2014.01.31 Friday

日曜日はJCCAニューイヤーミーティング!

 


Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記



こんばんは。
突然ですが問題です。

© Nissan Motor Company

フロントローにオープントップのエラン・レーシング(レーシング・エランではなく)と
初代シルビアが並ぶこの写真。よーっく見ると、どこのレースかは想像がつきそうですね。

いったい、何年の何というレースで、シルビアに乗ってるドライバーまで
当てられた貴方は相当なマニア、いやオタク、いや変態。


ということで(どういうこと?)、来る2月2日(日曜日)は
ヒストリックカーの新年会、JCCAニューイヤーミーティングであります。
今年のテーマは、日産車(ダットサン&プリンスを含む)。
なんとコンクールデレガンスには52台(!)ものエントリーがあります。
今年も審査員としてお邪魔させていただくのですが
一体52台ものクルマをどーやって審査するんだろう(笑)。

なんかお天気が心配ですが、皆さん暖かい格好でお越しください。
くれぐれも会場は富士スピードウェイですよ!
いつものお台場に行っても、誰もいないのであしからず。

ではでは、よい週末を。



2014.01.30 Thursday

キャプチャーは現代のキャトルか?

 

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こんばんは。
今日は珍しく、朝から新型車の試乗会で横浜まで。


お題はコチラ。ルノー・キャプチャー。
いまヨーロッパ市場で急速にシェアを拡大してるコンパクト・クロスオーバーの雄。
ライバルは、ミニ・クロスオーバーや日産ジューク、VWクロスポロといった面々。

逆に隆盛を誇ったミニバンは最近勢いが衰えているのだそうな。

© Volkswagen AG

小型車ベースのクロスオーバーというと、思い出すのがゴルフ・カントリー。
(今でも高値安定が続いてるようですが……)

しかしこのゴルフ・カントリーが、ゴルフ・シンクロ(懐かしい!)をベースにした
本格的なフルタイム4WDモデルだったのに対し、キャプチャーはFFのみの設定。


……となると「な〜んだ、ただの" ナンチャってSUV"かよ」と思われると思います。
僕もただの背の高いルーテシアかよ、と思ってた(失礼)。

でも一見ルーテシアに似てるボディは別モノ。
ホイールベースも5mm延長されてるし、室内空間もヘッドクリアランスを含め
ルーテシアより拡大されている。そーいう真面目さはとってもルノー的。
最低地上高はルーテシアから+80mm。
ちゃんと前後トレッドもF1530mm(+25mm)、R1515mm(+10mm)拡大されてる。



へぇーーーと思ってインテリアを見てみると、基本的なコンセプトは同じながらも
メーターナセルの意匠や、インパネ中央のパネル、グローブボックスなど
ルーテシアとはまったくの別モノ。

逆にフロントシートバックのポケットや、センターコンソールの小物トレイなど
ルーテシアより遊び心のあるディテールが◎。
また2種類あるグレードのうちの上級モデル「インテンス」のシートは
表皮がジッパーとマジックテープで固定されているだけなので
簡単に外せて、洗濯機でジャブジャブ洗えるというスグレもの。
子供のいるお家には嬉しい装備。


またクロカンということで、ドアがサイドシル下まで回り込む(サーブみたい!)に
なってて、ズボンの裾とか汚し難いようになっていたり……


ボンネットにダンパー(これはルーテシアも同じ)が付いていたり
(あまりボンネットを開けない人はともかく、コレって意外と重要だと思ってるんですが)
と、結構芸細な部分が嬉しいのもこのキャプチャーの特徴。

あと前後に160mmスライドするリアシートも、ちょっと荷室容量を稼ぎたい時とかに便利。
室内空間の向上でリアシートの足元が広いのも◎(ニースペースはラグナと同等なんだとか)

ということで、クロスオーバー云々はともかく
小型車として見ても、その内容は結構魅力的。


で、乗ってどーなのよ?
ということ、これが1.2リッター・ターボ(120ps)なのに
ゲトラク製の6速ツインクラッチMTとの組み合わせで良く走る。

しかも腰高なのに、高速コーナーにガツーンと入って行ってもあまりロールしない。
トレッドが広がったり、ホイールベースが伸びてるのも効いてるのね。
だから、イロモノ的な先入観で乗ると、あまりの真面目な作りっぷりに結構驚く。
参りました。

