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2011.02.02 Wednesday

2011 JCCA ニューイヤーミーティング その2


Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記


今日は昨日お届けしたJCCA ニューイヤーミーティングの第二弾。
メインテーマのホンダ車以外に目に止まったネタをお送りします。

今回も会場には様々なヒストリックカーが展示されていたのですが
元カー・マガジン編集委員のB滝さんが、開口一番
「今年最大の収穫」と言ったのがこれ。


Bubble Car Clubさんのブースに置いてあったFMR Tg500 !
そう、タイガーのペットネームで有名なメッサーシュミット一族の高性能版です。
ザックス製494cc 2ストローク空冷ツインを搭載し
最高速度130km/hを謳ったモンスター・バブルカー。
1957年から61年までの間にわずか950台ほどが生産された希少車で
現存するのは50台以下といわれるシロモノなのです。

それだけでも貴重なのに、なんとこのクルマ
当時、芙蓉貿易によって日本に輸入されたディーラー車
(一説には2〜3台といわれている)のうちの1台なんだそう。
詳しくはB滝さんの談話室 小池屋 まで。

(クリックするとポップアップします)

ヤレ方は相応ですが、オリジナル度は非常に高そう。
ヘタにフルレストアなどせずに、このまま大事に維持されるといいなぁ
と思わせるコンディション。センターに付くラジオも
当時のオプションだったブラウプンクト製が付いています。


続いて目に止まったのがこちら。
1966年型のシムカ1500。いやーーーーこれは超レア車。
クライスラーに吸収合併された1963年に登場したFRサルーンで
文字通り1300と1500という2種類のエンジンが搭載されました。
おそらく日本に現存するのはこれ1台?

(クリックするとポップアップします)

そのリアまわり。テールをよーーく見ると“オートマティック”という
エンブレムが付いてる。お? もしやと思い、先日ご紹介したFLのオーソリティ
市川の鈴木モータースさんのブースで聞いてみると

「以前藤原さんが取材に来た時に、ヤードの奥に仕舞っていたあのクルマです」
とのこと。

いやーやっぱそうでしたか。オートマのシムカ1500なんて世界中を探しても
そうはあるもんじゃないですから。
何でも現オーナーの熱意で、路上復帰を果たしたそうな。
これは目出たい。ヒデキ感激。


続く珍車がこれ!
なんだか分かります? オランダのダフというメーカー(トラックで有名ですよね)の
小型自動車、ダフ44です。すごい!
以前大阪のVINTAGEさんにある黄色の個体は見ましたが
他にもダフが現存するとは!!

清冽なボディデザインは、ジョバンニ・ミケロッティの手によるもの。
特筆すべきは、当時ダフが“ヴァリオマティック”という名称で売りにしていた
CVTを変速機に採用していること。

ちなみに会場にはこの他にも

(クリックするとポップアップします)

若干14歳の生沢少年の最初の愛機となった
オーツキ・ダンディ号や

(クリックするとポップアップします)

若干16歳の鮒子田少年の愛機だったマツダR360クーペ
などの姿も見られました。
相変わらず楽しいです。

閑話休題。
NYMといえば、年明け最初の物欲暴走イベントとしても有名。
まず最初に僕の目に飛び込んで来たのが


長野のoffice 403 さんのブースにあった
クラシック・モールトン。
これは弟分ともいえるモールトン・ミニ。
過去に何度も欲しくて、塩見さんには迷惑をかけてますが
久々に見ても欲しい〜。

最近再販された洋書、PAUL GROGANの「The "classic" Moulton」
や「The marvellous Moulton mini」を読みつつ勉強の日々です。

(クリックするとポップアップします)

もうひとつの掘り出し物は、一昨年発売され反響を巻き起こした
フルフェイス・ヘルメット、Bell Star Classicの実物!
往時のベル・スターをモチーフに最新のマテリアルで復刻した
このメルメットは最新のFIAの基準にも対応。
しかも(株)YFCさんのブースにあったそれは、新品なのに
4万4000円というプライスタグが!(定価8万円くらいですから)

