2017.08.04 Friday

AUTOMOBILE COUNCIL 2017

 

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記

 


こんばんは。

今日は朝から、本日開幕のAUTOMOBILE COUNCIL 2017(オートモービル カウンシル)へ。

 

 

会場に入ると、いきなりドーンとアルファTZとメルセデス220SEbと、コルヴェア・モンツァの

3台がお出迎え。いやいや、もうこれだけで入場料の元は十分とれる。

というか、これは絶対見ておかないとダメなやつ。

 

 

 

会場に入ると、一瞬「あれ? 去年より小じんまりした?」と思うところなんですが、

つーっと1周回って、そのあともう一度、じっくりと各車をみていくと

1台、1台のクオリティというか、車種選択というか、いろいろ濃くなっているのがわかるはず。

 

WAKUI MUSEUM のレストア中のコーニッシュ・クーペとか、

アウディ・ブースのワークス・スポーツ・クワトロS1、スポーツ・クワトロ直接比較とか

メーカーブースもショップブースも(特に話を聞いてみると)色々面白い。

 

 

 

でもまぁ、とにかく今回の目玉はこれですよね。

1965年のトリノ・ショーで展示されたアルファ・ロメオTZ(シャシーナンバー#95)。

おそらく世界で唯一の未走行(!)という奇跡のTZ。

 

とにかく、なんだかんだ言うだけ野暮ってもんです。

とにかくその目で見ておいてください。絶対損なし。

 

 

 

そしてもうひとつ、個人的に見ていただきたいのが Classic Car.jp のブース。

海外のインドア・ショーで良くみるようなディスプレイを再現しているセンスはさすが小嶋さん。

来年はこういうブースが増えるといいな!

 

 

 

そこでぜーーーーったい見ていただきたいのはコチラ。

1962年のシトロエンDS19 コンコルド・パール・シャプロン。

実は隣に同じシャプロン製のデカポタブルもあるんですが、日本でシャプロンが2台揃うなんてありますか?

しかもクーペが拝める日がくるなんて(ウルウル)。個人的にTZとシャプロンで昇天です。

 

 

 

で、上の写真見て「奥にあるの、OSCA ドロモスじゃん!」と思った貴方は変態。

そして変態の僕はもう失神。あのエルコーレ・スパーダさんがキャリア後半の最高傑作という1台。

しかもとなりはカレラ6。……幸せです。

 

 

 

さらにCG CLUBのブースには、シトロエン2CV 4×4サハラ!!

いやはやこれも凄い。こんな程度のいいサハラ初めてみたかも。

ということで、幕張は緊急シトロエン祭り。シトラー(そんな呼び方はしない)は来ないと後悔する。

 

 

 

そして、ちょっとポルシェにうつつを抜かしつつ(912タルガいいなぁ。ブツブツ……)……

 

 

エムズバンテックのブースに鎮座するフェラーリ308/Gr.4。

左がBianco で右がArgento。

面白い、カッコイイ! そして2台揃うと尚良い!

 

実は先日富士でBiancoの走る姿を見たんですが、迫力あるんですよ、これが。

 

 

 

で、もうひとつ個人的に見る事ができて嬉しかったのがコチラ。

マツダ・ブースに展示されていたコスモ・スポーツのプロトタイプ。

 

確か上野の国立科学博物館にも初期生産の1台が展示されていた記憶があるのですが

やっぱプロトタイプっていろいろ結構違うのね。としみじみ観察。

今年のマツダ・ブースもマニアックで濃くて、勉強になります。

 

 

 

コックピットの意匠も違うんですね。これはこれでカッコイイ。

 

 

 

やっぱ、他の何にも似ていないオリジナリティのあるコスモ・スポーツのデザインが

今になってヨーロッパで高く評価されているのがわかりますよね。

シルバーに白いトップって組み合わせもシックで素敵。

 

 

 

で、Cピラーにはこんなマークがありました。かわいい。

 

 

 

今日は平日だっていうのに、一般公開のはじまったお昼からお客さんがドカドカッとやってきて

会場はやんややんやの大にぎわい。

なかなか夏場にヒストリックカー・イベントは開きにくいだけに、こうしたインドア・イベントが

あるっていうのは、日本のヒストリックカー・シーンを思ったうえでもすごくいいこと。

 

というわけで、幕張メッセの第4、第5ホールを舞台に日曜まで開催中!

 

ではでは。

 

 

 

 

2017.06.19 Monday

Festival of SIDEWAY TROPHY 2017 Spring

 

 

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こんにちは。

いや、こんばんは。

なんか毎月、毎月更新される「史上最大のピンチ」ですが、今月は久々にすごかった。

うーん別にサボってるつもりないんだけどなー。なぜか7日連続で朝日を拝みました(泣)。

 

 

そんなこともあって(言い訳)、すっかり遅くなった

5月28日開催のフェスティバル・オブ・サイドウェイ・トロフィーのご報告です。

 

フェスティバル・オブ・サイドウェイ・トロフィーとして袖ヶ浦フォレスト・レースウェイで

行われるようになってから、記念すべき10回目(拍手!)を迎えた今回の大会。

ここ数年、じわっじわっと盛り上がり、2&4のヒストリックレースとして定着しつつあるのを実感してましたが

今回は2輪、4輪ともにたくさんのエントラントが集合。

日本を代表するクラブマン・レースへと成長した……って感じです。素晴らしい!

