2018.05.29 Tuesday

Festival of SIDEWAY TROPHY 2018 Spring

 

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記

 


こんばんは。”すぐヤル課”の藤原です(キリッ!)。

というわけで、日曜日に袖ヶ浦フィレスト・レースウェイで開催された

"Festival of SIDEWAY TROPHY 2018 Spring"の模様をお届けします!

 

 

 

毎回、これでもか! ってくらいに素晴らしい天気に恵まれることでも有名な

日本最高峰のヒストリック・クラブマン・レースのサイドウェイでありますが、この日も朝から

素晴らしいお天気。ちょっと暑かったんで、コスプレ的にはキツイものもありましたが

そのあたり、どんなアイデアで乗り切るか? ってのも、課題として面白いかも。

 

 

 

そんな今回の最大のトピックといえば、初開催となる40分間の耐久レース

”シーブリング40mトロフィー”が行われたこと! につきますね。

その分、フォーミュラ・クラスが消滅してしまったのが残念でもありますが

(ちょっと現状では、他のイベントとのスケジュールを考えるとフォーミュラやるのは難しいかな?)

いきなり21台のエントリーが集まったのは、なにはともあれ素晴らしい!

その昔は耐久といえば、ヒストリックレースの花形でしたからね(昔やってたなぁ:遠い目)

個人的にも変則ル・マン式でマシンが居並ぶ光景にはゾクゾクしましたよ。

 

 

 

さらに今回は、あのクレイジーケンバンドの横山剣さんが、愛機BMW 2002を引っさげて

桑島正美さんとともにエントリー! 横山さんが物凄いエンスーであることは、既に皆さんご存知かと思いますが

変則ル・マン式のスタートでタッチ役を任された際に、わざわざ顔が見えるジェットヘルで登場し

自分が運転する時には最新のフルフェイスを被り直すという、「見せ方」にプロ意識を感じました。

 

 

 

もうひとつはマシンに乗り込んだ時の桑島さんのこの目線!

スロットカーや、デモランでは決して見られない、この”本気の目”が見られただけでも来た甲斐がありました。

 

 

 

さらにあの鈴木恵一さんまでが、MGBでエントリーするという豪華っぷり。

また応援に片桐昌夫さんや、戸谷千代三さんもサーキットに姿をみせるなど、すっごく華やかな雰囲気に。

今後、オーナードライバーとレジェンドドライバーがタッグを組んで出るなんてスタイルが流行るかも?

そういう意味でも、いろいろな可能性が出てきたといえますねぇ。

 

しかも、桑島さんも鈴木さんも、初めての袖ヶ浦とか、久々のレースとかおっしゃる割に

すぐに袖ヶ浦の攻略法をマスターして、素晴らしい速さを見せてくれたのにもまた感動。

 

 

 

朝からこんな豪華な光景が繰り広げられるって、海外のヒストリックカー・レースみたい。

それにしても桑島さん、鈴木さんの服装にズケズケとダメ出しできるのは生沢さんだけだわ(笑)。

 

 

※写真はクリックすると拡大します

 

そんなこんなで、初めての開催ながら耐久レースは大盛況で大成功。

耐久って、みんなで和気あいあいと楽しめるのも良いですよね。

元ネコ・ヒーリー復活しないかな(笑)。

 

 

※写真はクリックすると拡大します

 

一方、2輪の各クラス、サルーンカーのティントップ・カップ、そしてサイドカーのフレディ・ディクソンなど

各カテゴリーともにマシンもドライバー、レーサーも精鋭ぞろいだし、レース自体の内容も

ものすごくクリーンかつ、コンペティティブですっごく楽しめたのも、今回の特徴でしたね。

あと酷いトラブルや、クラッシュの類もなかったし。みんなこのイベントの楽しみ方を熟知してる!

 

 

 

さて、気になるTeam Ikuzawa とエヴァーグリーン・カップの行方です。

1ヶ月前から、このレースウィークに合わせて日々のスケジュールまで調整していた(!)という生沢さん。

事前のテストも順調だったようで、この表情(横山剣さんが緊張している光景が新鮮でした:笑)。

 

 

 

対する関口さんと26Rも、40分の耐久レースでブッチギリ優勝を飾るなどの好調ぶり。

その争いは、朝の完熟走行から始まっていて、両車ともかなり気合の入った走りっぷり。

好条件下での開催となった予選で、どちらがどんなタイムを出すのか? に注目が集まりました。

 

 

 

完熟走行では、早めに出すぎてしまったために、後続車に早く追いつきすぎてクリアを取れなかったという

生沢陣営は、ちょっとタイミングを遅らせてコースイン。すると今度は集団の中での走行を強いられることになり

クリアを確保するために、予選から関口26Rと生沢911が決勝並みの先陣争いを展開。

 

生沢911が21秒1を出してトップに立つも、最後の最後で関口26Rが0.2秒差の20秒台に入り逆転ポールを獲得。

さらに田中宏昌さんのエランも21秒台を記録し、トップ3がかなり近接した展開に。

 

去年からの流れをみると、このクラスのセッティングもかなり煮詰まってきて19〜20秒台が

ひとつのターゲットになりつつありますね。当初は27秒とかでポール争いをしていたことを思うと隔世の感があります。

 

 

 

迎えた決勝。チーム監督の宮坂宏さんに聞くと

「スタートで前に出られたら勝機があるけど、そこで関口さんに前に行かれたら苦しい」

というコメントが……。

 

してその結果は……というと、生沢さんが見事なスタートを決め関口さんに並びかけるも

関口さんのスタートもまた見事で、予選順位のまま1コーナーへ突入。

4コーナーで田中エランが生沢911を攻めますが、そこはしっかりブロックして(笑)

1周目をクリア。2周目も関口26Rが先行する形となり、このまま行くか? と思われたのですが……

 

 

 

プロとしてのスイッチが入った(僕はそう思ってます)生沢さんが、3周目の1コーナーで

マシンを関口26Rのインにねじ込み、そのまま並走状態で3~4コーナーへ。

ここでイン側になった生沢911が関口26Rをパス。トップに立ちます。

 

以後はいつもの”生沢パターン”で逃げ切って2連勝!

