2016.08.19 Friday

RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2016

 

 

Motor Press(モータープレス)

極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。
ついに昨日、鈴鹿サーキットからプレスリリースが配信されましたが
昨年5月に第1回が開催された、ヒストリック・イベント『SUZUKA Sound of ENGINE』が
新たにスイスの高級時計メーカー『RICHARD MILLE 』 をメインスポンサーに迎え、その内容を一新。
『RICHARD MILLE  SUZUKA Sound of ENGINE 2016』として11月19日、20日に開催されることになりました。
 
photo:鈴鹿サーキット
 
今回の目玉はなんといっても『Group C〜世界を席巻したモンスターたち』と題された
グループCカーのトリビュート・ラン。内外のグループCマシン12台
(もしかしたら15台以上になる……かも)が鈴鹿に集結。
土日の両日ともフルコースを使い、迫力あるローリングスタート(レースではないけど)を披露する予定。
1992年に開催されたJSPC最終戦の出走台数が11台でしたから、それを上回る規模になるのは確実。必見です!
 

しかも来るクルマがすごい! 1987年のスパ1000kmで優勝経験をもつジャガーXJR-8 LMとか……
 

1987年にXJR-8として製作されハラマ360km、モンツァ1000km、富士1000km(!)で優勝。
オフシーズンにアップデートされ活躍したXJR-9と、2台のシルクカット・ジャガーが来日!!
 

さらに現在ヒストリック・グループCで活躍中のクレーマー・ポルシェ962Cも、
最終戦ポール・リカールを終えた直後に来日が決定!
 
photo:鈴鹿サーキット

迎え撃つ日本勢もまた豪華。マツダはJSPC仕様のマツダ787Bで参戦!
 

さらにマツダ767Bもエントリー。2台のロータリー・サウンドが響きます!
 

photo:日産自動車
 
さらにさらに日産からは、幻のNP35のほか、無敵のR92CP、さらにスカイライン・シルエットまで登場。
 

モータープレスではお馴染み、上住コレクションのマーチ83G NISSAN SILVIA TURBO C Nichira も登場。
無論、MCSグッピーも唯一のC2マシンとして、その勇姿を披露してくれる予定です。
 

さらにさらにさらに、エムズ・バンテックからも2台のポルシェ962Cの参戦が決定。
これまで海外の様々なイベントでグループCを見てきて、なんとかこの光景を日本で再現できないものか……
と思ってきた願いが叶います。
 
……ここまで見てきて、あれ? 久保田さんは?? と思ったあなたは鋭い。
久保田さんがどんなグループCカーで参戦するのかは、まだ内緒。新情報が入り次第、またお伝えします。
 
photo:鈴鹿サーキット
 
このようにグループCだけでも凄いんだけど、F1のデモランもまたもっと凄い。
今回のイベントに合わせ、『RICHARD MILLE 』 代表でエンスージァストとしても有名な
リシャール・ミル氏所有の1975年式フェラーリ312Tが来日。312Tが鈴鹿を走るのは史上初ではないかしら?
 
photo:鈴鹿サーキット
 
しかもリシャール・ミル・コレクションから、ティレル006も来日! うわーこれも日本初。もう号泣!!
 

迎え撃つ日本勢がまたまた凄い。1967年式のクーパーT86マセラティを筆頭に……
 

ティレル006とのランデブーが楽しみなロータス72Cとか……
 
photo:鈴鹿サーキット
 
ウルフWR1の勇姿も見られるはず! このほかフェラーリ2003GAに至るまでの錚々たるF1マシーンが
10台以上出走予定。過去に行われた日本のヒストリック・イベントの中で
間違いなく最大の規模となるF1デモランが実現します!
photo:日産自動車
 
加えて1960年代のレーシング・プロトも大集合。日本GP制覇から記念すべき50周年を迎えた
プリンスR380 A-1のほか……
 
photo:前田恵介

タキ・レーシング・チームで若き日の長谷見昌弘さんがドライブしたローラT70Mk3など
所縁のマシーンたちが一緒になってデモランを繰り広げます。たぶん、ここで号泣するな、きっと。
 

また土日の両日にわたりHFR(ヒストリック・フォーミュラ・レジスター)のファイナル・ラウンドも開催。
な、なーんと既に35台のエントリーが確定しているとか! これまた過去最大規模のレースとなりそうな予感!!
 
photo:Yamaha Motor Co.,Ltd.
 