 

(各写真はクリックすると拡大します)

 

今回は久々にフォーミュラ・クラスが成立(忙しい中エントリーしてくださった皆さんありがとうございます)

したこともあって、写真を撮るどころか、他のレースをじっくり見ることが中々できませんでしたが

2輪、4輪ともにニューカマーも多かったりして、バラエティに富んでいたのが特徴。

 

さらに特筆すべきはイベントを通じて大きなアクシデントはもちろん、スピンなども非常に少なく

コースのオイル漏れなどでスケジュールが遅れることも少なく、非常にスムーズに進行したこと!

こればっかりは主催者がどんなに頑張っても実現しないことですからね。

参加するエントラントひとりひとりが10回かけて積み重ねた素晴らしい姿勢だと思います!

 

 

そんな今回のフェスティバル・オブ・サイドウェイ・トロフィー。

レース前に漏れ伝わって(笑)きたのは、スポーツ&GTカー・レース

”エヴァーグリーン・カップ”に出場するお二人の噂。

 

「生沢さんと911が練習を積み重ねているらしい」とか

「関口さんも全てが整って、積極的に練習したり、レースに出たり準備を進めてるらしい」とか

かなり今回のレースにかけていることが分かる様子が伝わってきました。

 

いくらアマチュアとはいえ、レースはレース。

場合によっては命にも関わることですから、しっかりと準備したりするのは大事なこと。

トップを争うお二人のそういう姿勢には頭が下がります。

 

で、迎えた朝のプラクティス。

タイム計測はないものの、ストレートで見ている限り生沢911と関口26Rの速さは別格。

むむ? これはかなり接戦になりそうな予感。

 

 

その予感は見事に的中! 予選が始まるやいなや、飛び出した生沢911と関口26Rがタイム合戦。

生沢さんが2周目に1分20秒757を叩き出し、トップに躍り出るも関口さんがすぐに更新。

4周目にはなんと1分20秒009 を記録!!

 

生沢さんもタイムアタックを継続しますが、なにせエントリー台数25台ということもあり

コースは大混雑。クリアラップを取ることができず、グリッドが確定しました。

 

その差、わずか0.66秒!! 走る方はプレッシャーだと思いますが、見てる方は相当面白い。

 

 

迎えた決勝。生沢さんが2番グリッドからスタートするのは(この前の再スタート時は別として)

これまでなかったのではなかろうか??

果たして関口さんが1コーナーまでに抑え込むか? それとも生沢さんが見事なダッシュを決めるのか?

いつも以上にグリッドの緊張感が高い!!

 

そしてスタート!

今回は関口さんも、生沢さんも好スタート。1コーナーで生沢さんが刺すか……と思われましたが

関口さんが見事に抑え込んでトップを死守。1周目で早くも1秒以上離して快走します。

 

ところが、2周目の第2ヘアピンで、挙動を乱しコースアウトしそうに。

そこで生沢さんが一瞬追いつくも、3周目にしっかり1分19秒657とベストラップを記録した

関口さんが、独走態勢を築いて見事、ガチンコ勝負での完全勝利を飾りました。

 

 

ということで、オーバーオールの1位はロータス26Rの関口好夫さん。

2位は生沢さん。3位はエラン・レーシングの藤崎直人さんという結果に。

「いやぁ、本当に関口さんは上手く、速くなった!」と生沢さんも認める

素晴らしいレースでありました。

 

皆さんおめでとうございます!

 

 

レース後の表彰式で「15歳で初めて浅間のレースに出てから今年で60年。富士の日本グランプリ、

英国F3、ニュル500kmで優勝してから今年で50年。ずーっとレースをしてきたのは好きだったから」

 

と昔の写真を前にスピーチする、今年で75歳を迎える生沢さん。

 

会場でその話を聞いていた皆さんに、現役当時(今もそうですが:笑)からずっと

「レースはホビー」と言い続けてきた生沢さんの真意が伝わったでしょうか?

 

戦後の日本のモータースポーツ界を牽引し、海外で活躍する道を切り開いたレジェンドが

いまこうして、僕らエンスーと同じ土俵で、同じように楽しんでレースをしてくれているという事実は

よーっく、よーっく考えると、本当に素晴らしいことだし、贅沢なこと。

 

そういう意味でも、ただ見た目のコスプレだけでなく、グッドウッド・リバイバルの精神を

一番ピュアに継承した日本のヒストリック・イベントといえるかもしれませんね。

 

 

 

そんな生沢さんの50年前の偉業に敬意を表して、スペシャルプライズを贈呈。

 

いやぁ、これでますます秋のフェスティバル・オブ・サイドウェイ・トロフィーが楽しみになりました。

ちなみに次回の開催は12月3日(日曜日)。鈴鹿サウンド・オブ・エンジンの2週間後です(笑)。

 

 

……ところで、お前のフォーミュラはどうだったんだ? という声がチラホラ聞こえそうですが

それに関しては、また次回。

まぁ、あの……あっさりとお伝えします。

 

ではでは。

 

2017.01.24 Tuesday

2nd annual Classic Car Rally OKINAWA

 

