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2016.02.17 Wednesday

MEP X27 Citroen



Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。
いつものように真夜中にPCの前で悶々としながら
現実逃避のためにネットを彷徨っていたときのこと。某オークションサイトで
見つけてしまったのがコレ。



1/43スケールのMEP X27!
1971年にフォーミュラ・ブルー選手権のために作られたシトロエンGSのエンジンを積む
ワンメイク・フォーミュラカーなのであります。その昔、1/10スケールくらいの有線リモコンカーや
レジンキットが出ていたのは知っていましたが、まさか完成品があるとは。ということで思わずポチッ。嗚呼。



このMEPというのは、フランス・アルビでシトロエン・ディーラーを営んでいた
Maurice Emile Pezous(モーリス・エミール・ペゾーって読むの??)が、F3とゴルディーニ・カップの
間を埋めるエントリー・フォーミュラを作れないかと画策し、1964年に鋼管スペースフレームのシャシーに
シトロエン・アミ6の空冷フラット・ツインをミド・マウントしたフォーミュラカーを作ったのがはじまり。

開発ドライバーにモーリス・トランティニャンを招聘するもアミ6の602ccユニットでは非力すぎたため、
シトロエン傘下にあったパナール24CTの850cc空冷フラット・ツインを搭載した改良型、X2を1965年に製作。
その良好な性能とプロモーション効果に注目したシトロエンは、BPの協力を得て、プロジェクトに参画。
20台のX2を発注し、1968年からワンメイク・レース、”フォーミュラ・ブルー”をスタートさせます。

しかしながら60psのパナール・エンジンではまだ非力だったうえに、
1967年をもってパナール製エンジンの製造、部品供給がストップしてしまったために代替となる
マシーンの開発を開始。こうして1971年にシトロエンGS1015の
1015cc空冷水平対向4気筒エンジン(78ps)を積む、このX27が発表されるのです。
X27は78台ほどが製造され、1971年からフォーミュラ・ブルーで使用されるのですが
1974年に起きたオイルショックでシリーズは衰退。1975年をもって中止されてしまいます。

今でも彼の地にはオーナーズクラブがあり、それなりの台数のX27が現存しているようですが
市場に出るようなことは皆無。ウエッジシェイプ・フォーミュラ好きとしては、
チャンスがあれば是非欲しいと願う、究極のシトロエンだったりもします。



前置きが長くなりましたが、この1/43スケールのミニチュアカーはフランスATLASが刊行している
PASSION CITROEN(ミニカー付きのムック本)No.64の付録に付いていたもの。
どうもフランスのノレブが原型を作っているみたいですが、いずれにしろ日本では
あまり見かけることはないと思います。



個人的には空冷エンジンゆえのウェッジシェイプがツボ。ロータス56も58も61も69も72も
マクランサ・パニックも好きですが、ワイドリム化された2CVのホイールとのアンバランスな
スタイルにものすごく心揺さぶられます(笑)。



しかもこのミニカー。買う前はあまりデキには期待していなかったんだけど
結構それなりによくできてる。できればゼッケンのステッカーを何種類か作って
10台くらいズラリと並べてみたい。



ちなみに現車には1度だけ遭遇。10年ほど前に訪れたシトロエンのコンセルヴァトワールに所蔵されている
X27を舐め回すように見た記憶があるのだけれど、どんなに探しても写真はなし。
(確かこの列の一番奥にひっそり止まっていたはず!)
ま、所詮叶わぬ片思いなんて、そんなもんです(号泣)。

ではでは。


 
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