一方、2輪のテーマは1960年台のマン島TTレースと、90年台のWGP250cc(泣ける!)。
あの1993年のWGPチャンピオン・マシン、ヤマハTZ250Mの姿も拝めるそうですが
残念ながら展示のみだとか……うーん惜しい。でも、ものすごく見たい。
 

ちなみに1976年以前に生産された2輪車、4輪車のオーナーならば、200台限定で
イベント期間中、鈴鹿サーキット国際レーシングコースのパドック内に設けられた
『TIME TRAVEL PARKING』という専用スペースに駐車可能となります。
 
料金は1台5000円(2日間:『RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2016』5名様入場券含む)と超お得。
(無論、事前審査もあるので暴走族チックな改造車の入場は無理ですけど)
 

いやーもうこれは鈴鹿に来るしかない! ではでは。

 

 

 

2016.08.05 Friday

AUTOMOBILE COUNCIL 2016

 

 

Motor Press(モータープレス)

極個人的な自動車偏愛日記


こんばんは。
本日幕張メッセで開幕した、ヒストリックカー・イベント
AUTOMOBILE COUNCIL 2016(オートモビル カウンシル 2016)にお邪魔してきました。
 

フランス・レトロモビルに倣った、展示型のイベントとして始まったこのイベント。
幕張メッセの2、3ホールを使い、様々なテーマに沿った展示が行われています。
 

入場してまず目に飛び込んでくるのが、主催者展示のコーナー。
『初めてのポルシェ』ということで、当時の輸入ディーラー三和自動車が
1953年に輸入した最初の2台のうちの1台、1953年型356プリAカブリオレと
先日お亡くなりになった、式場壮吉さんが1964年の第2回日本グランプリで優勝した904GTSを展示。
 

また各自動車メーカー、インポーターによる展示が充実しているのもこのイベントの特徴。
 
日産自動車はGT-Rのルーツというべき、1964年のプリンス・スカイライン54Bのほか
第3回日本グランプリの優勝から50周年を迎えたプリンスR380などを展示。
 

ホンダは数年前に復元されたSPORTS 360、S600、そしてS660を展示。
でも、他社に比べるとちょっと寂しい……。
 

トヨタは誕生50周年を迎えたカローラをテーマとした展示。
コンパクトながら、真面目でしっかりと纏まった素晴らしいディスプレイでした。
 

今回の白眉はマツダ・ブース。”マツダ・デザイン”をテーマに、過去から現在に至る
デザインDNAを解き明かす展示内容は素晴らしいのひとこと。実はブース奥のルーチェの横を入ると……
 

コスモ・スポーツの線画や、このサバンナGTの実写、
そしてRX-7(SA22 & FD)のクレイモデルなどなど、貴重な資料が綺麗に並べられています。
 

こんな貴重なレンダリングも。さらに昨年の東京モーターショーで展示され
話題を呼んだ、RXビジョンも展示されています。必見ですよ。
 
あと、午前中のプレスカンファレンスでは初代ユーノス・ロードスター(NA型)の
パーツ再生産とレストア業務をマツダが検討しているという朗報も!
この姿勢が各メーカーに伝播していくことを願います!!
 

そんなマツダ・ブースでの個人的な収穫は、僕の大好きなR360クーペのシートバックが
ルーフカラーとコーディネートされているのを知ったこと。かわいい。素敵。おしゃれ。
 

さらに会場では、アバルト124スパイダーのジャパン・プレミア
(同時に展示されているヒストリック・アバルトも必見)が行われたり……
 

マクラーレン570GTのジャパン・プレミアが行われるなど、新型車関係の話題も豊富。
 

しかもマクラーレン・ブースには、アイコンというべきロードカー、F1の姿も!!
なにげに間近で見るチャンスの少ないクルマですからね。これだけでもご利益ありです。
 

そしてスバルはボクサー・エンジン誕生50周年
(そう、これから日本車は様々なアニバーサリーを迎えるのです!)を記念した展示を披露。
なんとその遠いルーツ? というべき中島飛行機の栄21型(零戦のエンジンですね)を
国立科学博物館から借りてきて展示する気合の入りよう!
 

さらにさらに素晴らしいのは、ボルボ・カー・ジャパンが新たに
KLASSISK GARAGE(クラシック・ガレージ)というセクションをボルボ・カーズ東名横浜に立ち上げ、
純正パーツを使用したクラシック・モデルのメンテナンス・サービスを実施すると発表したこと!
 
ちなみに手前のP1800はボルボ・カー・ジャパンの木村社長の愛車だそう。素晴らしい。
 

このほか、ここでは書ききれない(なのでGENROQ誌に書きます:笑)ほど
様々な話題にあふれていたオートモビル・カウンシルの会場。
ぜひ各ブースを訪ねて、スタッフの皆さんに色々聞いてみてください。面白いネタがいっぱい落ちてます。
 
ちなみに展示車両の一部の販売も実施。1973年式のシムカ1100GLSが250万円だったり
ワンオーナー走行わずか1457kmの1988年式フェラーリ・テスタロッサがコーンズ・ブースで2800万円で
売られていたり、なかなか面白いです。
そんな会場の最高値はプラネックス・カーズにあったロータス97Tルノー。
実働する世界に2台のうちの1台(もう1台はCTL所有)で、な、なんと3億9800万円也。チーン。
 

そんな会場で個人的にキュン死にしそうになったのが、エブロ・ブースにあった1/20スケールの
ブラバムBT18ホンダのプラモデル試作品。木谷さんに色々お話を伺いましたが、この出来が見事。完璧。
秋ぐらいの発売を予定してるそうなので、一人10個は買いだな。
 
ではでは。

 
2016.08.03 Wednesday

R.I.P. Chris Amon

 

 

Motor Press(モータープレス)