 

 

 

「75歳と11ヶ月、よくやっていると思うけどなー」とはレース後のご本人の弁ですが

75歳になってもレーシングできるって、本当に素晴らしいことだし、

肉体的に衰えることがあっても、ドライビングって進化し続けられるんだってことは

我々にとってもすっごく励みになることだと思んですよね。

 

そういう意味でも、今回の生沢さんの鬼気迫る走りはすごかった。凄いもの見た感が半端なかった。

 

 

 

で、最後の表彰式での出来事。

締めの言葉として、大会顧問の生沢さんが毎回いろいろなエピソードを話してくれるんですが

今回は初めて参加する桑島さんのために(ご本人はそうじゃないというかもしれないですが)

わざわざ、1973年のポール・リカールF3での写真を大判に引き伸ばして持っていらしたのです。

 

そう、生沢さんってこういう”気遣い”の人なんですよ(ご本人はそうじゃないというかもしれないですが)。

 

昔の雑誌や映像でみるだけでは伝わらない、こういうナマの姿を見られるってのが

サイドウェイのすっごい魅力だと思うんですよね。生沢ファンはぜひ!

 

 

 

というわけで、次回"Festival of SIDEWAY TROPHY 2018 Winter"の開催は

12月2日(日曜日)となります。

 

みなさんスケジュール空けておきましょうね!

 

ではでは。

 

2018.05.28 Monday

Festival of SIDEWAY TROPHY 2017 Winter

 

 

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こんばんは。

早速、昨日開催された"Festival of SIDEWAY TROPHY 2018 Spring"の模様をお届けしたいところですが……

昨日の朝、パドックで生沢さんにご挨拶するや否や

 

「アンタ、もうブログ止めたの?」と生沢さん。

 

ドキッ!

 

「そう、記事載せないのかな? 止めちゃったのかなーって?」と日登美さんまで。

 

ドキ、ドキッ!

 

すいません、なんか忙しさにかまけて更新せずに放っておいて、機会を完全に逃しておりました。

しかしながらTeam Ikuzawa復活後の活動をずーーーーーっと追っていたモータープレス的には

このまま前回のレースを語らずには、今回のレースは語れない!

 

つーことで、遅れ馳せながらFestival of SIDEWAY TROPHY 2017 Winter のご紹介です。

 

 

Festival of SIDEWAY TROPHY 2017 Winter が行われたのは、昨年の12月3日のこと。

そうだ、本来なら皆さんのご厚意でなんとかフォーミュラ・クラスが成立するはずだったのに

張本人が鈴鹿でブツけたりしたもんだから、クラスが不成立になったりして

個人的に結構凹んだ状態で見に行ったんだった……

 

 

(※画像はクリックで拡大します)

 

な〜んてことを思い出しつつ、レースの方は4輪2クラス、2輪3クラスの開催で

結構盛り上がっていたんだった!

 

 

 

このレースの注目は、前回のエヴァーグリーン・カップで関口26Rの後塵を拝し2位に甘んじた

生沢911が、リベンジを果たすか否か? でありました。

 

関口さん、生沢さんともに事前の自主練もされていたようですし、当日は天気も良く

気温も低めに安定していたので、もしかすると19秒台……いや、18秒台が出ちゃうかも?

という期待があったのですが、結果は生沢さんが1分20秒733でポールポジション!

関口さんも1分20秒880という僅差で続きます。完全にこの2台だけが頭抜けている……って感じでしたね。

 

 

 

迎えた決勝は心配されたフライングもなく(笑)、生沢さんが現役当時を思わせるロケットスタートで

ホールショット。そのまま関口26Rの追撃をかわしきって、見事に優勝を決めたのでした。

 

 

 

というわけで、改心の勝利にピットで待ち構える日登美さん以下、Team Ikuzawaのクルーも大満足!

僕らとしても、戦後日本のレースを支えたレジェンドの本気走りを見られるって、すっごく幸せなことですよ。

だって、グッドウッドでリチャード・アトウッドや、ヨッヘン・マスやデレック・ベルの

鬼気迫る本気走りをみたら、いまでもゾワゾワ〜ってするもの。それを日本でも見られるんだから、いいレースだわ。
 

 

 

3位に入ったのは、藤崎さんのロータス・エラン。

「エランとかジネッタ相手に911で立ち向かうのはもう限界!」

ってレース後に生沢さんが言ってましたが、確かにコース的にはエランが有利。

でもねぇ、ファン心理としては生沢さんには911で走って欲しいなぁ……

そんなことを思っていたのを、いま思い出しました(笑)。

 

 

 

なにはともあれ非公認レースとはいえ、75歳で優勝って

もしかしたら国内最高齢記録だったりするんじゃないでしょうか?

なんてったって、海の向こうじゃスターリング・モスも80歳までレースしてたし

70代のヒストリックグループCレーサーや、F1レーサーもいますからね。

そういう意味でも、日本のヒストリック・レース界も欧米並みになってきたって感じがしますよね!

 

ということで、"Festival of SIDEWAY TROPHY 2018 Spring" の記事に続きマス。

 

ではでは。

 

 

 

 

2018.05.14 Monday

Grand Prix du Monaco Historique 2018

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こんばんは。

いま帰りのニース空港でございます。

 

 

フェイスブックの方では、随時様子をお伝えしてきましたが

11回目のモナコ・ヒストリックGPが無事に終了しました。

個人的にはこれが3回目のモナコ・ヒストリックでしたが、

今回のモナコは、ある意味これまでのどのモナコより面白かったかもしれない。

というか、これまで見てきたヒストリック・イベントの中で確実に五指に入る面白さでした。

 

この週末に何があったのかは、追って各媒体に書かせてもらえればな……と思ってますが

まずは膨大な量の写真の中からチョイスした数点をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久保田さんのレースは残念だったけど、どのレースも中身が濃かったし

なんか色々コツをつかんで、コースのあちこちに行って写真撮れたし

憧れのクルマたちを隅々まで観察できたし、本当にいい週末でした。

 

そして一番嬉しかったのが、様々な出会い。

あっちこっちで「おー、お前も来てたのか!」とか「今年も鈴鹿に行くよ!」とか

たくさんの人たちと再会したり、出会ったりできたのが、なによりの収穫でしたね。

 

歩きすぎて足が腫れて痛いけど、本当に充実した3日間でした。

最後のレースが終わったときに、やっと終わったという安堵感よりも

もう終わっちゃうの、寂しいなぁ……という気持ちになったのは久々でしたね。

 

やっぱクルマ好きなら、グッドウッド・リバイバル、ル・マン・クラシック

そしてモナコ・ヒストリックは絶対見ておいた方がいい!

