2014.07.31 Thursday
今晩はJ SPORTSでモナコ・ヒストリック!
Motor Press(モータープレス)は
こんにちは。
極個人的な自動車偏愛日記
さて、いよいよ今夜 J SPORTS 3でモナコ・ヒストリックが
放送されます。まぁ、そのー、いろいろ言い訳をしたいことは山ほどありますが
不肖フジワラも末席を汚させていただいております。
なんてったって、日本人がモナコの頂点に立った記念すべき瞬間ですからね。
あの時の興奮をもう一度味わってください!!
■番組名
■ 放送予定
J SPORTS 3
7月31日(木曜日)23時30分〜24時
8月7日(木曜日) 22時30分〜23時
■出演
中島秀之(司会進行)
久保田克昭(Classic Team Lotus Japan代表)
藤原よしお
詳しくはJ SPORTS のHPをご覧下さい。
http://www.jsports.co.jp/program_guide/52093.html
2014.07.30 Wednesday
Ferrari Tipo158 & Tipo1512
Motor Press(モータープレス)は
こんにちは。
極個人的な自動車偏愛日記
口を開くたびに、あれが良いだの、これが欲しいだの言ってる僕ですが
ここ最近……というか、今年のモナコ以来ずっとブームなのがこのクルマ。
そう、フェラーリTipo158/1512なのです。
これまで1.5リッター時代のF1といえば、ホンダRA272でも、ポルシェ804でもなく
ロータス25/33しかあり得ない! と豪語していた僕ですが
なんかモナコを走るTipo1512の姿を見て、キュンとひと目惚れしてしまいました。
昨年のグッドウッド・リバイバルで見たときは何とも思わなかったのに変ね。
Tipo158は、F1にアルミモノコック旋風を巻き起こしたロータス25の影響を受け
1963年のイタリアGPから投入された、フェラーリ初のモノコックF1ですが
そのキャリアのハイライトは、ジョン・サーティースが
最終戦の最終ラップで逆転タイトルを決めた1964年シーズンの活躍ですよね。
これは64年のイタリアGPでサーティースが優勝を飾ったシャシーナンバー158-0006。
あれから50年が経ったいま、この黄金コンビの姿を拝めるなんて幸せです。
そんなTipo158/1512のどこに惚れたのか?
というと、それは英国製のレーシングカーにはない緻密な造り込み。
確かにコヴェントリー・クライマックスFWMVの荒々しさも魅力ですが
このTipo158 V8ユニットの美しさは格別。
さらに、フラット12のTipo1512は儚さすら感じさせる美しさ。
この年になってよーやくフェラーリの魅力が分かりつつあります。
ほら、やっぱり美しい。
もちろんアメリカのバーバー・ヴィンテージ・モーター・ミュージアムの
所有するこの個体が、素晴らしいレストアを施されているというのもあるけれど
なんか繊細な感じしますよね。自製ギアボックスってのも素敵。
個人的にはアンバランスな65年型のTipo1512の方が好みなんですが
こうしてTipo158が走る姿を見ると、心が動きます。
やっぱチャンピオンマシーンのオーラ(しかも乗ってる人が本物だし)ってハンパないです。
さらに今回のグッドウッドには、64年の北米ラウンドで走った
N.A.R.T.カラーのTipo158も登場。まさにTipo158祭り。
これで好きになるな! という方が酷です。
このコックピットみたらノックアウトでしょう。
英国系のフォーミュラでここまで美しいコックピットをもつマシーンって
なかなかないですよね。
というわけで、僕の中でものすごくキテる1.5リッター時代のF1。
なにはともあれ勉強しようとこんな本も買ってみました。
1 1/2-litre Grand Prix Racing 1961-1965(VELOCE 刊)
61年から65年までのグランプリシーン、マシーンの歴史をさらりと見るには
ちょうど良いボリュームかも。
でもねぇ、どんなに逆立ちしてもこの時代のF1を手に入れるなんて
夢のまた夢ですもんねぇ(半年くらい前にロータス24の売り物ありましたな)……。
切ないなぁ。
ではでは。
2014.07.29 Tuesday
JAGUAR F-TYPE Coupe
Motor Press(モータープレス)は
こんにちは。
極個人的な自動車偏愛日記
今日はちょっと早起きして都内で開催されている
ジャガーF-TYPE クーペの試乗会へ。
考えてみたら、独立して(もう4年近くになりますなぁ)から
ジャガー・ランドローバーさんの試乗会に呼んでいただくのは今回が初めてかも。ポッ。
ありがとうございます。