うそーーーん! と叫んでお伺いしたら
なんでもサンプルで仕入れたもので、サイズがXLゆえにこの値段なんだそう。
奇跡を信じて被ってみるもブッカブカ。

でもモノはかなり良かったです。
ヒストリックレーサーの皆さん、これ買いだと思います。

(クリックするとポップアップします)

あ、関係ないですけど、これにも気持ちがグラグラしました。
オリジナルカウル付のTZ250だって!
怖くていくら? なんて聞けなかったな。

そんな今年のNYMで個人的にとーーーっても衝撃的だったのは
ホンダ ツイン カム クラブのブースでお話ししたSさんが
朝イチにオートジャンブルで


チェッカー旗はまだか (生沢徹 著 三栄書房 刊)を見つけ、手に入れたと
お聞きしたこと! ええええーーー。
ヤフオクにも出てこない、超レアな本があっさり売られていたなんて。
だから毎年のNYM詣ではやめられませんな。

(クリックするとポップアップします)

結局僕はといえば、1冊200円(!)で叩き売りされていた
往時のオートスポーツを6冊衝動買い。
いま、1冊ずつ読んでいるのですが、意外な発見があったりして
これはこれでまた楽し。

でも早速本棚のスペースが気になってきたなぁ(涙)。

さて、明日はまたレアなレースネタを。
一方で好評ESSO RACING TEAM STORYの取材は快調に進行中!
ではでは。

コメント
ヘルメットには、デカ頭の小生(必然的に顔もデカい)はいつも困っています。
現在かぶっているのもアライの特注品ですわ(笑)。
デカいだけでなく、典型的なモンゴロイド頭なんで、昔に買ったグリフィン(テツ・インターナショナルでバイザーも買った)は5分もかぶっていると頭痛がしてきて、ジムカーナにしか使えませんでした(泣)。

BELLは私達世代の憧れですね。マグナム、もちろんバイザー(ピーク)も含めて復刻してくれれば、即刻買うんですけどね。もちろんXXLサイズで!
  • Mallory
  • 2011.02.02 Wednesday 12:56
Mallory
個人的にベルスター1×1、ベルスター3×1、マグナム×1を秘蔵してる
隠れベルマニアとしては、とても気になってたんですが
サイズって実際に被ってみないとわかんないですからね。
でもグリフィン持ってるなんて羨まし過ぎます。
いいなー。
  • 藤原
  • 2011.02.02 Wednesday 14:00
おッ、いっぱいお持ち何じゃないですか!
「ベル世代」の小生(ミドル・シックスティーズはベルですよね)もRTとマグナムは残っているんですが、内装が「風化」していて、かぶるたびに……(笑)。
グリフィンは「レストア」して売却しようと思っているんですが、ご入り用ですか?
  • Mallory
  • 2011.02.02 Wednesday 14:38
どうも興味の対象が被るようで・・・
タイガーはちょっと見落としました、シムカがATだったのも。
ダフはさわやかだったですね。
さすがのミケロッティ、トライアンフの1300などと共通する顔つきですね。
  • エスロクレーサー
  • 2011.02.02 Wednesday 18:10
Malloryさん
実は隠れメットフェチなんです。いずれこのMPでも
ヴィンテージヘルメットはやりたいネタなんです。
(田中むねよし先生という協力なブレーンもいらっしゃるので)
いやーグリフィン、良いのだけれど、とても手が出ないんですよ。
  • 藤原
  • 2011.02.02 Wednesday 18:12
エスロクレーサーさん
実は隠れ(どんだけ隠れるんだ!)ミケロッティマニアでもあるんです。
そういう意味でも今年のNYMはマニア泣かせの濃い展示でした。
これはまずます埼玉強化合宿の必要がありますね!
  • 藤原
  • 2011.02.02 Wednesday 18:18
わたしもバイク小僧時代はマグナム2をずーっとかぶっていました。
あれはいいヘルメットだったなあ……。
ヘルメットネタ、いいですね〜!
もしお手伝いできるようなことがあればお申し付け下さい<(_ _)>
  • 田中むねよし
  • 2011.02.02 Wednesday 19:06
私もアウグスタ以外のマシンもちゃんと見ましたよ。派手なマシンは無かったものの興味深いクルマもありました。

