2014.06.29 Sunday

Goodwood Festival of Speed 2014 その2

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記


おはようございます。
グッドウッドFOS、2日目です。
今日も事前に雨だの、荒れるだの散々脅かされた割に好天でした(ホッ)。


さて、本日のメニューですが
基本的には走るクルマ、内容などは昨日と一緒。
しかしながら、チケットが一番速く売り切れるイベントの中日だけあって
午前中から会場は人、人、人……。

そんな人ごみを掻き分けて、マシーンが1台、また1台とパルクフェルメにやってきます。
こちらは幻のF1英国代表のLec CRP1。おおー。



もちろんスポーツカーやラリーカーも充実。
先日のイタリア取材でお会いした、スクーデリア・デル・ポルテロのボス
マルコ・カイヤーニさんは、アルファ33/3 で登場。
意外と扱いやすそうで(個人的に)ビックリ。


もちろん我らがクラシック・ティーム・ロータスも参加。
79/2と79/3、2台のタイプ79がランデブーする姿は泣けます。
さらにex-セナの97Tで号泣です。


……という会場で僕の心をほっくり癒してくれたのが
インフィールドの屋台村にいた、モーリスのバーガー屋さん。
このトラックかわいい。もっと詳しく知りたい!
でもお腹いっぱいだったから、何も買わなかった。ゴメン。


そして忘れてはならないのがコチラ。
今回日本から参加しているMAKI F101(プレゼン仕様)に
1974年のクラッシュ以来はじめて、ホウデン・ギャンリーが乗ったこと!
残念ながら、走行前のカテゴリーで起きたクラッシュ
(今年は荒れてるぜよ)により
今日夕方のプログラムが中止になってしまったため、記念すべき走行は
明日にお預けになりましたが、この笑顔がすべてを物語っているでしょう。

明日も楽しみなり。
ではでは。


2014.06.28 Saturday

Goodwood Festival of Speed 2014 その1

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記


おはようございます。
今年もグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにやってきました。


さんざん天気予報に脅されましたが、今日は好天。
初日から色々堪能してきました。
まぁご報告したいことは色々ありますが
今回は日本車の躍進(メーカー以外で)が個人的に目につきました。いいこと。


また会場には小ネタ(大ネタ?)も盛りだくさん。
個人的にこの組み合わせは最強だな。300SLRウーレンハウト・クーペ萌え。


4輪に限らず、2輪関係も相変わらずの濃さ。


こんな光景見せつけられたら泣くでしょ、普通。


さらにヒストリックのみならず、新車関係も話題豊富。
こんなクルマもさらっとお披露目。


また色んなレジェンドの皆さんにも再会できました。
個人的には、このマルボロ・ルックのエマーソンもキテます。はい。

そんなわけで引き続き明日もがんばります〜!
ではでは。



2014.06.25 Wednesday

グッドウッドFOSに行ってきます!

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。
ご無沙汰でございます。


本来ならル・マンから帰国後に30ページ分のお仕事を処理するはず……
だったのですが、案の定終わらせることができないまま
明日から英国グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに行って参ります。
(なんか10日おきにヨーロッパと行き来してる気がしますが……)


なんか全く事前のリサーチもないままに行くことになりそうですが
今年はメルセデスのモータースポーツ120周年を祝ったモニュメントが建つのだとか?
ほかに、マセラティやアルファ・ロメオ関係もいろいろ話題がありそうですし
日本からはマキ F101が参加するのだそうですね。


僕個人も、先日のイタリア取材でお会いした方々に
グッドウッドで再会し、取材させていただく予定になっていたり
なんか色々バタバタするはず。

でも噂だと、週末寒いうえに雨降るらしいですね。
うへぇ〜グッドウッドって雨降ると最悪なんだよなー。しくしく。
いずれにしろ、また現地から色々アップする予定なり。

まぁこれが終わると5月から続いた怒濤のスケジュールも
一旦落ち着くはずなんだけどなー。

ではでは。



2014.06.19 Thursday

LIBRAIRIE PASSION AUTOMOBILE

 

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極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。
帰国直後から、様々な督促を受けておりますが
やっとちょっと落ち着きました。
(でも残っているのは自覚しております)
というわけで、今回のル・マン放浪記の続編を。


日曜日にル・マンからパリに戻った我々は
飛行機に乗るまでの時間、ちょっと市内をプラプラ。
すでに金曜に到着したときから目をつけていたパリの自動車専門書店
ポルシェジャパンの木内さん、カーグラフィックの八木さんとともに
突入を試みたのであります。