個人的には昨今流行の2トーンカラー(インテンスのみ)が用意されてるのも◎。
ボディ:マロンショコワール(茶)+ルーフ:イヴォワール(アイボリー)
の組み合わせが好きかな。

© RENAULT

ということで、一見SUV風のルックスに惑わされがちだけど
Bセグメントの小型車として見てもすっごく良く出来てるキャプチャー。

試乗が終わったあと、同じ会場にいらした笹目二朗さんと
ルノー広報の佐藤さんと、キャプチャーの立ち位置についてお話ししていたら、
笹目さんが「昔のキャトルみたいなものですよ」と一言。

うわーーーーっ! それで一気にモヤモヤしてた霧が晴れた思い。

小さくて良く走るし、室内高が高い分居住性も良いし、荷物も載せやすい。
さらにちょっと高めの車高のお陰で、同じクラスの小型車に比べると
走る環境を選ばない。
(確かに車高の低いクルマだと、雪道とかでフロントスポイラー割ったりするもんな)

もしかすると、現行カングーの大きさが不安な先代カングーのオーナーの皆さんなんかに
ジャストミートな1台なのかもしれませんね。勉強になりました。

ではでは。



2014.01.29 Wednesday

『RUSH ラッシュ/プライドと友情』公開記念トークショー開催!

 

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こんにちは。
さて、いよいよ来月7日に日本全国ロードショー公開される
『RUSH ラッシュ/プライドと友情』ですが
それに先駆けて、来る2月1日に恵比寿のRacers' Cafe
記念トークショーが開催されることになりました!


“1970年代F1トークVol.1”
ハントvsラウダ − 映画「RUSH」公開によせて
トークイベント付きディナーパーティー

開催日時:2月1日(土)18時開場、19時開演
ホスト:小倉茂徳
ゲスト:山田剛久
料金:5,000円
フリードリンク、パスタ、ピザなど
人数:最大30名(先着受付順)

予約受付:電話03-6809-0687(受付時間=14:00〜22:00)


トークショーのホストは、TVのF1解説でもお馴染みオグタンこと
そしてゲストは『JOE HONDA Racing Pictorial Series  by HIRO』の編集長で
現在『Grand Prix 1976 “In the Details” 』が好評発売中の山田剛久さんのお二人。

なにせ70年代F1を語らせたら、何時間でも、何日でも、何週間でも
喋り続けられるお二人ですから、かなりディープなトークショーになること請け合いです。

photo:Kozo Fujiwara

また会場には、オーナー兼ドライバーとしてマーチ761で参加した
久保田克昭さんもいらっしゃるでしょうから、他ではなかなか聞けない
撮影秘話なんかが聞けるチャンスもあるかも!

いずれにしろ、めまぐるしく展開する映画のディテールを見逃さないためにも
このトークショーでしっかり『傾向と対策』を聞いておくのは良いかと思います(笑)。

ちなみにこの翌日は、富士スピードウェイでJCCAニューイヤーミーティングです。
その情報はまた明日!

ではでは。



2014.01.28 Tuesday

Egger-Lohner electric vehicle C.2 Phaeton(P1)

 

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こんにちは。
昨日は朝から1日、ENGINE誌(新潮社 刊)恒例の新春企画
輸入車大試乗会の取材にお呼ばれして、大磯ロングビーチまで。
基本的にヒストリックモノの仕事が多い僕にとって、最新のクルマたちに乗れる
実に貴重な機会なのですが、今回乗せてもらった6台はそれぞれ個性的で
素晴らしいクルマたちばかりでした。その模様は来月26日発売の
ENGINE 2014年4月号までナイショ(笑)。

閑話休題。今朝のこと。ポルシェからこんなプレスリリースが……。
なんでもポルシェミュージアムの開館5周年を記念して新たな展示車が加わったのだとか。

その名は、エッガー‐ローナー電気自動車、C.2フェートンモデル。
通称P1と呼ばれる、フェルディナント・ポルシェが1898年に製作した処女作です。

© 2014 Porsche Japan KK

フェルディナントの電気自動車というと、ヤーコプ・ローナー社在籍時に製作し
1900年のパリ万博で公開された電気自動車“ローナー・ポルシェ”(写真)が有名ですが、
今回のモデルはそれよりも前の作品ということになります。