極個人的な自動車偏愛日記

 
8月3日、1960年代から70年代にかけて活躍した
偉大なるニュージーランド人レーサー
クリス・エイモン(クリストファー・アーサー・エイモン)が亡くなったそうです。享年73。
 
photo:Ford Motor
 
フェラーリ・ワークス、マトラ・ワークスに在籍し、いくつもの名勝負を繰り広げるも
ついぞF1では1勝もできなかった……というエピソードが有名なエイモンですが
奇しくも今年は、彼が故ブルース・マクラーレンと組んで、
フォードに初のル・マン総合優勝を捧げてから
50周年にあたる年。
 
photo:Ford Motor
 
このレースで有名なのが
ゴール直前までトップを独走していたケン・マイルズ/デニス・ハルム組のGT40を先頭に
3台並んでのゴールシーンを演出しようと隊列を整えたものの
フィニッシュラインを同一周回のエイモン/マクラーレン組が先に越えてしまい
そのまま優勝が確定してしまったというエピソード。
 
3位に入ったディック・ハッチャーソン、ロニー・バックナムもすでにこの世にいませんし
これでこの時を知るドライバーは誰もいなくなってしまいました。
 

 

 


そういえば今年のル・マンでも、優勝50周年を記念して久々に3台のGT40が揃って展示されていました。

そんな節目を見届けた後に訃報を聞くなんて、なんか運命的なものを感じるのは僕だけでしょうか?
 

 

 


ちなみにエイモンといえば、1966年に富士スピードウェイで行われた

日本インディ200マイルレースに出場しているほか

1974年には自らのコンストラクターを設立したことでも知られていますよね。

しかしながら、オーナー兼ドライバーとして出場するもシーズン途中に撤退。

その後、エンサイン、ウィリアムズと渡り歩き、1976年のカナダGPを最後に現役を引退しました。
 

 

近年では母国ニュージーランドで新人ドライバーの育成に力を貸していたというエイモン。

2006年に刊行された日本の名レース100選 Vol.013『'66 日本インディ』(三栄書房 刊)に

掲載されたインタビュー記事が、おそらく日本のメディアに出た最後の露出だったと思います。
 

 

改めて偉大なるレジェンドのご冥福をお祈りします。

 

ではでは。

 

 

 

 

 

 

2016.08.01 Monday

開設80周年記念展 多摩川スピードウェイ〜日本初の常設モーターサーキット〜

 

 

Motor Press(モータープレス)

極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。
昨日まで川崎市市民ミュージアムを舞台に開催されていた展覧会
『開設80周年記念展 多摩川スピードウェイ〜日本初の常設モーターサーキット〜』
最終日にやっとお邪魔することができました。
 

昨年11月に田園調布せせらぎ公園で行われた回顧展をご覧になった方も多いかと思いますが
今回の展示はそのときの写真をベースに、当時の貴重な紙モノの資料を多数展示した
さらに内容の濃いものとなっておりました。
 

併せて最終日の14時から行われたギャラリートークでは
多摩川スピードウェイの会、副会長の小林大樹さんがパネルを回りながら
それぞれを解説していくというスタイルの講演を実施。
前回よりもさらに深い、様々な事実を知ることができました。
 
小林さんお疲れ様でした。
そして多摩川スピードウェイの会の皆さん、すばらしい展示をありがとうございました。
 

その帰り道にふらっと多摩川スピードウェイ跡地へ。
先日の記念プレート除幕式のときと違い、スタンド跡は鬱蒼とした雑草に埋没。
そう、実はあの除幕式でスタンドが綺麗だったのは、
イベントの前に多摩川スピードウェイの会の皆さんが、
このスタンドの除草作業をされていたからなのですね。
 
いずれにしろ、尊い皆さんの活動が礎となって、この日本自動車遺産が後世にいろんな形で
引き継がれていくことを望みます。
 
ではでは。

 
2016.07.28 Thursday

今月の推薦図書

Motor Press(モータープレス)

極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。
今月も推薦図書のお時間がやってまりました。
でも雑誌の感想を学校に持っていっても、読書感想文にカウントされない
ケースの方が殆どだから、良い子は要注意だぞ!
 

てなわけで、まずはGENROQ 2016年9月号(三栄書房 刊)から。
今月も様々な新型車のインプレッションが載っておりますが
 

ル・マン・スペシャルと題して、歴史に残る大どんでん返しのあった
先日のル・マン24時間レースの模様をレポート。
いや、いま思い返しても本当にすごかったな。
 

さらに毎年ル・マンの会期中にパドックにオープンする特設ミュージアムに
展示されていた3台のフォードGT40にまつわる逸話をご紹介。
ほら、今年久々にフォード・ワークスも復活したしね。
 

ちなみにこの特設ミュージアムの今年のテーマは「ル・マンとアメリカ」。
ということで、ル・マンを愛した2人のハリウッド俳優
スティーブ・マックイーンとポール・ニューマンの所縁のマシーンも展示されておりましたよ。
 
さらに先日行われたル・マン・クラシックの観戦記を山崎元裕さんがレポート。
このほかフェラーリのGENUINEアクセサリーの話とか、911レストア記とかも書かせていただいてます。

 

続いて紹介するのは、ENGINE 2016年9月号(新潮社 刊)。
今月は ENGINEとしてはすっごく珍しい日本車特集。
ちなみに今尾直樹さんによる式場壮吉さんの追悼記事は必読です。

