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2017.03.13 Monday

富士ワンダーランドフェス! FUJI WONDERLAND FES!

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記



こんにちは。

この週末は富士スピードウェイに通い詰め、設立50周年を祝う記念イベント

『FUJI WONDERLAND FES!(富士ワンダーランドフェス!』にお邪魔してきました。

 

その前の3月10日にジョン・サーティースが亡くなるというショッキングなニュース

(ビッグ・ジョンの思い出ついては、また次の機会に)が入ってきたりしましたが

そういうことも含めて、モータースポーツの歴史というのは、刻一刻と進んでいくものかもしれません。

 

 

運営側としてもお手伝いした昨年秋のRICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINEとは違い、

今回はいちメディアとしての参加ですが、なにはともあれ鈴鹿に引き続いて、

富士でもヒストリックのビッグイベントが開かれるのは嬉しい限り。

 

今のところ、富士ではこの1回きり……という話みたいですが、鈴鹿の50周年がサウンド・オブ・エンジンに

結びついたように、富士でもヒストリックが盛り上がるといいな、と個人的には思っています。

 

 

当日のパドックオープンは朝7時30分からだったのですが、その時から会場にはものすごい数のお客さんが来場。

9時30分からストレート上で始まったオープニングセレモニーには、

富士のファースト・ウィナーである細谷四方洋さん、第3回日本GPウィナーの砂子義一さんをはじめとする

レジェンド・ドライバーの皆さんから、現役組までが集結。賑やかなスタートとなりました。

 

※画像はクリックすると拡大します

 

そしてパドックには1960年代のレーシング・プロトから、GCマシーン、各種フォーミュラ、ツーリングカー

グループC、スーパーGTなど、富士スピードウェイの50年を彩った珠玉のマシーンたちが集結。

富士にこれだけのマシンが集まるのは、富士フィーナーレか、タイムマシン・フェスティバル以来のことかも。

 

※画像はクリックすると拡大します

 

コース上では、富士の歴史をなぞるように、それぞれのカテゴリーのマシンが疾走!

個人的には北野元さんのドライブする日産R381の姿にシビれたなぁ。

それに合わせるように河野義和さんのタキ・ローラT70と、大嶋和也選手のドライブするトヨタ7の姿も!

 

どうせなら鮒子田さんや、見崎さん、高橋晴邦さんにドライブして欲しかったー! という気持ちもありますが

現役ドライバーがドライブするというのも、歴史を引き継ぐ上で重要なこと。

「これ意外と運転しやすいんですよ」という大嶋選手のコメントも新鮮でした。

 

 

久々にいすゞR6スパイダーの姿を見れたのもよかった。

R6といえば、浅岡重輝さん、米村太刀夫さんを連想しがちですが、実は津々見友彦さんも乗ってるんです。

その津々見さん、R6スパイダーに合わせてわざわざジェットヘルメットとゴーグルを用意。

「このクルマ、エンジンがいいんだよ!」と堪能された様子。

 

 

そしてもう1台、個人的にその勇姿を見れて嬉しかったのが、マナ09。

このリーバイス・マナ09といえば、昨年お亡くなりになった片山義美さん、もしくは従野孝司さん。

おおこれは、まさにドンピシャ!と思って従野さんにお話したら、

なんでも足が当たってしまって乗れない(!)のだとか。ということで藤井修二さんがドライブ。

「でもさあ、これであの30度バンク走ってたなんて、信じられないね!」という

従野さんは、もう1台の元愛機であるITOHAMU 89Gをドライブされていました。

 

 

あと、やっぱ富士といって欠かせないのがスカイラインGT-R。

この日のためにVICTORY 50の内田さんが精魂込めて仕上げた高橋国光車と久保田洋史車を

それぞれご本人がドライブするという大盤振る舞い! つねに2台揃ってのランデブーは泣けた!

 

 

それでもって降りてきた2人はこの笑顔! もう何も言うことありません!

 

 

さらにJCCAでおなじみ、マイナーツーリングの皆さんも大挙出場。

何台かがダンゴになってスリップストリームを使いあう、往時の様子を再現する

「魅せるレース」に徹してくださったサービス精神に乾杯。

 

なんてったって、カフェトレド・トリイ・サニーは影山正彦さん、東名サニーは影山正美さん、

浅野自動車スターレットは浅野武夫さんがドライブしてますからね。面白くないわけがない!

 

 

で、メインイベントとなったのが、1976年のF1イン・ジャパンのトリビュート。

ゆかりの深い6台のマシンがストレートに並ぶ様は圧巻のひとこと。

 

 

今回、このために英国クラシック・チーム・ロータスから来日したのが、1976年の富士で

マリオ・アンドレッティがポールtoフィニッシュを果たしたロータス77(JPS11)そのもの!