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こんにちは。
ドバーっと押し寄せる締め切り切地獄の中、20日から22日まで
ちょろっと沖縄へ逃亡してきました(笑)。
 

……というのはウソで、これも立派なお仕事。
今年で2回目の開催となった『Classic Car Rally OKINAWA』
協賛スポンサーであるポルシェジャパンのお誘いを受け、取材に行ってきたのでありました。
 
編集部時代は日本各地のラリーイベントの取材に、それこそ東奔西走しましたが
ここ最近はコッパ・ディ小海とか、コッパ・ディ京都とかにしかお邪魔していませんでしたからね。
久々にエントラントを追いかけ、先回りして待ち伏せ(笑)する、弾丸取材は新鮮でしたよ。
 

そもそもクルマを持っていくだけでも大変な場所だけに、果たしてどのくらいのエントリーが
あるのか、ちょっと不安な思いもありましたが、実際に行ってみてビックリ。
関東、関西、九州など日本中から貴重なモデルが多数上陸。もちろん、地元沖縄のエントラントも!
 

心配されていたお天気(ロケハンのために入った金曜はすっげぇ寒くどんよりしてた)も
土日ともに、晴れ間にも恵まれる絶好のラリー日和に。
確かにちょっと涼しいくらいの方が、ヒストリックカーには好都合ですからね。
 
そして沖縄本島のほとんどを走るように設定されたコースもこれまた見事。
実は個人的に”初沖縄”だったんですが、通常の観光ではいかない(いけない)
ようなところまで存分に走ることができました。きっと参加した皆さんも大満足だったのでは?
 

本当は色々と書きたいことがあるんだけど、まだ終わらなきゃいけない原稿が終わってるので
イベントのホンの一部の雰囲気だけをご紹介。
また改めてしっかりと、各媒体でご紹介させていただければと思っております。
どうぞ宜しくお願いします。
 


ちょうどイベントのほとんどない1月の開催だし、沖縄は東京よりはるかに暖かいし

風景はいいし、ご飯も美味しいし、みんな親切だし……

なんてったって、各クラスの優勝者にはメインスポンサーであるショパールから

高級クロノグラフがプレゼントされることになっているし!!
 

 

ヒストリックカーをお持ちの皆さん、来年は参加してみるのも大いにアリだと思いますぜ。
 

 

ではでは。

 

 

 

 

2016.12.02 Friday

RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2016 その4

 

 


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こんにちは。
SSOEの目玉のひとつでもある、HFR(ヒストリック・フォーミュラ・レジスター)
のデモレースの模様です。
 
photo:モビリティランド 鈴鹿サーキット
 
今回、19日(土曜)はフルコース、20日(日曜)は東コースを舞台に行われたHFR。
HFRが鈴鹿でレースを行うのは、2013年の鈴鹿ファン感謝デー以来のこと。
15年におよぶHFRの歴史の中で、34台ものエントリー台数を集めたのは、歴代タイ記録。
デモレースとはいえ、そのスタートシーンは壮観(車中から見ていても)でしたね。
 
しかもセミウエットの土曜日こそ、スピン&コースアウトするマシンが見られましたが
クラッシュは1台もなし。さらに日曜の決勝レースに至っては、誰もスピンすらしないという
クリーンなレースを披露できたのは、素晴らしいことだと思います!
 
photo:浅井浩次/Motor Press  ※クリックで拡大します
 
ということで、HFRのピットの中は、フォーミュラの海!!
ロータス、ブラバム、マーリン、タイタン、テクノ、アルピーヌ、ロイヤル、
シェブロン、ウィンケルマン・パリサー……これだけ多種多様なフォーミュラカーたちが
一堂に揃う機会なんて、なかなかないですからね。
それだけでもギャラリーの皆さんには楽しんでいただけたのではないでしょうか?
 
photo:浅井浩次
 
さらにお昼のグリッドウォークのときには、HFRの有志がチビッコたちを
コックピットに乗せる恒例の写真撮影サービスも実施。
みんな大きくなったら、フォーミュラに乗ろうね(笑)。
 
photo:浅井浩次
 
土曜、日曜の朝にそれぞれフルコース、東コースで行われたプラクティス兼予選で
速さを見せたのは、1.6リッター・ロータス・ツインカムを搭載するクラスIII勢。
土曜の予選トップはロータス41Cの服部浩臣選手(なんと2位に約5秒差!)。
日曜の予選トップは麻生行夫選手のブラバムBT28でした。
 
photo:浅井浩次
 
HFRの決勝デモレースが行われたのは、両日とも午後3時すぎ。
グランドスタンドのみならず、ピットバルコニーも黒山の人だかり。
さらにS字やヘヤピンにまでもお客さんがいる中でのレースは緊張します。
 
photo:浅井浩次
 
こちらは20日のグリッド。34台のヒストリック・フォーミュラが整列する様はまさに壮観。
日本で開催されているフォーミュラカー・レースでこれだけの台数を集めて
行われているのは、FIA F4選手権くらいでしょう!
 