さて、昨年の東京モーターショーでお披露目されて
話題になったことでも記憶に新しいF-TYPEクーペ。
改めて太陽の下で見てみると結構印象が変わってみえます。無論良い意味で。カッコイイ。この写真撮ってるときも、オジさまたちに囲まれました。人気。
で、このクーペ。乗ってみるとこれがまた良い。
コンバーチブルの方は、以前『ジャガーF-TYPEのすべて』の取材のときに
運転させてもらったことがあるのですが、コンバーチブルの軽快さ、
開放感がない代わりに、クーペにはギュっと締まったまとまり感がある。
もちろん、高剛性のアルミモノコックや50:50の重量配分というスペックも効いてるのでしょうが、
なんかクルマとしての筋が一本通っている感じがするのよね。
© JAGUAR LAND ROVER LIMITED 2014
そーいえば、F-TYPEのプロトタイプというべきC-X16もクーペでしたもんね。
やっぱ、F-TYPEはクーペありき、なんでしょうねぇ。
(こうして見ると、市販型は結構プロトのイメージを素直に踏襲してますな)
今回試乗したのは、一番ベーシックな3リッターV6(340ps)ユニットを
搭載するF-TYPEクーペ(他に3L V6 380psのクーペSと、5L V8SC 550psのRクーペもあり)
だったのですが、個人的にはもうこれで十分。
装備や仕立てにも不満はないし、GTとして使うなら、
このスポーツシートの方が、バケットタイプのパフォーマンス・シートより合ってると思う。
あと個人的には、エアコンのスイッチを入れるとセンターコンソールの上に
吹き出し口が出てくるギミックが好き(笑)。
唯一の難点はスポーツシートのカラーが地味なこと。
レッドとかブラウンとか、ネイビーとか選べるとお洒落なのに!
そんなクーペで、妙なジャガーの拘りを感じるのがここ。
リアのラゲッジスペースは、ハッチもグワッと大きく開いて(残念ながら横開きではない)
使いやすそうなんだけど、そのフロアはEタイプのようにかなり上げ底。
こんなところまでEタイプ意識しなくてもいいのに!
と思う反面、ちょっとイヤじゃない自分もいる。
ちなみにカタログを見ると容量は407リッターあるそうな。結構入るね。
てなわけでF-TYPEクーペ、個人的にはかなり好印象。
911やアストンやマセなんかとは、ちょっとベクトルの違うGTをお探しの方にはオススメ。
たぶん英国車好きな人なら、リズムっていうか、波長が合うと思うな。
聞くところによると、日本での受注もスゴく良くてかなり売れてるそう。
確かにこの内容で823万円ですもんね。お買い得。
© JAGUAR LAND ROVER LIMITED 2014
一方で個人的に非常に気になっているのが、もうひとつのジャガーGTであるXK。
先日、R246をササーーーッと疾走する黒いクーペを見たのですが
白髪のダンディなオーナーととってもマッチしていて格好よかったのですよ。
いま、このXKを綺麗に上品に乗りこなすとカッコいいと思うなぁ。
ただ残念なことに、F-TYPEクーペの上陸によって
日本市場へのXKシリーズの導入は休止されてしまうのだとか。
ダンナ、今が買い時ですぜ。
© JAGUAR LAND ROVER LIMITED 2014
というわけで、今日は朝から良い思いをさせていただきました。
余談ですが、20年ほど前に某出版社の入社試験を受けたときに
「僕の究極の1台は、Eタイプ シリーズ1 4.2のクーペです!」と言った記憶があるのですが
未だ実現する気配すら感じられません。
悲しいです。
ではでは。
2014.07.28 Monday
夏休みの推薦図書
Motor Press(モータープレス)は
こんにちは。
極個人的な自動車偏愛日記
昨日は都内でエンスー諸先輩方とランチをしてきて
久々にクルマ談義で盛り上がってきました。よーしっ、クルマ買うぞー。
なんて(笑)。
さて、ご報告が遅くなりましたが
先月〜今月にかけても色々なところで駄文を書かせていただきました。
お世話になったのは上左から順に
の各誌。
今月、巻頭で久々の“オールド・カー”特集を組んでいるENGINE誌では
先日のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードのレポートのほか、
モナコ・ヒストリックや、モナコで開催されたRMオークションのお話などを
書かせていただきました。
この他にも村上編集長自らが赴いた、今年のル・マン・クラシックのレポートや
編集部 塩澤さんのクエルボ・イ・ソブリノス・カップ2014参戦記など
かなり濃い内容になってます。必読。
© 2014 Porsche Japan KK.