ちょっとクルマ観というか人生観変わると思う。

 

ではでは。

 

 

 

 

 

2018.05.02 Wednesday

HFR Round 2 @26th JAPAN MINI DAY

 

 

Motor Press(モータープレス)
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こんばんは。

休眠状態のモータープレスへようこそ。

最近はブログをアップするどころか、フェイスブックやインスタに

アップするのですら、億劫になりつつあります。

まぁ、人間堕落したらキリがないっつーことで。ええ。

 

 

そんな中、4月29日に筑波サーキットで行われた26th JAPAN MINI DAY の会場にお邪魔して

2018年シーズンの第2戦を迎えたHFRの観戦に出かけてまいりました。

 

いやぁなんか去年のSSOEでクルマをブツけてから、それまでのイケイケを反省して

ちょっとちゃんと貯金して体制を立て直そう! っと決意したはいいものの

なんかそれをきっかけに、走りたい熱がどんどん冷めちゃってたんですよ。

 

だからスーパーバトルオブミニの開幕戦も見にいかなかったし、先日のJCCAなんて

気がついたら寝坊してたし(ごめんなさい)……もう全然だめ。

そんな中、今回のHFRにエントリーしてたタイタンMk4の真北さんが誘ってくださったので

これ幸いとばかりに、原稿をすっぽかして行ってきたのでありました。

 

 

とにかくこの日の筑波は暖かい(いや、ちょっと暑い)し、風もないし、花粉も飛んでないし

もう絶好のフォーミュラ日和。エントリーは19台(出走18台)といつものミニデイに比べると

ちょっと少ないかな? と思ったものの、19台ですからね! 十分に台数多いです。パドックも賑やか。

 

※小さい写真はクリックで拡大します。

 

こうして朝イチに始まった予選ですが、コース全体にオイル処理のおが屑(5月から筑波のオイル処理有料になるそうです!)

が大量に巻かれていて、なかなか思うようなラインで走れないという苦しい展開。

 

それでもマイスター白井さんのシェブロンB15が圧倒的なスピードでポールポジションをゲット。

2位につけた山本さんのロータス59、3位の関口さんのロータス41、4位の大平さんのブラバムBT21といった

クラス3勢が「ストップ・ザ・白井」を果たすのか? はたまたさらなる伏兵が現れるのか? に注目が集まります。

 

 

迎えた決勝は、全車見事なクリーンスタート(カメラの設定間違えてその瞬間が写ってない:泣)!

やっぱこれだけの台数が集まると迫力ありますなぁ。

 

 

序盤こそ、上位陣がトップの白井さんに肉薄しますが、5周目に1分00秒164のファステストを

記録した白井さんが、往年の星野パターンを彷彿とさせる「白井パターン」で2位に26秒差をつける

 独走で優勝。不敗伝説をさらに更新しております。

 

一方2位以下は、あちこちで接戦。山本さんの59と関口さんの41の2位争いも面白かったし

本橋さんのシェブロンB9と塩野さん、築山さんの51、福永さんのマーリンMk17、河西さんのMk11A

とのバトルも面白かったし、伊藤さんのブラバムBT29、真北さんのタイタン、清水さんのロータス59の

バトルも面白かった!! やっぱヒストリック・フォーミュラ最高じゃないかっ!

 

 

ということで、総合の暫定表彰台。優勝は白井さん。2位が山本さん、3位が関口さん。

またクラス1の優勝は1リッターながら1.6リッター・ツインカムに割って入って

総合でも5位に食い込んだ本橋さん。フォーミュラ・フォードのクラス2の優勝は

最後に築山さんをかわした福永さんとなりました。

 

 

んでもって、レース後にパドックで正式な表彰式を行ったあとにみんなで記念撮影。パシャリ。

戦い終われば和気藹々のこのアットホーム感がいいでしょ?

 

おかげさまで、冷め切っていたフォーミュラ熱にも少し火が入りました。

がんばって仕事して修理代貯金します(笑)。

 

ではでは。

 

 

 

2017.12.31 Sunday

RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2017 part3

 

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記

 


こんばんは。

えー、いま改めて数えてみたら2017年のモータープレスの投稿は

今回を入れてもたったの52回。

始めた当初は毎日更新! を心に誓っていたのに、まったくもって面目無い。

まぁそれだけ毎日、忙しくさせていただいた証拠でもあります。

皆様ありがとうございます。

 

ということで、まだまだ続く

『RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2017』

今回は1960年代のレーシングスポーツ編です。

 

photo:モビリティランド

 

昨年も行われた『60's  Racing Machine』と題されたカテゴリーですが

今年は50年代、60年代、70年代のGT、ツーリングカーも混走というスタイルで開催。

 

60年代レーシングプロトタイプと一緒に走れる!というのは、エントラントのみなさんにとっても

普段ではなかなか味わえない貴重な経験だったと思いますが、

本当なら、海外のイベントのようにプロトタイプのみ、GTのみ、ツーリングカーのみと

カテゴリー分けして開催したいところ。

 

逆にいうと、それだけのエントラントを集められるようになれば、SSOEの未来は安泰ですな。

 

 

 

そんな同カテゴリーのトピックといえば、長谷見昌弘さんのドライブで日産R382が出走したこと。

おそらく現役時代にテストでもR382が鈴鹿を走ったことはないはず。

それだけでもすごいのに、一般エンスー諸氏所有のクルマたちとデモレースとはいえ

一緒にスタンディングスタートしたというのは、昨年のR380 & 54B とともに快挙というべき出来事。

こうした日産ワークスの懐の広い対応には、本当に頭が下がります。

 

 

 

また今回はニューカマーとして、ポルシェ907が登場したのもトピックのひとつ。

聞けばシャシーナンバー907-002とのことですが、そうだとすると1967年のル・マン・テストデイで

ミッターやリンゲがドライブした41号車ということになりますね!