photo:浅井浩次 ※クリックで拡大します
 

土、日のレースはいずれもクリーンな内容(ジャンプスタートが数台いたらしいですが:笑)で

エントラント(特に関東組)の皆さん、久びさの鈴鹿を楽しまれた様子。
 

思えば、ここ鈴鹿は1964年の第2回日本グランプリにおいて

日本で初めてフォーミュラカー(当時はFJ)によるレースが行われた

いわば聖地というべき場所ですからね。半世紀以上たった今、

SSOEを舞台にエンスージァストの皆さんがレースを楽しめたのは

非常に意義深いことであったと、個人的には思っています。
 

 

photo:浅井浩次
 
今回、表彰の類はありませんでしたが、両レースで総合優勝を飾ったのは
ゼッケン24 ロータス41C(クラスIII)を駆る服部浩臣選手。
日曜の麻生選手とのトップ争いは、コース上で見ていても痺れました!
おめでとうございます!
 
photo:浅井浩次
 
1.1リッターFJ、または1リッターF3を対象としたクラスIのトップは
両日ともゼッケン13 シェブロンB9の本橋茂選手。日曜には総合でも6位入賞。
しかも土曜にはHFR終了後、すぐクーパーT86マセラティに乗り換え、
F1デモ・レースにも出場するタフネスぶり!!
 
photo:浅井浩次
 
1.6リッター・フォード・ケント・ユニットを搭載する
フォーミュラ・フォードを対象としたクラス II。
ちょい濡れのフルコースで行われた土曜の第1レースでトップフィニッシュをしたのは
ゼッケン73 タイタンMk4の真北貴史選手。
 
photo:浅井浩次
 
東コースで行われた第2レースでトップチェッカーを受けたのは、
予選総合4位、決勝総合7位のゼッケン19 ウィンケルマン・パリサーWDF-1の
横田典義選手! あっと言う間にS字で視界から消える速さは別格でしたね。
 
photo:浅井浩次
 
そしてHFRの設立メンバーのひとりであり、長年にわたり会長を務めてきた
山田泰人さんが、今回のSSOEをもって事務局を勇退。
シェブロンB15でのラストランを、両日とも総合4位という素晴らしい結果で飾りました。
 
photo:浅井浩次
 

日曜のパレード終了後、ピットの片付けの最中に残っていたメンバーで記念撮影。

(現場にいらっしゃらなかった方、すいません!)

山田さん、長らくのお役目ご苦労様でした。これからも色々アドバイスのほど宜しくお願いします。

そしてまた来年、この鈴鹿でHFRの素晴らしいレースが見られるのを楽しみにしております!
 

あと、2日間にわたり各所でHFRの勇姿を撮影していただいた浅井浩次カメラマンにも

この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました!
 

……な〜んてコトを言ってるお前のレースはどうだったんだ!

という件については、また次回(汗)。
 

ではでは。


 

 

2016.11.30 Wednesday

RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2016 その3

 

 

 


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こんにちは。
1960年代、レーシング・プロトタイプ編です。
 
今回のSSOEでは、やはりグループCやF1に注目が集まりましたが
10台近いエントリーを集めた60s プロトもまた目玉のひとつ。
なんてったって、トヨタ、日産の所有するミュージアムカーと
エンスー諸氏の所有するクルマたちが、同じ舞台で走りなんて中々ないことですからね。
そういう意味でも非常に意義のあるプログラムになりました。
 

すでにご報告したとおり、トヨタからは幻に終わった7ターボ(578A)のNA版が登場。
Can-Am挑戦の決定が下された当日、ここ鈴鹿で川合稔の乗った7ターボがクラッシュ……
という故事を知る者にとって、この形のトヨタ7が鈴鹿を走るというのは
非常に感慨深い出来事だったと思います。
 

ドライブされたのはTEAM TOYOTAのエースのひとり、鮒子田寛さん。
「こんなタイヤだし、ゆっくり走りますよ」といいつつ、スタート前に往年のジャンプを披露するわ
ストレートでは5リッターV8 NA 78Eユニットの快音を轟かせるわの大サービスでした!
 

一方日産陣営からは、グランプリ優勝50周年を迎えたプリンスR380A-1が登場。
ドライブするのはこちらも日産ワークスのエース、北野元さん。
名機GR8のストレート6サウンドが鈴鹿に響き渡ります!!
 

さらに鈴鹿を語る上で欠かせないプリンス・スカイライン54Bを
第3回日本GPウィナーの砂子義一さんがドライブ!
背筋をシャンと伸ばしたドライビング・スタイルがカッコよかったんですよ!
 

レース後のパレードで星野一義さん、柳田真孝選手とファンの声援に応える砂子さんと北野さん。
こうしたレジェンドが駆る本物のワークスマシンと一緒に走ることができた
今回のエントラントの皆さんは、本当に幸せでしたね。
 

一方、ex-タキ・レーシング・チームのローラT70 MkIII/SL73/116を
オーナーの河野さんとともにドライブしたのは、桑島正美さん。
 
「高原と一緒にカレラ6をドライブしたことはあるけど、ビッグマシンは初めて」
という桑島さん。当日のシート合わせでいきなり本番という状況にも関わらず
流れるようにローラを走らせるテクニックは見事でした!
 
実はHFRの出走時間との関係で、僕自身は皆さんの走りを間近に見ることができなかったのですが
(コックピットに座ってモニターを見ながらウルウルしてた:笑)
このカテゴリーは是非来年も続けてもらいたいなぁ。
 
※写真はクリックすると拡大します

このほかにも2台のロータス23B、マクランサ、コニリオ、ポルシェ906が姿を見せたこのクラス。
このほかにも国内に現存するプロトタイプを集めたら、結構いい画になりそう!
 