そしてROSSO誌では、先日観戦してきたル・マン24時間レースのレポート(6Pも!)を。
ポルシェ・ワークス・ティームの闘いぶりを中心にお送りしております。
またタダのレースレポートではなく、現場で見つけた色々な小ネタも満載。
個人的に気になっていた919ハイブリッド 1/1 レプリカの話とか
あんま他ではネタにしないような話も書いてありまする。ヘヘ。
また、お馴染み”すべてシリーズ”最新刊、Mercedes-Benz Cクラスのすべてでは
いつものヒストリーページを担当させていただきました。
毎回色々調べるのに難儀する(笑)お仕事ではありますが
こんなレアなクルマの写真をアーカイブで見つけたりすると、結構テンションあがって
時間を忘れます(笑)。このウナギ犬みたいなメルセデスが何者なのかは本誌にて。
このほか、2014-2015年 SPORTS CARのすべてでは、
先日このモータープレスでもご紹介した、ダイハツ・コペンとケータハム・セブン160の
インプレの記事を書かせていただきました(ちゃんと間に合ったぜ)。
こちらもよろしくです。
あ、そうそう。
もう店頭に並んでいるかと思いますが、今月発売の
F1 MODELING Vol.59(東邦出版 刊)でも、モナコ・ヒストリックのレポートを
掲載(10Pも!)させていただいております。多謝。
F1 MODELINGらしく、色々細かいネタや様々なマシーンたちの勇姿も収録。
個人的にはフィッティパルディF5Aのサイドポンツーンの中を激写したカット、貴重だと思うな。
また僕の執筆ではありませんが、レースレポートの他に
モナコで撮影してきたF1のディテールファイルも同時収録。
これまた保存版です。
さらにこのモナコの模様は、先月末発売のSCUDERIA 106号でも掲載。
こちらはモナコに集ったフェラーリのみに焦点を当てた特集になっておりますが
それはそれで見応えがあるかな?
……というわけで、今月もどうぞ宜しくお願いします。
ではでは。
2014.07.26 Saturday
夏休み終了のおしらせ
Motor Press(モータープレス)は
こんにちは。
極個人的な自動車偏愛日記
今週は勝手ながら夏休みを取らせていただいておりました。
ひさびさに家族サービスして旅行に出かけ
今日は朝からプールを引っ張り出して水浴びをし……
※写真はイメージです © Automobiles Citroën
世の中は最近なんか物騒ですけど、やっぱ平穏な日々っていいですね。
一応来週から社会復帰の予定です。
皆さん、お仕事お待ちしております(笑)。
ではでは。
2014.07.22 Tuesday
モナコ・ヒストリック特番の収録
Motor Press(モータープレス)は
こんにちは。
極個人的な自動車偏愛日記
しばらくぶりのご無沙汰であります。
なんとか今朝、締め切り地獄?を脱出し
午後からは五反田にあるスタジオで、7月31日に放映される
J SPORTSさんのモナコ・ヒストリック特番の収録へ。
ひととおり番組を見させていただきましたが、30分番組ながら
すごく濃ゆい内容になっておりました。面白かったです。
今日は編集された映像を見ながら、ナカジーこと中島秀之さんの司会進行で
久保田さんとともに、コメントを入れさせていただくというメニュー。
なんか現場で「ハイッ、どうぞ!」と指示をだされて喋るのも緊張しましたが
スタジオの中で、映像を見ながら(進行表を確認しながら)、周りの話を聞きつつ
喋るって、結構これが難しいものなのですね。
台本どおり、一字一句間違えずにスラスラスラ〜と読みこなす
ナカジーを横目で見つつ、プロってすげぇと改めて実感した次第。
結構、久保田さんから初めて聞く、エピソードも多くて
それだけでも、見る価値は相当あると思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■番組名
■ 放送予定
J SPORTS 3
7月31日(木曜日)23時30分〜24時
8月7日(木曜日) 22時30分〜23時
■出演
中島秀之(司会進行)
久保田克昭(Classic Team Lotus Japan代表)
藤原よしお
詳しくはJ SPORTS のHPをご覧下さい。
http://www.jsports.co.jp/program_guide/52093.html
ではでは!
