今年もよろしくお願いします
極個人的な自動車偏愛日記
新年明けましておめでとうございます
今年もどうぞよろしくお願いします
個人的にはブログの使命は終わったかな? という気がしなくもないですが
アーカイブとして、このプラットフォームが残る限りは存続していくつもりです
今年も各媒体をはじめ、フェイスブック、Twitter、インスタなどでも情報を発信していきます
皆さんにとっても良い1年でありますように
Happy New Year 2020
極個人的な自動車偏愛日記
新年明けましておめでとうございます
結局2019年は1回しかアップしなかったモータープレス。
果たして今年は何回アップするのか?
今年もよろしくお願いします
今年の『RICAHRD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE』は必見!!
極個人的な自動車偏愛日記
こんばんは。
さて、すっかりご紹介が遅くなりましたが
いよいよ今年の『RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE』の開催が
1ヶ月後の11月18日〜19日に迫ってまいりました!!
すでに前売り券の販売もスタート(詳細はコチラ)し、色々準備が整ってきましたが
個人的にとっても嬉しく思うのは、SSOEに出場するためにマシンを探している! という声を
結構あちこちで聞くようになったこと!! こういう動きが出てくると
イベント自体が盛り上がるのはもちろん、必ず他のヒストリック・イベントにも波及します!
大げさなようですが、日本のヒストリックカー文化を作るのは誰でもない、我々ですからね。楽しみです!!
ということで、まずは今年初開催となるマスターズ・ヒストリック・フォーミュラ・ワンのお話から。
すでにSSOEの公式HPで発表されているとおり、今回の参加車たちが決定しました!!
1970 Tyrrell 001 John Delane
デレック・ガードナーの手で密かに開発され、デビュー戦となった70年の第11戦カナダGPでポールポジションを獲得。残るレースでもジャッキー・スチュアートの手でトップ争いを展開した001。オーナーはマスターズでもお馴染みのティレル・コレクター、ジョン・ディレーンで、鈴鹿でもドライブの予定。
1972 Brabham BT37 Jamie Constable
バーニー・エクレストンが新たに代表に就任したモータースポーツ・ディベロップメント(ブラバム)が72年用に用意したマシン。ジェイミー・コンステーブルの所有するBT37-2(現在はBスペック)は、カルロス・ロイテマンのレースカーとして第5戦ベルギーGPでデビュー。第11戦カナダGPでは4位に入賞した。
1974 Lotus 76 Andrew Beaumont
複葉式のリヤウイング、ヒューランドFG400に電磁クラッチを組みあわせたセミオートマ・システム、さらにダブル・ブレーキの4ペダル式を採用するなど新機軸を満載するも失敗に終わった76。アンドリュー・ビューモントの76はシャシーナンバー76/1で、74年ドイツGPで4位に入ったヒストリーをもつ。
1975 Hesketh 308B James Hagan
レース好きの貴族、アレキサンダー・ヘスケス卿が設立。気鋭の新人ジェームス・ハントを擁して73年からF1へと進出したヘスケス。ジェームス・ヘイガンの所有する308は、74年に製作されたシャシーナンバー1。ハントのドライブでBRDCインターナショナル・トロフィーで優勝した個体そのものである。
1974 Maki F101C Fred Fatien
日本初のプライベートF1チームとして74年から挑戦を開始したマキ・エンジニアリングが1975年用に用意したF101C。チーフデザイナーは三村建治で、小野昌朗がシャシー設計を担当した。これは75年のイギリスGPとオランダGPで鮒子田寛がドライブしたシャシーナンバー002。もちろん日本初上陸だ。
photo:MOBILITYLAND CORP.