今回はカテゴリーの設定がなかったため、オープンクラスとしての参加となった
スカイラインGT-R、ファミリア・ロータリークーペなどが走れる
60s & 70s GTのカテゴリーなんかも来年できると楽しそう。
これこそ、日本でしか見られないクラスですからね。来年に期待。
 

あと60年代から70年代初頭のモーターサイクルを対象としたデモレース
SUZUKA Moving HERITAGE COLLECTION (走りの写真なくてごめんなさい)も
25台以上のエントリーを集めて盛況でしたね。
やっぱ個人的にはヒストリック・イベントも2&4が盛り上がるなぁ。
 

またTIME TRAVEL PARKING と題された、パドックの展示スペースも大盛況でした。
結構レアなバイク、クルマも多かったし。最後はパレードランも出来たようですし。
 
とにかく、会場のあちこち(ついにグランドスタンド裏には行けなかった……)で
様々な催しが行われていた今回の『RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2016』
来年はもっともっとパワーアップして開催されることでしょう!
 
というわけで次回はいよいよ、ゲスト参戦してきた
HFR(ヒストリック・フォーミュラ・レジスター)のお話。

できれば恥を晒さず、このまま封印しておきたいところですが……。
 

 

ではでは

 

 

 

 

 

 

2016.11.29 Tuesday

Festival of SIDEWAY TROPHY 2016 Autumn Part2

 

 


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こんにちは。
週末のFestival of SIDEWAY TROPHY 2016 Autumn の続きです。
 

近年は4輪よりも2輪勢の勢いが増大中のサイドウェイですが
そのメインレースといえば、1960年代のGT & スポーツカーで競われる
Evergreen Cup。
今回も英国車を中心に多数のエントラントが集まりました。
 

前回は事前のエンジン・トラブルにより不出場となったTeam Ikuzawa。
FBなどで多数の目撃情報が上がっていましたが、数ヶ月前から袖ヶ浦で
プライベートテストを実施、万全の体制で本番を迎えたという、専らの噂。
(※ちなみに今回に合わせてチーム・コートも新調したとのこと。さすがです)
 

迎えた予選。下馬評では、事前テストで19秒台(!)を叩き出した
関口さんの26R(目下連勝中!)が有利なのでは?
と言われていましたが、滑りやすいセミウエットという
微妙なコースコンディションで、元プロ(失礼)のテクニックが炸裂。
まったく無駄のないスムーズな走りで、生沢911がブッチギリのポールポジションを獲得します。
 

ところが、決勝のスタートで事件? が発生。
スタートダッシュにかける生沢911が赤ランプ消灯前にスタート!
当然フライングでペナルティと思いきや、オープニングラップでコース上にストップした
車両が出たため、赤旗中断となりました。
 
本来ならレース開始2周以内の赤旗なので、すべてがやりなおし……となるのですが
ポール・スタートの元プロがフライングという結果を重くみた競技委員会の裁定で
関口26Rがポールからのスタート。生沢911は2番グリッドに降格という
ローカルルールが適用されることになりました。
 

再スタートでは、追いすがる生沢911を上手く押さえ込んだ関口26Rがホールショットを獲得。
その後のインフィールドでもリードを築き、このままトップを快走するか……に見えたのですが
2周目に入り、コーナーでオーバーランしそうになった一瞬のスキをついて生沢911がトップに浮上。
 

朝イチの段階では「濡れてたら走らないからね」と仰っていた生沢さんでしたが
ちょい濡れの微妙なコンディションの中、ペースを落とさずにリードを築き上げ
久しぶりのEvergreen Cup 優勝を果たしました。
 

2位は関口26R。そして3位には並み居る強豪を相手に予選から、素晴らしい速さをみせていた
このレースの常連である中村モーガン4/4が入賞! まさに”サイドウェイの鏡”というべき
見事な走りっぷりでした。
 
※クリックすると拡大します
 
このほか、1300cc以下、1000cc以下のクラスを含め、各所でクリーンなバトルが
繰り広げられたEvergreen Cup。できれば次回以降、イタリア車、フランス車などの
エントリーが増えると、より華やかになるのにな、と思った次第。みなさん、お疲れ様でした。
 

ゴール直後「あまりに久々のレースで、スタート方法を忘れた」とおどけてみせた生沢さん。
開会式では「歳とって滑舌も悪くなるし……」などとおっしゃってましたが
御年74歳になっても、レースを楽しむ意欲は健在。
このままスターリング・モスのように80歳までレース活動を続けていただきましょう!
 