2014.07.16 Wednesday
コペン対セブン
Motor Press(モータープレス)は
こんにちは。
極個人的な自動車偏愛日記
まったく更新がありませんでしたが生きてます。
実は先週から子供がひいた風邪が伝染って体調は最悪。
やっぱ無理が祟ったんですかねー。ヤですね。
熱が下がらず頭も痛くフラフラしてます。
そんな中、昨日は朝からアクアラインを渡って、出たばかりのダイハツ・コペンと
ケータハム・セブン160のインプレというお仕事を。
クラクラしたままの頭でも、カキーンと覚醒する(時節的に危ない表現だな)
それはそれは良いクルマでした。
ちなみにこの時の模様は、今月26日発売の
2014-2015年 スポーツカーのすべて(三栄書房 刊)の巻頭に載るのだそうです。
しかも今日中に原稿を書かなくては本がでないそうです。
(そういって、他の26日売りの原稿が手つかずなのはナイショよ)
まー、しかし対照的な2台でしたね。
方や何にも付いてないクルマと、何でも付いてるクルマ。
どちらもそれぞれのメーカーでなければ造れないという超個性の持ち主。素晴らしい。
この調子でダイハツさん、X-021みたいなクルマ作ってくれないかなー。
でも大人の事情で難しいんでしょうね。きっと。
そのくらい個人的にコペンは好印象でしたよ。ええ。
というわけで原稿書きに戻ります。
2ヶ月ぶりに動かしても、なんの不満もいわず、まったく壊れず快調な
我が家のボクスバル君(改名)みたいな人間になりたいと、思う今日この頃です。
ではでは。
2014.07.10 Thursday
J SPORTSでモナコ・ヒストリック放送決定!
Motor Press(モータープレス)は
こんにちは。
極個人的な自動車偏愛日記
なんかもの凄く遠い昔のような気がしますが
さる5月9日〜11日にかけて開催されたモナコ・ヒストリックが
スポーツ専門チャンネル J SPORTSで放送されることが決定しました!!
■番組名
第9回 モナコ・ヒストリック・グランプリ
〜市外地レースの聖地で日本人ドライバーが快挙達成!〜
■出演
久保田克昭(Classic Team Lotus Japan代表)ほか
■ 放送予定
J SPORTS 3
7月31日(木曜日)23時30分〜24時
8月7日(木曜日) 22時30分〜23時
詳しくはJ SPORTS のHPをご覧下さい。
しかも、ちゃんと日本から撮影隊が現地にいって、
久保田さんのレースウイークに密着して製作した日本オリジナルの番組。
このように現場では車載カメラもつけて撮影していたので
きっと迫力ある映像が撮れてるはず! 楽しみ。
こんな風に決勝直前のインタビューもエムカフーナの田部さん自ら収録。
久保田さんの完全優勝に終わったセリエEの様子はもちろん、
波乱の展開となったセリエFの模様も見られると思います。
……そんな J SPORTSの放送なんですが
実は不肖フジワラも、ちょろっと、ホンのちょろっとだけ
番組内でパドックに集まったF1マシーンのレポートをさせていただいております。
その時のエピソードをひとつだけ。
あるピットの中で、ガッチガチになってカメラの前に立った時のこと。
田部さんからの3.....2.....1...... の合図を受けて、喋り出そうとしたその瞬間
ブゴッ、ブゴゴゴゴーーーーンッ!
と背後で、コヴェントリー・クライマックスV8のけたたましいエグゾーストノートが。
ドキッと驚いて振り返ると、
ギャハハハハー! と大声で笑っていたのは……。
photo:Kozo Fujiwara
この人たちでした(笑)。
ホントに見事なタイミングだったな。
でもからかわれて、ちょっと嬉しかったり(笑)。
ではでは。
2014.07.09 Wednesday
Mercedes-Benz "Blue Wonder" Transporter
Motor Press(モータープレス)は
こんにちは。
極個人的な自動車偏愛日記
まるまる3日を費やし、やっとル・マンとグッドウッドの写真整理が終わりました。
と同時に、4年目を迎える我がマックの限界が見え始めた気も……嗚呼。
さてさてまたまたグッドウッドから1枚。
グッドウッドからの報告でも載せましたが
今年もパドックにはメルセデス・ベンツのレーシングトランスポーター
通称“ Blue Wonder "の姿が。また再会できて嬉しい。
こういうモノを柵も見張りもなしに、ポツンとパドックに置いて(いや展示)しまって
大丈夫なのか? と心配になりますが、これが大丈夫なんですねー。
お客さんは皆マナーがよくてペタペタ触ったりしない。さすが。
個人的には荷台に憧れの300SLR “ウーレンハウト・クーペ” が載っていたのが嬉しかったな。
半年くらい前にGENROQ誌で記事を載せたことがありますが
これは右サイドに巨大なマフラーを装着したウーレンハウトの7号車ではなく
GENROQ誌にも載った8号車であります。
ほほう。ほほうと舐め回すように見ていたのですが、
そこでフト気になったのが、300SLRの固定方法。
このように4本のホイールのスピンナーに引っ掛けるような感じで
荷台にワイヤーで固定しているのですね(他に固定している気配なし)。
なんかこういう仕立てもドイツらしくきっちりしてるなぁ。
© 2014 Daimler AG.