1975 Williams FW04 Ron Maydon
FW04はフランク・ウィリアムズ・レーシングカーズが75年用に用意したマシン。第11戦ドイツGPではジャック・ラフィーが2位でフィニッシュしチーム初の表彰台を獲得した。これは女性ドライバーのレッラ・ロンバルディが乗ったFW04/2で、今年のF1日本GPの前座でもデモランを披露した、マスターズのボスであるロン・メイドンがドライブする。
1976 Penske PC4 Doug Mockett
ジョン・ワトスンのみのワンカー・エントリーながら、フランスGP、イギリスGPで3位入賞。第11戦オーストリアGPで初優勝を果たすなど、侮れない速さを見せたペンスキーPC4。モナコ・ヒストリックの常連でもあるダグ・モケットのPC4は、オーストリアGPで優勝したシャシーナンバー001そのもの。
photo:Masters Historic Racing
1976 March 761 Bob Blain
前作751のロングホイールベース仕様で、量産メーカーらしくモノコックなどはF2と共用。ボブ・ブレインが所有するこの個体は、ワークスのヴィットリオ・ブランビラが使用していたシャシーナンバー761/1で、非選手権のレース・オブ・チャンピオンズで4位。オランダGPでも6位に入った経歴をもっている。
1976 McLaren M26 Frank Lyons
M23の後継車としてゴードン・コパックが設計、76 年途中にデビューしたM26。ジェームス・ハントが使用したのは77年第5戦スペインGPからで、イギリスGPと日本GPで優勝している。フランク・ライオンズのM26は主にヨッヘン・マスが使用したM26/1で、77年のイギリスGPで4位入賞を果たした個体。
1981 Brabham BT49C Joaquin Folch
79年終盤、不審にあえぐアルファ・ロメオV12を諦め、BT48に急遽DFVに載せ誕生したBT49。BT49Cは81年用の改良型で、ネルソン・ピケが3勝を挙げドライバーズ・タイトルを獲得した。スペインのホアキン・フォルチが所有するBT49-10は、81年の非選手権南アフリカでピケが乗り2位となった個体。
1982 Williams FW08 Tommy Dreelan
82年シーズン、ディジョンで行われたスイスGPでの優勝を含む44ポイントを挙げチャンピオンに輝いたケケ・ロズベルグの愛機、FW08。トニー・ドリーランの所有するFW08/1はロズベルグのレースカーで、ドイツGPで3位、オーストリアGPではトップに0.05秒差の2位に入ったヒストリーをもっている。こちらも今年のF1日本GPの前座で走った個体そのもの!
photo:Masters Historic Racing
1984 Tyrrell 012 Ian Simmonds
フラットボトム規定となった1983年用に、モーリス・フィリップの指揮のもと完成した012。スリムなカーボンモノコックと小さなサイドポンツーンをもつシャシーにショートストロークのDFVを搭載していた。イアン・シモンズの012-01はミケーレ・アルボレートがオランダGPで6位入賞を果たした個体だ。
photo:Masters Historic Racing
1983 Lotus 92 Greg Thornton
ナンバー2のナイジェル・マンセル用として、ルノーV6ターボの代わりにコスワースDFVを搭載した92。大きく重すぎるシャシーと新開発のアクティブ・サスが機能せず失敗。ノーマル・サスに戻した後、この92/10がデトロイトで唯一の6位入賞を果たしている。数年前にClassic Team Lotusがレストアした。ドライバーは現在ヨーロッパのマスターズでチャンピオン争いを展開中のグレッグ・ソーントン。
photo:Ford Motor Company
1976 McLaren M23 Richard Mille
さらにメインスポンサーのRICHARD MILLEのオーナーであり、エンスージァストとしても有名なリシャール・ミルが今年持ち込むのが1976年式のマクラーレンM23。もうこのクルマに関しては説明する必要はありませんね。これでマスターズF1に参戦するということは……鈴鹿でM23とM26の共演が見られる! ということでもあります。
1981 Lotus 88B Katsuaki Kubota
そして迎え撃つ唯一の日本人、久保田さんが持ち込むのが幻のツインシャシーF1、ロータス88B。日本でも過去に何度かデモランを披露している個体ですが、もともとは久保田さんがサラブレッドGPなどで使用していたバリバリのヒストリック・レーサー。当時は一度も実戦の場に出ることがなかった88Bが、実際にレースでどういう走りをするのか? これも必見。
というように、なんと今回のデモレース(FIA公認ではないので、あくまでデモレースです)には
最大で15台ものF1マシンが参加する予定。これって本物のF1GP以外では、もちろん過去最大規模。
そして写真を見てもおわかりのように、参加するマシン、メンバーはいずれもモナコ・ヒストリックや
マスターズF1などで活躍する腕利きばかり。
とにかく現地で見るたびに、なんとかしてこの本物のコンペティションの迫力を日本のファンの皆さんに
お見せしたい! と思い続けてきただけに、イベントが始まる前からすでに感無量(笑)。
いやほんと、絶対損はさせません。這ってでも鈴鹿にきてください!!
