2013.11.30 Saturday

ex-桑島正美のマーチ733がっ!

 


Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記



こんにちは。
あーっと言う間に11月もオシマイなんですってね。
ということは、2013年もあと一ヶ月。
月日が過ぎるのが速いと感じるのは、日々が充実している証拠!
ということにしておきます。ハイ。


そんな中、最新号のRacing on誌(三栄書房 刊)が届きました。
この号では、ちょろっとグッドウッド・リバイバルのレポートを
書かせていただいたのですが、今回の巻頭特集は『星野一義』。

ということで、このモータープレスでもお馴染み
和歌山の上住コレクションのノバ532がガッツリ表紙を飾っています。
なんか先月のマキF101といい、このノバといい
僕が中島秀之さんとカー・マガジン時代に追いかけたクルマが続きますね(笑)。
そういえば、その昔四国で取材したもう1台のノバ532は、その後どうなったんでしょう?
まだ元気だといいなぁ。

ちなみにこの号では、今年3月の鈴鹿で初お披露目された
上住コレクションのマーチ83G日産“シルビア・ターボC"も取材されています。
そんな“星野特集”で個人的に目に止まったのがコレ。


なんと星野さんのジャンビングボードとなったFJ1300時代の愛車、
マーチ733東名日産が発掘されたという記事。
第一線から退いたあと、プツンと消息が途絶えていたクルマなので
どこかに生きながらえているんじゃないか? と思っていたのですが、現存しているんですね。

ご存知のとおり、このマーチ733は桑島正美さんがヨーロッパF3参戦時に
乗っていたクルマそのもの。なんか着々と『桑島正美 特集』が作られる
下地が揃いつつあるように感じるのは、僕だけでしょうか?


さて、個人的に星野一義さんに関する書物の中でベストだと思っているのは
星野さんが引退した後にRacing onが製作した別冊
『星野一義 日本一速い男が戦い抜いた33年間の記憶(ニュース出版 刊)』

絶版になって久しい本ですが、今回のRacing on の特集とともに読めば最強。
そうそう、新刊のRacing onの中で、星野一義×一樹 親子対談の
舞台になっていたのは、恵比寿のRacers' Cafeでしたね。


あともうひとつ。
毎年1月末にお台場で開催されてきた、恒例のJCCAニューイヤーミーティングですが
来年2014年は2月2日に富士スピードウェイで開催されるそうです。

毎年「今年で最後かも?」と言われ続けたお台場での開催が
予告なく終了してしまったのには驚きましたが、毎年初日の出暴走のごとく
爆音をまき散らす一部のギャラリーにさすがの湾岸書の堪忍袋の緒が切れた……
というのが原因ではなく、な、なんと2020年の東京オリンピック開催に伴う
周辺地域の再開発によって、あの一帯で来年からイベントが開催できなくなって
しまったのが原因だとか……。

う〜ん、オリンピック……。

いずれにしろ、小排気量車や実用車系の皆さんにはちょっと大変な
ニューイヤー(あと超寒そう)となるかもしれませんが、気合い入れていきましょう(笑)。


ということで、明日は大磯プリンスでSHCCジムカーナですね。
今日はちょっと夜更かしして、さっき買ってきたばかりの
新しいカーグラフィックをじっくりと読むことにしましょうか。

ではでは。



2013.11.28 Thursday

COPPA DI TOKYO 2013 その2

 


Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記



こんにちは。
先週土曜に開催されたCOPPA DI TOKYOのパート2です。


今回のCOPPA DI TOKYOはエントラントの数の多さもさることながら
例年以上に参加車がバラエティに富んだ構成になっていたのが印象的でした。
例えば、この500の群れの中にいるマスタードイエローの500。


これはイタリアのカロッツェリア、フランシス・ロンバルディが
FIAT500をベースに、その上級版として製作したフランシス・ロンバルディ ”マイ・カー”。
どっかで見たことあるクルマだなーと思ったら、20年以上前にカー・マガジンで
森口さんが取材してましたね。あの個体と同じクルマ? なのでしょうか??