 

今号で僕が書かせていただいたのは、6月に行われたコッパ・ディ京都のレポート。
なんかもうすっごく懐かしい感じがしますが、濃密で楽しい2日間でした。
さらにENGINE誌でも巻頭のコラムでル・マンの話を書かせてもらってます。

 

ちなみにル・マンの話はLE VOLANT 2016年9月号(学研プラス 刊)でも
巻頭のポルシェ特集と、モータースポーツのページで書かせてもらいました。

 

そうそう、そういえば20日に発売された
GENROQ BEST OF SERIES Vol.2 フェラーリ488 & 458シリーズ全記録(三栄書房 刊)
の中でも、フェラーリGENUINEアクセサリーと、コーンズモータース フェラーリ名古屋の
ご紹介を書かせていただいたのでした。

 

そしてこちらも既に発売中のおなじみ、モーターファン別冊インポートシリーズ
ルノー・カングーのすべて(三栄書房 刊)にもお世話になりました。
 

今回の主役は、新たに追加された1.2リッター、デュアルクラッチ2ペダルMTの
カングー・ゼンEDC なのですが、これがすっごく良かった。いまATに乗ってる人は乗り換え必須。
そしてMTに乗ってる人も必見。個人的にベスト・オブ・カングーだと思う。
 
試乗はル・マンから帰ってきた翌日だったんだけど、目が覚めたもんね(笑)。
また試乗記のほかに、いつものヒストリーも書かせてもらってますのよ。

 

さらにさらに、本日28日発売のモーターファン別冊インポートシリーズ
ルノー・トゥインゴのすべて(三栄書房 刊)でもヒストリーのページを書かせていただきました。
あまりのバタバタで、最終的な校了をドレスデンでしたのは内緒だよ。
 

新型トゥインゴ、フランスでもたくさん見たし、この前日本で行われた発表会でもじっくり見てきたんだけど
すっごく良さそうですよね(なんと50台限定でMT仕様も発売されるのよん!)。
個人的にもすっごく気になる。
 
photo:Renault

でもヒストリーを調べてて、なんか初代がすっごく気になり始めたのも事実。
まだ程度のいい個体が残っていそうだから、MTの綺麗なのを探してきて、しれっと乗ったらかっこいいかも。

 

あ、そうそう。紹介が遅れてしまったけれど、6日に発売された
Tipo 2016年8月号(ネコ・パブリッシング 刊)には、モナコ・ヒストリックの話を
載せていただいております。
 
いやぁ、さすがに今月は思いっきりテンパっちゃったな。
関係各位の皆さんすいません。モータープレスの更新がおろそかになったのは
こういう理由からなのでした。来月もがんばります。
 
ではでは。


 
2016.07.26 Tuesday

ドレスデン・トランスポート・ミュージアム Part2

 

Motor Press(モータープレス)

極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。
ドレスデン・トランスポート・ミュージアム(Verkehrsmuseum-Dresden)の続きです。
この博物館の展示物の中で個人的に白眉だったのが、エントランスに飾られたこの1台。
 

300SLRの縮小版のような見たこともないこのマシーンの名前はEMW R3/54。
1954年に制作された東独EMW製のレーシングスポーツなのです。
 
1949年の建国後、東ドイツ政府は国威発揚のためにモータースポーツ事業を推奨。
旧BMWアイゼナハ工場を本拠地に再開したEMWの技術陣は、早速328をベースにした
オフセット・コクピットをもつレーシングカー、Inter typや
流麗なクローズドボディをもつスポーツカー、Stromlinienwagenを試作。ザクセンリンクで1949年に開催された
東ドイツ最初の自動車レースに参加したりしています。

 
そして1950年代に入ると西ドイツで開催される1.5リッター・スポーツカーのレースに
東ドイツのIFA-DAMWやEMWといったワークスティームがエントリーを開始。
1953年には全てのレース組織がEMWの元に統一され
同年のドイツGPにはエドガー・バルト(あのユルゲン・バルトのお父さん!)が
EMW R1 F2で最初で最後のエントリー(結果:リタイア)をしていたりします。
 

1954年になると1500ccスポーツカー用に新しく開発したチューブラー・フレーム・シャシーに
BMW328のブロックを流用しDOHC&ツインプラグ化したエンジンを搭載した
このEMW R3/54を発表。アーサー・ローズハンマーやエドガー・バルトの手で
東ドイツのスポーツカー・シリーズをメインに活動します。
 

コクピットはこんな感じ。白地のメーターが328を感じさせますね。
 

こちらはシート。サイドに張り出しているのはおそらく燃料タンク。
 

これが328の直6のブロックをベースにした1.5リッターのDOHCツインプラグ・ユニット。
(ほぼ新規設計みたいなものらしいけど)
最高出力は135psで、235km/hを記録したのだとか。
 
ちなみにR3は、55年用のR3/55、56年のR3/56と発展するものの、政府の命令で56年限りで
EMWのモータースポーツ活動は停止。バルトはその年に西ドイツへ亡命し、ポルシェ・ワークスへ加入。
ローズハンマーも59年に西ドイツへと亡命します。
 

このほか、この博物館には知られざる東ドイツの働くクルマたちの模型も充実!
誰が作ったのか知らないけど、すっごく出来がいい!!
 

