、もしくは従野孝司さん。

おおこれは、まさにドンピシャ!と思って従野さんにお話したら、

なんでも足が当たってしまって乗れない(!)のだとか。ということで藤井修二さんがドライブ。

「でもさあ、これであの30度バンク走ってたなんて、信じられないね!」という

従野さんは、もう1台の元愛機であるITOHAMU 89Gをドライブされていました。

 

 

あと、やっぱ富士といって欠かせないのがスカイラインGT-R。

この日のためにVICTORY 50の内田さんが精魂込めて仕上げた高橋国光車と久保田洋史車を

それぞれご本人がドライブするという大盤振る舞い! つねに2台揃ってのランデブーは泣けた!

 

 

それでもって降りてきた2人はこの笑顔! もう何も言うことありません!

 

 

さらにJCCAでおなじみ、マイナーツーリングの皆さんも大挙出場。

何台かがダンゴになってスリップストリームを使いあう、往時の様子を再現する

「魅せるレース」に徹してくださったサービス精神に乾杯。

 

なんてったって、カフェトレド・トリイ・サニーは影山正彦さん、東名サニーは影山正美さん、

浅野自動車スターレットは浅野武夫さんがドライブしてますからね。面白くないわけがない!

 

 

で、メインイベントとなったのが、1976年のF1イン・ジャパンのトリビュート。

ゆかりの深い6台のマシンがストレートに並ぶ様は圧巻のひとこと。

 

 

今回、このために英国クラシック・チーム・ロータスから来日したのが、1976年の富士で

マリオ・アンドレッティがポールtoフィニッシュを果たしたロータス77(JPS11)そのもの!

ドライブするのは、久保田克昭さん。当時と同じくポールtoフィニッシュを決めました。

 

エンスーの皆さんならご存知でしょうが、このタイプ77の1号車は、

かつて故 西田旬良さんが所有しサラブレッドF1シリーズに参戦していた個体そのもの。

CTLのマネージャーのクリス・ディネッジとともに、久々の里帰りを果たしました。

 

 

またCTLの粋な計らいで、1976年の優勝トロフィーもマシンとともに来日。

ピットに展示されていた様子をご覧になった方も多いと思います。

 

これを見ながら、クリスに「ジュンロウも上から見てるかもね」と言ったら

「ああ、たぶんな」と、二人でなんかしみじみ。

 

 

1976年にジェームズ・ハントがドライブし、フランスGP、ドイツGPで優勝した経歴を持つ

マクラーレンM23を駆るのは、オーナーのアンドレア・キラーニ。

普段FIAヒストリックF1や、モナコ・ヒストリックに出場しているキラーニさんは

映画『RUSH』の中で、このM23とともにハント役で出演した経歴の持ち主でもあります。

 

 

そして今回の白眉といえるのが、95%以上オリジナルという超絶コンディションの

1977年式フェラーリ312T2。オーナーはレースで走った直後からずっと所有しているという

アメリカのコリン・バッハさん。すっごい面白いエピソードをいろいろ聞かせてもらいました。

その話は……またどこかで(笑)。

 

 

SSOE にも参加してくださった小嶋禎一さんは、愛機ウルフWR1とともにエントリー。

このマシンがジョディ・シェクターとともに富士で暴れまわったのは、1977年のこと。

こうなるとティレルP34とか、ティレル007とか、リジェJS9とか、ブラバムBT45Bとか

いろいろ揃えたいところでしたねぇ。そんなことがいつかできる日を祈りましょう!

 

 

一方で期待のマキF101AとコジマKE007はどちらもエンジン・トラブルのため不出走。

マキにはドライバーとして速水翔こと新井鐘哲さんもいらしていただけに、余計に残念!

 

 

F1以外にも、F2、F3、F3000、フォーミュラ・ニッポン(スーパー・フォーミュラ)のマシンも出走。

これは土曜のプラクティスの様子ですが、一斉に全車がローリング・スタートする光景は迫力あります。

 

 

個人的な推しは、和歌山の上住コレクションからノバ532とともに出走したマーチ842BMW。

レーシングメイト・カラーのこのマシーンは、ex-松本恵二車。

10年以上前に初めて上住さんのガレージに伺ったときは不動だっただけに、この復活は素直に嬉しい!

 

 

さらにex-片山右京のキャビン・ローラT90/50が、

同じくキャビン・カラーのラルトRT35とランデブーする姿に号泣。もう涙腺は決壊しまくり。

右京さんはもちろん、ケン・マツウラさんも会場にいらしていたし。やっぱこの時代が僕の青春なんだな。

 

 

そして極め付けがグループCのデモンストレーション・ラン!