そして会場にはこんなクルマの姿も!
これは1947年式のFIAT1100 スタビリメンティ・ファリーナ・スパイダー。
あのバッティスタ・ファリーナの兄、ジョヴァンニが1905年に創業した
カロッツェリア、スタビリメンティ・ファリーナに在籍していた
ジョヴァンニ・ミケロッティが手がけた美しいスパイダーです。


戦前、スタビリメンティ・ファリーナにはピエトロ・フルアも在籍し、
スタイリングチーフを務めていましたが、彼が1937年に独立した後は
ミケロッティがその座を引き継いだのですよね。

しかし、FIAT1100をベースにこのデザインを1947年の時点で完成させていた
という事実に改めて驚愕。やはりミケロッティ・デザインは美しいですよね。
ええ、なにせ最初の愛車がスピットファイアだった、ミケロッティ・ファンなもので。


ところでこのFIAT1100 スタビリメンティ・ファリーナ・スパイダー。
1947年のヴィラ・デステに出品されて、部門賞を受賞しているのですが
2005年の同ショーにも出品されているのですよね。

いやぁ、素晴らしいクルマをみせていただきました。


そんなCOPPA DI TOKYO のもうひとつの楽しみは、会場に集まった
ギャラリーのクルマたち。
汐留イタリア街の街角にポツリと置かれたBMWイセッタ。画になります。


こちらはアルファ・ロメオ2000スパイダー。
このトゥーリング製のボディデザイン、好きです。
赤いスパイダーを見ると、ブリジッド・バルドーとジャック・パランスの出演した
ゴダールの映画『軽蔑』(映画では2600スパイダーでしたが)を思い出しますね。


さらに会場にはジャガーXJ-Sのシューティングブレーク、リンクス・イベンターの姿も。
なんかココ最近、街で奇麗なXJ-Sを見かけると、ハッとしませんか?
XJ−Sを美しく乗れる大人になりたいものでございます。


……で、家に帰って画像を整理していると
どうしてもカメラはこっちに集中してるんですよね(笑)。
この珍しいグリーンメタに彩られた911Eは、某ショップで売りに出てた
北米仕様の70年モデルかしら? 佇まいといい、コンディションといい、良いクルマ。
ロングホイールベースになると、やっぱこのフックスホイールが似合いますねぇ。


しかし、僕の心を鷲掴みにしたのは、コインパーキングで見つけたこの子!
北米仕様の912SWBタルガ!! しかもソフトウインドー!

フードクレストもオリジナルだし、スティールホイールだし、
色といい、もう言う事無し。
先日、50Years of 911 in FUJIで、奇麗な912タルガを見て以来
なんか急にタルガが僕の中で再評価されているんですよ、これが。
もしかしたら、クーペよりもデザイン的に美しいかもと思ったり。

うーん。なんかロータスのフォーミュラが欲しい
911タルガが好きだぁーって
まさに生沢さんの世界ですね(笑)。

とにかく今、タルガがキテます!

ではでは。




2013.11.27 Wednesday

今月も書店に走ろう!!

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記



こんにちは。
COPPA DI TOKYOのパート2をお届けする前に、ちょっと宣伝。
決して忘れていたわけではありませんが(笑)、
この1ヶ月ほどの間、お仕事させていただいた本のご紹介です。


あー、こうして見ると色々書かせていただきまたね。
ということで左上から……

巻頭のポルシェ特集に合わせて
先月出かけたホッケンハイムでのMeet the Heroes of Le Mansの様子をご紹介。

こちらはいつものヒストリーページの編集、執筆。毎回いろいろな車種、メーカーの
写真を探し、資料を集め、調べ……ということをするのですが、ナニゲに勉強になってます。

aheadでは、Meet the Heroes of Le Mansの中から935/77の同乗試乗の部分を
ピックアップしたレポートをお届け。

いま開催中の東京ショーの解説本。ホンダS660絡みで、同ショーに展示中の
ホンダ・スポーツ360復元車のお話などを書いてあります。

……でもって、昨日26日は各レギュラー自動車誌発売日。


今月もGENROQ(三栄書房 刊)では色々お仕事をさせていただきました。
ちなみに今月号は、マクラーレンP1のニュルテスト、
さらに東京ショーで話題のGT-R NISMOの開発テスト潜入レポートなど
相変わらず読み応えのある新車記事が続々。