で、この博物館のもうひとつの目玉が飛行機の展示。
これは東ドイツ・ルフトハンザ航空で使用されていたチェコスロバキア製の
アエロ Ae-45S(通称スーパーアエロ45)という小型旅客機。
 

ちゃんと中二階からコクピットも見られるようになっている。ふんふん。
 

さらにこのドレスデンで1950年代に試作されるも実用化に至らなかった幻の旅客機、バーデ152のコーナーも充実。
この馬鹿でかい(1/24くらいかなぁ?) スケルトンモデルは、試作3号機のバーデ152V4/II。
 

でもってこちらが1958年に完成した1号機。ナロートレッドの主脚に主翼端の補助輪というのが
いかにもソヴィエト・チックな感じですが、開発陣はユンカースの流れを汲んだ人たちらしいね。
 

でも1号機は2回目の試験飛行で着陸に失敗し大破炎上。
2号機、3号機と作られたものの、ツポレフ、イリューシンのマーケットを荒らされたくない
ソヴィエトの意向で開発中止。よって当時のシートや主脚などのパーツのみが残っています。
 
しかしながら、ずっと隠されていた3号機の胴体が東西統一後に発見され
現在この博物館で保存、レストアが進んでいるそうです。
 

このほか、なぜか1909年に初のドーヴァー海峡横断に成功したブレリオ11型(レプリカ)が展示されていたり。
 

ツェッペリン号の巨大ジオラマがあったり!
 

ソヴィエト初のジェット旅客機、ツポレフTu104の模型(ここには出来のいい模型がいっぱいある!)があったり
飛行機好きにも見どころ満載。
 

こんな戦前期の貴重な写真も多かったですね。
 

このほか鉄道や、船の展示も充実してるんだけど、門外漢なんで省略!
とにかくドレスデンに行くことがあったら是非!!
 
ではでは。

 
2016.07.25 Monday

ドレスデン・トランスポート・ミュージアム

 

 

Motor Press(モータープレス)

極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。
またまた久しぶりの更新ですいません。
というのも、今月もまたまた締め切り地獄の18日(正確には17日深夜)から
海外に逃亡していたからなのですね。
 

その目的のひとつがこれ! ドイツ・ブランデンブルク州にあるユーロスピードウェイ・ラウジッツ
(あのミケーレ・アルボレードがアウディR8のテスト中に亡くなったのはここなんですね)で
行われた新型ポルシェ・パナメーラのワークショップ。
 

そしてスウェーデンのマルメーで行われた新型ポルシェ718ケイマンの国際試乗会!
いやぁ、ニューモデルの国際試乗会なんて、現行カイエン以来かも。
その詳細については追って各紙(お仕事おまちしてます)でご紹介するとして
今回は、旅の中での小ネタをご紹介します。
 

ドレスデンからスウェーデンへの移動日のこと。
午後が丸っと自由時間になったのでジャーナリストの河村康彦さんに誘われて、
一緒にドレスデン旧市街にあるトランスポート・ミュージアムを見学。
 
そもそもドレスデンって街は、旧東ドイツ領内ですからね。一体、何が置いてあるのか?
興味津々で向かったわけです。
 

まず最初にあるのが、自動車とバイクのフロア。
それこそ、馬車の時代から現在に至るまでの歴史をまとめて(子供にもわかりやすい仕掛けが沢山ある!)
あるのですが、やはりそこは旧東ドイツ圏。我々の知らないいろんなネタが詰まっています。
 
そんな展示フロアに置かれた1台のBMW。
そう、BMWが4輪に進出するために1928年に買収したディクシー社は、ドレスデンにも程近い
テューリンゲン州のアイゼナハにあったのです。
 
これはディクシー時代に当時ライセンス生産をしていたオースティン・セブンをベースに
エンジンを20HPへチューン、さらに4輪をスイングアクスルの独立懸架とした
AM-1(3/20HP)と呼ばれるモデル。
 

こちらは1933年式のローア 8 TypF。ローアは戦前期ドイツにあった高級車メーカーのひとつで
これはドレスデンにあったコーチビルダー、グレイザーのボディを架装したカブリオレ。
当時マルティン・レナーというドレスデン最大のデパートのオーナーが所有していた個体だそうな。
その後他のオーナーに売られたものの、戦後は表立って乗られずに仕舞われていたんだそう。
 

ここからは戦後のコーナー。BMWアイゼナハ工場は第二次大戦後ソヴィエトに接収され、BMWを継続生産。
しかし1952年に、西側で復活を果たした本家BMWから商標権の侵害で訴えられると
社名をEMW(アイゼナハ・モトーレン・ヴェルケ)に変更。青/白のエンブレムを赤/白に変えて再出発します。
(ちなみにEMWのボディ工場はドレスデンにあったそうな)
 
このサルーンは、1952年型のEMW 340-2。1938年登場の321の改良版というべきモデルで
1955年までに25000台を生産。展示車は当時タクシーとして使われていたものだそう。
 