 

 

 

こちらはex-瀧レーシングティームのローラT70 MkIIIを従えて走るGT40

(いわゆるコンティニュエーションというべき個体)。

GT40も、T70も現役時代にそれぞれ鈴鹿には出走歴がありますが、両車が同じ舞台で相見えたことはないので

これはこれで貴重なショット。しかもこのGT40をドライブしていたのは……

 

 

 

おなじみ、鮒子田寛さん。

あれ? 鮒子田さんとGT40って?? とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが

実は鮒子田さんはトヨタ・ワークス時代にここ鈴鹿で、ヤマハ所有のGT40をテストした経験の持ち主。

「ストレートだけは全開。あとはゆっくり走るよ」

なんていいながら、かなり良いペースで走行されていました! 流石です。

 

 

 

もうひとつ、個人的なトピックだったのが「チーム・マクランサ」の復活!

左から童夢40周年&林みのる引退式でお披露目されたマクランサ。

真ん中は1969年の鈴鹿500kmなどに田中慶治さんのドライブで出場したマクランサLM。

そして右に写るのは、JCCAなど国内のヒストリックカー・レースでおなじみの杉田さんのマクランサ。

 

実は林さんと田中さんのマクランサを復刻する際に、3Dスキャンのベースになったのが杉田さんの

オリジナル・マクランサだったのですね。

 

この復刻劇に協力したメンバーとオーナーが揃い踏みして記念撮影。

これで数年かけて行われた「マクランサ復刻プロジェクト」が一応の完成をみたわけです。

 

 

 

そして田中慶治オーナー自らのドライブで、48年ぶりに蘇ったマクランサLM!

当時のドライバーが当時のマシンに乗って、ゆかりのサーキットをドライブするって

なににも増していい光景だなぁ。

 

 

 

その光景をピットウォールに寄りかかって見つめるのは……

 

 

 

マクランサの製作者であり、チーム・マクランサの監督であり、

今回の復刻プロジェクトの首謀者でもある林みのるさん。

 

R382や907の姿には目もくれず、マクランサが通るときだけじっと見つめる林さん。

きっと50年前(当時はピットウォールはなかったけど)もこうして自身の作った作品の

走る姿を見つめていらっしゃったんでしょうね。

 

 

 

走行中は何も語らず、ただただじっと見つめていた林さんですが、ゴールした瞬間にこの笑顔。

このシーンを見られただけでも、鈴鹿に来た甲斐がありました。ある意味グッドウッドより感動的だったかも。

 

ということで、いろいろな出来事(!)の起きたHFRのレポートまでにはたどり着けませんでしたが

これで一応、2017年のモータープレスはおしまい。

 

少なすぎる更新の中、お付き合いいただいたみなさん、本当にありがとうございました。

そして来年も引き続きよろしくお願いします。

 

もうすぐ新年ですが、皆さんもよいお年をお迎えください!

 

ではでは。

 

 

 

 

 

2017.12.20 Wednesday

RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2017 part2

Motor Press(モータープレス)
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こんにちは。

締め切りに追われたり、海外に高飛びしたりしているうちに

開催から1ヶ月が経とうとしておりますが

『RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2017』の続きです。

 

 

今回のSSOEでマスターズ・ヒストリック・フォーミュラ・ワンと並んで大盛況だったのが

昨年からはじまったグループCマシンによるデモンストレーション・レース。

 

去年は、海外からXJR-8、XJR-9、962CKが来日して12台という陣容でしたが

今回は国内に生息するグループCだけで12台(もしLC2が参加していたら13台だった!)!!

それって本当にすごいことだと思いませんか?

やっぱちゃんと走れる環境さえ整えば、走る台数はどんどん増えていくんですね。

ちょっと来年に期待しちゃうな(笑)。

 

 

そんな中、白眉だったのが長谷見昌弘さんのYHPと、星野一義さんのカルソニックという

2台の日産R92CPを持ち込んだ日産ワークス。もちろんドライブするのはご本人。

 

それだけでも感動なのに、なんと雨の土曜も、ドライの日曜も、2台が組んず解れつの接近戦を

展開し続け、往時のJSPCを再現するという大サービスっぷり。

こういうことをOKしてくれた日産の見識の深さに感謝。ブラボー。

 

 

そして個人的に嬉しかったのが、走り終えたあとの長谷見さん、星野さんのこの表情。

いくつになられても、何年たっても、マシンに触れているときの表情が全く変わらないってのは素敵です。

こういう光景が見られるだけで、来た甲斐があるってもんですよ。

 

 

 

そして今回はトヨタ・ワークスもTS010を擁して初参戦! V10サウンドが唸る!!

 

 

そのドライバーを務めたのは片山右京さん。

場内実況のカーグラフィック編集部早田さんも絶賛していましたが、雨でも、晴れでも、縁石使って

現役当時さながらのラインでガンガン攻めまくる右京さんの走りにも脱帽。

 

しかも日曜のでもレースでは、久保田さんのR90CKと「本気」のバトルを展開してくださって

場内も大盛り上がり。結局、ガス欠(そんなに攻めてたのよ!)になって終盤にTS010はリタイアしてしまいましたが

降りてきた右京さんは汗びっしょりでこの表情!

「トレーニングもしてないから、途中で腕が上がっちゃって」なんて仰ってましたが

グループCの現役時代を見たことがないファンにも、当時の熱気を伝えられたのではないでしょうか?

それも歴史を繋いでいくうえで、重要なパフォーマンスだと思います。

 

 

さらにマツダ・ワークスからは、昨年のル・マン優勝車につづき、JSPC仕様の787Bが登場。

個人的に55番も好きですが、スプリント用カウルをつけたJSPC仕様って大好物なんすよ。

 

 

ドライバーはもちろん「ミスター・ル・マン」寺田陽次郎さん!

ファンのために魅せて、聞かせる走りを……といつも仰っているとおり、今回もストレートで

見事なロータリー・ミュージックを披露。

 

そんな走りを見ていると忘れてしまいそうになりますが、今年、寺田さんは70歳。

そういえば星野さんも70歳。長谷見さんは72歳!