そういえば、これまでミュージアムには、常設でハブモーターが展示されているだけで
確かにローナー時代の電気自動車の展示はありませんでしたね。


ちなみにポルシェ・ミュージアムには、1901年のパリ自動車ショーで公開された、
世界初のハイブリッドカー(Mixte:ミクステ)の市販版というべき
1902年型の“Semper Vivus(ゼンパー・ヴィーヴァス )”も保管されていますが、
これはオリジナルではなく、2011年に完成した復元車。
そういう意味でも、オリジナルの“ローナー・ポルシェ”が収蔵された!
というのは、開館5周年に相応しいビッグニュースなのであります。

ちょっと前置きが長くなりました。
今回の主役であるエッガー - ローナー電気自動車、C.2フェートンモデル(P1)
の話に移りましょう。

© 2014 Porsche Japan KK

これが、オーストリアで発掘された当時の
1898年製 エッガー‐ローナー電気自動車、C.2フェートンモデルの写真。
プレスリリースによると、オーストリアで登録された最初の1台で
1898年6月26日にウィーンの道を走り始めた個体とのこと。

その他の履歴は不明なのですが、確かウィーンの産業技術博物館にも
ウィーンの消防局が購入し、その後タクシーとして使われたという1台が
ずっと展示されていました。これはそれとは別の個体なのでしょうか??

写真を見ると、ボディやタイヤなどが失われてしまっているのが分かりますが
当時のままのオリジナルを保っているという意味で、歴史的な意味は深い1台だと思います。

© 2014 Porsche Japan KK

C.2フェートンモデルの本来の姿はこんな感じ。
ボディが、クーペとオープンの2スタイルに切り替えられるようになっていたのは
当時としては画期的な技術だったとのこと。

そういえば、以前ポルシェ・ミュージアム2階の書庫にお邪魔したとき
このC.2フェートンモデルの設計図の青焼き(無論当時モノ)を
見せてもらったことがありました。

ということで、この発掘されたC.2フェートンモデル(P1)は
1月31日に招待客を迎えたレセプションでお披露目されたあと、
2月1日、2日と一般公開されるということですが、驚いたのがその展示方法!

© 2014 Porsche Japan KK

なんと、ボロボロのオリジナルシャシーの上に
アクリル板で本来あるべきボディを再現して載せているのです!

ボロボロのシャシーをそのまま置くのでも、全てピッカピカにレストアするでもなく
オリジナルの状態を残した上で、本来の姿を再現するという
(いずれキレイにレストアされるのかもしれませんが)
この展示方法にポルシェ・ミュージアムの見識の深さを感じた次第。さすが。

2月1〜2日にシュトゥットガルト近郊に行かれる予定がある方は必見です。

ではでは。




2014.01.27 Monday

今年も書店へ走ろう!

 

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おはようございます。
さてこの土曜、25日は各自動車誌の発売日でありました。
その中でお仕事をさせていただいた各誌をご紹介します!



今月の特集は、毎年恒例の複数台所有のオーナーを訪ねるシリーズ。
今回のテーマは「男と女で2台持ち!」
という、なかなか難しいお題でありました。

「男と女」ということで、表紙はダバダバダ……な感じです。


「男と女」というタイトルで、まず思いついたのが、エンスージァストとして有名な
水野誠一、木内みどりご夫妻。師走のお忙しい中無理を言って取材にご協力いただきました。

これまで、イベント先などで何度かお話をさせていただいてきましたが
じっくりとお二人のクルマ趣味についてお話を伺うのは、今回が初めて。
実に面白いエピソードを伺うことができました。詳しくは本誌にて!
(※ 画像は校正誌なので、実際の誌面と一部異なります)

そしてもう一組は、これまたモータープレスでもお馴染みelan+2こと真北さんご夫妻。
実はフェイスブックで、真北家(というか奥様の愛車)のファミリーカーに
ニューカマーがやってきた! という情報を仕入れていたものですから(笑)
これまた無理を行ってお邪魔させていただいた次第。

なんか取材そっちのけで、居心地の良さに延々と居座り続けてしまったのですが
真北さんの知られざる? お宝の写真なんかも撮らせていただきました。必見!