高橋国光さんが、タイサン・ポルシェ962Cを、関谷正徳さんがトヨタTS010を、鈴木利男さんが日産R92CPを

そして星野一義さんが日産シルビア・ターボC、寺田陽次郎さんがマツダ787B、中嶋悟さんが童夢トムス85CL

戸谷千代三さんがMCSグッピーと、それぞれ当時のマシンを駆るという豪華ラインナップ!

 

このローリングスタートはシビれたなぁ。本当はこれをSSOEでやりたかったんだよっ!

悔しいから今年のSSOEはもっと頑張りましょうね!!

 

 

あと個人的にどーしても触れておきたかったのが、ピットビル3階に展示されてたこのヨタハチ。

なんでも富士で使われていたマーシャルカーが発見され、レストアされたのだそうな。

あちこちにスポーツコーナーのパーツが使われファインチューンされているのだそう。

これは素敵。できれば原田コレクションに保存されているEタイプのマーシャルカーと並べたかった!

 

 

もうひとつ。並み居るマシンたちの中にあって、注目している人はあまり見られませんでしたが

僕個人としては、歴史に残る駄作F3000として知られるマーチ88Bの姿を拝めただけでも

このイベントに来た甲斐がありました。この薄いサンドポンツーン最高。

当時乗った方には嫌な思い出しかないかもしれませんが、僕が唯一欲しいF3000マシンがこれ!

 

 

……と、ざっくり紹介してきましたが、非常に充実した内容だった富士ワンダーランドフェス!

 

でも何かすっごく足りない気がしません?? そう、個人的に富士の50年を語るのであれば

どうしても生沢徹&ポルシェ906のコンビは欠かせないと思うのですよ!

(もちろん他にも欠かせない人や、マシンはありますが)

 

確かにこういう場に生沢さんが現れる可能性は皆無なのは、重々承知しているけれど

なんかそのまま終わられてしまうのは、画竜点睛を欠く……という気分になるのです。

どうでしょう?

 

ではでは。

 

 

2017.03.06 Monday

SUPER BATTLE of MINI 2017 Rd.1

 

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記



こんにちは。

この週末は鈴鹿サーキットでモータースポーツ・ファン感謝デーであったりして

ホンダRC166に乗る星野一義さんの勇姿を見に行きたいなーと思っていたのですが

仕事より遊びを優先して(笑)、三和トレーディングさん主催の SUPER BATTLE of MINI

2017年開幕戦に出場してまいりました。

 

 

思えば僕が初めてQED JAPANのケン鈴木所有のブラバムBT16に乗せてもらったのは、

ちょうど3年前のSUPER BATTLE of MINIの開幕戦。その後、69君を手に入れて初めてレースしたのも

2014年11月のSUPER BATTLE of MINIでありました。

 

もう3シーズン目を迎えるというのに、未だロクな結果も出していない本レポートではありますが

個人的な備忘録でもあるので、今回も包み隠さずありのままにお伝えしていければと思います。

 

 

いざレース! ……という前に、まずやらなきゃいけないのがメンテナンス。

というか、昨年の鈴鹿サウンド・オブ・エンジンを走って以来、3ヶ月以上放置しっぱなし……。

甲斐性がなくてごめんね。とか言いながら、各部の増し締めとか、ブレーキ&クラッチフルード、

冷却水などのチェックを進めていきます。

 

 

鈴鹿の初日で突如死亡してしまったスミスのクロノメトリック。

こんな貴重なものをレースで酷使するのはどうよ?という意見もありましょうが、

やっぱ雰囲気は大事だからね。目の前でカチカツッと針が動く様はいいよね。

とかいいつつ、実際は走っている時にタコメーターなんか凝視している暇はないのですが……。

 

で、いざメーター本体が壊れてたらオーバーホール高そうだな……とビクビクしていたのですが

繋いでいたケーブルが短くなってて外れていたのが原因とわかり一安心。これでメーター復活。

 

 

また溶接部が割れてしまった1番のエキゾーストパイプは、補強してもらったうえで溶接して復活。

これでまた割れてしまうようなことがあったら、ステーを追加するとか他の方法を考えましょう。

 

 

最後にエンジンオイルとともに、ヒューランドMk9のギアオイルも交換。

(実は筑波&袖ヶ浦のギア比のまま鈴鹿を走ってるのでギアの交換はなし)

特に大した問題もなく終了。あとはQED Racing Teamのトランポに載せてもらって筑波を目指すのみ。

 

 

そして迎えた日曜の筑波サーキットは、朝方こそ冷え込んだものの風もなく快晴!

レースウィークをこんないい天気で迎えたのは初めてのことではなかろうか?

