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2017.02.15 Wednesday

Bentley Continental GT V8 S Mooncloud Edition

 

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記



こんにちは。

しばらくぶりのご無沙汰でございます。

なんか南アフリカから帰ってきたーーっと思ったら、もう2月半ば。

このままいくと、きっともうすぐ今年も終わりますね。あははは(乾いた笑い)。

 

 

ということで、本日は東京のキャピトル東急で行われた

ベントレー・マリナー・プレゼンテーションの会場へお邪魔。

 

 

今回は本国からマリナー部門のヘッド・オブ・コマーシャルを務めるトレーシー・クランプさんと

プロダクトマネージャーのジェイミー・スミスさんが来日。

それにあわせ、日本限定車となるコンチネンタルGT V8S

Mooncloud Edition(ムーンクラウド・エディション)が発表されました。

 

聞けば、これまでクーペモデルではオプションでデュオトーンのボディカラーを選択することはできなかったのですが

ディーラーサイドからの要望に応えるかたちで、マリナーの手による12台の限定車を製作したのだそう。

オニクスという漆黒と、ムーンビームという名のシルバー(写真がハレ気味ですいません)がシックでかっこいい。

 

 

しかもボディに合わせて内装も特注。中でも助手席のパネルに施されたジオメトリック細工がハイライト。

 

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後ろはこんな感じ。これ目立つけど決して派手派手ではないし、コンチGTの迫力と綺麗さを

うまく際立たせる絶妙なカラーリングではなかろうか。さすがマリナー。いい仕事しなはる。

 

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そんなマリナーというお題に合わせ、会場にはクラシック・ベントレーの2台お目見え。

まずは1950年式のマーク6スポーツ・サルーン。なんとボディは手叩きのアルミ製。

なんでも約1年の間に数台しか作られなかったレアモデルだとか。

 

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こちらは1960年式のS2コンチネンタル・スポーツサルーン。どちらもお馴染みワクイ・ミュージアムの所蔵車。

しかしいつも思うことですが、それぞれのお題に対して、さっと該当モデルを用意できるワクイ・ミュージアムって

改めて凄いとこですよね。いやほんと。まだ埼玉の加須へ行ったことがない人は必見。

 

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そしてマリナーと聞いて個人的に思い出すのが、2008年の9月に行ったクルー本社取材。

確かひとりでイギリス・マンチェスター空港まで飛び、空港に着いたら誰もお迎えの人がいなくて途方にくれ、

数時間後にやってきたアルナージに乗せられて豪華なホテルに届けられ、朝起きたらホテルの前がベントレーの群れ。

 

そこで訳もわからず、ブルックランズの後席に押し込まれて到着したのが……

 

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ヘリポート(笑)。そこでいきなりヘッドセットを付けられ、そのまま空へ!!

 

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30分くらい乗って降り立ったのは、大西洋を望むアングルシーという小さなサーキット。

そこでデレック・ベル御大の運転する2002年式のEXPスピード8の助手席に乗れると聞いて

ワクワク待っていたら、なんとエンジントラブルで中止。がうーん。

 

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「まあまあ、そんなにしょげるなよ」と、ヒストリック部門のボスのリチャードさんが

1929年の4 1/2リッターの助手席に乗せてくれたりして。

後で調べたらこのクルマ、1930年のル・マンでバーキン/シャサーヌ組がドライブした個体そのものでした。

 

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「どーだ、ブロワー・ベントレーよかったろ。でも、せっかく遠いところから来たのに可哀想だから」と

(言ったかどうかは分からないけど)と、ベル御大がコンチネンタルGTの助手席に乗せてくれて

いつもより多めに振り回してもらったりしたのでした。

それにしても……俺若いな。

 

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そしてさらにヘリに乗せられクルーのベントレー本社へ。

そこで色々レクチャーを受けながらバーキン・スペシャル(これはリクリエーション)など所蔵車を

見学させてもらったり……。

 

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工場に潜入して、エンジン加工の現場からアッセンブリーまで、ほぼすべての工程を

余すことなく見学させてもらえたのでした。

 

その頃はちょうど、ブルックランズの最終生産分の仕上げが行われていた時でしたね。

ひとつひとつ職人さんが丁寧に手作りしている様子をじっくり観察させてもらって、

余計にブルックランズ欲しくなったのは、この時。無論、今でも決して諦めたわけではありませんが。

 

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さらに工場見学は続き、ウッドパネルの製造工房とか、革のなめし過程とか、おばさんたちがミシンひとつで

カタカタとシートや内張のステッチを縫い合わせているところとか、色々見せてもらったのでした。

この時も言っていましたが、某R社と生き別れになったとき、こうした職人の皆さんは慣れ親しんだ地元に

残ったので、長年培われてきたクラフトマンシップはすべてベントレーに受け継がれたとのこと。

「あっちとは、まるでクオリティが違う」とはその時の担当者の弁。どうも未だにその傾向はあるらしいっすよ。

 

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で、クルー工場内にあるマリナーの工房も見学。入り口には2003年にマリナーが手がけた

エリザベス2世専用のステートリムジンのモックアップが。ひえー。

 

しかし写真を撮っていいのは、このエントランスまで。

某国の王様とか、どこどこのVIPとか、スペチアーレなオーダーを抱えているマリナーの内部は

もう守秘義務の塊。しかしながら、地雷を踏んでも大丈夫なフロアとか、マシンガンにも耐えられる窓とかいう

物騒なものから、全身金ピカ先生のブルックランズや、超ストレッチ・リムジンまで、

色んな特装車を見せてもらいました。

「我々に不可能はありません。強いていうなら空を飛べというくらいでしょうか?」

 

そのときの様子は当時カー・マガジンと並行して作っていたベントレー専門誌

『FLYING B』(ネコ・パブリッシング 刊)の第2号(古本屋で探してみてね)に載っているのですが

マリナーの仕事っぷりを直で見た身としては、あれだけの特装を施したコンチGTが

標準車のたった100万円高で買えるというのは、超、超バーゲンプライス!なのは間違い無し。

普通にマリナーにオーダーしたら、その数倍は掛かるでしょ。

 

余談ながら12台限定のムーンクラウド・エディションのほとんどがSOLD OUTだのこと。

いやぁいつかはマリナーにしれっと特注でベントレーをオーダーできる大人になりたいなぁ。

あ、その前にブルックランズを1台手に入れないとな。

いやいや、その前にはEタイプと、911 SWBと、エランを手に入れておかないと。

というか、それより前に残ってる69君の支払いを終えることですね。

 

まだまだ先は長い。

 

ではでは。

 

 

 

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