2015.04.22 Wednesday

1971 Jack Brabham trophy Race

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記



こんにちは。
実は先日訪れたグッドウッド73rdメンバーズ・ミーティングで行われた
ジェリー・マーシャル・トロフィーを見ていたときから薄々と感づいてはいたんですけどね……。

photo:Kozo Fujiwara

なんだかんだいって、フォード・エスコートMk1は相当カッコいいのではないか?
カプリIIIなんかと一緒に走らされてしまって、このピーター・クレメンツの
エスコートRS2000は若干不利ではあったものの、それでも十分にカッコ良かった。
というか、実はかなり痺れた。

そんな興奮覚めやらぬ中で見つけてしまったのがこの動画。


なんと1971年10月にブランズハッチで開催された非選手権、
ワールド・チャンピオンシップス・ヴィクトリー・レースの
エキシビションマッチとして行われた、F1のティーム・マネージャーによる
フォード・エスコート・メキシコのワンメイクレースの動画なのであります。

この参加者がスゴい! 
予選でポールを取ったのは、ジャック・ブラバム御大。
以下、コーリン・チャップマン(!)、ジョン・サーティース、マックス・モズレー(!!)、
フィル・カー(マクラーレン・マネージャー)、フランク・ウィリアムズ(!!!)、
マイク・コスティン(!!!!)という順位。
このほか、エリック・ブロードレイやケン・ティレル(スチュワートとセヴェールが
ピットサイン出してるシーンがありますね)、アラン・リースらも
参加しているというドリームレース。
しかもこの映像のコメンタリーはグラハム・ヒルという豪華っぷり!

で、なにはともあれ注目していただきたいのは
終始繰り広げられるブラバムとチャップマンのバトル。
かつてロン・ヒックマンにインタビューしたときに、
レーシング・ドライバーを続けていたら、きっとチャップマンは良い成績を収めたはずだ
という話を聞いたことがありましたが、まさかここまでとは!

いやはや、興奮のあまり何度も再生してしまいました(笑)。
ご参考までに、このレース結果は以下の通り。

1. Jack Brabham – 11m 08.6s
2. JohnSurtees – 11m 11.2s
3. Colin Chapman – 11m 11.4s
4. Frank Williams – 1m 16.2s
5. Max Mosley – 11m 18.0s
6. Phil Kerr – 11m 24.4s
7. Mike Costin
8. Jackie Epstein
9. Doug Hardwick
10. Edward Nelson
11. Eric Broadley
12. Ken Tyrrell
13. Ian Williams
14. Alan Rees
15. Tim Parnell
FL. Colin Chapman – 1m 05.2s 

なんとコーリンはファステストまで記録していたのでありました。

© Bonhams 2001-2015


ちなみにこの時優勝したジャック・ブラバムのエスコート・メキシコは
2008年にグッドウッドFoSで行われたボナムスのオークションに出品されているのですが
落札予想価格28000〜32000ポンド(当時)という強気の設定が災いしてか
落札には至りませんでした。

このクルマ、いまどこにあるんでしょうねぇ?

ではでは。


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