2012.08.31 Friday

LOTUS 23 2 stroke V12!?

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記



英国特派員のコウゾウさんから、面白いネタが!

先日のこと。ノーウィッチにあるClassic Team Lotusに行く途中で
ふらりと、ヒストリックレーシングカーのレストアラーとして有名な
ピーター・デンティの工房に立ち寄ったのだそうです。

ピーター・デンティといえば、若かりし頃はGRD F3ティームのメカとして
働いていた(直接、生沢さんや風戸さん、桑島さんとは接点がなかったそうですが)
という経歴の持ち主で、その後レストアラーとして独立。
GRDはもちろんのこと、ロータス、ブラバムなどなど、あらゆる
ヒストリックレーサーを手がける(パーツサプライも含め)ことで日本でも有名な存在。


そんな彼らの工房の入り口で、コウゾウさんが見つけたのはロータス23。
でもこの23、ただの23ではないのです……。


リアのカウルに書かれた“ROTORVIC V12”という文字に注目!
なんとこの23、ミドにV12エンジンを搭載した幻の1台。

1964年にロータスのシニア・エンジニアだったR.V.マーチャントが
1.5リッターF1用エンジンのスタディとして開発、テストを行った
1493cc 2ストロークV12(!)を搭載しています。


これがそのエンジン。1.5リッターV12にしては、意外に大柄なこのエンジン。
実はオートバイのアリエル・アローに搭載されていた
250cc 2ストローク空冷2気筒ユニットを6つ並べた! というなんとも豪快な設計。
最高出力220bhp/10000r.p.m.を発揮したといわれています。



エンジン上部を覗くと、フィンの切られた空冷エンジンのヘッドが
並んでいるのがわかります。
いずれにしろ複雑極まりない構造。ある意味これが成功して
ロータス25や33に搭載されなくて良かった……ですね(笑)。



これが当時の姿。
取りあえず、実戦の場でもテストが行われたようですが
ご想像のとおり、その結果は芳しいものではなかったようです。

その後、23のシャシーから外されたROTORVIC V12は売却され
Rawlson CR6、CR7というワンオフのスポーツレーサーに搭載されて活躍したようです。

そしてこれが近年レストアなったロータス23 ROTORVIC V12 の勇姿。


うーん、なんとも奇抜な(笑)。
いやぁ世の中にはまだまだ知らないクルマがいるものです。

ではでは。



2012.08.30 Thursday

ロータスの秋、物欲の秋。

 
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今日はロータスの話題。
ここ数日、Classic Team Lotus Japanのフェイスブックページで話題になっていましたが
本日から、PLANEX COLLECTIONの特設ページにて


このミニカーのウリは、なんといっても最初からフルマーキングの状態で発売されること!
しかも雨に翻弄された1978年のオーストリアGPの史実に基づき
ちゃんとグッドイヤーのレインタイヤを履いているっていうのもミソです。
もちろん、ロニーのフィギュア付き。

注:ロニー・マニアのCTL久保田さんからご指摘をいただき
オーストリアのロニーはツバなしのヘルメットであることが判明しました。
よって、この仕様で正解です。ツバ付きであるという記述は訂正します。

ちなみに荒れに荒れたこのレースがロニーにとって最後のGPウィンとなりました。
そういう意味でも、涙無くしては見られないロニー・ファンの
メモリアルアイテムであります。

ご覧のような専用パッケージ+クリアケース付きで
お値段は6800円。世界限定1000個ということを考えると、結構リーズナブルかと。

またPLANEX COLLECTIONのHPをご覧頂ければお分かりになるかと思いますが
この79に続き、これから毎月1台ずつ特製ミニカーが順次発売されていきます。
こちらの方もチェックよろしくです。



さらに、本国CTLからもオフィシャルグッズの新製品が続々発表。
これは近日日本にも上陸予定のゴールドリーフジャケット。

F1 界にはじめてフルスポンサーカラーを持ち込んだ1968年シーズンに
クルーが着用していたティームウェアをモチーフにしたもので
肩に付けられた“72”のワッペンや、袖に刺繍されたチャップマンのシルエットなど
ちょっとしたアレンジが加えられているものの、当時の姿をよく再現した商品になっています。

素材はポリエステル。サイズは4種類で2万4800円。
近日CTL JapanのHPで発売される予定です。




さらにさらに、CTLから届いた新製品がこれ。
イタリアCB社製のレザーショルダーバッグ。
No.8ということは、63年のイタリアGPでタイトルを決めた
クラークのタイプ25がモチーフということですね!