スタートからバタバタしたレースではありましたが、表彰台では皆さんこの表情。
お天気はいまいちパッとしませんでしたが、本来のクラブマン・レースらしい
ジェントルなレースとなったと思います。
 
次回のFestival of SIDEWAY TROPHYの開催は2017年5月28日(日曜日)!
皆さん、今からスケジュールを空けておいてくださいね。


そうそう。生沢さんのピットに飾られていたこの時計もおしゃれでしたね。
これも勝者の余裕ということでしょうか?
ということで、次回はまたSSOEのネタに戻ります。
 
ではでは。

 
2016.11.28 Monday

Festival of SIDEWAY TROPHY 2016 Autumn Part1

 


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こんばんは。
昨日は朝から袖ヶ浦フォレスト・レースウェイで開催された
Festival of SIDEWAY TROPHY 2016 Autumn へ。
 

英国グッドウッド・リバイバルに倣った参加型のクラブマン・レースイベントとして、
すっかり定着した感のあるこのイベント。SSOEの1週間後だったこともあって
フォーミュラ・クラスがまたも成立しなかったことが悔やまれますが
今回の参加台数も多く、会場は盛況でありました。
 

……しかし、当日は朝から小雨模様。過去を通じてもほとんど好転に恵まれてきた
サイドウェイの神通力もこれまでか……と思われましたが、
最初のプラクティスが始まる頃にはなんとか止みました(ブラボー)。
でも終始、路面は濡れ気味で肌寒い1日でありました。
 
※写真はクリックすると大きくなります
 
それでもコース上も、パドックも雰囲気は抜群。
サイドウェイ特有のドレスコードも、エントラントのみならず、
お客さんにも段々浸透してきたようでなにより。
真剣にコンペティションを楽しむのもいいですが、こうやって各自のスタンスで
日がな1日、ヒストリックカー&バイクに向き合う休日もいいものです。
 

モーターサイクルのクラス(今回は3クラス開催)は、いずれも大賑わい。
今回は転倒でひやっとする場面もあったものの、大事に至らずなにより。
よく生沢さんもおっしゃいますが、ホビーで楽しむレースは
「怪我も弁当も自分持ち」ですからね。
 

そして個人的には、またバイク欲しい熱も再発。
もう大きいのは乗れないから、CB93あたりを探してきて……ブツブツ……。
 

またサイドカー・レース、フレディ・ディクソン・トロフィーは
ついにエントリーが6台(出走は5台)を数え、レースプログラムへ昇格。
まだまだ増えそうな気配濃厚。これ、見てても面白い。
 

一方の4輪の方も、これまた盛況。
ツーリングカー・レースのTintop Cupは、常勝隅田マルニと山田エスコート
さらに小関A40ファリーナの首位争いが白熱!
 

恒例のバグパイプ演奏 & グリッドレディの皆さんも小雨のなかお疲れ様でした!
いまやサイドウェイに欠かせない、重要なキャラクターであります。
 

ということで、生沢さんの動向が気になるEver green Cupの模様はまた次回。
 
ではでは。

 
2016.11.24 Thursday

RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2016 その2

 


Motor Press(モータープレス)
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こんにちは。

11月19日〜20日に開催された
主催者発表によると、生憎の天気となった土曜日でも9000人。
好天に恵まれた日曜には1万9000人と、2日間合計で2万8000人もの観客数となったとのこと。
日本におけるヒストリック・サーキット・イベントとしては、驚くべき集客でした。
無論、来年もこの時期に開催されるとのことですから、皆さんスケジュールを空けておいてください。
 
個人的にも年明けから、鈴鹿サーキットさんとともに裏方として
様々な個人オーナーの皆さんのご協力をいただきながら、クルマ集め、企画などの
お手伝いをしてきただけに感無量であります。皆さん、ありがとうございました。
 

ということで、まずは今回の目玉であるグループC編から。
過去、富士で開催された『タイムマシーン・フェスティバル in ジャパン』で
グループCをフィーチャーしたプログラムがありましたが、
今回はそれを上回る規模の台数を集めようと、各メーカー、個人の皆さんにご協力いただきました。
 
個人的に目標にしていた15台一斉スタートの夢は叶いませんでしたが
それでもグループC消滅以後、最大の台数によるデモレースを開催することができました。
 

そういう意味でも今回のイベントを盛り上げてくれたのが、海外からやってきたこの3台。
金曜のテストデイで、3台がピットレーンに押し出されて並んだ時は、正直泣きそうでした(笑)。
 

そして夢にまで見たジャガーXJR-8とXJR-9のランデブー。
オーナーは両車ともスウェーデンから来たケントさん。当初はレインタイヤが1セットしかないから
雨が降ったら1台ずつ交互に走らせようか? などと仰ってましたが
鈴鹿に集まったマシンとお客さんの熱気に応え、スリックで走りきる男気を見せてくれました。
 

しかも予選、決勝の途中で久保田さんにドライバーチェンジするサプライズも。
おそらく日本人がXJRシリーズをドライブするのはこれが初めてでは?
「普段乗っている日産90CKに比べ、ダウンフォースも大きくてとても乗りやすい!」
とは久保田さんのコメント。
 

一方、グループCレーシング最終戦ポール・リカールを終えたあと、
どうしても鈴鹿に行きたいからと空輸で来日を果たしたトミーさんのクレマー962C。
さすがヒストリック・グループCで現役だけあって、雨でもドライでも全開の
そのスピードに驚いた方も多いのでは? 「鈴鹿最高、来年も来るからね!」
 

残念ながらウエットになった土曜は出走しなかったものの、ドライになった日曜では
その分を取り返すほどのスピードとサウンドを披露してくれたマツダ787B。
当初はJSPC仕様は出走する予定でしたが、あのル・マン・ウィナーにエントリー変更。
 