かつてNAVI誌でも取材され、日本の皆さんにも有名なお店だそうですが
いやー店内の充実っぷりはスゴいのひとこと。まず目が慣れるまでに30分かかりました(笑)。
その後、色々吟味の末(?)持ち帰って来た本は以下のとおり。


まずは、数ヶ月前にファセリアIIのキャプションを書こうとして
我が家にほとんどファッセル・ヴェガ関係の資料が
ないことに気付いたのを思い出して購入した
FACEL VEGA(BROOKLANDS BOOKS)


昔のAuto Car誌や、The Motor誌などに掲載された記事を纏めた
コピー本として有名なシリーズですね。
英語だし、結構スペックも載ってるし。意外と日本で見かけないし購入。


続いて書棚の隅にちょこんと置いてあったのを見つけて
うぉーーーーと(心の中で)叫んで購入したのがコチラ。
1964-1966 La courte historie de la Formula 2 1000cc
(Christian Naviaux著 Editions du Palmier 刊)

なんと1964年から66年までの1リッター時代のF2を纏めたというカルト本。
さすがのLIBRAIRIE PASSION AUTOMOBILEにも2冊しかなかった。


しかしこの本が侮れないのは、当時のF2全レースの解説、写真、リザルトが
ちゃんと(フランス語だけど)掲載されている事。
たぶんこれだけを纏めた本なんて他に無いのではなかろうか?


さらに嬉しいのは、当時のF2シーンに登場した全シャシーと全エンジンの
紹介もちゃんと載っているところ。これは貴重。
あのモノコックFJのロータス27も黎明期にはF2としてエントリーしてたのですね。
初めて知りましたよ。


そして今回見つけた本の中で白眉といえるのがこれ。
PEGASO POR BY MONSALVE(autodromo 刊)

なんとスペインの知られざるスポーツカー、ベガソのレースストーリーに
スポットを当てたという超カルト本。
しかも限定500部。誰が買うんだろう? あ、俺か。


これはペガソのレースシーンを追いかけていた
スペインの写真家Eduardo Monsalve氏の写真をベースに構成された本で
様々な写真に加え、当時のドキュメントなども貼付されていて資料性も抜群。
しかもスペイン語のみならず、英語も併記されているっていうのが高ポイント。

果たして、ペガソのレースヒストリーを書くような仕事が一生のうちにあるかどうかは
分かりませんが、資料との出会いは一期一会でありますからね。

うーコレ以外にも欲しい本いっぱいあったなー。
また今度行きたいなり。

ではでは。




2014.06.16 Monday

2014 ル・マン24時間 その3

 


Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは!
今年のル・マン24時間レースが終わりました。


終わってみたら王者アウディの1-2 。
でも木曜日の1号車の悲惨なクラッシュや、昨日の雨での3号車のクラッシュなど、
次々に降り掛かる不運をバネにしての圧勝は見事。
さらに同じくクラッシュに見舞われながらも3位へと追い上げたトヨタもあっぱれ。
7号車の走りを見て、その実力が本物であることが分かりました。
そして我らがポルシェは結果は残せなかったものの、
たぶん来年はきっちりリベンジしてくれるでしょう。

そんな結果より何より印象に残ったのは今年のWECの面白さ。
LMP1もLMP2もGTもバラエティが豊かだし、実力も拮抗していて
本当に面白い。そもそもこんなに荒れて、首位が何回も入れ替わる
ル・マンなんて近年なかったのではなかろうか?

是非今年のWEC富士は見に行った方がいいです。
そして来年といわず、これから先もこの素晴らしいワークス対決が
もっともっと盛り上がってくれることを望みます。
チャレンジャーが増えるのは歓迎だけど、辞めちゃうのはナシよ。

ではでは。





2014.06.15 Sunday

2014 ル・マン24時間 その2

 

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極個人的な自動車偏愛日記


おはようございます。
さぁ、ついに今年のル・マン24時間レースの幕が切って落とされました!
現地ではスタート時刻に雨が予想されていたのですが
スタートして暫くしてから予報的中。
というか、ホントにゲリラ豪雨みたいな雨。
それも2回あったりして、レースは荒れに荒れてます。


そんな中、我らがポルシェ919ハイブリッド#20号車は
一時期1位を走行するなどの活躍を見せ、現在は4位を走行中。
大丈夫、この子はまだまだデキル子だから。


そして序盤に燃料系のトラブルで止まってしまった#14号車も
現在5位にまで順位を挽回。まだまだです。


さらにGT PROクラスの911RSRもアストンやコルベットを相手に好調です。
果たして明日午後3時、どのチームがトップでゴールするのでしょう?