これなんかボストンバッグとは違ってカジュアルに普段使いできそうで良いかも。



あと個人的にお気になのがコレ。
これまでありそうでなかった、CTLオリジナルのニットキャップ。

いやー、セブンやエラン、エリーゼ(もちろんMk9やイレブンだって)など
オープンロータスのオーナーには必須でしょう!
これで真冬のドライブも完璧だな(笑)。

これらの商品も今秋日本に上陸すると思われますので
続報が入り次第、ココでもお伝えしたいと思ってます。


最後に、昨日からフェイスブックをにぎわしている新刊。
あのヘインズ社から出版されたロータス72のワークショップマニュアル。

なんでも船から、アポロからスピットファイア(戦闘機)などなど
昨今ヘインズからは色んなマニュアルが発売されているそうですね!

とりあえず、この72のマニュアルが日本で必要なのは
福田さんと久保田さんだけだと思いますが(笑)、模型関係の方にも
役立つかもしれませんねぇ。

いやー、あまりお財布を刺激するようなことはしないで欲しいなぁ。

ではでは。


2012.08.29 Wednesday

今月必読のインタビュー!

 

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こんにちは。
昨日夕方の東名の事故の影響で
平塚から川崎までミニの中に3時間45分も閉じ込められた藤原です(号泣)。

さて今日は色んなお知らせを……。



すでに発売済みですが、今月もGENROQ(三栄書房 刊)さんには色々お世話になりました。
野口編集長のフェラーリF12@フィオラノ全開テストや
マクラーレンMP4-12C 七人斬りなど
巻頭特集はいつものとおり濃い(濃すぎ)内容なのですが
個人的にイチオシなのがこれ。


1956年の入社以来、ずっとエンジニアとして
生涯をかけてポルシェのエンジンを生み出してきたハンス・メッツガーのインタビュー。
もともとの原文もさることながら、相原俊樹さんの見事な翻訳は必読。

担当者として手前味噌ではありますが、この記事だけでも買う価値あり! です。


さらに写真家 花岡弘明先生の連載は、
鹿児島 ハニ・コレクション・シリーズの第3弾
メルセデス・ベンツ540KカブリオレCであります。
あのアドルフ・ヒトラーが、愛人エヴァ・ブラウンに贈ったといわれる1台。
その数奇なヒストリーに関しては、川上完さんの原稿でどうぞ!

photo:Kozo Fujiwara(B-Rev)

この他にも、ポルシェ904/6 vs ケイマンR とか、87年のル・マン カー 961のインプレ
さらにイタリアの知られざるヒルクライム、ヴェルナスカ・シルバーフラッグのレポートに
加え、先日のシルバーストーン・クラシックの模様まで
様々なヒストリックネタが盛りだくさん。

さらにトドメとして 吉田匠さんの連載では大阪のジロン自動車にあるエラン1600が登場。
これは買わねばなりますまい(笑)。


あと、すっかりご報告が遅れてしまいましたが
同じ三栄書房から8月9日に発売された
でも、錚々たる皆さんに混じって原稿を書かせていただきました。

コチラもよろしく(笑)。

で、最後にもうひとつお知らせ。

photo:Kozo Fujiwara(B-Rev)

いまや関西地方屈指のヒストリックミーティングに成長した高雄サンデーミーティング
な、なんと、次回9月9日のテーマは、ヨーロッパ・フォード特集なのだそうです。
渋い、渋すぎるっ!