 

いやぁ〜、70歳超えてもバリバリとグループCマシンを振り回せるなんて……。

 

そこで大事なのは、ヨーロッパやアメリカでヒストリック・グループCが盛んになっているとはいえ

これだけのメーカー所有のワークスカーに本物が乗って、一斉に走るという光景を見られるのは

世界広しといえども、この鈴鹿サウンド・オブ・エンジンだけ!!!! であること。

そうなんです、R92CPと787BとTS010のバトルは、ル・マン・クラシックに行っても見られないんですよ!

 

 

また金曜日にエントラントを対象に行われたウェルカム・パーティーでは、宮城光さんを司会に

長谷見さん、星野さん、右京さん、そして途中から参加の寺田さんの4人でのトークショーも開催。

 

なんか半分くらい書けない話だった気もしますが(笑)。

 

 

 

今回のSSOEには、何台かのニューカマーがやってきたのも特徴。

まずは久保田さんがもちこんだ、ex-ノバ・エンジニアリングのフロム・エー日産R90CK。

1991年のJSPCに(当時はR91CKというネーミングでした)出場していたシャシーナンバー6で

長らく座間の記念庫に保管していた個体ですね。

 

昨年のSSOEでは展示のみでしたが、約1年にわたるレストアを終え、見事復活。

金曜がシェイクダウンという状態だったにも関わらず、ブッチギリの速さで走っちゃうあたりに

改めてレストア、メンテを担当するハナシマレーシングの凄さを感じました。

 

 

 

もう1台。こちらも本邦初お目見えの日産R86V。R86Vが走るってだけでもすごい話ですが

こういう貴重なマシンが個人エンスージャストのもとで保管されているというのもすごい話。すごく良いこと。

 

 

 

そして様々なイベントでおなじみのチャージ・マツダ767BもSSOE初お目見え。

2台のマツダ・ロータリーが居並ぶ光景にはジワっときます。

 

 

 

3月の富士50周年で、ひさびさに日本のファンの前で勇姿を披露しら国江コレクションの

童夢トムス85C-LもSSOEに初参加! 今見ても、この童夢デザインは美しい。個人的にベストCカーのひとつ。

 

 

 

またエムズバンテックからエントリーのポルシェ962C-134も今年の目玉。

なんてったって、1989年のJSPCで高橋国光/スタンリー・ディケンズ組がタイトルを獲得した

チャンピオンカーそのものですからね。美しくレストアされて良かった。

 

 

 

残念ながら日曜の決勝には姿を見せなかったものの、ロードバージョンのシュパン962LMも見参。

 

 

 

そしてモータープレスでおなじみ、上住コレクションのマーチ83G シルビア・ターボC・ニチラも

元気に走る姿をみせてくれました。

 

こうしてワークスのみならず、プライベート・コレクションでも貴重なCカーたちが

動態保存されているってのはうれしい限りです。

 

 

 

最後にご紹介するのは、同じく上住コレクションのMCSグッピー。

これも日本じゃないと絶対見られないマシンのひとつ。

 

来年あたり、誰か他にC2マシンを買って出てくれたりしないなかぁ?

そうすると、よりグループCっぽくなるんだけどなぁ(笑)。

 

ということで、グループCデモレースの模様はこれでおしまい。

SSOE 2017の続きはまた次回。

 

ではでは。

 

 

 

2017.12.04 Monday

RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2017 part1

 

 

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こんにちは。

すっかりご報告が遅れてしまいましたが

さる11月18日、19日の2日間、鈴鹿サーキットを舞台に

今年も『RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2017』が開催されました。

 

 

今回の目玉は、なんといってもついに日本初上陸を果たした Masters Historic Formula One !

これまでも日本においてレーシングパレスの原田淳さんや、ヒストリックF1のパイオニアである

故 西田旬良さんが誘致活動を行ったり、個人的にもモナコやグッドウッドなどで見るたびに

なんとか日本でこういう超ド級のヒストリックカー・レースが見られないものか……と思ってきましたが

ついに、やっと、日本で見ることができるようになりました。いや、ホントにこれは凄いこと。

 

無論、このために長い間交渉を重ねてきた鈴鹿サーキットと、ロン・メイドン率いるマスターズのおかげなのですが

現役で活躍している久保田克昭さん、そしてこれまで様々な形でヒストリックF1に関わってきたオーナー、

関係者のみなさんの長年にわたるアプローチがなければ実現できなかったこと。

 

そういう意味でも、ヒストリックの世界に大事なのは継続することなんですねぇ。

 

 

今回、ヨーロッパとアメリカからやってきたのは、13台のマシンと13人のドライバー。

すでにご紹介してきたとおり、マスターズ・シリーズや、モナコ・ヒストリック、かつてのサラブレッドGPなどで

活躍している、世界でも有数のベテランばかり。

 

噂によると、今年の春にデモレースの開催が決まり、ロンさんがメンバーに「鈴鹿行きたい人!」と聞いたら

30人以上が手を挙げ、断腸の思いで現在のメンバーに絞り込んだとか!!

 

実際、来日した面々に話を聞くと、皆んなが鈴鹿に特別な想いをもっていて、走りたかった! と言ってくれるし

走ってみた感想を聞いても、コース、環境、ホスピタリティともに最高! と言ってくれる。

(彼らからすると、日本でしか見られないマシンの姿を観れたのも良かったらしい)

そんな話を聞く、僕も嬉しい(笑)。

 

 

 

もちろん、マスターズのボスのロンさんも好意的で

あとはファンの声さえあれば、日本で本場と同じFIA選手権を開催することも出来そうな気配。

今から鈴鹿サーキットにどんどん、開催熱望のメールを送りましょう(笑)。

 

この画像は、金曜の夜にエントラントを対象に行われたウェルカムパーティーの様子なんだけど

海外と日本のエントラントが一同に集まって交流する……という試みが行われたのも今回のSSOEの良かったところ。

 

ちなみにパーティー内では、長谷見さん、星野さん、右京さん、そして飛び入り参加の寺田さんによる

スペシャルトークショーが開催されたり、マスターズのゲストとして来日した

ロベルト・モレノさんのトークショーがあったりと、盛りだくさん。それもまた良かった。

 

 

 

あと海外勢にも好評だったのが、土日の昼に行われたグリッドウォーク。

マシンのまわりに無粋な柵などがない状況にもかかわらず、誰もマシンを触ったりせず

熱心に見入ったり、写真を撮ったりするマナーの良さに、マスターズの面々も感心しておりました。

 

実際、海外のイベントにいっても、あらゆる方向から間近で見たり、撮ったりできる機会って

なかなかないですからね。それだけでも十分に元がとれる気がする(笑)。

 

 

 

あわせて当日会場で受付されたグリッドキッズも好評。これも良い試み。

 

photo:モビリティランド

 

で、肝心のデモレースの方なんだけど、10台以上のDFV F1が一斉にローリングスタートする!