無論、ヒストリック系も充実。


今回の白眉は、かつてザ・ビートルズのメンバーが所有していた愛車を
紹介するこの記事でしょうか。ちょうどポールも来日しましたしね(笑)。

個人的にポールのアストンDB6は知っていましたが、リンゴ・スターがファセルIIに
乗っていたり、ジョン・レノンがイゾ・フィディア! に乗っていたなんて知りませんでした。
そんなエピソードを含め、今月も相原翻訳が冴え渡ってます。必読。そして保存版。
そういえば、リンゴのファセルは来月のボナムスのオークションに出品されるのですよね。
そちらも注目です。


あと、先月富士で行われた50 Years of 911 in Fuji でドライブさせていただいた
ミュージアムカーの独占取材記事も掲載。
イベントの当日は生憎の雨でしたが、前日、非常にお天気のいい中で
じっくりと観察&ドライブさせていただいたのでした。
無論、翌日のイベントの模様も載っています。

このほかに、ラ・フェスタ・ミッレミリアや、HONDA Sports 50th Anniversary、
さらにJAPAN LOTUS DAYなどのイベントレポートも掲載。
また、今月から始まった不定期連載のベントレー・ミュルザンヌの記事も
書かせていただきました。


あと、同じく26日発売のROSSO(ネコ・パブリッシング 刊)では
50 Years of 911 in Fujiのイベントや、WEC富士のコラム風レポートを書いてます。

どうぞ御贔屓に。

ではでは。





2013.11.26 Tuesday

6a COPPA DI TOKYO 2013 その1

 
 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記



こんにちは。
土曜は東京・汐留イタリア街を起点として開催された
ヒストリックカーのレギュラリティラン、コッパ・ディ東京にお邪魔して来ました。


6回目を迎えるこのイベント、一昨年はエスロク君で出場。
昨年はエラン+2のナビで出場。そして今年は純粋な見学で行って来ました。

都内を舞台に、1DAYで開催されるという気楽さがウケ
毎年盛り上がりをみせているコッパ・ディ東京ですが、今年はエントラントも一杯。
また車種も実にバラエティに富んでいて、見ているだけで楽しかったですね。

特に今年はイタリアン・バルケッタ勢が豊作。
これだけの数が集まるなんて、他にないかも。
しかも会場のイタリア街の雰囲気が非常にマッチしていてグッド。


このコッパ・ディ東京は、戦前車からバブルカー、バルケッタなど
5つのクラスが設定されているため、クルマの年式や実力を問わず参加できるのが美点。
見学に訪れてもこのように素晴らしいクルマ達を近くで観察できるのでお得。

個人的には、シーブリング&ミストラルのマセラティ兄弟を拝めただけでも十分(笑)。


さらに今回会場にはこんなスペシャルなゲストの姿も!
そう、シェルビー時代にデイトナ・コブラをデザインし
自らのティームであるBREを立ち上げてから、日野サムライを送り出した
アメリカ・レース界の奇才、ピート・ブロック。

日本とは日野のみならず、トヨタや日産とも深い縁のあるレジェンドですよね。
今回は日産の招きでモーターショーに合わせ来日されたそう。

東京ショーの会場にいらっしゃるというのを、ピーターを師匠と仰ぐ林みのるさん
からお伺いしていたのですが、残念ながら会場では逢えず仕舞い。
でもまさか、ここでお会いできるとは。
非常に気さくなジェントルマンでありました。


で、再びパドックへ。
これは僕の好きな1台、1952年式のフィアット8Vザガート。
8V自体もエレガントなスタイルで好きですが、やはりこのザガートは別格。
青/黒のインテル・カラーがステキな1台。


そしてコチラは、FLAT4の小森さんのTR3A。
「18歳の頃からの付き合いで、ついに今年51年目を迎えたよ!」とは小森さん。
それだけ長い期間を1台のスポーツカーと過ごせるなんて羨ましい限りですが、
それ以前に18歳でTR3Aに乗っていた! という事実に今さらながら驚愕。