ドライブするのは、久保田克昭さん。当時と同じくポールtoフィニッシュを決めました。

 

エンスーの皆さんならご存知でしょうが、このタイプ77の1号車は、

かつて故 西田旬良さんが所有しサラブレッドF1シリーズに参戦していた個体そのもの。

CTLのマネージャーのクリス・ディネッジとともに、久々の里帰りを果たしました。

 

 

またCTLの粋な計らいで、1976年の優勝トロフィーもマシンとともに来日。

ピットに展示されていた様子をご覧になった方も多いと思います。

 

これを見ながら、クリスに「ジュンロウも上から見てるかもね」と言ったら

「ああ、たぶんな」と、二人でなんかしみじみ。

 

 

1976年にジェームズ・ハントがドライブし、フランスGP、ドイツGPで優勝した経歴を持つ

マクラーレンM23を駆るのは、オーナーのアンドレア・キラーニ。

普段FIAヒストリックF1や、モナコ・ヒストリックに出場しているキラーニさんは

映画『RUSH』の中で、このM23とともにハント役で出演した経歴の持ち主でもあります。

 

 

そして今回の白眉といえるのが、95%以上オリジナルという超絶コンディションの

1977年式フェラーリ312T2。オーナーはレースで走った直後からずっと所有しているという

アメリカのコリン・バッハさん。すっごい面白いエピソードをいろいろ聞かせてもらいました。

その話は……またどこかで(笑)。

 

 

SSOE にも参加してくださった小嶋禎一さんは、愛機ウルフWR1とともにエントリー。

このマシンがジョディ・シェクターとともに富士で暴れまわったのは、1977年のこと。

こうなるとティレルP34とか、ティレル007とか、リジェJS9とか、ブラバムBT45Bとか

いろいろ揃えたいところでしたねぇ。そんなことがいつかできる日を祈りましょう!

 

 

一方で期待のマキF101AとコジマKE007はどちらもエンジン・トラブルのため不出走。

マキにはドライバーとして速水翔こと新井鐘哲さんもいらしていただけに、余計に残念!

 

 

F1以外にも、F2、F3、F3000、フォーミュラ・ニッポン(スーパー・フォーミュラ)のマシンも出走。

これは土曜のプラクティスの様子ですが、一斉に全車がローリング・スタートする光景は迫力あります。

 

 

個人的な推しは、和歌山の上住コレクションからノバ532とともに出走したマーチ842BMW。

レーシングメイト・カラーのこのマシーンは、ex-松本恵二車。

10年以上前に初めて上住さんのガレージに伺ったときは不動だっただけに、この復活は素直に嬉しい!

 

 

さらにex-片山右京のキャビン・ローラT90/50が、

同じくキャビン・カラーのラルトRT35とランデブーする姿に号泣。もう涙腺は決壊しまくり。

右京さんはもちろん、ケン・マツウラさんも会場にいらしていたし。やっぱこの時代が僕の青春なんだな。

 

 

そして極め付けがグループCのデモンストレーション・ラン!

高橋国光さんが、タイサン・ポルシェ962Cを、関谷正徳さんがトヨタTS010を、鈴木利男さんが日産R92CPを

そして星野一義さんが日産シルビア・ターボC、寺田陽次郎さんがマツダ787B、中嶋悟さんが童夢トムス85CL

戸谷千代三さんがMCSグッピーと、それぞれ当時のマシンを駆るという豪華ラインナップ!

 

このローリングスタートはシビれたなぁ。本当はこれをSSOEでやりたかったんだよっ!

悔しいから今年のSSOEはもっと頑張りましょうね!!

 

 

あと個人的にどーしても触れておきたかったのが、ピットビル3階に展示されてたこのヨタハチ。

なんでも富士で使われていたマーシャルカーが発見され、レストアされたのだそうな。

あちこちにスポーツコーナーのパーツが使われファインチューンされているのだそう。

これは素敵。できれば原田コレクションに保存されているEタイプのマーシャルカーと並べたかった!

 

 

もうひとつ。並み居るマシンたちの中にあって、注目している人はあまり見られませんでしたが

僕個人としては、歴史に残る駄作F3000として知られるマーチ88Bの姿を拝めただけでも

このイベントに来た甲斐がありました。この薄いサンドポンツーン最高。

当時乗った方には嫌な思い出しかないかもしれませんが、僕が唯一欲しいF3000マシンがこれ!

 

 

……と、ざっくり紹介してきましたが、非常に充実した内容だった富士ワンダーランドフェス!

 

でも何かすっごく足りない気がしません?? そう、個人的に富士の50年を語るのであれば

どうしても生沢徹&ポルシェ906のコンビは欠かせないと思うのですよ!

(もちろん他にも欠かせない人や、マシンはありますが)

 

確かにこういう場に生沢さんが現れる可能性は皆無なのは、重々承知しているけれど

なんかそのまま終わられてしまうのは、画竜点睛を欠く……という気分になるのです。

どうでしょう?

 

ではでは。

 

 

コメント
コメント失礼いたします 、 50周年を記念しての特別な大イベントとはいえ 今回 FSW さんは非常に力を入れていらっしゃいましたね 。

今回の M23 が RUSHの撮影にも使われた物だったことや 312 T2 のオリジナル度の高さには驚きですけれども 、 西田さんが亡くなられた後はどこへいったのだろうか と長らく思っていた タイプ 77 が現在は CTL 保有ということで安心した反面今後日本で見ることが出来る機会は非常に限られる あるいはもう無いかもしれない ・・・ という点にはやや残念に感じてしまう部分も有り 。 タイプ 77 に関しては出来れば 4月の JLD にもサプライズ として登場してくれたら なんて期待もしてしまいますが ・・・ 。

1986 〜 88 頃と言えば所属していた大学自動車部の関係で鈴鹿のBSパドックでレースタイヤ組み換えのバイトをしていまして 、 浜島リーダー の指示の下 今回の マーチ 88B をはじめ BS ユーザー の F3000 や グループ C 等のタイヤ のリム組みをしていたことを懐かしく思い出します 。

当時 F3000 では確か星野選手だけが使用していたと思いました おそらくは高額な ? BBS製 ホイール のリムを 1 日に 2 本作業中に 曲げてしまったことが有りまして ・・・ 。


  • sulusumi-jps
  • 2017.03.14 Tuesday 11:07
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