そしてこちらはGENROQ誌(三栄書房 刊)
パガーニ・ウアイラ(!)の国内試乗を含め、今月も(!)これでもかっ! これでもか!!
というくらいに濃い記事がギューギューに詰まってます。まずその時点で買って損無し。


しかし! 個人的にお勧めなのが、編集を担当させていただいたヒストリックのページ。
ポルシェ356Aでアメリカ横断を画策したレストアラーの話の前に展開されるのは
幻に終わった1955年のカレラ・パナメリカーナのために2台だけ製作され
結局一度も実戦にはデビューしなかったメルセデス300SLRクーペのインプレッション。
この個体は、ウーレンハウトが私用で使った0007/55ではなく、0008/55の方。
しかしながら、クーペをフィーチャーした日本語の記事はあまりないだけに貴重。
相原俊樹さんの翻訳はいつに増して熱いです!


さらにお勧めしたいのが、このリーバ・アクアラマの記事。
このボート、なんと元フェルッチオ・ランボルギーニの愛艇で
ランボルギーニ350GTのV12を2基並列に搭載していた! というものすごいヒストリーの持ち主。
現在レストア中のリーバをレポートした、非常に興味深いページなのです。必読。
いやークルマや飛行機もいいけど、こんな美しいボートも一艇欲しいなり。


さらに、『徳大寺有恒』特集が話題の今月のNAVI CARS(ボイス・パブリケーション 刊)
でも、昨年11月に鈴鹿で行われたアストン・マーティン・トラックデイの模様を
レポートさせていただいております。

今となってはモーターショーのプレスデイのあと、夜のレセプションに出席して
そのまま自走で鈴鹿に飛び、日帰りで帰って来たのは懐かしい想い出です(笑)。


さらにご報告をすっかり忘れて(!)おりましたが
1月発売の本では次の2誌にも寄稿させていただきました。


レンシュポルトでは、7月のグッドウッドFOSからホッケンハイムでの
Meet the Heroes of Le Mans、さらに富士での50 years of 911 in Fujiの模様までを。
aheadでは、11月のフェスティバルofサイドウェイ・トロフィーのコラムを
それぞれ書かせていただきました。

ということで、まだ書店に走っていない方は、今日必ず(笑)。
ではでは。



2014.01.24 Friday

Shelby Cobra Daytona Coupé at Le mans

 

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あ、気がつけばもう夜……。
というか、もう今週もお終いなのですね……早っ。

ということで、ハッピーフライデーを満喫中の皆さんに
ここ数日、頻繁に出入りを繰り返している(笑)フォードの広報HPで見つけた
すっごくステキな写真をお裾分け。

© Ford Motor Company

1965年のル・マン24時間レース。
ダンロップブリッジを抜け、エセスを走る2台のデイトナ・コブラを収めた
貴重なカラー写真。

手前のNo.10はボブ・ジョンソン/トム・ペイン組のCSX2287。   
奥のNo.12はジョー・シュレッサー/アレン・グラント組のCSX2601。

レースではNo.12が10時間目にクラッチトラブルで、
No.10が12時間目にヘッドガスケットを吹き抜いてそれぞれリタイアしています。

いやぁ、それにしても画のように美しい光景だなぁ。
そういえば今年はル・マン・クラシックの年ですね。
僕が取材で出かけたのは2004年(もう10年前だ!)と2006年の2回。
また久々に見に行ってみたいなぁ……。

© Ford Motor Company

このリアカットなんかもの凄く美しい……。
やっぱ改めてピート・ブロックという人は天才なんだなと思いますね。
はぁ……(ため息)。

皆さん、よい週末を。
ではでは。



2014.01.23 Thursday

John Player Special×Classic Team Lotus Attache Case

 

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こんにちは。
先日、恵比寿にあるRacers' Cafeにお邪魔したときのこと。
ディスプレイブースの中にこんなモノを発見。

確か前から試作品だけは存在していて、
結構人気だったのに、なかなか発売されなかった幻? のアタッシュケースが
ついに発売になったんだそうです。ほほう。
なんでも、ジャーナリストの小倉茂徳さんが目ざとく見つけて
早速お買い上げされたとか(笑)。さすが!

無論、本国Classic Team Lotus 公認のオフィシャルグッズであります。



ボディはアルミ製で重さは1.95kg。
持ってみると全然重く感じないし、しっかりしてる。
ちゃんとスマホ用のポケットとかも付いてるし。
13インチのMacにはピッタリだし、結構使い勝手は良いんだな。
気になるお値段は3万円。内容を見ると結構お得。
6番のところを55番になんとか上手く変えてみて、J-P ジャリエ仕様にしてみるとか(笑)。

Racers' Cafeに展示中なので、気になる方は是非。


一方、先日『RUSH ラッシュ/プライドと友情』の試写を見てからというもの
このTシャツも気になってるんですよ。James Hunt Helmet Mens T-shirt

まだ(かなり)寒いけど、今年の春〜夏はこれ良いかもなぁ……
と思ってアクセスしてみたら、SとLは品切れ中。なんか人気みたい。
みんな考えることは一緒なのでしょうか?