あとコレも好きな1台。1951年式のパナール・ディナX。
よくコッパ・ディ小海の会場ではお見かけしましたが、
こうして都内で見るのも新鮮。
この日はこの他にPL17とクレパルディMMもいたりして、秘かにパナール祭りでした。


そしていよいよスタート。
ゼッケン500は、ご家族で参加(チャイルドシート付き!)の1962年式三菱500。
小さいお子さんがいても楽しめるのもこのイベントの魅力ですね。


走りさる鈴村さんのFMR KR200。
例年メッサー(FMR)やイセッタなどのバブルカー勢が多いので有名な
このイベントですが、今回メッサー勢は鈴村さん1台のみ。
しかしながら1台だけでも沿道で見守るギャラリーを笑顔にするのには十分。

……ただ、この後残念ながらリタイアになってしまったのだとか。


今回はMT4が2台、S 950が1台とオスカが3台揃ったのもトピック。
これは1952年式のMT4 1100。いやー、実はナニゲにMT4好きなのです。
美しい。


今年の目玉のひとつが、この佐藤さんが持ち込んだ
1953年式マセラティA6GCS スカリエッティ。
近年また、こういう大物が上陸するようになってきましたね。良いことです。


そしてこれまたカルトな英国車。フェアソープTX-S。
ドナルド・ベネットが創設したバックヤードビルダーのひとつで
このTX-Sのベースになったのは、トライアンフGT6。
でもリアサスをスウィングアクスルからトランスバースリンクに換えるなど
独自のモディファイを施してあって、性能的な評価も高い1台。


シャシーナンバーCSX3005のコブラ427コンペティション。
昨年は展示のみでしたが、今回は丸山和夫さん、光太郎さん親子でエントリー。

数奇な運命を辿ったコンペティション・コブラが、こうしてまた
走るようになったのは、喜ばしい限り。


そんな今年のコッパ・ディ東京。
栄えある総合優勝の栄冠に輝いたのは、この1928年式ライレー・スピード9で
出場した水野誠一さん。
水野さんといえば、ブガッティT37AやFMR KR200のイメージが強いので
ライレーをドライブされる姿は新鮮でしたが、そこはさすがベテラン。
奥様のみどりさんのBMWイセッタとランデブーする姿もステキでした。

ということで、まだまだ面白いクルマが
多かったので、コッパ・ディ東京のお話はもうちょっと続きます。

ではでは。
2013.11.25 Monday

PORSCHE MOTORSPORTS NIGHT JAPAN 2013

 

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おはようございます。
先週、金曜の夜はウェスティンホテル東京で開催された
PORSCHE MOTORSPORTS NIGHT JAPAN 2013にお邪魔してきました。


ポルシェ・カレラカップ・ジャパンをはじめとして
様々なカテゴリーで活躍するポルシェのモータースポーツ活動の
総決算ともいえるこのイベント。

ここ数年、参加させていただいておりますが
このイベントが来ると「あーもう今年も終わりだなぁ……」と
もの凄く実感します。一年早過ぎ。


今年はいつになく接戦だったカレラカップ。
チャンピオンクラスのチャンピオンは小河諒選手が
ジェントルマンクラスのチャンピオンは田島剛選手がそれぞれ獲得。
おめでとうございます!

ちなみに小河諒選手は、あの故 小河等選手の息子さんです。
今回の席では、チーム・タイサンの千葉泰常代表が、
「来年のル・マンに親父と一緒に諒をル・マンに連れて行く!」と宣言されてました。
ワークスLMP1の動向とともに、注目ですね。


また会場では、997GT3カップカーに代わり来年から導入される
991GT3カップカーのお披露目も行われました。
あれ? 991GT3カップって、確か東京モーターショーの会場にも展示してあったよな?
もしかしてこのパーティーの為にこっそり運んで来たのかしら?