という光景は、やっぱり圧巻。残念ながら土曜のレース1は、雨やトラブルの影響もあって中止に

なってしまったけれど、フォーメーションに向かうシーンだけでも十分に鳥肌が立ったもんね。

 

あと、見に来たお客さんにちょっと分かりづらかったのは、会場に来ていたマスターズと他のF1の違い。

「なぜコジマやウルフやF2003GAがマスターズに出ないの?」という声を聞きましたが

マスターズに出られるのは、1966年から85年までの3リッターNAマシンのみで

FIAによって発行されるHTP(ヒストリック・テクニカル・パスポート)を取得したマシンであることと

ドライバーが国際C級以上のライセンスを持っていることが条件。

 

そういう目であたらめてみると、ブラバムBT49Cや、ウィリアムズFW08のロールバーがオリジナルの時より

高くなっていたでしょう? そうしたロールバーや消火設備、燃料タンク、フレームやモノコックのクラックテストなど

厳しい条件をパスしたうえで、マシン自体がオリジナルで履歴がしっかりした個体じゃなければいけないんですね。

 

今回は、大事な初開催ということもあり、ロンさんとしてもマスターズを熟知したベテラン勢のみでの

デモレースとしたいという意向があって、このような人選になっていたのですが

条件さえみたせば、今後は日本からのスポット参戦もOK! と言っていたので、新たな日本人ドライバーの

参戦の可能性もあるというわけなのです。

 

 

 

……ということで、1台ずつじっくりご紹介……といきたいところですが、

さすがに時間もないので、そのあたりに関してはこのあと、

様々なメディアから出てくる媒体をご覧になってください。

 

ただ、そんな中でも個人的に感動したのが、世界的なティレル・コレクターである

ジョン・ディレインさんが持ち込んだティレル001。個人的にやっぱ70年のF1好き。

去年のモナコ・ヒストリックでも見た1台だけど、鈴鹿で拝めるのは格別。

 

 

 

あと歴代ロータスF1の中でも、なぜかすれ違いばかりで見るチャンスのなかった

1983年のタイプ92に出会えたのも感激。雨の中で走るグレッグさん上手かった!

 

こんな形なのに、87とも88Bとも、91ともモノコックが同じであることを確認できたのも◎。

 

 

 

あとね、やっぱロータス76とヘスケス308Bのランデブーには萌えたね。

なんてったって、76で動態保存されているのは、これ1台だけだし

これだけでもチケット代、十分に元取れた。

 

 

 

また久保田さんと88Bの本気走り(笑)もすごかったね。

この日のために、DFVも本番用のハナシマ・チューンに載せ替えたり、ツインシャシーのダンパーを

オーバーホールしてしっかり仕上げたり……と本気モードでした。

 

 

 

そしてリシャール・ミル御大は、数あるコレクションの中からマクラーレンM23とともに登場。

春の富士に来たのとは別の個体。1年で2台もM23の走る姿を日本で見られるなんて最高だな。

来年はリシャールさん、ティレルP34を持ってきてくれないかな(笑)。

 

 

 

あとね、個人的に嬉しかったのが、モレノさんがいろんなマシンに乗って嬉々として走ってたこと。

マシンのオーナーにもいいことだし、僕らにとっても嬉しいこと。

こういうレジェンドがアドバイザー的にいるシリーズって素敵だわ。

 

 

 

そうそう。会場ではこんな出会いも。かつてマキチームのセカンドドライバーとして登録され

チームに帯同していた速見翔こと新井鐘哲さん(右)と、

1975年のオランダ、イギリスの予選に出走した鮒子田寛さん。

 

こうした日本の歴史が、ここ鈴鹿で繋がったこともすっごく意義深いことですよね。

よし、来年は鮒子田さんにも新井さんにもマキに乗ってもらおう。って僕が決めることじゃないけど。

 

他にもいっぱい書きたいことや、見せたい写真もあるけど、何はともあれF1編はこのあたりで。

ちなみに鈴鹿サーキットでは、終日LIVEでイベントの動画を配信していたんだけど

それが今もYou Tube上で見られるのを知ってましたか?_

 

それこそ、1日まるごとなので9時間以上ありますが、コツコツと見ていただくだけで

SSOEがどんなイベントがわかっていただけると思います。

 

 

SSOE 11月18日(土曜日) フル動画

 

 

SSOE 11/19(日曜日)フル動画

 

※土曜のマスターズの津川哲夫さん、日曜のマスターズ予選の金子博さん、そしてグループCでの

カーグラフィックの早田さんの愛ある解説は必聴。

 

いずれにしろ、日本でこうした”魅せる”エンターテイメントとしてのヒストリックカー・レースが

行われるようになったのは、個人的に素晴らしいことだと思います。

もちろん「自分も出たい!」という気持ちもわかりますが、然るべきクルマが然るべきシチュエーションで

走るハイエンドのイベントがあると、必ず参加型のクラブマン・イベントも盛り上がる。

海外でずっと、そうしたケースを見てきただけに、日本もやっとそういう環境が整いつつあるのかもな……

と思った次第。

 

この続きはまた後日。

ではでは。

 

 

 

 

2017.08.04 Friday

AUTOMOBILE COUNCIL 2017

 

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記

 


こんばんは。

今日は朝から、本日開幕のAUTOMOBILE COUNCIL 2017(オートモービル カウンシル)へ。

 

 