DAFは昔Variomaticと組み合わせたエンジンでF3レースに出場していました。でも活躍したという記憶はありません。
オランダ語らしいサイトですがモナコにも出場したようです。
http://www.rallydaf.nl/DAF%20F3.html
いけず〜
ダフは私ぐらいだと思ったのに〜。
ヘルメットはねぇ、GPAが良いですねぇ。
何故かって?
そりゃ、J・P・ジャブィーユのヘルメットだからですよ。
でも、典型的日本人の私には、こめかみが痛くなって被れませんでした。
こんばんは。日曜日はお疲れ様でした。画像と楽しいコメント、只今拝見しました。でね、オーツキ・ダンディ号ですが、よく気が付きましたね!  今となっては、かなりレアな自転車バイクのようで、今回出ていたのは1951年式だそうです。このレア・バイクは、カー・マガジンでは昔大変お世話になった福山の博物館のスタッフAさんが持ち込んだもので、ちゃんと稼働する個体の由。こんなレアなバイクやら、発掘収蔵、修復などなどが行なわれている博物館車両を取材しに、今度福山に押しかけませんか?! 笑。いつでもどうぞとお墨付きいただいてますよ。
  • 小池
  • 2011.02.02 Wednesday 21:31
いやーコメント祭りありがとうございます。

田中むねよしさん
こんばんはー! そうです、まさにむねよし先生の登場をお待ちしてました(笑)。
僕の、マグナムって書きましたが、正確には良くわからんのです。
今度教えてください。というか、ヘルメットネタって人気あるんですね!

lotus49fordさん
すごーい! このHP。CVTのF3って多分上手くいかないですよね。
でもブラバムのシャシーに積んだり、テクノ! に積んだりしてたとは。
この辺りはportagoさんの専門域ですな。

厠之雲黒斎さん
GPA、僕も好きです! って僕の場合はアルヌー御大LOVEゆえですが(笑)。
あのアゴ紐なしのヘルメットも憧れました。ただ、バカ高いんですよね。泣。

小池さん
こんばんはー! やっぱダンディ号って今はレアですよね。アウグスタのノーズの
脇に置いてあって、あーーーーーー! と思って写真を撮ったのです。となると福山
詣でしなくちゃですかねー。
  • 藤原
  • 2011.02.02 Wednesday 22:27
TZ250ですか! いくらだったんでしょうね?
  • アクセル
  • 2011.02.02 Wednesday 22:33
ねぇ(笑)。考えると夜も寝られません。
  • 藤原
  • 2011.02.03 Thursday 00:35
フランスのシムカ1500、渋くてしびれますね!
007シリーズの映画「黄金銃を持つ男」の中でタイの首都バンコクの街並みが出てきて、ヒロインのグッドナイト嬢がアメ車AMCマタドール(5900cc/V8)のトランクに押し込まれて走り去るのを追うスカラマンガ―バンコクの大通りでタクシーを拾おうと手を挙げるも全く捕まらず.....というシーンの中で、1960年代初頭のトヨエース改造の小型乗合バスやブルーバード410のタクシーに混じってこのシムカ1500が出てくる場面、実にトロッと濃い一つの「文化」を感じさせて飽きずに毎回DVDを観ているほどです。
シムカの、同時期の初代マツダルーチェ1500と共通モチーフに貫かれた開放的で軽快なグリーンハウスの造形もさることながら、他にもアルファロメオジュリアスーパーやランチアフルビア、メルセデスW115型220にBMW3.0S.....と出るは出るは往年のヨーロッパ車の逸品、そして縦目のポンテアックグランプリに1973年型ビュイックエレクトラetcと1970年代半ばのバンコクを舞台に名車の競演が見られる同作品、エロワラ様も必見の価値があると思います。
  • 真鍋清
  • 2011.09.26 Monday 00:26
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