今回のエントリーは、なんと14台! モウ皆んな走りたくてウズウズしてたのね。

しかも強豪ぞろいなので、この時点で僕の上位入賞は望み薄だったりします(泣)。

 

あと、ニュータイヤを投入したマシンが多かったのも今回の特徴。タイムアップが期待されます。

 

 

ちなみにうちのタイヤは2014年にレストアが完成したときのまま。

新品タイヤと比べて触るとゴムが硬化してるのがよくわかる。やっぱタイヤは大事。でも先立つものがない!

 

そして出走前に鈴鹿でちょっと気になっていたドライビングポジションを改良。

前々から腰まわりのサポートが足りない気がしたので、お風呂マットを切って対応。

さらにちょっと背中を起こした方が楽かも? と思い、お風呂マットを貼りつけ。おお、これはいい感じかも。

 

photo:浅井浩次

 

いざ予選。まだ8時台だと路面温度も低いのでちょっと注意が必要ですが、ドライバーの体調もクルマの調子もいい。

ドラポジもいい感じだし、これまで躊躇していたコーナーもしっかり入ってアクセルも踏めてる。

直線での伸びもいい! いつもクルマの挙動が掴めずスピンだらけだけど、気持ちも落ち着いててスピンもしない。

1コーナーの走りが相変わらずヘボいけれど、これなら今日目標にしてた8秒台に入るかも……

と淡い期待を抱いていたのですが……。

 

な、なんと結果は1分12秒199という、予想以上に悪いタイムで10番手。

トップスピードも151km/hと全然伸びていない。

 

トップの築山さんの4秒台は別格として、フォーミュラ・フォード勢の上位が6〜7秒台に固まっているのをみると

いくら目の前で、何台かのスピンに遭遇してクリアラップを取りづらかったとか、タイヤが古いとか

言い訳を並べてもこれはあまりにも酷すぎ。ちょっとショックで立ち直れないほど。

ノリノリなのに、なんでタイムが出ないんだろう……。

 

photo:沼尻建

 

そして迎えた決勝。なんかここのところ、スタートがうまく決まっているのですが、今回もタイミングがぴったりで

前にいたNo.34中山さんをパスしたうえに、その前のNo.71 福永さんにも追いつくいきおい!

 

photo:沼尻建

 

1コーナー手前で福永さんのインに並びかけるも、さすがにオーバーテイクするには至らず。

でもポジションアップ。背後に No.11 三枝さんの姿が見えるけど、なんとか抑えきれそうな感じ。

というか、前を走るNo.7の遠藤さんにもついていける! なんかちゃんとレースできてんじゃん!

……と結構いい感じで序盤は進んでいたのです。

 

その後、予選でトラブルに見舞われ下位からのスタートとなったNo.19の横田さんに

1コーナーでインをズバッとさされ後退。これは予想どおり。

 

それからもしばらく三枝さんのロータス41を抑えようと頑張るんだけど

背後にぴったりついていた三枝さんにホームストレートでブチ抜かれてポジションダウン。

うーん悔しい。でも負けない(キリッ!)と、追いついていこうとするんだけど

この辺りから、だんだんと右コーナーで首が痛くなって、頭を支えられなくなる始末。

もうファイナルラップなんて、コーナーごとに頭を外にもっていかれてメタメタ。

 

その時初めてわかったんです。ドラポジ変えたの失敗だったんだ。

状態を起こしすぎて首に負担かかっちゃてるって……。

(いま思えば、予選の1ヘアで浅井さんに撮ってもらった写真も完全に顎が上がっちゃってるもんね)

 

もちろん、そう気付いても後の祭り。結局順位をひとつ落として12位でゴール。

ベストラップも5週目の1分10秒378が限界。

 

 

で、気になるレースの方はというと、総合&クラスII優勝を飾ったのは4番グリッドから見事なスタートで

ホールショットを奪い、そのまま築山さんの追撃をかわした鈴木さんのマーリンMk11A。

2位はロータス51の築山さん、3位は5番グリッドからジャンプアップしたマーリンMk11Aの河西さん。

 

 

クラス3の方は、マーチ702の大西さんが見事に優勝! 2位はロータス41の三枝さん。

3位に入ったのは、マーチ705の馬場さん。皆さん、おめでとうございます!

 

 

いま思えば、最初に走った時もポジションを起こして失敗してるんだよね。

今日なんか朝から首が痛くて痛くて泣きそうだもの……。あーせっかくクルマも絶好調なうえ

良いコンディションで走れたのに……。こんな不甲斐ない結果だなんてもったいない!

 

とにかくまずはこの状態で、このクルマのベストラップである8秒5を出せるようにならないと。

うー悔しい。悔しいから今年はもっと走る! その前にカラカラのバッテリーは要交換。

 

ではでは。

 

 

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