……と思って、家に帰って東京ショーの写真を確認したら
ショーに展示されていたのは、別の個体でした。
(まずカラーリングが全然違いますね)
まぁ人間の記憶なんてそんなものですな。

ではでは。



2013.11.22 Friday

TOKYO MOTOR SHOW 2013 その3

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記



こんにちは。
一昨日、モーターショーのあと
夜にポルシェのパーティーにおよばれして
そのあとさらに、鈴鹿に向け自走で出発。お仕事して日帰りしてきました。
久しぶりに死にました。はい。

ということで、モーターショー報告第三弾です。


今回の話題のひとつは、ホンダが発表したS660。
前回のモーターショーで話題を呼んだEV スポーツの市販版といったところ。
現代に甦るホンダ・ビートに注目しているオジさまの多かったこと。

で、個人的に注目したのはココ。


サイドになぜか Honda Design のマーキングが。
わざわざ、こうして書くということは、やっぱビートのデザインは
ピ●ンファリー●だったってことでしょうか? ねぇ?

今週末はCOPPA DI TOKYOがあったり、まだまだ忙しいですね。
皆さん良い週末を。

ではでは。



2013.11.20 Wednesday

TOKYO MOTOR SHOW その2

 


Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記



こんばんは。
モーターショー報告第二弾です。
今回のモーターショー、会場でなぜか目についたのは
様々なヒストリックモデルたち。
東京ショーの会場でこれだけの数のヒストリックを見るなんて
これまでなかったのではなかろうか?


まずは話題のホンダSPORTS 360。
さすがに壇上に登ってみることは出来ませんが、無粋な柵もないので
結構近くで見られると思います。


個人的な目玉はその隣りに置いてあったRA271。
RA271自体はコレクションホールで見られるので特に珍しくはないかもしれませんが
ホンダさん、来年がF1参戦50周年であるのをちゃんと覚えてくださったのですね。
(当たり前か)


ということで、サービス。
プレスデイの役得ということで、壇上に登ってコクピットをパチリ。
ホンダさん、F1参戦50周年を記念して来年のグッドウッド・リバイバルの
グローヴァー・トロフィーにこのRA271(RA272でも可)で参戦しましょうよ。
一度くらいガチンコのヒストリックレースしてもいいんじゃないかな。
絶対イギリス人のホンダを見る目が変わると思うけどな。
もち、Classic Team Lotusのワークス25がお相手します(笑)。


そしてもうひとつサービスショット。モノコックの端に
RA271F-101というシャシーナンバーのプレートが貼ってありました。


こちらは日産ブースのR380 II。
日産は創立80周年なのだそう。ほほう。
個人的にはこのモーターショーに飾ってあった一番美しいクーペはこれだったな。


さらにダットサン 14 ロードスターも。
でもなんかR380ともども寂しい展示で残念。会場に行った皆さん
ぜひ盛り上げてあげてください。


さらに三菱キャンターも50周年なんだそう。
それを記念してレストアされたのがこのクルマ。
そう思うと、やっと日本の自動車界も自身の歴史を語れるようになってきたのかも。


さらにいすゞブースには1924年に製造された
ウーズレーCP 1.5t トラックが、ハイカラさんとともにお出迎え。
へー、いすゞのルーツって(洒落じゃないですよ)、ウーズレーなんですね。
知らなかった。


で、注目すべきはこのトラックのタイヤがブリヂストン製だったこと。
このために復刻したのでしょうか?


そうそう、こんなヒストリックもありました。
ホンダ・ブースにあった1966年式のF90(C型)耕耘機。
これ、意外とカッコ良くないですか??


さて、そんな今年のモーターショー、ヒストリック部門(?)で
個人的に一番感動したのは、このホンダRC142でしょうか。
手叩きのアルミタンクに、アルミカウルが美しい。
しかも、カウルを外した状態での展示がステキ。
ただ、あんまり注目している人は少なかったな。