ではでは。



2014.01.22 Wednesday

“イクザワ・マニアが英国にも!” その後

 

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こんばんは。
昨晩、生沢さんから久々にメールが……。


早速開いてみると、そこには以前このモータープレスで紹介した
“イクザワ・マニアが英国にも!”  のその後の写真が貼付されていました。

詳しくは以前のブログをご覧いただきたいのですが
簡単に説明すると、このブラバムBT21は1967年シーズンに生沢さんが使い
オウルトン・パークのレースでクラッシュ、廃棄されたBT21-047のフレームを
あのトニー・トリマーが購入。自らの手で修復し
英国フォーミュラ・フォードに出場したという、曰く付きの個体。

photo:Tony Trimmer

その後、数人のオーナーの手を経て現オーナーのマイク・パスカルが購入。
生沢さんにコンタクトを取ったうえで、往時の生沢カラーに塗り直してレストアした
という1台なのであります。

たしか前回は完成直前の状態だったと思いましたが、ついに走り出したのですね。
しかもちゃんとヘルメット(ベル・スター・クラシックだ!)が生沢カラーになってる!

マイクは今年のモナコ・ヒストリックへのエントリーを目指してる……
なんて話だったけど、残念ながら60年代F3のカテゴリーは消滅。
(しかもF3も74年からの2リッターのみになってしまった!)
いったいどこのレースに出るつもりなのでしょう?

個人的には、もう一度生沢さん自身がBT21に乗って走る姿を見てみたいけどなぁ。
生沢さん、情報ありがとうございました。

ではでは。




2014.01.21 Tuesday

1956 Daytona Beach Speed Week Childrens races

 


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こんばんは。
ここんとこ、ずーーーーーーっとフォードの広報サイトと
睨めっこする日々を過ごしているのですが、暫くアクセスしないうちに
HPのフォーマットが変わっていて(良くあることです)
すっごく使い辛くなって残念(涙)。

しかもアクセスした当初は、フォードの広報サイト最大の美点(僕にとっては)だった
膨大なアーカイブの写真が何故かゴッソリ落とされていて、
しばらく立ち直れない日々を過ごしておりました(マジで)。

しかし! ココに来てなぜか急に過去のアーカイブが復活
(僕のリサーチ方法が悪いという話もありますが)したうえに、
なんと昔以上にパワーアップしてくれていたのです(号泣)! フォードさんありがとう。

……そんな中で見つけた素敵な1枚を。

© Ford Motor Company

これは1956年のデイトナ・ビーチ・スピードウィークの中で開催された
1956年型フォード・サンダーバードのペダルカーによるワンメイクレースの模様。
ちゃんとヘルメットまでお揃いなのがオシャレ。


この写真を見ると思い出すのが、一昨年からグッドウッド・リバイバルではじまった
オースティンJ40によるワンメイクレース“セットリントン・カップ”。

このオースティンJ40は、肺病などを患った炭坑夫たちを再雇用するために
1949年に創業を開始したサウス・ウェールズの工場で生産された
歴としたオースティン製のプロダクションカー。
そのモチーフになったのはオースティンA40デヴォンで、
1949年から1971年の生産中止までに3万2098台(!)が製造された、
英国人なら誰でも? 遊んだことのある馴染みのオモチャなのであります。

しかしながら、この“セットリントン・カップ”のスタートで市場価格は高騰中。
いまやミントコンディションのものだと100万円近い値段が付くそうですよ。はぁ。


で、今日は“セットリントン・カップ”の裏話。
このレースが行われるのは、土曜と日曜の昼なんですが
なんとレースのない金曜には、パドックでちゃんと車検をやってる!