そしてこれはDKW F89……ではなく、1955年式のIFA F9 Typ 309/1。
実はアウトウニオンの工場も戦前、ザクセン州のツヴィッカウにあって、
そこで戦時中にこのクルマの元になるF9の開発を行っていたのでありました。
(ちなみにドレスデンにもアウトウニオンの工場があったものの空襲で壊滅)
 
戦後、ツヴィッカウ工場はIFAを名乗り、乗用車の生産を再開。
戦時中に開発を進めていたこのF9の生産を1949年から開始するのです。
 
一方、1949年に西側で復活したアウトウニオンは、F9をベースにした生産車F89を1950年に発表。
時を同じくして西と東で、同じルーツをもつクルマが別の物として生産されることになるのですね。
 
ちなみにIFAはその後、EMWなどとともにAWE(VEBアウトモービルヴェルク・アイゼナハ)に統合。
F9に搭載されていた910ccの2ストローク3気筒エンジンは、ヴァルトブルクの主力エンジンとして
なんと1980年代まで行きのびることとなるのです。
 

そんな東と西の関係はオートバイでも変わらず。東ドイツのバイクといえばDKWの流れをくむMZが有名だけど
BMWもAWOとして復活。このAWO 425は戦前のR23をベースとした250ccのオートバイ。
いわばBMW R24の兄弟車というべき1台ですね。
 

これはIWL Pitty という1955年型のスクーター。
戦後イタリアで起きたスクーター・ブームを見て、国民の足を求める東ドイツ政府の指示で
VEBルートヴィッヒスフェルテ・アウトモービルヴェルケが開発したもので、
エンジンはMZ製の2ストローク125cc。しかし工作精度が悪かったらしく、わずか1年で生産中止。
ちょっとハインケルのスクーターにも似てる。
 

この可愛らしいワゴンは、1956年型のAWZ P70。
生産を担当したのはVEBアウトモービルヴェルケ・ツヴィッカウ。
つまり旧アウトウニオン系のモデルということなのね。うんうん、だんだんわかってきた(笑)。
 

個人的に当時の東ドイツなんて、朴訥な味気のないクルマばっかりだったんだろうな……
と思っていたのですが、こんなエレガントなクーペも。
これはヴァルトブルク311/3という2シーター・クーペ。エンジンは2ストローク3気筒。
このほか311/2という2シーター・カブリオレもあったのだそう。
 

そんでもって、このパースの狂ったような変な小型車は1960年代後期に試作された
ヴァルトブルク355。東ドイツ初のハッチバックらしいのですが、ボディはFRP製。
エンジンは相変わらずの2ストローク3気筒ながら、この1969年モデルでは1400ccに拡大されていたらしい。
 
とにかくこの他にもいっぱいあったのだけれど、スペースの都合で今日はこの辺で。
でも知られざる東ドイツの自動車産業の歴史を勉強できて、ホント楽しかったな。
これで入館料9ユーロは安い! ドレスデンに行ったときには是非!!
 
住所:Augustusstraße 1, 01067 Dresden
休館日:月曜日

 
ではでは。


 
2016.07.13 Wednesday

Un homme et une femme

 

Motor Press(モータープレス)

極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。
昨日は都内で行われたPSAグループのディーゼル・エンジン導入発表会のあと
ENGINE誌の村上編集長の紹介で、
この10月15日から恵比寿ガーデンシネマなど、全国10箇所で公開されることが決まった
クロード・ルルーシュ監督1966年製作の名作『男と女』の試写会へ。
 

ジャン=ルイ・トランティニャン、アヌーク・エーメ、ピエール・バルー主演で
1966年のカンヌ映画祭グランプリなど数々の賞に輝いた、この不朽の名作について
今更ここで、どうのこうの説明するまでもないと思いますが
当時の日本を含め、様々な人々に影響を与えたこの映画が生まれて今年で50年!
 
そんな記念すべき年に、ルルーシュ監督の短編でエンスーの皆さんにはおなじみの
『ランデヴー』ともどもデジタル・リマスターされて、再上映されることとなったのです。
 
特徴的なカラーとモノクロのフィルムの使い分けは、単に予算の問題だったとか
この映画の後にエーメとバルーが結婚したとか、続編の『男と女II』はつまら⚫︎いとか……
いろいろな話がありますが、僕自身この映画を大学1年の時にはじめて見て
めちゃくちゃ感化されて、何十回、何百回(誇張ではなく)見直したどころか
思い余ってドーヴィルにまで行った(写真が出てこない……)経験をもつだけに
久々の大スクリーンでの鑑賞は感動のひとこと。
 
映像も当時の雰囲気を壊さずにクリアになってるし、翻訳も新たにされてるし
昔見た人はもちろん、今まで見たことがなかった人にも、ぜひご覧いただきたいと切に思います。
 
ちなみに『男と女』といえば、舞台となった1965年のル・マン24時間と
1966年のモンテカルロ・ラリーの貴重な映像が盛り込まれているのはもちろん
当時のモンレリー・サーキットや、GT40、マスタング、ブラバムBT21などが
ふんだんに登場するのがエンスー的には有名ですよね。
 
そんな”『男と女』あるある” と言えば……
 

フランシス・レイの「ダバダバダ、ダバダバダ」というテーマ曲を背景に
主人公ジャン=ルイ・デュロックが、モンテに出たマスタングで疾走するシーン。
 
これを見てあれ? と思った方います??
 

