2010.09.30 Thursday

Bowさんと

 
Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記。




昨日は久しぶりにエランに乗って……



退社して初めて、毎月のように通っていた
Bowさんのアトリエへ。
ご無沙汰しててすいません。

なんだか久しぶりに見たTR6は随分スキッとした印象でいい感じ。
なんでもまた色々手を入れたん出そう。
絶好調だよ! とはBowさんの弁。

そこで近況とか、グッドウッドのお土産話とか
たわいもないクルマ談義などしていたら、すっかり夜に。


すると時を同じくして、表紙の打ち合わせにきた編集部の面々と
若手エンスー軍団が! おーTR6が2台なんて、イギリスでもありえない。
いやーこのハードトップ素敵ですね! と聞いたら、本来Bowさんのに
付いてたものなんだそうな。そしてこのクルマ、カーマガ257号で
紹介したフランス仕様のTR6。随分手をかけて良くしましたねぇ。


で、結局みんなで連れ立って近所のガストへ。
ナイトツーリングみたいな。

で、ご想像のとおり、ちょっと1時間……のはずが
クルマ談義が弾みに弾んで真夜中まで。
でも、なんかいいですよね、こーゆーの。
原点に戻った感じ。

いわば今は、クルマ趣味のリハビリ期間中みたいな感じです。


2010.09.30 Thursday

動くグッドウッド!

 
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このブログを初めて1ヶ月以上。
さっき初めて動画を貼付けられることを知りました。
(ダメだねぇ)
では怒濤のウィンストントロフィーのプラクティス。
パルクフェルメから出て行く各車の動画です。
張り切ってどうぞ。(ちょっと画質荒いかな?)

うーん、荒いなー。好評なら続きやります。

2010.09.29 Wednesday

やるな、ミニ!

 
Motor Press(モータープレス)は
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昨日紹介したポルシェ・クラシックは
MARCH MOTOR WORKSと名付けられた
パドック内の建物の一角にあります。

ここは、いわゆるメーカー用の展示スペースなのですが
新車なんかを置くのはNG。あくまでクラシックが基本です。
なので……


ロールス・ロイスはこんな感じ。
スタジオセット風のディスプレイ。なるほど。


一方BMWはこんな感じ。ちょっと地味ねぇ。


でも同じBMWグループながら、MINIはこのような
ワークショップ風(ポルシェとのスタンスの違いも面白いですね)に。
手前の100番は去年ジョン・ローズさんが乗る予定だったクルマじゃ
ないかしら? 奥のリアを吊り上げられたミニなんか良いですね。


脇の壁も抜かりなし。
こんなガレージ欲しいなぁ。やるな、MINI。
2010.09.28 Tuesday

PORSCHE CLASSIC

 
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またグッドウッドに戻ってきました(笑)。
さて今年のグッドウッドでは、
正面からパドックに入った一番目立つところに
ポルシェクラシックがブースを構えておりました。
(グッドウッド・リバイバル初なんだそうな)

ただブースっても、テントとかじゃないの。


ジャーン!
なんと718(ミュージアムの展示車)
を使ったガレージの1/1ジオラマ風に仕立てているのです!
いかすー!! (金掛かってんなー)


受付もこんな感じ。
パーツサービスのフロントみたいになってたりして
とにかく細かいところまでクラシック。

だから受付嬢もオバさんだったのか!(失礼)



で、内部には718のレストアの詳細写真とか、再生パーツとかが
ディスプレイされているのだけれど、一角は昔のポスターや
トロフィをディスプレイして、ワークショップみたいになってる。
手前に911と356のエンジンも置いたりして!

そんなポルシェクラシック・ブースの展示物で一番驚かされたのは






コレ。

な、なんとヒストリックカー専用に開発された純正カーナビ!

ちゃんと1DIN規格になってて、ダッシュボードにきっちり収まる。
こーゆーのを作っちゃう辺り、ポルシェのクラシックに対する本気度が伺えて好感触。
(デキも質感もよかった)

最近クラシック部門に力入れてるとは聞いていたけど
ここまでとは……。
だってトヨタや日産がこんなことしてくれますか?

