<< 今月の推薦図書 | main | 今月の推薦図書 Part1 >>
2016.05.30 Monday

80th Anniversary Tamagawa Speedway

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。
この週末は文字通り世界各地で様々なイベントが行われましたね。
本当なら土曜は浅間ヒルクライムを覗きに行こうかな? と思ってたんだけれど
さすがに身体が動かず断念。
そして昨日、東京の多摩川河川敷で行なわれた
『多摩川スピードウェイ80周年記念プレート除幕式』にお邪魔してきました。



多摩川スピードウェイに関しては昨年11月に行なわれた『多摩川スピードウェイ 回顧展』
ご紹介したときにも、簡単にご紹介しましたが
1936年に日本初、アジア初の常設サーキットとして開場し、
同年6月7日に開催された『全日本自動車競争大会』を皮切りにいくつかの2輪、4輪レースを開催し
戦前〜戦後期にかけての日本モータースポーツ史の礎を築いた記念すべき場所。

その誕生から80周年が過ぎ、今も当時のメインスタンドを残す多摩川スピードウェイの
産業遺産としての史跡的価値を評価し、後世に引き継いでいくために
有志からなる『多摩川スピードウェイの会』の皆さんが行政を含めた関係各位に働きかけ
このたび80周年記念プレートを川崎市に寄贈、グランドスタンド跡に設置する除幕式が行われました。



川崎市の福田紀彦市長、ヴェテランカークラブ東京の堺正章会長、
日本クラシックカークラブの山本英継役員、そして多摩川スピードウェイの会、小林大樹副会長の
手により、80周年記念プレートをお披露目。

福田市長からも「川崎市の貴重な産業遺産として、この跡地を保存、活用していく」という
力強いスピーチがありました。



川崎市側の河川敷に残る観客席の中央部分に設置されたプレート。
これまで多摩川スピードウェイがあったことを示すものがなにもなかっただけに
写真入りで日本語/英語併記されたプレートが設置されたことは、非常に意義深いことだと思います。



それもこれも、日本モータースポーツ史の曙というべき場所を、我々の手で後世へと繋いでいこうと
数年来にわたって努力されてきた、多摩川スピードウェイの会のみなさんの努力の賜物。
その意志に川崎市、大田区をはじめとする行政が賛同してくださったのは、非常に大きい一歩だと個人的に思います。



また今回の除幕式では、かつてこの地で行なわれた全日本自動車競争大会に参加した
アート商会のカーチス号と、三井家のブガッティT35Cを、
ホンダ・コレクションホールの協力で特別展示。



昨年行なわれた回顧展に展示されていた、この写真の組み合わせが80年ぶりに
多摩川に戻るという、粋な演出でありました。



今回は、日曜日の昼間ということで一般に開放されている多摩川河川敷という場所も配慮して
ごく一部の関係者とメディアのみによる除幕式となり、多くの方々にご参加いただけなかったのが
残念ではありますが、これを期に貴重なスタンド跡が広く認知されるようになるのは嬉しい限り。



一方、コースの方は近年行なわれた改修工事で、かろうじて面影が残っていた
最終コーナーの痕跡が消えてしまったのが、なんとも残念。
でも、いつかここに当時のクルマたちを集めて、デモランでも行えるようになれば良いですね。



「今日の除幕式がゴールではなく、これからがスタート」と語る小林副会長。
7月17日から31日には、川崎市民ミュージアムで多摩川スピードウェイの写真展
開催されることとなっているなど、今後も保存、継承に関する活動を行っていく予定だとのこと。



何はともあれ、ともすれば、人々の記憶とともに消えかかりそうになっていた伝説のサーキットが
こういう形で後世に引きついでいかれることを、天国で喜んでいる人は多いだろうな
と思った、日曜の朝でありました。

みなさんもよかったら、ぜひ足を運んでみてください。

ではでは。
 
コメント
コメントする








 
この記事のトラックバックURL
トラックバック
Calendar
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< October 2020 >>
Selected Entries
Categories
Archives
Recent Comment
Recent Trackback
Links
Profile
Search this site.
Others
Mobile
qrcode
Powered by
30days Album
無料ブログ作成サービス JUGEM