「はい、あなたがキャサリンね。じゃあ順番に見て行くよ」
といって、ひとりの車検官が治具を使って、規定通りの寸法になっているかを見て行きます。


「じゃあ裏返すよー」
といって、ペダルに不正な改造(笑)が施されていないかもチェック。
もちろん、現場には親も同伴しているんですが、一切の口出しは禁止。
どんな小さい子でも自分の口で説明しなくちゃいけません。さすが。


最後にボンネット内のチェック(結局なにもないけれど)と
灯火類のチェックを終えて終了。子供向けのアトラクションでも
ちゃんとこういう儀式をするあたりがニクイですね。見てて面白かったです。


なんと昨年は30台以上のエントリーを集め、グッドウッド・リバイバル最大のレースに
成長した“セットリントン・カップ”。
しかしながら高いオースティンJ40を買ったら誰でも参加できる……というわけではなくて
基本的にここに出てる子供達は、お父さん自身が愛車でエントリー
(もしくはオーナー)しているという、良家のご子息ばかり。
どうりで皆、品が良いわけだ。

伝え聞くところによると、他のカテゴリーにエントリーするより
狭き門らしいですよ。ハハハ。


そういえば、先日エコスカーズのブログを見ていたら
サイドウェイ・トロフィーで日本版“セットリントン・カップ”を
やろう! という計画があるみたいですね。

となると、このサー・スターリング・モスの役目をするのは……やっぱ生沢さんですかねぇ。

ではでは。



2014.01.20 Monday

R8ゴルディーニ軍団がラリー・モンテカルロ・ヒストリックに参戦!

 

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こんばんは。
本来なら、月末売りの各誌の締め切りも終わり
少しゆとりがあっても良いのですが、週末はずっと缶詰状態。
この週末鈴鹿で行われたコッパ・ディ鈴鹿/鈴鹿ゴールデントロフィは
雪に見舞われて大変だったようですね……。

さてそんな中、海の向こうからこんなニュースが入って来ました。

© Renault

今月末、1月28日から29日にかけてモナコを拠点に開催される
恒例のヒストリックカー・ラリー"第17回 ラリー・モンテカルロ・ヒストリック”に
ティーム・ルノー・クラシックが、ルノー8ゴルディーニ誕生 50周年を祝して
5台のR8Gを擁して参戦することになったそうです。
(写真は1968年のモンテカルロ・ラリー)

© Renault

今回参戦する5台のうち、3台をドライブするのは
ジャン・ラニョッティ、アラン・セルパッジ、ミッシェル・ルクレールという
グッドウッドFOSなどでもお馴染みのレジェンド3人衆。

R8Gの50周年に合わせて、こうしてワークスエントリーするなんて
やっぱ向こうのメーカーはやることが粋ですよね。
(例年はA110でエントリーしていたように記憶してますが)

そうなるとF1参戦50周年を記念して、今年のモナコ・ヒストリックと
グッドウッド・リバイバルにホンダがRA271(もしくはRA272でも可)で
ガチにエントリーしてくれたりすると、おおーーーっ! とヤル気になるんだけどな。
やっぱ無理でしょうね。エヘヘ。
(写真は1970年のモンテカルロ・ラリー)

© Renault

こちらは現在整備中の参戦車輛。
5台のクルーは1月24日にランスのスタート会場を出発し、モナコに向かうのだとか。
いやー、一度ラリー・モンテカルロ・ヒストリックには
行ってみたいと思ってるんですけどね……。
寒いのが何より苦手なもんですから……ねぇ……。

なにはともあれティーム・ルノー・クラシックの健闘をお祈りしております。
あ、今年も日本からエントリーがあるんですよね。皆さんお気をつけて!

© Renault

個人的にR8っていうと、子供の頃(35年くらい前かなぁ)に沼津に住む叔父が
グリーンのR8マジョールに乗っていたことがあってすっごく想い出に残ってるんですよね。

実はこの叔父が、Nゲージ鉄道模型の大家で、
その後の僕の趣味人生に大きな影響を与えてくれたんです。

裾野にある別荘に連れてってもらうと巨大なNゲージのレイアウト
(当時はまだ日本のメーカーのストラクチャーがそんなに出回っていなくって、
アメリカの建物の中を日本の列車が走るってちょっとシュールな
光景が繰り広げられていたのでした)があったり、
沼津のお宅にお邪魔すると、壁一面に鉄道模型がディスプレイされていたり……。

クルマは綿棒を使って細かいところまで磨き上げるんだ! とR8を前に
(まだ小学一年だった僕に)レクチャーしてくれたのもこの叔父でした。

ちなみに叔父はもう90歳近いんだと思うんですが、未だにNゲージを作ってるそうです(凄)。
なんか話が脱線しましたね。そんな話もまたそのうちに。

ではでは。


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