でも残念なことに、日本では使えないんだとな。とほほ。



2010.09.27 Monday

トミカグランプリサーキット

 
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雨ですなぁ。
このMotor Pressをはじめて1ヶ月。
ご覧頂いている皆さん、ありがとうございます。
多少無理矢理の感は否めませんが、それでもココロに決めた
毎日更新はなんとか死守できてますか……ね?

最近うちの子供が、トミカびゅんびゅんサーキットを買ってくれと
煩いのですが、現在の我が家の家計では買えないので
実家に眠っていた年代物のトミカグランプリサーキットを
掘り起こしてきました。


こっちの方がスゴくねーか?
要レストアだけど。


2010.09.26 Sunday

スプライト・マイ・ラブ

 
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本来なら、このグッドウッドで覚悟を決めて
イキオイを維持したまま日本に戻り
「すいません、ロータス51くださいっ!」
と叫ぶつもりでした。が……。


あの日以来、僕の頭の中を駆け回っているのは
フォードウォーター・トロフィーでみたスプリジェット群。
特にこのスピードウェルは最高。メタリックのボディカラーといい
その佇まいといい……。


特にやられたのは、このゼッケン。微妙にドアをはみ出した
黒サークルに、なんと手書きで三桁の数字をいれてある。
よく見ると汚いんだけど、遠くから見ると全然そんなことなくて
すっごーーーーっくカッコイイ。
ミラーのステーといい、なに? この絶妙さは!
(カフェレーサーのキャプ書いてる気分になってきた)

さすがにスピードウェルは無理だとしても
なんか無性にスプリジェットに乗りたい。
思いのまま手を入れてサイドウェイに出てみたい!
あー、そういえばNEK●ヒーリーいらんかぁ?
ってオファーがあったような。
あれナンバー付いたっけ?

などと良からぬ妄想にふける日々。
(エランどーすんのよっ!)
嗚呼。




2010.09.25 Saturday

グッドウッドの有名人 その2

 
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グッドウッドで出会った有名人その2。

今回のトリビュートはサーティースですが
それよりも注目を浴びていたのがこの人
去年のトリビュートの主、サー・スターリング・モス!
年始に自宅エレベーター(あのウイリアムズ製だったとか)から
転落して瀕死の重傷を負ったモス。
なんとこの前のシルバーストーン・クラシックから現場復帰。
自身のオスカで出場を果たしておりました。


そういえばこの人、ここグッドウッドのノンタイトル・レースで
瀕死の重傷を負って現役生活にピリオドを打ったんでした。
”スターリング・モスは二度死ぬ?“なんて。



こちらは彼の地では現役F1コメンテイターとして有名な
マーティン・ブランドル。ちょっと前まで現役だった気が……。
でもでも腕は全然衰え知らず。St.Mary's Trophyでは10番グリッドから
オースティンA35でスタート。あれよあれよという間にトップに喰らいつき
もう満員の観客は立ち上がって大歓声! あーここはイギリスなんだなーって実感。



ル・マン・スペシャリスト、デレック・ベルも出場。
いつも気さくなベルさんですが、今日はカリカリ。
あれ? と思ったら、乗るジャガー“BUY 1"のエンジンが不調だったからみたい。
そう、これはエキシビジョンなんかじゃない! マジなんですよ皆。


おおー! ラウノ・アルトーネンだぁー!!
最近MINIのプロモーションで表に出る事も多い天才ラリーストの
胸にはBMWのバッヂが!
今回はMINIではなく、スタンダート・テンで出場。


こんな人も出ています。
そう、レッドブルのオーナー、クリスチャン・ホーナーであります。
しっかしレッドブルはオーナーとチーフデザイナーが出てるなんて
エンスーですなぁ。でも本業の方は大丈夫なのかなぁ?