また、これ以外の年式のF1によるデモラン『Legend of Formula 1』も開催。
つまり、F1の走行枠が2つもあるってことですよ。なんてお得なんだろう……。
加えて去年大盛況だった グループCのデモレース の方もさらに充実。
ついに今年はトヨタTS010もエントリーということで、トヨタvs日産vsマツダのワークス対決が実現。
もちろんタイサン・ポルシェ962Cも走ります!
昨年は栄光の55号車でしたが、今年の787BはJSPC仕様(こっちも好き)。それを寺田さんがドライブ!
また昨年のル・マン・クラシックにも挑戦した童夢トムス85C-Lも、ついに鈴鹿に降臨!
photo:MOBILITYLAND CORP.
さらになんとランチアLC2も、この日のためにしっかりとマルティニ・カラーにレストアされ登場予定。
さらにさらに去年は展示のみだった、久保田さんの日産R90CK(ex-NOVA)もレストアが完成して参戦!!
これらに加え、日産シルビア・ターボC(マーチ83C)や日産R86V(!!)、日産R92CP、MCSグッピー、
マツダ767B、ポルシェ962LMなども姿を見せるということで、気付ば去年よりもすごい規模に。
うわっ、これは大変だっ!!!
photo:日産自動車
そして 60s Racing Machine のクラスには、な、なんと日産からR382が登場。
もしかしてR382が鈴鹿を走るのは史上初? でしょうか。これと河野さんのタキ・ローラT70が
ランデブーしたら泣くな……と思ったら、今年はポルシェ907、フォードGT40、シェブロンB16などの
姿も見られるそうですよ。うぉーっ!
加えて、今回はマクランサが3台、コニリオが1台(間に合って!!)走る予定。
そのうちの1台は、たった1台だけが作られ1969年の全日本鈴鹿自動車や、1970年の鈴鹿300kmにも
出場した、ロングノーズ&テール・マクランサ! しかもドライバーは当時このマシンをドライブした
田中慶治さん本人! という噂。これにも注目。
photo:MOBILITYLAND CORP.
そしてそして、去年も好評を博したHFR(ヒストリック・フォーミュラ・レジスター)も開催決定。
今年はすでに32台ものエントリーがあったそうですよ。しかも今回は2日間ともフルコース!!
いやはや、もう盛りだくさんすぎるね。
え? お前はどうするのかって?? ええ、もちろん走りますとも。
18日までにすべての原稿が終わっていれば……ですが(汗)。
ではでは。
Ferrari 70th Anniversary Celebration
極個人的な自動車偏愛日記
こんにちは。
今日はお相撲で有名な両国国技館で行われた
フェラーリ70周年記念日本イベント"Driven By Emotion" のプレスカンファレンスにお邪魔。
もう両国駅前からフェラーリ一色って感じなのですが、上京して早20ウン年。
もしかしてもしかすると、両国国技館に来るの、初めてかも……。ごっつぁんです。
※クリックで拡大します。
そして会場には、250GT SWBや275GTB/4から、SP1、セルジオ、
さらに70周年記念のカリフォルニアTなど、40台近い歴代モデルが集結!!
そしてフェラーリ・ジャパン&コリアのリノ・デパオリ社長と
極東・中東エリア統括のディーター・クネヒテルCEOのスピーチのあと
La Ferrari Aperta のアンヴェール!
先月のマラネロ・オークションで、追加で1台作られたアペルタが830万ユーロ(約11億円ですか……)で
落札されて話題になりましたが、209台限定のレギュラーモデル(?)でさえ、約4億円なんですってね。
いやぁ眼福、眼福。おそらくこれが最初で最後のフェラーリの土俵入りでしょう(笑)。
そんな会場でフト疑問に思ったんですが『フェラーリ70周年』って、
一体なんの70周年なんでしょうか?