「ちょっと頑張ったつもりだけど、どうだった?」と仰るのは寺田陽次郎さん。
いやはや、感涙のロータリー・サウンドでした。なんてったって、走り出した瞬間
観客席から大きな拍手が起きたほどだったもんね。
 

そして日産からは、星野一義さんのドライブで日産92CPが登場。
土曜のプラクティスから全開で走る姿に感動。
「本当はストレートでドーナツターンしようかと思ったんだけど、怒られそうだからやめた(笑)」
とは走行直後の星野さん。日曜の決勝では攻めに攻めてリアタイヤがバーストするハプニングも。
このカテゴリーの主役のひとりとして盛り上げてくれました。
 

もうひとりの日産ワークスのエース長谷見昌弘さんはスカイライン・ターボ・シルエットで登場。
明らかに性能差のあるグループ5マシンながら、個人参加のグループC勢を追い回す速さはさすが!
来年は長谷見さんにもグループCマシンで出場していただいて、星野×長谷見対決を見たいなぁ。
 

また現役組の柳田真孝選手は幻のCカー、NP35をドライブ。
甲高いVRT35 V12 NAユニットのエキゾーストノートは最高でしたね。
これらのマシンが、他のメイクスのCカーと一緒に走るというのは非常に貴重な機会。
それをこの目で見られただけで感動です。
 

また和歌山の上住コレクションから出走のマーチ83Gニッサンは、
待望のFJ20ターボ・ユニットを搭載しての登場だったのですが金曜のテストデイに
まさかのタービンブロー(名誉のために書いておくと、それまで数回行っていたテストでは
絶好調だったとのこと)。しかしながら、懸命の修復作業で日曜に復活!
往年の勇姿を披露してくれました。
 

もう1台、上住コレクションからエントリーしていたMCSグッピー。
唯一のC2マシンの参加ですが、これがまた絶好調にメンテナンスされていて速い!
来年は高原敬武さんや、戸谷千代三さんが乗る姿を見て見たいと思うのは僕だけ??
 

そしてエムズ・バンテック・チームからは2台のポルシェ962が登場。
なんか国内のポルシェが、海外勢を迎え撃つなんて往時のWECみたいで萌えますね(笑)。
こちらのタイサン・スターカード962Cはオーナーの諸井さんがドライブ。
初めての鈴鹿、初めてのレインタイヤなどなど初めて尽くしだったそうですが
全車一斉のローリングスタートに感動されたとのこと。
 

こちらはエムズ・バンテック・チームのもう1台、ロードバージョンの962C。
とはいえスピードはグループCと遜色なし。個人的にはル・マン仕様の
ロングテールが美しくて好きです(笑)。なんかこの写真も、2016年じゃないみたい!
 

本来なら出走する予定だった、久保田さんのフロム・エーR90CK日産は
トヨタTS010ともども、準備が整わず2階ギャラリーでの展示となってしまいました。
おそらく来年の今頃は元気に走り回っているはずですから、
次回のSSOEはさらにさらに凄いことになるのは間違いない!
というわけで、他のカテゴリーについてはまた次回。
 
ではでは。

 
2016.11.19 Saturday

RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2016 その1



Motor Press(モータープレス)

極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。

いよいよ明日19日に開幕する
本日18日は、その前に設けられたテストデイ。
しかしながら本番に負けずとも劣らない熱気でムンムン。
 
どうしよーかなー、来年でもいいかなーと思ってるソコのあなた!
来年も同じコンテンツが開催される保証はどこにもない
(それはモナコもル・マンもグッドウッドも同じだけど)んだから
今回見ないと絶対後悔しまっせ。というより、来て絶対に損なし。
 
これまでこのモータープレスでは、今年の目玉であるグループCや60sプロトを
取り上げてきましたが、実はものすごいのがF1のカテゴリー。
 

まずは今回のメインスポンサー、リシャール・ミル氏所有のティレル006(ex-セヴェール車!)。
そもそも日本を006が走るのは今回が初!
いやー、これまで散々海外で見てきたつもりだけど、別格。感涙。
 

さらにリシャール・ミル・コレクションからフェラーリ312Tも登場。
今日はマイナートラブルで1周しただけですが、無事修理されて完璧。12気筒サウンドに萌えろ!
 

過去にも入れ替わり、立ち替わり、日本にアルファ・ロメオ179B/179C/182が来ていますが
ちゃんと12気筒が回った音を聞いたのは、今日が初めて。ブラボー!
 

いま改めて聞くと、F310のV10サウンドも感涙もの。必聴。
しかも会場にはな、なんと5台の F1マシンが!! やっぱ来るしかない!!
 