まったくノートラブルで独走を続けるトヨタTS040ハイブリッド#7号車が
悲願の初優勝を成し遂げてしまうのでしょうか??


一方、今日の午前中にはGroup C Racing の決勝も行われました。
いやーすげー眺め。


中にはこんなマツダ767Bなんてエントラントもいます。
久保田さんのR90CK、この767B、そしてレイトンハウス962Cに
ISEKIポルシェ956など日本で活躍していたクルマも多いですよ。


ローリングスタートする決勝レースは45分間のセミ耐久。
いくらヒストリックとはいえ、そこはCカー。
ストレートでまともに写真撮れません。速い!


スタートドライバーは、コンビを組むヨッキンさんが担当。
序盤6位前後にまで順位を落としてしまいましたが
途中でKatsu 久保田に交代。追い上げ開始です。


なぜか今回はいまいちエンジンの伸びがなかったということで
苦戦を強いられたR90CK。
しかしながら後半怒濤の追い上げをみせ
ファイナルラップで3位に浮上。
見事ル・マン初挑戦で表彰台を獲得したのであります。

おめでとうございます!

ではでは。



2014.06.14 Saturday

2014 ル・マン24時間 その1

 

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おはようございます。
いよいよル・マンに着きました。
いやー8年ぶりのル・マンですが、やっぱこのコースのオーラは半端ないですね。

ということで、プレスセンターでパスをもらい、まず最初に我々が向かったのは……


最終コーナー寄りに建設されたポルシェのホスピタリティ。
仮説の建物とは思えない完成度、そしてボリューム。
これは完全にビルディングと呼ぶべき建物。さすが。スゴい。

ちなみにアウディもすごいビルを建設。
一方今シーズン好調のトヨタはテント&プレハブ。
うーん。がんばれ。


ここで行われたのが、LMP1&GT ワークス合同のプレスカンファレンス。
ポールこそ奪われたとはいえ、全体の士気は相当に高く、いい感じ。


注目(もうモミクチャになるほどの人気ぶり)のこの方、
ポルシェ・ワークスのエース、マーク・ウエーバーも相当気合い入ってました。
調子いいそうです。期待してますぜ。


さらには現役組とともに、このようなレジェンドの面々も。
左からヴィック・エルフォード、ハンス・ヨアキム・シュトゥック
そしてル・マンの帝王、ジャッキー・イクス。
実は明日、イクス御大にインタビューするのだ。えへへ。


その後Group C Racing のパドックを訪問。
もーなんですか、ここは! 天国じゃないですか!
やはりル・マンでCカーを見るというのには、特別の感慨があります。
素晴らしい。何台このパドックに956/962があるのか数えきれません。


そして昨日、中嶋一貴よりも先に日本人初ル・マン・ポールポジションを決めた
久保田さんのピットへ。
思えばこの日産R90CKにとっては、ル・マン二度目のポールなんですよね。
それはそれでスゴいこと。拍手!


昨日の予選のアタッカーは久保田さん。
聞けばなんとル・マンを走るのは今回が初めてだとか。
「これまで340km/hとかスパで出しているけど、ル・マンは別だね。すごく怖い」
という久保田さん。

予選では1コーナーで大スピンを喫した後
最後のワンチャンスにスーパーラップを叩きだしてのポール奪取だそう。
スゴ過ぎです。

ちなみに今回のパートナーはスペインの大富豪ヨッキンさん(中央)。
GT40やライトウェイトEタイプで活躍するヨッキンさんは
ヒストリックレース界有数のファイターのひとり。
こちらも明日の決勝に向け気合い十分。
我らがコウゾウさん(左)も気合い十分。

というわけで皆さん
久保田/ヨッキン組とワークス・ポルシェの応援宜しくお願いします。

ではでは。



2014.06.13 Friday

8年ぶりのパリ!