ちなみにエンツォ・フェラーリが、スクーデリア・フェラーリの前身たる
『ソシエタ・アノニーマ・スクーデリア・フェラーリ』を設立したのは1929年。
アルファ・コルセと決別したエンツォが『アウト・アヴィオ・コルトルツィオーニ』を設立したのは1940年。
ちなみに、エンツォの開発したオリジナル車両第1弾は、アウト・アヴィオ・コルトルツィオーニ815
(アルファから4年間フェラーリを名乗ることを禁止されてたのは有名ですよね)で、その発表も1940年。
そしてマラネロにフェラーリ社の工場を構えたのは、第2次世界大戦が終了した1945年のこと。
ということは、フェラーリ・ブランドを名乗った最初の作品、125Sの誕生から70周年なのね……
といきたいところなんだけど、実は正式にはフェラーリが125Sをプレス発表したのは1946年12月のこと。
じゃあなんで70周年なの? と今日のプレスカンファレンスを聞いていたら
完成した125Sが、マラネロの工場から初めて路上に出たのが1947年3月12日
(ちなみにピアチェンツァでのレースデビューは5月11日)なんだそう。
つまり、フェラーリの名を冠した最初のモデル、125Sが公に走り始めて
今年で70周年ということなんですね。
なるほど。だから今年のグッドウッドでも、フェラーリ創立70周年とか
フェラーリ誕生70周年とかいわずに、ただ「フェラーリ70周年」と言ってたわけだ。
実は我々の職業的にこういうのって、結構落とし穴だったりして
なにを基準にした⚪︎⚪︎周年か、って調べておかないと、間違ったこと書いたりしちゃう。
ま、今回は「フェラーリ創立70周年……」とフェイスブックに書きそうになって
あれ? ちょっと待てよ??と思ったのがきっかけなんだけど(笑)。
でも、こんな細かいことばっか気にしてると女の子にはモテないから、ほどほどにしといた方がいいぞ!
というわけで、明日のお昼までなら両国国技館でこれら40台のフェラーリを見ることができるそう。
その後、名古屋〜伊勢神宮に向けて、70台のフェラーリによる70周年記念ラリーがスタートするそうです。
ではでは。
R.I.P. Eric Broadley
極個人的な自動車偏愛日記
こんにちは。
今週は、月曜の朝から佐藤琢磨選手がインディ500で日本人初優勝を遂げたという
素晴らしいビッグニュースが飛び込んできましたが、その一方でこんな悲しいニュースも入ってきました。
© Ford Motor Company
イギリスのレーシングカー・コンストラクター、ローラ・カーズの創始者である
エリック・H.ブロードレイが5月28日に88歳で亡くなったそうです。
ブロードレイは学生時代に建築学を学んだのちに、建築会社に積算エンジニアとして就職。
その傍にホビーとして1956年にオースティン・セブンを改造した”ブロードレイ・スペシャル”を
製作したところから、彼のレーシングカー・デザイナーとしてのキャリアが始まります。
いくつかのレースで活躍したブロードレイ・スペシャルは注目を浴び、ブロードレイの元に
レーシングカー製造の依頼が舞い込むようになります。
そこで彼は自身の作品を、映画『Damn Yankees』に出てくる魔女ローラにちなみ、ローラと命名。
1957年に開発した、コヴェントリー・クライマックスFWAを搭載するスポーツカー、ローラMk1は
1959年にグッドウッドで開催されたRAC トゥーリスト・トロフィーでクラス優勝を飾るなど
”ロータス・イーター”として、その評価を高めていくことになりました。
(ローラ・カーズとしての会社設立は1958年)
1966年のインディ500。この年、ローラT90でレースを制したグラハム・ヒル(右)と、
同僚のジャッキー・スチュアート(左)とともに © Ford Motor Company
その後に、彼の作り出したレーシングカーたちの活躍については改めてここで説明するまでもないでしょう。
少なくともはっきりといえることは、ローラがなかったら、フォードGT40も、ホンダRA300も
この世に生まれることはなかった、ということ。
さらにいえば、第2回日本グランプリにローラMk3 FJが登場して以来、
ローラが作り出したマシンが日本レース界の一時代を作り上げていたといっても過言ではないと思います。
もしかしたら今頃、一足先に天国に行ってしまったジョン・サーティースと再会して
ヤァヤァと、やっているのかもしれませんね。
改めてレース史に残る偉大なエンジニアのご冥福をお祈りいたします。
ではでは。
マスターズ・ヒストリック・フォーミュラ・ワン SSOEでデモレース開催決定!!
極個人的な自動車偏愛日記
こんにちは。
すでに各ネットメディアで配信されているとおり
今年の11月18日〜19日に鈴鹿サーキットで開催される
『RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2017』
(今年も冠スポンサーにRICHARD MILLE が決定!)において
欧米で開催されているヒストリックF1選手権、FIAマスターズ・ヒストリック・フォーミュラ・ワンに
参戦しているマシン、メンバーが来日し、本番同様のデモレースを行うことが決定しました。
photo: Masters Historic Racing Ltd.
