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2011.05.10 Tuesday

GROUP C RACING 開幕戦 ドニントン

 



Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記


以前、速報でお届けした
往時のCカーによるヒストリックレース、GROUP C RACINGの 開幕戦。
その模様を写した写真が届いたのでお届けしましょう。

今年からこのレースに、唯一の日本人パイロットとして
愛機1990年型日産R90CKとともに参戦しているのが、久保田克昭さん。

開幕戦ということもあり、ドタバタだったとのことですが
予選では9位を獲得。

そして5月1日、ドニントン・サーキットを舞台に1時間で争われる
決勝レースには、18台のマシーンが出走しました。


なんという壮観な眺め!
まるで最盛期のグループCを見ているよう。

ちなみにポールポジションを獲得したのはBob BerridgeのメルセデスC11。
久保田さん曰く、「鉄仮面早かったです! でも次戦は負けません!」


そんな久保田さんの乗るR90CKのリア翼端板には
“日本のために祈ります We Pray for Japan."
とティームからのメッセージが描かれていました。


しかし……


なんとスタート直後の1コーナーでコースアウト!
その原因は、カーボンブレーキ車初体験ゆえに感覚が違ったとのこと。
これで最後尾に落ちてしまうのですが、
ここから怒濤の追い上げが始まります。

もちろんこの他にもコース上はバトル、バトル、バトル。


ホームストレートで競り合う2台。

右は、1989年に突如デビューし、1年だけで表舞台から去っていった
アストン・マーティンAMR1。ドライブするのは、スポーツカーの名手で
デイトナ24時間3勝を挙げた、あのアンディ・ウォレス!
確か当時はブライアン・レッドマンやスタンレイ・ディケンズがドライブしてたはず。

そのAMR1と競り合うのは、1991年から日本のJSPCに参戦していた
フロムエー・日産R90CK。ノバ・エンジニアリングがR90CKに
独自のモディファイを加えた1台で、当時はマウロ・マルティニや
ハインツ-ハラルド・フレンツェン(懐かしい!)が乗ってましたね。

(訂正。1991年のR90CK改をドライブしたのは、中谷明彦/フォルカー・ヴァイドラー組。1992年はR91CKベースとなって、マウロ・マルティニ/ヴァイドラー組に。しかしシーズン途中でヴァイドラーが病気で帰国し、急遽H.H.フレンツェンが合流したのでした。オタクな話ですんません)


今回ドライブするひとりは、プロヒストリックレーサーでもあるMartin Stretton。
いやぁ、ヒストリックレースとはいえ、役者揃いです。


なかにはこんなクルマも!
1984年型ランチアLC2。
当時、アレッサンドロ・ナンニーニや、ボブ・ウォレック、パウロ・バリッラ、
マウロ・バルディなんかがドライブし、果敢にポルシェ956に
立ち向かっていく姿が泣けました。



さらに1990年型のジャガーXJR11(手前)と、1989年型のXJR9(奥)とのバトル!
ヘッドライト以外、一見同じように見えるものの、
こうして並べてみるとフロントフェンダーのアールが違うんですねぇ。



レースは1時間におよぶ耐久レース形式。
途中、25分から35分の間にピットストップ&給油!が
義務づけられるという本格的なもの。

ドライバー交替も可能ですが、久保田さんのように
ひとりで走りきるティームも多く見られます。



さて、最後尾から追い上げをはかる久保田さんは
今回ファステストを記録したメルセデスC11のわすかコンマ1秒落ちという
ラップを刻み総合3位まで順位を挽回!

昨年のHSCC HistoricF2で年間チャンピオンに輝いた腕はカテゴリーを移しても健在。
この調子なら、ポディウムの真ん中に日の丸が上がるのは、時間の問題かも。


結局レースはBob BerridgeのメルセデスC11が圧倒的な強さで優勝。
2位は久保田さんと一緒に写る、ジャガー遣いのJustin LawのXJR9
(さきほど紹介したゼッケン14のマシーン)。

「彼がジャギュワー(Jaguar)オタクの、ジャスティン・ ローです。
 ヒストリック・ルマンも勝ってます! 負けた」

とは久保田さんのコメント。
さすがの久保田さんも1時間レースをして筋肉痛になったとか。
気になる第2戦は、5月27日〜29日のスパ・フランコルシャン。
その模様は後日またご紹介したいと思います。

なんかこうして写真見ているだけでも
GROUP C RACING、実際に見に行きたくなりますよね。

いずれ日本でも開催してもらえないものでしょうか?
トヨタ、日産、マツダが動態保存しているクルマに当時の
ドライバーの皆さんを乗せたりしたら
Fポンよりお客さん入ると思うんですが。

ねぇ?


※モータープレスでは、ESSO RACING TEAMはもとより
往時のレースシーンにまつわる皆様からの情報をお待ちしております。
コメント欄に載せたくないもの、または画像を添付したい
といった情報については、今後 

motorpress.jp@gmail.com

まで、メールにてお寄せください。
基本的に受信専用のアドレスのため早急なお返事ができない
可能性もありますが、どうぞよろしくお願いします。





コメント
Cカー大好きです!本当に昔のドライバーが乗ってレースしたらGTより入るかも?見てみたいです。
  • ZAT
  • 2011.05.10 Tuesday 17:13
ZATさん
そうですよね? そういう粋なプロモーターが日本にもいないかなぁ?
  • 藤原
  • 2011.05.10 Tuesday 19:33
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