 

Motor Press(モータープレス)
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おはようございます。
何とか無事にパリに着きました。


いやーこっちも暑いけど過ごしやすいわ。
考えてみたらフランスに来るのは8年ぶりくらい。


今日は取りあえずパリに宿泊。
明日朝TGVに乗ってル・マンに向かいます。

……お、なかなか綺麗そうなMGAだ。

photo:Kozo Fujiwara

そんな時差ボケ全開の頭に飛び込んで来たビッグニュース。
なんと今日行われたGroup C Racing ル・マン・ラウンドの予選で
久保田さんの日産R90CKがブッチギリのポールポジションを獲得したとのこと。

おそらく日本人のル・マン・ポールポジションは史上初の快挙。
そしてこのR90CKにとっては1990年以来、2度目となるル・マンP.P.獲得。
本戦のワークス三つ巴の闘いもさることながら
こっちも楽しみになってきました。

ではでは。



2014.06.11 Wednesday

ル・マン24時間耐久レースに行ってきます!

 


Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。
大変ご無沙汰しております。

先週イタリアから帰って来てからというもの、ずぅ〜〜〜〜っと
机に張り付く椅子地蔵(©渡辺敏史)状態で過ごしていたのですが
まだ何にも終わらないまま、明日ポルシェジャパンさんの
お誘いでル・マンに向けて飛び立ちます(汗)。

© 2014 Porsche Japan KK.

ル・マンは2006年以来、3度目の訪問となりますが
本戦の24時間レースに行くのはこれが初めて。
直前になってストラッカ童夢ティームが参戦を取り消してしまったのが
なんとも残念ではありますが、その分ワークス・ポルシェの応援に
集中できるというものです。

© 2014 Porsche Japan KK.

しかも今回は、ル・マンを訪れている
レジェンドの皆さん(誰かはナイショなのだ)にもお会いでき
お話を聞ける予定。ウッホホーーッ。

いやはや何か遊んでいるみたいに見えるかもしれませんが、
これも立派な仕事です(キッパリ)。

© 2014 Porsche Japan KK.

もちろん、総合優勝を狙う919ハイブリッドだけでなく
911RSRも、そして本戦の前に行われるカレラ・カップ・フランス/グレートブリテン
(日本からも2名が参加するのだ)の応援もしっかりしてきますよ。

photo:Kozo Fujiwara

そうそう、日本からのエントリーといえば
土曜の午前中に行われるGroup C Racingに、久保田さんが愛機日産R90CKで
参戦することになってます。目下グループCでもバルセロナで優勝、スパで2位と
絶好調ですからね。こちらも目を離せません。

ということで、余裕があれば
現地からこのモータープレスなり、フェイスブックなりを
アップできればと考えております。

……あ、その前に原稿ですよね?
はい。わかっています。わかっていますとも……。

ではでは。


2014.06.04 Wednesday

イタリア備忘録

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。
なんか時差ボケ全開の日々が続いておりますが
皆様いかがお過ごしでしょうか?

このあと12日に再び出発するため、
モータープレスの更新がおろそかになると思いますが(言い訳です)
どうぞお付き合いくださいませ。

てなわけで、諸々を片付けているついでにイタリアの備忘録を。


先週金曜。モデナからボローニャに向かう途中で立ち寄った
世界有数のマセラティ・コレクション、パニーニ・コレクション。
デ・トマゾ時代に散逸しそうになった、マセラティの遺産を
イタリアの歴史を守るためと、引き取ったパニーニさんの美談はまたの機会に
ご紹介するとして、ここでこんなモノを見つけました。


一切の説明書きもなにもなかった謎のフォーミュラ。
60年代後半から70年代前半の匂いがします(笑)。


ヘッドカバーにはイタリアのチューナーであるGOZZOLIの文字が。
どうも近年どっかのヒストリック・レースで走っていたような気配が
感じられましたが、いったいなんてクルマなんでしょう。
誰か教えてください。結構カッコ良かったです。


あと、ミラノのランブレッタ・ミュージアムには所蔵されていなかった
ランブレッタ・レコードブレーカーに遭遇。
これはステキ。レコードブレーカー好きとしてはたまりません。


さらにここのもうひとつの目玉は、歴代トラクター・コレクション。
一応屋根こそあるものの、吹きさらし状態なので、コンディションが少々……なのが
残念でしたが、これだけの台数が一気にみられるのは貴重。


そこで見つけたのがコレ。
そう、ランボルギーニなんです。
いやー初めて見たわ、と感動していたら、今でもランボルギーニのトラクターは
生産されていて日本でも販売されている(もちろんこの形じゃないけど)のだそう。


至る所にランボルギーニの刻印が入ってます。
おおー。神々しい。

というわけで仕事に戻ります。
ではでは。



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