このモータープレスでも過去に何回かご紹介したように、マスターズF1シリーズはFIA公認のもとで
開催されている本格的なヒストリックカー・レース(ドライバーは国際C級ライセンス以上を取得。
マシンは最新のフューエルセルなど安全装備を施したうえ、クラックテストなどFIAヒストリックの
厳格なレギュレーションに合格したもののみ参加が可能)で、1966年から85年までのノンターボF1マシンが対象。
年式、グラウンドエフェクトの有無などで4つのクラスに分けて開催されています。
すでに今シーズンのヨーロッパ・ラウンドはスペイン・バルセロナで開幕(F1速報でレポートします)。
北米ラウンドも5月19日からのラグナ・セカ・ラウンドで開幕することとなります。
今回の正式発表にあわせ、鈴鹿2&4レースが開催されていた鈴鹿サーキットに、マスターズ・シリーズの
主催者であり、自身もエイモンF1などで参戦を続けているロン・メイドン氏が来日。
土曜、日曜とたっぷりインタビューして参りました(お仕事待ってます:笑)!
「我々はこれまで、シンガポール、アメリカやメキシコなど各地でも開催してきたがいずれも成功してきた
きっと鈴鹿もそうなるだろうと思っている」
とおっしゃるように、鈴鹿での開催に関して大きな期待と希望を寄せている様子。
すでにFIAのスケジュールが確定し、チャンピオンシップがスタートしていることもあり
今回はデモレースという体裁(なんだか74年のデモランを想像しちゃう!)ですが、今後どういうビジョンを
持っているのか、またどういうことを鈴鹿でやろうとしているか? などについては
様々なメディアで書かせていただければと思っております。
インタビューのあと、ロンさんは今シーズン全日本F3選手権F3-Nクラスに参戦している久保田さんの元へ。
「カツはマスターズを代表するファイターで、鈴鹿での開催における重要なアンバサダーだ」とロンさん。
昨年来マスターズ側との交渉を続けてきたモビリティランドの上甲さんとともにパチリ。
いやー、いつか日本で本物のヒストリックF1レースを!! と思い続けてきましたが、念ずれば叶うものなにですね(涙)。
このあと、7月ごろに参戦マシン&ドライバー(無論カツ・クボタも参戦!)が発表されるとのことですから
そちらの方も楽しみになってきましたね。
そしてRICHARD MILLEの元で開催されることが決まった今年のSSOEの方は
昨年好評だった新旧F1デモランも、グループCデモ・レースも、60年代プロトも、HFRも
継続して開催される(新たな参戦マシンが増えるとの噂も!)ことが決定。
名実ともに日本最大のヒストリックカー&バイク・イベントへと成長していきそうです。
こういうフラッグシップ的なイベントが定着し、走る場所を確保していくことが
日本で貴重なヒストリックレーサーやスポーツカーを維持するうえで非常に重要なこと。
(思えば、むかし茂木でネコ・ヒストリック〜を始めたときもそういうコンセプトでしたしね)
これが盛り上がれば、日本中で開催されているヒストリック・レース、イベントにも良い効果が
波及していくと個人的に考えています。
というわけで、11月18日、19日は鈴鹿サーキットへ是非!
絶対損はさせませんぜ。
ではでは。
JAGUAR E-TYPE REBORN
極個人的な自動車偏愛日記
こんにちは。
今日(あ、もう昨日ですね)ジャガー・ランドローバー・ジャパンから
1通のプレスリリースが発表されました。
ジャガー・クラシック、「E-TYPE REBORN」を「テクノ・クラシカ・エッセン 2017」で発表。
© JAGUAR LAND ROVER LIMITED 2016
そう、ジャガー・ランドローバー・スペシャル・
ジャガー・クラシックが、ランドローバーに続いてファクトリー・レストアを行う
”REBORN"プロジェクトを始動。その第一弾として10台限定でEタイプをレストア、販売することとなり
1号車が、この週末ドイツで開催されているテクノ・クラシカ・エッセン2017でお披露目されるというのです。
今回エッセンに展示されるのは、”オパレセント・ガンメタル・グレイ”
(当時の純正色はオパレセント・シルバー・グレイだった気がしますが)に塗られたシリーズ1 4.2 FHC。
1965年にカリフォルニアへデリバリーされた経歴をもつ個体だそうです。
© JAGUAR LAND ROVER LIMITED 2016
社内のエキスポートによって選定された車輌をベースに当時の仕様に沿って、内外装および機関を
オリジナルの状態にレストアするというこのプログラム。
顧客の希望にそって、ライトウェイトEタイプのクーリングシステムや、
オール・シンクロメッシュのギアボックス(ノンシンクロの
シリーズ2用のガーリング製フロント・ディスクブレーキをエクストラで装着することも可能とのことですが
発表されたオフィシャル写真を見る限り、RHDコンバージョンされているようですね。
© JAGUAR LAND ROVER LIMITED 2016
気になるお値段は28万5千ポンド(約3,933万円)から。もちろん仕様やオプションによって異なる
ということなのでしょうが、ベース車輌の値段込みとしても現在の相場から考えると
倍近いの値段であることは確か。もちろんフェラーリ・クラシケやポルシェ・クラシックで
レストアした車輌のように本社のお墨付きのついた新車のような1台が欲しい……というオーナーには
絶好の選択肢となるでしょうが、果たして……?