このテンガロンハット! アルトゥーロ・メルッツァリオじゃないですか!
意外と小柄なんですね。でもカメラを向けるとこのとおり。
皆のサインにも気軽に応じていて人気者でありました。
でもせっかく乗ったアバルト750の調子がイマイチで残念。

……この他にもカルトな有名人は沢山。
パッとすれ違ったり、出くわすたびに大騒ぎ(オレだけ?)。
でもね、皆仕事じゃなしに、楽しみに来てるんですよ。
本気で楽しんでる。
そりゃああの大勢の観客の前じゃ燃えますわな。






2010.09.24 Friday

グッドウッドの有名人 その1

 
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グッドウッド・リバイバルは真剣なコンペティションの場で
あるとともに、イギリスGP以上(!)という観客動員をほこる
イベントだけあって、ゲストも他イベント以上に豪華!


今年はジョン・サーティース・トリビュート。
いまから50年前の1960年に、
ここグッドウッドで4輪レースデビューを
飾ったサーティースをフィーチャー。

昨年不運な事故で愛息ヘンリーを亡くした御大。
土曜のインタビューでは声を詰まらせる場面も……。
しかし、金〜日とMVアグスタ500、フェラーリ158 F1、サーティースTS7を
駆るなど、まだまだ健在ぶりを発揮。
見た目はおじいさんなのに、やっぱ食ってるもんが違うわ。

イベント前、アールズ・オブ・マーチとともに。


ある意味、このイベントの顔のひとり。
17歳からレースをはじめて、未だ現役(!)を豪語する
バリー”Whizoo"ウイリアムズ。1960〜70年代にミニ・クーパーや
ヴォグゾール・フィレンツァなどで活躍。いわば英国を代表する
ローカルレーサーのひとりですが、今回はフォード・ゼファーから
ACコブラ、ファーガソン・プリジェクト99など、出ていないカテゴリーは
ないんじゃないの? と思わせる超人ぶりを発揮。いやはや。
しかもすっごくフレンドリーな良い人なんです、これが。


もう見るからに悪人顔のこの人は、ジャッキー・オリバー。
ロータスF1のドライバーでもあり、
アロウズF1のオーナーでもあったオリバー。
なんか怖いんだよな。
やっぱ、人柄って顔に出るんですかねぇ?


覚えてますか? ティフ・ニーデルです。
1980年代にエンサインF1をドライブ。日本ではスープラで
グループAにも出てましたねぇ。カメラを向けるとにこやかなんですが
ステアリングを握ると今でもエキサイト。結構面白いっす。



ル・マン・ウィナーのリチャード・アトウッド。
今じゃ立派な体格の爺様ですが、乗るとスゴい。
今回もレース巧者ぶりをみせて、1.5リッターF1の
グローバー・トロフィーでロータス21、25を相手に
BRM P261で見事優勝。鳥肌たちました。


おや懐かしい。マーク・ギリース。
かつてカー・マガでもコラムや試乗記をお願いしてましたね。
グッドウッドのオープニングレース、グッドウッド・トロフィーで
ERA R3Aを駆って見事優勝する腕前の持ち主。
こっちのジャーナリストはやっぱ違います。尊敬します。


そしてパルクフェルメに突如現れたジャッキー・スチュワート御大。
我が物顔で闊歩しております。
ちなみに彼の地では、「ジャッキーほど腕の短い奴はいない」
と言うんだそうです。
何かって?
絶対ズボンのポケットに手を入れない=ケチ
って意味なんだそうな。へへー。






2010.09.23 Thursday

セブンズヘブン

 
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お恥ずかしながら、これまでどんなに多くの皆さんに
オースティン・セブンの素晴らしさ、潔さ、楽しさを説かれたところで
正直言ってあまりピンときていませんでした。
だって戦前車ってまるっきり縁も所縁もないものでしたから。