会場に入ると、いきなりドーンとアルファTZとメルセデス220SEbと、コルヴェア・モンツァの

3台がお出迎え。いやいや、もうこれだけで入場料の元は十分とれる。

というか、これは絶対見ておかないとダメなやつ。

 

 

 

会場に入ると、一瞬「あれ? 去年より小じんまりした?」と思うところなんですが、

つーっと1周回って、そのあともう一度、じっくりと各車をみていくと

1台、1台のクオリティというか、車種選択というか、いろいろ濃くなっているのがわかるはず。

 

WAKUI MUSEUM のレストア中のコーニッシュ・クーペとか、

アウディ・ブースのワークス・スポーツ・クワトロS1、スポーツ・クワトロ直接比較とか

メーカーブースもショップブースも(特に話を聞いてみると)色々面白い。

 

 

 

でもまぁ、とにかく今回の目玉はこれですよね。

1965年のトリノ・ショーで展示されたアルファ・ロメオTZ(シャシーナンバー#95)。

おそらく世界で唯一の未走行(!)という奇跡のTZ。

 

とにかく、なんだかんだ言うだけ野暮ってもんです。

とにかくその目で見ておいてください。絶対損なし。

 

 

 

そしてもうひとつ、個人的に見ていただきたいのが Classic Car.jp のブース。

海外のインドア・ショーで良くみるようなディスプレイを再現しているセンスはさすが小嶋さん。

来年はこういうブースが増えるといいな!

 

 

 

そこでぜーーーーったい見ていただきたいのはコチラ。

1962年のシトロエンDS19 コンコルド・パール・シャプロン。

実は隣に同じシャプロン製のデカポタブルもあるんですが、日本でシャプロンが2台揃うなんてありますか?

しかもクーペが拝める日がくるなんて(ウルウル)。個人的にTZとシャプロンで昇天です。

 

 

 

で、上の写真見て「奥にあるの、OSCA ドロモスじゃん!」と思った貴方は変態。

そして変態の僕はもう失神。あのエルコーレ・スパーダさんがキャリア後半の最高傑作という1台。

しかもとなりはカレラ6。……幸せです。

 

 

 

さらにCG CLUBのブースには、シトロエン2CV 4×4サハラ!!

いやはやこれも凄い。こんな程度のいいサハラ初めてみたかも。

ということで、幕張は緊急シトロエン祭り。シトラー(そんな呼び方はしない)は来ないと後悔する。

 

 

 

そして、ちょっとポルシェにうつつを抜かしつつ(912タルガいいなぁ。ブツブツ……)……

 

 

エムズバンテックのブースに鎮座するフェラーリ308/Gr.4。

左がBianco で右がArgento。

面白い、カッコイイ! そして2台揃うと尚良い!

 

実は先日富士でBiancoの走る姿を見たんですが、迫力あるんですよ、これが。

 

 

 

で、もうひとつ個人的に見る事ができて嬉しかったのがコチラ。

マツダ・ブースに展示されていたコスモ・スポーツのプロトタイプ。

 

確か上野の国立科学博物館にも初期生産の1台が展示されていた記憶があるのですが

やっぱプロトタイプっていろいろ結構違うのね。としみじみ観察。

今年のマツダ・ブースもマニアックで濃くて、勉強になります。

 

 

 

コックピットの意匠も違うんですね。これはこれでカッコイイ。

 

 

 

やっぱ、他の何にも似ていないオリジナリティのあるコスモ・スポーツのデザインが

今になってヨーロッパで高く評価されているのがわかりますよね。

シルバーに白いトップって組み合わせもシックで素敵。

 

 

 

で、Cピラーにはこんなマークがありました。かわいい。

 

 

 

今日は平日だっていうのに、一般公開のはじまったお昼からお客さんがドカドカッとやってきて

会場はやんややんやの大にぎわい。

なかなか夏場にヒストリックカー・イベントは開きにくいだけに、こうしたインドア・イベントが

あるっていうのは、日本のヒストリックカー・シーンを思ったうえでもすごくいいこと。

 

というわけで、幕張メッセの第4、第5ホールを舞台に日曜まで開催中!

 

ではでは。

 

 

 

 

2017.06.19 Monday

Festival of SIDEWAY TROPHY 2017 Spring

 

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記

 


こんにちは。

いや、こんばんは。

なんか毎月、毎月更新される「史上最大のピンチ」ですが、今月は久々にすごかった。

うーん別にサボってるつもりないんだけどなー。なぜか7日連続で朝日を拝みました(泣)。

 

 

そんなこともあって(言い訳)、すっかり遅くなった

5月28日開催のフェスティバル・オブ・サイドウェイ・トロフィーのご報告です。

 

フェスティバル・オブ・サイドウェイ・トロフィーとして袖ヶ浦フォレスト・レースウェイで

行われるようになってから、記念すべき10回目(拍手!)を迎えた今回の大会。

ここ数年、じわっじわっと盛り上がり、2&4のヒストリックレースとして定着しつつあるのを実感してましたが

今回は2輪、4輪ともにたくさんのエントラントが集合。

日本を代表するクラブマン・レースへと成長した……って感じです。素晴らしい!

 

(各写真はクリックすると拡大します)

 

今回は久々にフォーミュラ・クラスが成立(忙しい中エントリーしてくださった皆さんありがとうございます)

したこともあって、写真を撮るどころか、他のレースをじっくり見ることが中々できませんでしたが

2輪、4輪ともにニューカマーも多かったりして、バラエティに富んでいたのが特徴。

 

さらに特筆すべきはイベントを通じて大きなアクシデントはもちろん、スピンなども非常に少なく

コースのオイル漏れなどでスケジュールが遅れることも少なく、非常にスムーズに進行したこと!

こればっかりは主催者がどんなに頑張っても実現しないことですからね。

参加するエントラントひとりひとりが10回かけて積み重ねた素晴らしい姿勢だと思います!