ちなみにこの情報を寄せてくださった、このモータープレスでも
お馴染みのロータス研究家の大塚さんも、“日本一オリジナルな”
コーティナ・ロータスSr.1で出場されるそうですから
このコーティナを見に行くだけでも価値があります(いやマジで)。

ということで詳細は以下の通り。

日時:2012年 9月9日(日)
場所:京都 高雄山 高雄口大駐車場
参加費用:TSMスポット参加費 1000円
     およびパークウェイ通行料1000円(JAFカード提示)通常1150円  
     車載での参加、OK。土曜から2日間駐車も可能。

当日は朝8時からスタートし参加車対象のコンコースデレガンスを行います。
表彰式は11時から、終了は12時です。

ヨーロッパフォード特集ということなので、コーティナやアングリアはもちろん
プリフェクトやゼファー、タウヌス、フィエスタなどなどでも参加可能ですね!

ではでは。


2012.08.28 Tuesday

鈴鹿50周年、気になる1台……

 

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そういえば、いよいよ今週末9月1日〜2日に鈴鹿サーキットで開催される

この週末には、各種ヒストリックレーサーのほか
60年代の葉巻フォーミュラのデモレースも行われるということで
モータープレスでお馴染みの皆さんも沢山参加されるようですね。
ええ、無論僕もお邪魔する予定。

……で、公式HPを見ながらイベント内容をチェックしていたのですが
その中で、9月1日(土)10:00〜10:45、9月2日(日)9:45〜10:30に
開催される『華麗なる'60年代自動車レース』というカテゴリーに
なにやら見逃すことのできない車名が……。

【出走予定マシーン】
・ロータス11('57)
・日野コンテッサ1300('63)
・ロータス23('63)
・スカイラインGT('64)
・ポルシェ904GTS('64)
・ジャガーEタイプ('64)
・ホンダS600('65)
・トヨタS800( '65)
・ポルシェ906('66)
・ホンダS800 マーシャルカー('68)
・マクランサ(S600ベース)('67)
・ダットサンSR311('67)

……ん?  ホンダS800 マーシャルカー('68)???? って……。

写真提供:尾崎郁夫

も、もしかして、鈴鹿サーキットの名物だったエスハチのマーシャルカーが
現存しているってことですか???
いやー知らなかった。本当だとしたら是非見てみたい!
それだけでもすんごい楽しみ!

ではでは。



2012.08.27 Monday

70年代にヨーロッパに挑んだ男たち




Motor Press
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こんにちは。暑いですねぇ……。
さて先週の土曜の話ですが、このモータープレスでも告知していた

そのタイトルからもお察しのとおり、今回の主役は
1972年に単身英国F3に乗り込んだ、“黒い稲妻” 桑島正美さんと
1971年から故 風戸裕さんとともに海外に打って出た、"グレートイノセ”こと
元ノバ・エンジニアリング代表の猪瀬良一さん。

司会進行は、この会の主催者でもあるカメラマンの原 富治雄さんと
ジャーナリストの大串 信さんでありました。


先日のSHCCジムカーナでClassic Team Lotus Japanのロータス78をドライブするなど
最近積極的に活動されている桑島さんですが、ご自身のレース歴を
公の場で話すことはこれまでにあまりなかったかもしれません。

今回は、レースを始めた経緯から始まって
単身海外に乗り込んだ話、74年のF1デモランでBT44を駆ったエピソードなど
ファン感涙のお話を色々と聞けたのでした。

そんな桑島さんが、自身のレース活動で一番印象に残っているレースは
73年に日本人として初めて出場したF3のモナコGPだそう。

確かにその活躍の割に、桑島さんのF3での活躍は
日本ではあまり報道されていないのですが、80台以上のエントリーを
集めたレースにあって、サストラブルでリタイアするまで
3位を好走していた! という事実はもっと評価されるべきだと思います。