実は劇中でモンテを走るデュロックたちのマスタングのゼッケンは145番。
 
それがなぜか、エーメ演じるアンヌを迎えにいくシーンでは184番になっちゃうんです。
いやぁ、これまた随分なポカミスですな……と片付けたいところですが、ここには深い? 理由が。
 

実はこの映画の製作にあわせ、ジャン=ルイ・トランティニャンはアンリ・シュマンとともに
フォード・フランスのマスタングで実際に出場しているんです。
 
ま、トランティニャンの叔父は1954年のル・マン・ウィナー、モーリス・トランティニャンですしね。
しかし彼らのマスタングはあっけなくリタイアしてしまうのです。
じゃあなんで184番なのか? というと……
 

同じフォード・フランスから出場し、総合11で完走したGreder Henri /Delalande Martial組の
マスタングのゼッケンが184番だったのですよ。
 
ゴールシーンに合わせて、劇中車を184番にしたのか?
それとも先に184番のつもりでラストシーンを撮っておいたら
実際のモンテのゼッケンが145番になったのか? その真相はわかりません。
 
そんなことも本編の素晴らしいストーリーにはまったく関係ないことですね。
無粋なこと言ってスイマセン。
 

ちなみにラストシーンのマスタングはレジスターナンバーを見てもお分かりのとおり
ノーマルのマスタングをラリーカー風にした劇中車。
 
あー、また無粋なこと言ってスイマセン。
実はそのくらい暗記するほど何回も見てるのでありました。
 
というわけで、公開に関する詳細については
オフィシャルHPをご覧ください。
 
最後にデジタルリマスター版の予告編でお別れです。
 

ではでは。

 
2016.07.09 Saturday

BMW Tokyo Bay

 

 

Motor Press(モータープレス)

極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。
昨日の夜は、東京・お台場にオープンしたBMW グループの新しい拠点
BMW Tokyo Bayのグランドオープン・セレモニーにお邪魔。
 

場所はニューイヤー・ミーティングが行われる青海臨時駐車場のはす向かい。
メガウェブのある交差点のところって言ったほうがわかりやすいかな?
いすれにしろ、非常にわかりやすい立地にあります。
 
しかもBMWとMINIが隣接したショールームは国内最大。
メンテナンス・スペースはもちろん、試乗コースまで用意されています。
 

中もこれでもか! と広くて豪華で、4輪、2輪問わずあらゆるBMW&MINIの
プロダクトを見られるようになっているのですが、なんでも2000人(!)という
ゲストが来場してるとあって、どこもかしこも大賑わい。大混雑(笑)。
 

そんなセレモニーの個人的な目玉は、現在大阪堺市が管理している
旧ドイ・コレクションのヒストリックBMWが数多く展示されていたこと。
 
これだけの台数が一同に展示されるのって随分ひさしびりかも。
 

こちらは屋内(広いでしょ!)に展示されていたヒストリックたち。
507や315/1ロードスターや3200Sなど、これまた貴重で珍しいモデルが勢ぞろい。
さすがBMW創業100周年にふさわしい展示でありました。
 

もともとミュンヘンで航空機用エンジンを製造していたラップ・モトーレン・ヴェルケが
資本金を増強したのに伴い社名をバイエリッシュ・モトーレン・ヴェルケ(BMW)
としたのが1916年のこと。
 
第一次大戦後、モーターサイクルの製造をスタートさせた彼らが4輪に進出したのは1928年。
すでに英国オースティン・セブンのライセンス生産を行っていたディクシー社を買収し
3/15HPの生産を継続したのが、その始まりだったのです。
 
つまりBMWのルーツはオースティン・セブンだったのですね。
そう思うとそれから半世紀以上が過ぎたときに彼らがローバーを買収して
MINIを復活させたのもなんとなく合点がいく気がしませんか。
 

ちなみに1936年に登場したスーパースポーツ328は、その後英国のフレイザー・ナッシュが
ライセンスを購入し、英国で販売していたのは有名な話。
 
それを第二次大戦後に自動車産業に進出したブリストル社が買収し
327、328をベースとしたモデルを生産したのも有名な話。
 
そう思うとBMWって他のどのメーカーよりも英国とのつながりが深いメーカーなんですよね。
思えばロールス・ロイスもBMWのグループの一員ですし
いまのグッドウッドのメインスポンサーをしているのもBMWですし。

そういう故事を思いながら展示を見るのもまた一興。
(ちなみにこれはオープンに合わせた特別展示です。あしからず)
 

 


そんな会場で個人的に釘付けになったのが、この328ヴェンドラー・クーペ。
この個体には、その昔どこかで会った記憶(六本木ヒルズの時かなぁ?)があるのだけれど
こうして再びこの目で見られて感動。
 

個人的にはベルリン〜ローマ・ラリーのために作られたコンペティション・クーペ
(去年のヴィラ・デステで見れたのだ!)
にも非常に惹かれるのですが、これはこれで別格。いやぁ良いものみた。ムフ。
 