でも今回パドックに集結していたセブンを見て
やっと分かりました。
これってある意味イギリスの原点。
彼らにとって初めて民主化されたスポーツカーだったのですね。

というわけで、(祭日ですし)ごゆっくりご覧ください。











考えてみたら、ロータスだって、
こっから始まったようなものだものね。

でも、まだまだ自分でどーこーするには(いろんな意味で)若すぎるな。きっと。
2010.09.22 Wednesday

建物探訪〜グッドウッド編〜


Motor Press(モータープレス)
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おはようございます。建物探訪、渡辺篤史です。
……ウソです。
グッドウッド・リバイバル2010探訪記、
本来ならレースの話やクルマの話やドライバーの話
といきたいところですが、まだまだ(笑)。
今日はグッドウッド・サーキットの建築物の話です。

グッドウッドは英国サセックス州チチェスターにあるサーキット。
広大なグッドウッド・エステートの敷地内にあります。
元々は第二次大戦中にタングミア飛行場の予備基地として作られた軍用飛行場。
よってフラットで広大な芝の飛行場の周りをくるりと囲むようにできています。

サーキットとしての歴史は戦後、1948年からはじまるのですが
1966年に周辺地域の騒音問題が表面化して閉鎖。
1998年にリバイバル・イベントが行われるのに合わせ、レストアされ
復活したという経緯をもっています。

よって各部に昔の名残が残ってるのですね。
 

これはピットレーン。一見、当時ものか? と思わせますが
建物自体はレストア時に建てられたもの。
でも良い雰囲気でしょ?(当時は簡素なトタン張りの小屋みたいな感じ)
ただレース期間中はプレスであっても立ち入り不可。
ティーム関係者とオフィシャル、VIPしか出入りできません。




ということで、これはコースオープン前の早朝の画像。
ピットには往時よろしく各ピット毎に当時の参加ティームの名前が刻まれています。
クーパーとか、ブリストルとか、フェラーリとか……。
で、21番ピットにちゃんとありました。TEAM LOTUS LTDの文字が!


これはピット上のコントロールタワー。
昔は周りをウッド地のままで囲った小屋でした。
形もちょっと違います。でも良い感じです。
(今回は何も使われていないようでしたが)



こちらがピットレーン前方にあるコントロールタワー。
これは当時からあったもの。
おそらく実況中継席もここにあるんじゃないのかな?
周りのバルコニーにいる面々は限られたVIPの方々。
一番の特等席だったりします。



現在のコントロールタワーの向かいには、
オールドコントロールタワー(でもこっちの建物の方が新しいはず)が。
この建物はよく当時の写真に写っているので有名ですね。
有名な6時間耐久レースのときは、この上にやぐらが作られたりしました。

ちなみに当日はVIPの皆さんの社交場になっておりました。


そんな往時の雰囲気を残すグッドウッドですから
フラッグタワーもこのとおり。木で出来ています。
スタートのユニオンジャックを振るのは
コース責任者のフェリックスさん。
ここには無粋なF1スタイルのスタートシグナルなんてないんですよ!


だからラップ表示も手作業。
二人掛かりで大きなボードを最終走者が通り過ぎるたびに
変えていきます。あと出前の黒い物体に注目。
安全のため、コース脇にタイヤバリアがあるのですが
見た目を意識して黒いカバーで目立たなくされているんです。


ちなみに昔のスタンドは木造でしたが
さすがに今は鉄骨作りに換えられています。
ただ、ビニールの屋根は当時と同じ濃いグリーンに塗られ
旧いミシュランや、フェロードのロゴを書き込むことで
まるで違和感のない仕上がりになっているのです。
(パッと見たときには当時のままかと思った)

さらに手前のシケインはブロック! ……ではなくて
表面にブロックのような加工をした発泡スチロール製。

本当に細かい話ですが、このような気の使い方ひとつで
サーキットの雰囲気がグッと変わるのですよ。
でもこれは流石にクラシック専門のサーキットだからできることですね。

どうです? 行きたくなりません??
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