実はこのニュースを見て思い出したのが、先日の75th メンバーズ・ミーティングで見かけたEタイプ。
最初は「うわー綺麗なEタイプ・ライトウェイトだなー」と思っていたのですが
カメラのファインダー越しに見ていると、なんかどこかが変なような気が……。
そこでエントリー・リストを見てビックリ。
オーナーはアメリカのミリオネア、ジョン・ブレスロウ。彼こそは2014年にジャガー・クラシックが
「失われた6台」を復刻したことで話題となった、Eタイプ・ライトウェイトを購入した
6人のうちの一人だったのです!
つまりこのEタイプは、復刻された”新車”のEタイプ・ライトウェイト。
いつかヒストリックカー・レースに姿を現わすんじゃないか? とは思っていましたが……。
© JAGUAR LAND ROVER LIMITED 2016
”カー・ゼロ”と呼ばれた復刻1号車に関しては、2015年のグッドウッド・リバイバルの会場で
見た記憶があるのですが、室内で見たからか「綺麗だなー」という印象はあったものの
特に違和感は感じなかったのですね。その出自はともかくクルマの出来栄えに関しては……。
しかしながら今回、初めてサーキットで走る姿を見て思ったのは、最新のスキャニング技術を使い
左右対称に作られたボディ(それが復刻版の”ウリ”だったわけですが)が却って完璧すぎて、
ものすごく不自然に見えてしまうということ。
例えるならフリーハンドで描いた直線と、定規を使ってきっちり書いた直線との違い。
古いクルマで左右の形が違うというのは、洋の東西を問わずよくある話ですが、
それをキッチリと補正してしまうと、すごくオモチャっぽく見えてしまうのですよ。
正直にいうと、走っている姿が全然ホンモノに見えない!
もちろん好みの問題もあるかと思いますが、なんでも最新の技術を使えばいいものができるのだとは
限らないのだな、と個人的には思った次第。
いやはや、改めてクルマって奥が深いのですね。
© JAGUAR LAND ROVER LIMITED 2016
以前フェイスブックや、JCCAの会報誌などには書いたことがありますが、
メーカー自らが率先して過去の作品を再評価し、パーツ供給など環境が改善していくのは
オーナーにとっても、市井の各ショップにおいてもすごく良いことだと思う反面、
個人的にはメーカー自らが過去の作品を再生産するという行為には反対です。
というのも、先日再生産が発表されたXKSSも、Eタイプ・ライトウェイトも、
様々な要因で予定した台数に満たなかった……というエピソードを含めてひとつの歴史であるわけで、
後出しジャンケンのようにメーカー自らがその続き番号で再生産するというのは、
歴史を書き換える暴挙ですらあると思うんです。
もちろん「オリジナルでレースをするのはさすがにもったいないからレプリカで……」という想いは
否定しませんし、実際グッドウッドでもFIAのホモロゲを取ったリクリエーションカーの姿を多数見かけます。
でも、メーカー自らがレプリカを製造するのは話が違う。
だって自分が今まで大事に維持してきたヒストリックカーが、
ある日突然、”新車”として町にあふれたら悲しくなりませんか?