 

 

そんな今回のフェスティバル・オブ・サイドウェイ・トロフィー。

レース前に漏れ伝わって(笑)きたのは、スポーツ&GTカー・レース

”エヴァーグリーン・カップ”に出場するお二人の噂。

 

「生沢さんと911が練習を積み重ねているらしい」とか

「関口さんも全てが整って、積極的に練習したり、レースに出たり準備を進めてるらしい」とか

かなり今回のレースにかけていることが分かる様子が伝わってきました。

 

いくらアマチュアとはいえ、レースはレース。

場合によっては命にも関わることですから、しっかりと準備したりするのは大事なこと。

トップを争うお二人のそういう姿勢には頭が下がります。

 

で、迎えた朝のプラクティス。

タイム計測はないものの、ストレートで見ている限り生沢911と関口26Rの速さは別格。

むむ? これはかなり接戦になりそうな予感。

 

 

その予感は見事に的中! 予選が始まるやいなや、飛び出した生沢911と関口26Rがタイム合戦。

生沢さんが2周目に1分20秒757を叩き出し、トップに躍り出るも関口さんがすぐに更新。

4周目にはなんと1分20秒009 を記録!!

 

生沢さんもタイムアタックを継続しますが、なにせエントリー台数25台ということもあり

コースは大混雑。クリアラップを取ることができず、グリッドが確定しました。

 

その差、わずか0.66秒!! 走る方はプレッシャーだと思いますが、見てる方は相当面白い。

 

 

迎えた決勝。生沢さんが2番グリッドからスタートするのは(この前の再スタート時は別として)

これまでなかったのではなかろうか??

果たして関口さんが1コーナーまでに抑え込むか? それとも生沢さんが見事なダッシュを決めるのか?

いつも以上にグリッドの緊張感が高い!!

 

そしてスタート!

今回は関口さんも、生沢さんも好スタート。1コーナーで生沢さんが刺すか……と思われましたが

関口さんが見事に抑え込んでトップを死守。1周目で早くも1秒以上離して快走します。

 

ところが、2周目の第2ヘアピンで、挙動を乱しコースアウトしそうに。

そこで生沢さんが一瞬追いつくも、3周目にしっかり1分19秒657とベストラップを記録した

関口さんが、独走態勢を築いて見事、ガチンコ勝負での完全勝利を飾りました。

 

 

ということで、オーバーオールの1位はロータス26Rの関口好夫さん。

2位は生沢さん。3位はエラン・レーシングの藤崎直人さんという結果に。

「いやぁ、本当に関口さんは上手く、速くなった!」と生沢さんも認める

素晴らしいレースでありました。

 

皆さんおめでとうございます!

 

 

レース後の表彰式で「15歳で初めて浅間のレースに出てから今年で60年。富士の日本グランプリ、

英国F3、ニュル500kmで優勝してから今年で50年。ずーっとレースをしてきたのは好きだったから」

 

と昔の写真を前にスピーチする、今年で75歳を迎える生沢さん。

 

会場でその話を聞いていた皆さんに、現役当時(今もそうですが:笑)からずっと

「レースはホビー」と言い続けてきた生沢さんの真意が伝わったでしょうか?

 

戦後の日本のモータースポーツ界を牽引し、海外で活躍する道を切り開いたレジェンドが

いまこうして、僕らエンスーと同じ土俵で、同じように楽しんでレースをしてくれているという事実は

よーっく、よーっく考えると、本当に素晴らしいことだし、贅沢なこと。

 

そういう意味でも、ただ見た目のコスプレだけでなく、グッドウッド・リバイバルの精神を

一番ピュアに継承した日本のヒストリック・イベントといえるかもしれませんね。

 

 

 

そんな生沢さんの50年前の偉業に敬意を表して、スペシャルプライズを贈呈。

 

いやぁ、これでますます秋のフェスティバル・オブ・サイドウェイ・トロフィーが楽しみになりました。

ちなみに次回の開催は12月3日(日曜日)。鈴鹿サウンド・オブ・エンジンの2週間後です(笑)。

 

 

……ところで、お前のフォーミュラはどうだったんだ? という声がチラホラ聞こえそうですが

それに関しては、また次回。

まぁ、あの……あっさりとお伝えします。

 

ではでは。

 

2017.01.24 Tuesday

2nd annual Classic Car Rally OKINAWA

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。
ドバーっと押し寄せる締め切り切地獄の中、20日から22日まで
ちょろっと沖縄へ逃亡してきました(笑)。
 

……というのはウソで、これも立派なお仕事。
今年で2回目の開催となった『Classic Car Rally OKINAWA』
協賛スポンサーであるポルシェジャパンのお誘いを受け、取材に行ってきたのでありました。
 
編集部時代は日本各地のラリーイベントの取材に、それこそ東奔西走しましたが
ここ最近はコッパ・ディ小海とか、コッパ・ディ京都とかにしかお邪魔していませんでしたからね。
久々にエントラントを追いかけ、先回りして待ち伏せ(笑)する、弾丸取材は新鮮でしたよ。
 

そもそもクルマを持っていくだけでも大変な場所だけに、果たしてどのくらいのエントリーが
あるのか、ちょっと不安な思いもありましたが、実際に行ってみてビックリ。
関東、関西、九州など日本中から貴重なモデルが多数上陸。もちろん、地元沖縄のエントラントも!
 

心配されていたお天気(ロケハンのために入った金曜はすっげぇ寒くどんよりしてた)も
土日ともに、晴れ間にも恵まれる絶好のラリー日和に。
確かにちょっと涼しいくらいの方が、ヒストリックカーには好都合ですからね。
 
そして沖縄本島のほとんどを走るように設定されたコースもこれまた見事。
実は個人的に”初沖縄”だったんですが、通常の観光ではいかない(いけない)
ようなところまで存分に走ることができました。きっと参加した皆さんも大満足だったのでは?
 

本当は色々と書きたいことがあるんだけど、まだ終わらなきゃいけない原稿が終わってるので
イベントのホンの一部の雰囲気だけをご紹介。
また改めてしっかりと、各媒体でご紹介させていただければと思っております。
どうぞ宜しくお願いします。
 


ちょうどイベントのほとんどない1月の開催だし、沖縄は東京よりはるかに暖かいし

風景はいいし、ご飯も美味しいし、みんな親切だし……

なんてったって、各クラスの優勝者にはメインスポンサーであるショパールから

高級クロノグラフがプレゼントされることになっているし!!
 

 

ヒストリックカーをお持ちの皆さん、来年は参加してみるのも大いにアリだと思いますぜ。
 

 

ではでは。

 

 

 

 

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