唯一残念だったのは、このタイヤ。
動態保存している個体ゆえ仕方ないことかもしれませんが
せめて展示用に旧いパターンのタイヤを履いていて欲しかった……。

まぁ、そんな目線でモーターショー見に行くのも面白いかも。

ではでは。



2013.11.20 Wednesday

TOKYO MOTOR SHOW 2013 その1

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記



こんにちは。
今日は東京モーターショーへ。


いろいろ面白い物が多かったんですが、明日朝早いので簡単にご報告。
詳しくは後日追記します。


まずは世界同時初公開のポルシェの新型SUV、マカン。
いわゆる「ベイビー・カイエン」って言われてたヤツです。
3月にヴァイザッハに行った時に、偽装したクルマをいっぱい見ましたが
本物は全然印象が違った(笑)。無論良い意味で。これ売れそうよ。


あと日産ブースに行ったら、この方を発見。


日産の86対抗策は510ブルのリバイバル?
この大きさ(結構小さいんです)で出て来たら良いかもね。個人的にはウーンだけど。


あと話題のBMW i8発見。確かにカッコいい。


そして新型ミニも発表。おお、良いモデルチェンジをしましたね。上手い。


今回英国勢はジャガー&ランドローバーとラディカルのみという
非常に寂しい状況でしたが、このFタイプ・クーペは良い。
申し訳ないけど、オープンより断然こっち。


あとこのスバルのコンセプトも良かった。
BRZベースのシューティングブレークってこと? このまま出たら良いな。


こちらはスズキの新型ハスラー。いやーハスラーって名前使うなら
オフロードバイクでしょうよ、と個人的にツッコミたくなりますが
それとは別に、個人的にこういうクルマ嫌いじゃない。


そうそう、夕方フォーミュラEの発表があって、その開発ドライバーに
佐藤琢磨選手が就任したんだとか。あーそれでスーパーアグリ復活ってこと??


あと、ヤマハブースにあったこのコンセプト、まんまハーレーのスポーツスターって
感じだけど、カッコよかった。こういうのヤマハは上手い。ホ●ダは……。


そんなヤマハブースで見つけた、新車部門最大のトピックはコレ。
あの奇才ゴードン・マーレイ設計のコミューター。
これ欲しい。


さらにモノホンのマーレイ御大に出会えて感激。
すっごく良い人でした。これだけで今日来た価値アリ。

ではでは。


2013.11.19 Tuesday

現代のフライング・スコット

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記



こんにちは。
なんかここ数日間のバタバタでスルーしちゃいましたが
インディ500 3勝、インディ・シリーズ4回制覇の偉業を誇る
“現代のフライング・スコット”、ダリオ・フランキッティが引退を表明したそうですね。


ダリオといえば、先日のグッドウッド・リバイバルにも来場し
フォード・ミュージアム所蔵のロータス38/1をドライブしておりました。
現役組でありながら、スーパーハードエンスー(きっとそうに違いないと思ってます)
な彼は、ちゃんとレーシングスーツも当時仕様を着てやってくる。

スポンサーとかの縛りはないのかな?
(トム・クリステンセンなんか、まんま今年のアウディのスタイルだもんね)と
思うのですが、こーゆーところが彼のステキなところ。
TV中継や専門誌では垣間みられない、ダリオの素顔です。


ヘルメットもわざわざクラーク仕様のジェットを被るなど
クラークを慕う彼の姿勢が現れてますね。

そういえばその昔、このモータープレスでも
本国 CAR & DRIVER 誌かなにかで取材した、ロータス38に載るダリオの
動画を紹介したことがありました。
そこで同郷のヒーローであるジム・クラークに対して
熱い想いを持っていることを知って、驚いたことがあったっけ。


今回は、佐藤琢磨選手とのクラッシュが引き金になったこともあって
日本のファンからすると、ちょっと複雑な気分ではありますが
逆にこうしたヒストリックイベントで彼を見る機会は増えそうですね。

なんてったって、例年RAC TTレースでも活躍してますもんね。
確か2005年には、エマニュエル・ピッロとクームズ・ジャガーEタイプに乗って
優勝してるんじゃないかな?