会場ではこんな貴重な写真のスライドも公開されていたりして。
それだけでも見に行く価値は大アリでしたね(笑)。



さらに今は現役を引退されている猪瀬さんのお話を聞けたのも実に貴重。
戦闘力のあるエンジンの確保に戸惑ったF2時代のエピソードは
非常に興味深い(結構オフレコもありました:笑)ものでした。

改めて聞いて、なるほど〜! と思ったのは
まだユーロ圏になる前のヨーロッパ(しかもクレジットカードもない時代)
各国を転戦するにあたって、日本円をいかに外貨に変えるかが一苦労だったというお話。

当時、同時期にヨーロッパで活動していながら
猪瀬さんと桑島さんが顔を合わせたのは、数えるほど……というのも意外でしたが
いずれにしろ当時海外に打って出た皆さんの、今では想像もつかない
並外れたバイタリティには感心されられた次第。

本当にあっ! という間の2時間でした。

ちなみに次回の開催は12月。長谷見さんと解良さんによる
76年富士の秘話だそうで、これもまた必見です。

ではでは。

2012.08.24 Friday

もう2年が経ちました……。

 

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おはようございます。
実は今日、8月24日はモータープレスの開設記念日。
最近しれっと更新サボったり、中だるみが目立ちますが
なんと今日で丸2年を迎えることができました。

ということは、フリーランスになってから2年が過ぎたということですね。
いやぁ、改めてこれも皆さんのご協力のお陰。本当にありがとうございます。
これからもご贔屓に。


そんなモータープレスの2周年を祝ってか? グッドウッドから
今年のリバイバルミーティングのプレスパスが送られてきました。
ジャネットさん、ありがとう。
(ということは、リバイバルに行ってからも2年が経ったということか!)


左から、2010年のリバイバルのプレスパンフレット、今年のパンフ。
そして一番右が、今年のフェスティバル・オブ・スピードのパンフ。

なんか変だなーと思ったら、パンフ自体に御丁寧にもエイジング加工がしてあるのですね。


で、当日のチケットを確認してまたビックリ。
上がフェスティバル、下がリバイバル。
同じデザインながらリバイバルの方は、エイジング加工済み。いやー芸細かすぎ。

さすが、訪れる観客にまで60年代のコスプレを強要するだけはあります。
ある意味、こういう余裕がグッドウッドのスゴさでもあります。


なーんて言いつつ、予定に無かったFOSに行ってしまったため
今年のリバイバルに行くかどうかは現時点で全くの白紙。
なんか今年は、結構色々な方がリバイバルに行くようですがね(スゴく良いこと!)。

FOSにゴールドバグを持ち込んだニックさんも今年のリバイバルには
この26Rで出るって言ってたしなぁ。
(あ、以前エランのワンメイクがあると書きましたが、コブラのワンメイクの誤りでした。
 混乱させてしまった皆さん、スイマセン)
うー、行きたいなぁ……。


そういえば、今年のグッドウッドではコーティナ・ロータスの50周年も
ちゃんとお祝いされるそうです。素晴らしい!

うぐぐぐ……やっぱり行きたい……。
なんか不完全燃焼な2年目のスタートです。

ではでは。



2012.08.23 Thursday

TOYOTA SPORTS 800

 

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先日、Classic Team Lotus Japanの代表である久保田さんから1本の電話が。

「いやー、ついにクルマ買っちゃいました」
 え?  クルマってなんですか? 
「ヨタハチなんです」
 ヨ、ヨタハチですか??
「そう。実は高校生の頃からの憧れの1台で、すごく良いコンディションのクルマに
 巡り会えたんです。22日にプラネックスカーズに届きますよ!」

ということで行ってきました、埼玉・八潮のプラネックスカーズ
早速、ショールームの扉を開けると、そこに鎮座していたのは……。


1965年式のトヨタ・スポーツ800 (UP-15)。
フロントグリルの縦2本バーが、下にまで伸びる前期型で
ご覧のように、ホイールキャップ付きのスティールホイールを履いた
非常にオリジナリティの高い1台。