ちなみに当時の写真を見ても同じように固定しているのが分かります。
これは1955年(春頃?)に撮影された、ホッケンハイムでのW196のテスト時のもの。
よーっく見ると、トランポのドアに何も書かれていないのが分かります。
さらにドア下のメッキモールもない。
© 2014 Daimler AG.
これはまた別の時(日時不明)撮影されたショット。
(たぶん上の写真よりも後だと思う)
今度はドアにMERCEDES-BENZとだけ書かれてる。
しかもホイールキャップの意匠も上の写真と(そして現在の姿とも)違って
全体がクロームメッキされたものに変わってる。
この時もメッキモールがないように見えるなぁ。
© 2014 Daimler AG.
で、こちらが1955年8月1日。
スウェーデンで開催されたクリスチャンスタッドGPでの写真。
今度はドアに“ Rennabteilung ”(レーシング部門の意)と追加で書かれている。
そしてメッキモールが追加されてる。
またホイールも全面メッキのキャップが付いた仕様になっていますねぇ。
しかもこのドアの文字、現存するのと書体がちょっと違うような……。
さらによーーーっく見ると、W196Rを固定しているワイヤーの色が黒だし
なんかディテールも違うように見えますねぇ。
以上、だから何なんだ? という話でした。
ではでは。
2014.07.07 Monday
Goodwood Festival of Speed 2014 その5
Motor Press(モータープレス)は
こんにちは。
極個人的な自動車偏愛日記
この週末はイギリスGPがあったり、ル・マン・クラシックがあったり
さらに筑波でJCCAがあったりと、またまた盛りだくさんな週末でしたね。
本当は日曜の筑波JCCAを見に行こうと思っていたんだけど
さすがに身体が重くてキャンセル。
HFRも盛り上がったみたいですよね〜。残念。
(見に行くと“お預け状態”なので精神衛生的には良かったという話もありますが)
ということで、溜まりに溜まりまくった写真や資料の整理中。
でもね……これが遅々として進まないのです。
ここんとこ、僕の手を止め続けているのは、コレ。
1969年のポルシェ917PA。
エントラントはフロリダのCollier Automotive Meseum。
(なんかこのHP見ると、ここんちには、色々面白そうなものが多いですね)
うー。そもそも917という時点で大好物ですが
同じCan-Amのために造られた917でも、後の917/10や917/30と違って
917PAって急造感がたまらなく良いんですよ。
金曜と日曜にドライブしていたのは、ブライアン・レッドマン御大。
917がデビューした69年シーズンから何度もそのステアリングを握っている917遣いのひとり。
いやー917PAってどうなんだろう? と思い話しかけてみたら
「ん? イージーだよ。問題ない。コンディションもとても良いしね」
すいません、愚問でした(笑)。
後ろ姿もパチリ。
う、美しい……。
そんな今年のグッドウッドのもうひとつの見所が……
917PAと、917PA/16気筒とのツーショット!