……なんて彼のプロフィールを調べていたら、今40歳なんだって。
1973年5月生まれって、俺より年下じゃねーか。
なんだよダリオ、コーヒー牛乳とパン買ってこいよ……。

……嗚呼むなしい。がんばろう俺。
関係者のみなさんとは、明日のモーターショー・プレスデイでお会いしましょう。

ではでは。


2013.11.18 Monday

1/72 DE HAVILLAND DH.88 COMET その1

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記



こんにちは。
今月はちょうどいいタイミングに勤労感謝の日とかがあって
26日売り各誌の締め切りはいつもになく早いんですね。
フェイスブックみてると、関係各位の皆さんも大変だったようですが
僕もドツボにハマりました。

で、土曜のこと。
どーにも書けないジレンマから夕方散歩に出てみたんですが
そこで1年ぶりくらいに、近所の模型屋さんを覗いてみたら
セールでいろんな模型が安くなっていたんですね。

個人的に自動車のプラモってあまり食指が動かないのだけれど、飛行機は別。
おおー、キャンベラだ! とかヴァンパイアだー! とかスピットファイアだー!
とか(心の中で)騒いでちょっとリフレッシュ。財布持ってなくて良かった(笑)。


最近はね、ダンボール戦記(知ってます?)のプラモを強制的に作らされたりすることは
あるものの、プラモ造りは10年以上ご無沙汰。
一時期、スロットカー用にミニでも作ろうかと、タミヤの1/24に手を付けたことがあるけど
小さな部品にクラクラして(決して老眼とはいわないで)そのまま放置。

一方、中学〜高校生の時にハマった飛行機のプラモは、いまだその残存兵力が
部屋のあちこちに残っているんだけど、旧いパッケージのモノって
勿体なくて作れない。このエアフィックスの1/72 デ・ハヴィランド・タイガーモスもそう。
他にマッチボックスの1/32も持ってるけど(なにせタイガーモス好きなもので)、
勿体なくて……。


で、昨日のこと。ちょっと締め切りが落ち着いたので
夕方家族と一緒にたまプラへ出かけたついでにちょっと模型屋さんへ。
1/72のタイガーモスないのかなぁ? と思ったらやっぱりなくて
諦めて帰らずにこんなモノを購入。1/72 エアフィックス製 デ・ハヴィランドDH88。

この飛行機も好きなんですよ。これも昔のキットを勿体なくて作れないでいた機種のひとつ。
やっぱロータス好きはデ・ハヴィランドだよな! と思いつつお家で組み立てようとすると……。


ギャー。なんじゃこりゃ。一応形にはなるものの、隙間だらけのプラの廃材って感じ。
そーだ、昔のエアフィックスってこんなだった。
箱絵にダマされて買って、作れずにいっぱいゴミ箱に捨てたっけ(悲)。


でもコクピットの表現がコレ! ていうのはスゴい。
ミッフィーちゃんと、そのお父さんが乗った飛行機の絵みたいな図。

でも、いくら気の迷いとはいえ、40過ぎて癇癪起して捨てちゃうのは偲びないしな。
どーしよう?


と思ったら、押し入れからこんなモノが。
ドイツ・プライザー製の1/72 ドイツ航空兵セット。これ25年くらい前に
なけなしのお小遣いはたいて買ったもんじゃないの? そうだ! コクピットを
グリグリくりぬいて、人形載っけちゃえば、ごまかせる!


と、箱を開けてきたら、出所不明の遭難したパイロットの皆さんが6名も出て来ました。
真ん中の4人はエアフィックスだね。こういうのを棄てずにいた昔のオレ、エラいっ!


でも、載せてみようと思ったら、スケール感が微妙に違って、パイロットの皆さんを
相当削り込まない限り載せられないことが判明。どーせキャノピー付けちゃえば
分からなくなっちゃうんだから勿体ない。

じゃあ適当に椅子とか作っておけばいいんじゃない? 
と、どんどんドツボに。プラバンを切り貼りしながら1/72の操縦席を作るオヤジ。
気がつけばAM1時。でもなんか昔の勘を取り戻しつつあって、少し嬉しい。


これが今朝のDH88。
あーなんかスッキリした。これが完成するかどうかはまったく未定だけれど
久々に飛行機のプラモ作るのって気分転換にいいかも。

そういえば、今週も東京モーターショーが始まったり
いろいろ忙しくなりそうですなぁ。皆さんご自愛を。

ではでは。





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