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2017.03.23 Thursday

75th Goodwood Members' Meeting 2017

 

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記



こんにちは。

この週末、イギリス・グッドウッド・サーキットで行われた恒例の

『75th グッドウッド・メンバーズ・ミーティング』に行っていました。

 

復刻版メンバーズ・ミーティングとしては4回目となるこのイベントですが

1949年に始まった第1回メンバーズ・ミーティングの優勝者はコーリン・チャップマン(!)だったそう。

 

photo:Kozo Fujiwara

 

さて、6月末のフェスティバル・オブ・スピードや、9月のリバイバル・ミーティングとは違い

戦前から90年代まで幅広い年代のレーシングカーをテーマとしたサーキット・イベントとして

年々盛り上がりを見せているメンバーズ・ミーティング。

(これからのトレンドを知るうえでも重要なイベントなのですよ)

これでヨーロッパのヒストリック・シーンもいよいよ開幕であります。

 

今年は雨こそ降らなかったものの、風が強くて終始極寒。いや、ホントに寒かった。

でもそれぞれのレースは中身も濃くてすっごく面白かった。

 

中でも個人的に注目していたのが1966年までのBMC Aタイプ・ユニットを搭載した

スポーツカーによって争われる『ウェスレイク・カップ』。

 

 

確か2010年のリバイバルで行われた『フォード・ウォーター・トロフィー』でも

モディファイド・スプリジェットが大量エントリーしたことがありましたが、今回はAタイプだけだからね。

本当にいろいろなモデルが集まりました。ホントこれは素晴らしい。

 

レースの方は途中で大きなクラッシュがあったりして、荒れた展開になってしまったのが残念だけれど

あちこちでバトルも多くて本当に楽しかった。思わずスプリジェットが欲しくなる!

 

 

今やメンバーズ・ミーティングの名物のひとつにもなっている1000cc F3による『デレック・ベル・カップ』も開催。

土曜の朝イチで予選、夕方に決勝と1日ですべて終わってしまったのが個人的に残念ではありましたが

こちらも本当に楽しかった。雨上がりのセミウエットで行われた予選をセント・メアリーズ・コーナーで

見ていたんですが、皆んなマシーン・コントロールが本当にうまい。惚れ惚れする。

 

決勝の方も、スタートから2位、3位争いが白熱していて本当に面白かった(ライブ中継みました?)。

 

 

ex-生沢号のBT21(67年に生沢さんが使っていたけどクラッシュして廃棄したシャシーを、

当時ウィリアムズのメカニックだったトニー・トリマーが蘇らせてフォーミュラ・フォードに使っていたもの

元のBT21はニューフレームでリペアされ売却。現在は生沢さんが所有)と

オーナーのマイク・パスカルさんも荒れた決勝の中で冷静にレースを進めて無事に完走しておりました。

 

 

もちろんメンバーズ・ミーティングの顔ともいえる、『ジェリー・マーシャル・トロフィー』は

土曜の60分セミ耐久と、日曜のスプリント・レースの2レースを開催。

改めてこの面白さを説明するまでもないですね(笑)。相変わらず凄いバトルの連続でした。

 

 

そこで個人的に注目したのが、このレースの冠のルーツでもあるツーリングカーの名手、

故ジェリー・マーシャルがドライブしていた1977年式のヴォクスホール・マグナムDTV。

去年ここのボナムスでオークションにかけられた個体だね。これが1台出てくるだけで深みが出る!!

 

 

一方、毎年いろいろな仕掛けをしてくるメンバーズ・ミーティングですが、今回の目玉のひとつがコレ。

1980年代から90年代まで、興隆を誇ったツーリングカー・レース、グループ A!

すでにグループCやグループBのリバイバルが盛り上がっているだけにグループAも来るだろうなと

思っていたら、やっぱ来たね(笑)。BMWが635CSiやM3をもってきてベルガーやラヴァーリアを乗せるわ

TWRローバーSDIヴィテス、XJ−Sも出てくるわ、ボルボ240ターボも来るわの大盛り上がり。

 

でも日本車が1台もいないのは惜しい! さらに場内放送が

「グループAではシエラが無敵だったけど、唯一オーストラリアでGT-Rに敗れた」

と言って、日本のグループAの歴史がまったく無いもの(ダンロップ・シミズ・シエラがいたのに!)

になっていたのが残念。やっぱこのあたりのアピールがこれから必要だね!

 

 

そしてもうひとつの目玉が1990年代のFIA GT1! こちらにはポルシェAGが協力して

911GT1-98がエントリーしていたほか、911GT1が4台も集結!!

 

エントリーリストにはジャガーXJ220Cとか、ブガッティEB110 SS GTIとか

トヨタTS020 GT-One Evo99(なんと個人所有車!)の名前もあったのですが

残念ながら姿を見せず……残念。でもこのGT1もこれから来そうな気配。

 

 

また昨年は1960〜70年台の5リッター・グループ5(512とか917とか)の特集が行われましたが

今回は1970年代の3リッター・グループ6を特集。

アルファ・ロメオ・ティーポ33/3とか、ポルシェ908/3とか、ドゥ・キャディネ・ローラT380など

これまたなかなか普段は見られないマシーンが集合。

 

 

なかでも1972年式のマトラMS670は調子も良くていい音していたなぁ。

 

 

さらに展示のみ(本当は出走する予定だったらしい)だったけど、幻のガルフ・ミラージュM6クーペの姿が!

エンジンはなんとコスワース・ウェスレイクV12。その神々しい姿を拝むことができないのが残念だけど

本物は想像以上にかっこよかった。こういう出会いがあるのも、この手のイベントのいいところ。

 

 

あと珍しいところでは、60年代GT&スポーツカーで競われるグラハム・ヒル・トロフィーに

ビル・トーマス・チータの姿がっ! おおー。走ってるとこ初めて見ました。

でもなんかトラブってるらしく、予選で姿を消してしまった。

 

 

そういえば、1984年までの250cc & 350cc 2ストローク・GPレーサーで競われる

『ヘイルウッド・トロフィー』のオープニングでホンダRC181に乗って登場したのは

あのマイク・ヘイルウッドの息子、デイヴィッド・ヘイルウッド。

 

かつての父の愛機にまたがり、サーキットを1周デモラン。

 

 

そうそう。今回も会場内のボナムスのオークションを見てきました。

なんかもう大物は出尽くして、市場も安定方向に向かっている感じがしますが

個人的に注目したのはこれ。元アラン・マン・レーシングのエスコート。

レースレディのフルレストア車。最低予想落札価格ギリギリの約2800万円で落札。むむー。

 

 

というわけで、今年もみっちり楽しみました。

細かいことや、コウゾウさんの撮ったカッコイイ写真などなどは

改めて様々なメディアでご紹介させていただけるといいなぁと思ってます。

 

ではでは。

 

 

 

 

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