というわけで、先日DB4GTの復刻を発表したアストン・マーティンを含め、
自動車メーカーたるもの、オーナーや市場のことを考えて
最低限の一線は越えないで欲しいな……というのが個人的な意見。
そういう意味で、今回ジャガーがEタイプを”再生産”するのではなく
”レストア”する、と聞いてちょっと安心しましたが、
うまくオーナーや市場と共存、協調するような形でプロジェクトを
進めていってくれたらいいな、と思っています。
ではでは。
JCCA New Year Meeting 2017
Motor Press(モータープレス)は
極個人的な自動車偏愛日記
こんにちは。
日本ヒストリックカー界の新年会として、また最も長い歴史をもつ展示型イベントとして、
近年、本社自身もヘリテージに力を入れている、いすゞ車と……
日野(これは日野ルノーだけど)の2メイクス。
このほかの展示でも、きっとこのような「オバケ」がひょろっと顔をだして
第10回 Legend Drivers Slot Car Race開催のお知らせ
極個人的な自動車偏愛日記
こんにちは。
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新春恒例の『レジェンドドライバーの皆様によるスロットカー大会』を
下記の日程で開催しますのでお知らせします。
今回は記念すべき第10回となり、第2代シリーズチャンピオンが決定します。
今回もレジェンドの皆様の現役当時の車両(GCカー、ルマンカー、グループ7等)
をスロットカーで再現します。
但し、箱車で出場されていた方にも、公平なスピード感を持って走って頂く為に、
参加車は当時のカラーリングを施したグループ7の車となり、
俺の車は箱車だからと言う言い訳が出来ない“ガチ“の勝負となります。
「レジェンドドライバーレース」がメインとなりますので、
表彰は「レジェンドドライバークラス」と「ゲストクラス」の2クラスに分けさせて頂きます
(ゲストの方がレジェンドレースの組で走行しても、表彰はゲストクラスになります)。
今回から、参加ドライバー全員の中で、予選タイムが最も速い方にはP.P賞を、
レジェンドドライバーの中で予選タイムの最も速かった方には、シリーズポイントが2P加算されます。
レジェンドによる本番レースさながらの熱いバトルを間近に見るチャンスです。
観戦、応援は自由に付き、ご家族、友人を誘い合わせてご来場いただければ幸いです。
⚫︎レジェンドレース参加予定ドライバー(五十音順、敬称略)
レジェンド:大久保力、片桐昌夫、久保田洋史、桑島正美、多賀弘明、高橋晴邦、
津々見友彦、寺田陽次郎、戸谷千代三、長谷見昌弘、鮒子田 寛、柳田春人
⚫︎ゲスト:井沢エイミー、加藤哲也、木谷真人、後藤将之、高橋二郎
(ゲストレース参加ドライバーは後日発表します)
⚫︎開催概要
『第10回 Legend Drivers Slot Car Race』
開催日 平成29年2月18日(土曜日)
開催時間帯 11:00~17:00
開催場所 BANPRO 横浜市港北区新羽町412-2
TEL 045-834-7673
FAX 045-834-7960
新年一発目を飾るスロットカー・レースも今回で10回目になるんですね!
鈴鹿サウンド・オブ・エンジンはグループC& F1祭りっ!
Motor Press(モータープレス)は
こんにちは。
いよいよ今週末、19日(土曜日)〜20日(日曜日)に迫った
だって、87年のスパ1000kmで優勝したTWRジャガーXJR-8に加え……
ハラマ、モンツァ、そして富士で優勝した経験をもつTWRジャガーXJR-8/9まで来日したんですよ!
さらに今もヒストリック・グループCで活躍中のクレマー・ポルシェ962Cも登場。
今回のSSOEがすごいのは、海外勢に加え国内各メーカーの所有するグループCマシンがこぞって参加すること。
一方、幻のNP35をドライブするのは、柳田真孝選手。これも貴重な組み合わせ。
あとグループCマシンではないけれど、スカイライン・スーパーシルエットには長谷見昌弘さんが搭乗!
またトヨタからはTS010が搭乗とのこと。誰がドライブされるのかわかりませんが
さらにマツダからは、なんと1991年のル・マン優勝車、787Bが寺田陽次郎さんとともにエントリー。
加えて、和歌山の上住コレクションからは、マーチ83G日産がエントリー。
もう1台、上住コレクションからはex-アルファキュービック・レーシングチームの
またエムズバンテックの諸井さんは、タイサン・スターカード962 Cと
で、現役ヒストリック・グループCレーサーの久保田さんはいつものR90CK……ではなく
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