あとコチラも人気でしたね。イセッタ250。
改めてこうしてみると、本当良いデザインだよなぁ。
 

さらにさらに会場には、BMWが世界のカスタムビルダーに声をかけ
競作させたR nineTプロジェクトのバイクたちの姿も。
 
手前の46番は、BMWカスタムのパイオニアというべき
世界的なカスタムビルダーで先日の取材でもお世話になった46 Worksの
中嶋志朗さんが手がけた『CLUBMAN RACER』。
 
実は実物を見たのはこの日が初めて。これは本当にかっこいい。
細か〜なところまで作り込まれたディテールが素敵。
 
photo:Kozo Fujiwara

ちなみに今年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードのメインテーマはBMW。
英国特派員のコウゾウさんがいっぱい写真撮ってきてくれるんだけどなぁ。
みなさ〜ん、お仕事お待ちしてますよ〜ん(笑)。
 
ではでは。


 
2016.07.05 Tuesday

JCCA Tsukuba Meeting Summer 2016

Motor Press(モータープレス)

極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。
7月3日の日曜日は筑波サーキットで開催された
JCCA Tsukuba Meeting Summer へ。
本当は朝一の予選から見るつもりだったんだけど、起きたら朝7時だったのは内緒。
 

毎年、毎年灼熱地獄の中で開催されることでも有名な7月の筑波ミーティング。
朝方は一瞬、ちらちらと雨がパラついたりしたりして、涼しくなるかも……と淡い期待を寄せたのですが
結局、灼熱地獄。クルマの外気温計は38度になってましたね。
 
……ということで、暑さを避けてかいつもに比べエントリー台数が少なめではありましたが
それでも中身の濃さは相変わらず。
 

人気のTS CUPには往年のファン感涙のこんなマシーンの姿も。
エントリー名は『レイトンハウス トリイ サニー』おおー! それだけでも泣けるのに
ドライブするのは影山正彦選手!!
 

一方、今季第2戦を迎えたHFR(ヒストリック・フォーミュラ・レジスター)は12台が出場。
こちらも暑さに負けて……ではないと思いますが(フロントラジエーターはメチャクチャ暑いのだ)
久々に少なめの出走台数であります。その分上位入賞のチャンスも増えます。
 

予選は1分4秒185でクラスIIIの大平哲之選手のブラバムBT16がポールポジション。
そしてフロントロウ2番手には、1分5秒110という素晴らしいタイムを記録した
クラスII(フォーミュラフォード)横田典義選手のウィンケルマンパリッシャーWDF1がつきます。
 
以下、クラスIIの築山選手、福永選手。そして6秒台に突入した内野選手のBT21と続くのですが
参加したすべてが9秒切りという好タイム。いやーなんかすごくレベル高いです。
 

そしてスタートでは、なんと2番手の横田選手と8番手の内野選手が痛恨のミス。
そこをタイタンMk6のベテラン、林選手が見事なスタートで抜き去り上位へジャンプアップ!
 

そんな後方の混乱を尻目にホールショットを奪った大平選手はオープニングラップから
快調に周回を重ねてトップを独走。そのまま一度も背後を脅かされることなく
総合優勝&クラスIII優勝を獲得しました!
 

一方2位以下は、築山ロータス51、林タイタンMk6、福永マーリンMk17を
巻き返してきた横田ウィンケルマンが追う展開でスタート。
その後、ファイナルラップまで築山 vs 福永 vs 横田のテンションの高い三つ巴の戦いになります。
 

中でも凄かったのが横田選手の走り。3周目に1分5秒299と全体のファステストラップを記録するなど絶好調。
もしスタートが決まっていたら、クラスIIぶっち切りの優勝は間違いなかったはず。
 

また今回はセカンドグループでも近接した好バトルが。
No.20 鬼頭選手のロータス51A、No.9 安室選手のフォースグリーニMk12、No.35 伊藤選手のロータス51Aの
バトルも、抜きつ抜かれつで最後まで楽しめました。
いずれもしっかり相手を見ながらのクリーンなバトルだったことも、マナーの良いHFRならでは。
 

クラスI(1リッターのF3および1.1リッターのFJ)は梅田選手のロータス31のみの参加。
本当はこのクラスのマシーンが増えると、深みが出るんですけどねぇ。
最近ご無沙汰してる皆さん、お待ちしてますよ。
 

ということで、無事に終了したHFR第2戦。
次回は9月19日に鈴鹿ツイン・サーキットで初開催される第1回 YOGP ヒストリック&エコレースでの開催。
そして11月19日、20日に鈴鹿サーキットで開催される(2レースあるのです!)
鈴鹿サウンド・オブ・エンジン(SSOE)での最終戦という流れで続いていくことになります。

 
ちなみにSSOEでは不肖フジワラ69も賞典外で出走させていただく予定。
それまでになんとかしないとなぁ。
 
ではでは。

 
Check
Calendar
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< August 2016 >>
Selected Entries
Categories
Archives
Recent Comment
Recent Trackback
Links
Profile
Search this site.
Others
Mobile
qrcode
Powered by
30days Album
無料ブログ作成サービス JUGEM