<< 今月の推薦図書 | main | 1979 Aurora AFX Series Brands Hatch >>
2017.05.30 Tuesday

R.I.P. Eric Broadley

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記

 


こんにちは。

今週は、月曜の朝から佐藤琢磨選手がインディ500で日本人初優勝を遂げたという

素晴らしいビッグニュースが飛び込んできましたが、その一方でこんな悲しいニュースも入ってきました。

 

© Ford Motor Company

 

イギリスのレーシングカー・コンストラクター、ローラ・カーズの創始者である

エリック・H.ブロードレイが5月28日に88歳で亡くなったそうです。

 

ブロードレイは学生時代に建築学を学んだのちに、建築会社に積算エンジニアとして就職。

その傍にホビーとして1956年にオースティン・セブンを改造した”ブロードレイ・スペシャル”を

製作したところから、彼のレーシングカー・デザイナーとしてのキャリアが始まります。

 

いくつかのレースで活躍したブロードレイ・スペシャルは注目を浴び、ブロードレイの元に

レーシングカー製造の依頼が舞い込むようになります。

そこで彼は自身の作品を、映画『Damn Yankees』に出てくる魔女ローラにちなみ、ローラと命名。

 

1957年に開発した、コヴェントリー・クライマックスFWAを搭載するスポーツカー、ローラMk1は

1959年にグッドウッドで開催されたRAC トゥーリスト・トロフィーでクラス優勝を飾るなど

”ロータス・イーター”として、その評価を高めていくことになりました。

(ローラ・カーズとしての会社設立は1958年)

 

1966年のインディ500。この年、ローラT90でレースを制したグラハム・ヒル(右)と、

同僚のジャッキー・スチュアート(左)とともに © Ford Motor Company

 

 

その後に、彼の作り出したレーシングカーたちの活躍については改めてここで説明するまでもないでしょう。

少なくともはっきりといえることは、ローラがなかったら、フォードGT40も、ホンダRA300も

この世に生まれることはなかった、ということ。

 

さらにいえば、第2回日本グランプリにローラMk3 FJが登場して以来、

ローラが作り出したマシンが日本レース界の一時代を作り上げていたといっても過言ではないと思います。

 

 

もしかしたら今頃、一足先に天国に行ってしまったジョン・サーティースと再会して

ヤァヤァと、やっているのかもしれませんね。

 

改めてレース史に残る偉大なエンジニアのご冥福をお祈りいたします。

 

ではでは。

 

コメント
コメントする








 
この記事のトラックバックURL
トラックバック
Calendar
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< June 2019 >>
Selected Entries
Categories
Archives
Recent Comment
Recent Trackback
Links
Profile
Search this site.
Others
Mobile
qrcode
Powered by
30days Album
無料ブログ作成サービス JUGEM