本来ならデタッチャブル式のルーフはダークグレーだったと思いますが
(詳しい人教えてください)そんな細かいことはどーでも良いと思えるコンディション。
ステキ。ステキすぎ。


その凛とした佇まい(←コレ大事)もさることながら
空力を意識して軽量に仕上げられたフレームレスのモノコックボディ
(今思うと斬新ですな)の状態がスゴく良いのもこの個体の特徴。
ドアのチリが合ってるのは当然として、ドアをスッと押すだけでパシャリと閉まる。


ちゃんと790ccのオリジナル、空冷フラットツインOHVの2Uユニットが
搭載されているのはもちろん、当時オプションだった燃焼式ヒーターも付いている。
(筒の中でガソリン燃やして暖めるタイプ。ちょっと危険な香りがしますが)
それでいて、各部のパーツがツヤツヤしていて、オリジナル度の高さはもちろん
まるで新車のようにキレイ。

いやーこんなヨタハチってまだ現存してるんだな。


コックピットのごらんのとおり。
明るいシルバーのインパネ、クロームリムのメーター、
スポークがアルミ地のステアリングなどなど、初期型の特徴をしっかり残しています。

でもって、インパネ裏を覗き込んでビックリ。
配線類もキレイに整理されているし、パネルの奥までその仕上げに抜かり無し。
バルクヘッドについてるキルティングのトリムもちゃんと付いてるし。


でもって、ビニール製のシートも破れやヘタリなし。
トランクルームに直結するリアのトノカバーのチャックの状態も◎。

あと今回初めて知ったのですが、ヨタハチって
シートの間のリアバルクヘッドにカギ付きの小物入れが備わるんですね。
至れり尽くせり。
ミニマムな空間を有効的に使った、素晴らしい設計です。


でもって、デタッチャブルトップ裏側のトリムも、
ボディ裏のパネル(ちゃんとスポット溶接の跡も消されてないし)の状態も最高。
ちなみにCピラーについてる四角いパネルは開閉して
ベンチレーターになるようになっているのですね。なるほど!


オリジナルのホイールキャップ付きスティールホイールに
組み合わされているのは、これまた懐かしい ブリヂストンのRD-108。
これやっぱ雰囲気いいなぁ。BSさん再販してくれないかなぁ?


もうここまで見せつけられたら、敢えて確認しなくてもいいのだけれど
ついつい悲しい習性で下回りを覗きこんじゃうんですよねー。

で、絶句。これミュージアムコンディションっていうか、
もはや1/1のミニカーって感じじゃないの! 下まわりまでピカピカです。
でもどうやってこんなクルマを手に入れたんでしょうか? 
と久保田さんに聞いてみたら。

「実はさるヨタハチのオーソリティから譲ってもらったんですよ。
 隅々まで入念に仕上げられた1台を幸運にも。このクルマは特別ですから
 絶対に手放すなんてあり得ないです(キッパリ)!」

うーん参りました。いやはや久しぶりにスゴい
ヨタハチ見せてもらって興奮しちゃった(笑)。

実は個人的な話をすると、ウチの父親が生まれて初めて買ったのは
静岡納車1号車となったシルバーのヨタハチだったりするので
いつかチャンスがあれば手に入れてみたいな……と思う1台でもあるんですよね。

やっぱ、日本のピッコロスポーツは最高だなーー!
ということで。ではでは。



2012.08.22 Wednesday

ご無沙汰しております。

 

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昨日の出来事。
突如吹いた突風で、ウッドデッキに置いてあった
折りたたみ式の物干台が吹っ飛ばされて大破。