そしてハーベイ・ポスレスウェイト博士&ピーター・ウォーの忘れ形見ウルフWR1。
こんなにコンパクトなマシンだったのね! という発見ができるのもイベントならでは。
 

ある意味、鈴鹿とF1を語る上で欠くことのできないベネトンB189も登場。
おおー。89年シーズンはいま振り返ると、ドラマの多い1年だったねぇ。
 

もう何も説明する必要はないでしょう、ティレル019。これもハーベイ博士の忘れ形見。
 
とにかくここに載せたのは、今年のサウンド・オブ・エンジンのほんの断片。
やっぱ、実物、生の音、振動、スピードは実際に体験してみないとわからない。
それに会場には今日からレジェンドの皆さんが多数、来場。
真面目にすごい。
 
まだ来る予定のなかった皆さん。いますぐ新幹線に飛び乗って鈴鹿にきてください。待ってます!
ではでは。
2016.10.25 Tuesday

JCCA ENDURANCE TSUKUBA MEETING 2016

 


Motor Press(モータープレス)

極個人的な自動車偏愛日記

ご無沙汰しております。
ここ数週間、週末のたびに取材だ、WEC富士6時間だ、なんだと
あちこちにお邪魔してたのですが、先日の日曜は筑波サーキットへ。
 

恒例のJCCA エンデュランス筑波ミーティングへお邪魔してきました。
この日の筑波は朝から快晴。10月にしては暑いくらいの陽気でしたが
とにかくパドックはもちろん、グランドスタンドもヘアピンの観客席も駐車場も大混雑!
ここのところ、サーキット・イベントが復調の兆しをみせていますが
これほどまでの盛り上がりをみせているのは、本当に久しぶりかも。
 

その立役者がこのお二人。
 
クレイジーケンバンドのボーカルでエンスーとしても知られる横山剣さんと
”黒い稲妻” 桑島正美さんがメインレースとなる60分耐久レースに
スカイライン2000GT-R(PGC10)で初出場を果たしたのです!
 
このコラボレーションを実現させたのは、ハコスカ専門店としておなじみの
内田モーターワークスの内田幸輝代表。このためにマシンを用意し、全ての手配をこなすなど
想像を絶するご苦労があったかと思いますが、その甲斐あって会場は大盛り上がり!
 

このために実際に筑波を走るなど準備を進めてきたという横山剣さんは、レース初出場とは思えないほど
落ち着いて安定した走りでスタートドライバーの務めを全うし、30分(!)近くも走行。
 
そのバトンを受け継いだ桑島さんが、JAF公認のレースに出場するのは1979年以来!!
「ずっとフォーミュラだったから、ロールするクルマは難しい」と仰いながらも走るこむたびにペースアップ。
 
ずっと1コーナーで見ていたんですが、ステアリングとアクセルを微調整しながらの綺麗なライン取り
そして本当にスムーズな加速とシフトアップは、見ていて惚れ惚れするものでした。
ぜひこれからも、色々な場所でその走りを披露していただきたいものです。
 

そんな耐久レースの盛り上がりを受けてか、この日の他のカテゴリーも大盛況。
菅谷ヨーロッパと浪川911の激しいトップ争いが展開されたPレースには13台がエントリー。
 

その中で個人的に注目したのは、この1970年式ホンダ1300 クーペ9S。
ただでさえ貴重な1300クーペ9Sが、こうしてサーキットを走る姿をみせてくれるだけで感動。
レースの方は残念がらリタイアとなってしまったものの、来年以降の活躍も期待してます!!
 

そしてS65、S68、S75クラスの混走となったSレースもこの迫力。
こちらも各所で緊迫感のあるバトルが繰り広げされたのですが……
 

なんといっても白眉は、1965年型のアバルトOT1300がエントリーしていたこと!
 
ええーーー、SレースにOT1300!!!! と腰を抜かしたのは言うまでもありませんが(笑)
聞くところによると、海外のレースに参戦するための実績を積む意味もあってのエントリーなのだとか。
なるほどー。そういう意味でもJAF公認レースとして行われているJCCAの存在意義って大きいなぁと改めて納得。
 

TSカップと双璧をなす、JCCAの名物レースであるFレースもこの盛り上がりっぷり。
1960〜70年代のフルチューン国産ツーリングカーたちの繰り広げるレースは迫力満点。
このまま一座で海外興行しても十分に通用すると思う!
 

そんなエントラントの中でキュンと心を鷲掴みにされたのが、KP47スターレット。
子供の頃、セリカLBと並んでKP47がアイドルだった僕にはド・ストライクな1台。
残念ながらその勇姿を予選でしか見られませんでしたが、ぜひ来年もあちこちで見たいです。
 

そしてもう1台素晴らしかったのが、このS122Aカペラ。
マツダ・オート東京の寺田陽次郎車の完璧なレプリカといっていい出来栄えは見事。
こういうのは日本じゃないと見られないですからね!
 

さらに TSカップには19台ものエントラントが集まり大騒ぎ。
高度にチューニングされたマシン、手練揃いのドライバー、緊張感のあるバトル!
一度見ると病みつきになること間違い無し。
外国のエンスーなんかにもウケると思うなぁ。今回スターレットが2台いたのもよかった!
 

今回唯一のフォーミュラ・レースとなったFLレース。
前回富士で行われたレースを見に行けなかっただけに、とても楽しみにしていたんですが
16台のFLが一斉に走る光景に感涙。個人的にベルコ96Aの姿が見られただけでも幸せです。
 
いやぁ、とにかく本当に内容の濃い1日でした。
エントラントの皆さん、関係者の皆さん、お疲れ様でした。
 
さぁ、次は11月19日、20日に鈴鹿サーキットで行われる
気づけばもう開催まで1ヶ月を切ったのですね! すでに前売り券も発売中。
海外からのエントラントも続々日本を目指している模様。
皆さんもぜひ会場へ。
 
ではでは。

 
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