奥さんにせっつかれて、仕方なく近所のホームセンターに出かけてみると……。


僕の好きな(?) カストロールGTXの4リッター缶が
1500円(安いっ!)で売られていたのでゲット。
鉱物油だけに好物。なんつって(0点)。


で、いそいそとウチに帰ってみたら、ガレージで夏眠状態(放置プレイともいう)
エスロク君と目があったりして……。


そこで一念発起。夕方になって少し(ほんの少し)涼しくなったのを見計らって
我が家のクルマたちの一斉点検を実施。

先日、約半年ぶりにスバゾール君(未だノートラブル)のオイルをチェックしたら
全然入っていなくて顔面蒼白になったので、まずはズバゾール君から……。



スバゾール君もミニ太君もちょろっとオイル足したり
ウォッシャー液足したりしてあげた以外問題無し。

じゃあ、久しぶりに……とエスロク君の洗車を開始。
相変わらず、放置してても一発でエンジンの掛かる優等生ぶりに感涙。
ゴメンね、不憫な想いをさせて……シクシク。


でも、あんま汚れてもいなくて、あっさりと洗車終了。

なんか長年の賃貸青空駐車場生活から、念願の自宅シャッター付きガレージに
環境が変わったのは良いものの、変な安心感から
クルマの管理は以前よりずっとズボラになった気がします(泣)。

これはイカンですね。涼しくなったら乗ってあげないと。

ではでは。



2012.08.21 Tuesday

TETSU IKUZAWA AT 70

 

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こんにちは。
今日、8月21日といえば……。


生沢さんの記念すべき70回目の誕生日であります。

ということは、あの67年の日本GPでの優勝から
45年が過ぎたということになりますね。

今後、この911でヒストリックレースへの現役復帰を目論んでいる生沢さん。
あのスターリング・モスのように、これからもずっと走り続けていただきたい!
と思っております。

お誕生日おめでとうございます!





2012.08.20 Monday

Starling Moss Scrapbook 1961

 

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先週は忙しさにかまけていたのに合わせ
世の中どーせ夏休みだろう……とタカをくくり放置状態だった
モータープレス。にも関わらず、結構なアクセスをいただいておりました。すいません。

この週末、モンテレーのヒストリックウィークも
(ガルフのGT40、1000万US $で落札でしたね……うぉぉ)
鈴鹿1000kmも終わり、いよいよ夏も終盤戦といった感じです。

さて、そんな中でこんな面白い本を見つけました。


Starling Moss Scrapbook 1961
 (Starling Moss & Philip Porter 著 Porter Press International 刊)

なんとサー・スターリング・モスの1961年シーズンにスポットを当てた
約35.5cm×30.5cmという、変則的な大判本なのです。

面白いのは、貴重な写真のみならず、当時の新聞や雑誌の切り抜きも
ふんだんに掲載した、文字通りのスクラップブックであるというところ。
どうやら1955年版も出版されているようですが
ロータス好き(もしくはロブ・ウォーカー好き)ならば
1961年版をまず押さえておかなければなりますまい。


やはり1961年のトピックのひとつといえば、
ロブ・ウォーカー・レーシングで記録したモナコGPでの勝利。

これがロータス製F1マシーンの初勝利……という史実はもちろん知っているのですが
もちろんリアルタイムでは知らないことなので、こういう写真や映像以外の
資料というのは、とても貴重な気がします。


今年のグッドウッドFOSでモスがドライブした
exロブ・ウォーカーの18F1/376そのもの。
今思うと、ディテールとか沢山写真を撮っておけば良かったなぁ……。


さらに1961年といえば、グッドウッドで開催されたRAC TTの勝利をはじめとして
GTレースでも250GT SWBとともに快進撃を果たした年としても有名。

グッドウッドはもちろん、このシルバーストーンやル・マン、ブランズハッチなどの
写真や記事も多く収められています。

Photo;Kozo Fujiwara(B-Rev) Goodwood Revival 2011

僕なんかの世代からすると、まるで“歴史の教科書”の中の人物
といった感じのモスですが、こうしてその足跡を辿ってみると、
レジェンドとしてあらゆる人々からの支持をうける理由がわかる気がします。

なんてったって、スティーブ・マックイーンとクーパーを繋げたのも
生沢徹英国F3参戦の道を切り開いたのも、この人が関わっているのですからね。

今年もきっと、こうしてグッドウッド・リバイバルに現れるんでしょうか?
行きたいなぁ。

ではでは。

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