16気筒は普段、ポルシェ・ミュージアムに展示されているので
他の917と見比べることはできますが、こうしてPA同士で見比べる機会は貴重。
しかも普段ミュージアムでは撮影できないこんなカットも撮り放題。
16気筒もバッチリ拝める。
しっかし、バカでかいエンジンですな。
そうそう。917PAのロールバーには
シャシーナンバー917-028の表記が。メモメモ。
こういう積み重ねがとても大事。明日のためにその1であります。
この917-028はジョー・シファートのドライブで69年の
Can-Amミッドオハイオでデビューして4位に入ったり
ブリッジハンプトンで3位になったりと、数度の入賞を果たしたクルマですね。
ちなみに16気筒の方のシャシーナンバーは917-027。
覚えておきましょう。期末テストに出ると思います。
さらに会場では、ポルシェ・ミュージアムから持ち込まれた917/30の姿も。
ということで、Can-Am917好きにはたまらない週末でありました。
しかもこの917/30をドライブするのは、あのジャッキー・オリヴァー。
この組み合わせも大変レアということで。
ごちそうさまでした。
ではでは。
| 1/2 pages | >>
- Selected Entries
-
- 今晩はJ SPORTSでモナコ・ヒストリック! (07/31)
- Ferrari Tipo158 & Tipo1512 (07/30)
- JAGUAR F-TYPE Coupe (07/29)
- 夏休みの推薦図書 (07/28)
- 夏休み終了のおしらせ (07/26)
- モナコ・ヒストリック特番の収録 (07/22)
- コペン対セブン (07/16)
- J SPORTSでモナコ・ヒストリック放送決定! (07/10)
- Mercedes-Benz "Blue Wonder" Transporter (07/09)
- Goodwood Festival of Speed 2014 その5 (07/07)
- Categories
-
- Historic car News (123)
- GOODWOOD (123)
- LOTUS (148)
- 日本モータースポーツ史 (159)
- Team Ikuzawa (35)
- LOTUS 69 Formula Ford (31)
- Porsche (53)
- 日々の記録 (141)
- ESSO RACING TEAM STORY (40)
- BOOK (102)
- ミニカー (13)
- ガレージング (5)
- クルマ (19)
- 映画 (7)
- 映像 (20)
- ヒストリックカー・イベント (156)
- HONDA S600 COUPE (33)
- 飛行機 (3)
- 野口祐子コラム (33)
- OVERTAKERS (3)
- GROUP C RACING (5)
- DOME CARS (6)
- 田中むねよし スペシャルコラム (1)
- BELLCO 98C (1)
- Archives
-
- January 2021 (1)
- January 2020 (1)
- January 2019 (1)
- October 2018 (1)
- September 2018 (1)
- June 2018 (1)
- May 2018 (5)
- March 2018 (4)
- February 2018 (1)
- January 2018 (3)
- December 2017 (4)
- November 2017 (1)
- October 2017 (5)
- September 2017 (2)
- August 2017 (3)
- July 2017 (3)
- June 2017 (4)
- May 2017 (6)
- April 2017 (6)
- March 2017 (4)
- February 2017 (6)
- January 2017 (8)
- December 2016 (6)
- November 2016 (9)
- October 2016 (7)
- September 2016 (4)
- August 2016 (5)
- July 2016 (6)
- June 2016 (4)
- May 2016 (7)
- April 2016 (4)
- March 2016 (11)
- February 2016 (9)
- January 2016 (5)
- December 2015 (10)
- November 2015 (9)
- October 2015 (9)
- September 2015 (11)
- August 2015 (4)
- July 2015 (12)
- June 2015 (5)
- May 2015 (7)
- April 2015 (9)
- March 2015 (10)
- February 2015 (11)
- January 2015 (15)
- December 2014 (16)
- November 2014 (16)
- October 2014 (18)
- September 2014 (16)
- August 2014 (18)
- July 2014 (13)
- June 2014 (11)
- May 2014 (16)
- April 2014 (13)
- March 2014 (15)
- February 2014 (16)
- January 2014 (17)
- December 2013 (16)
- November 2013 (18)
- October 2013 (17)
- September 2013 (19)
- August 2013 (12)
- July 2013 (18)
- June 2013 (14)
- May 2013 (13)
- April 2013 (18)
- March 2013 (18)
- February 2013 (14)
- January 2013 (17)
- December 2012 (15)
- November 2012 (20)
- October 2012 (18)
- September 2012 (17)
- August 2012 (17)
- July 2012 (16)
- June 2012 (13)
- May 2012 (20)
- April 2012 (17)
- March 2012 (18)
- February 2012 (19)
- January 2012 (17)
- December 2011 (18)
- November 2011 (20)
- October 2011 (21)
- September 2011 (24)
- August 2011 (22)
- July 2011 (26)
- June 2011 (25)
- May 2011 (24)
- April 2011 (26)
- March 2011 (23)
- February 2011 (29)
- January 2011 (34)
- December 2010 (26)
- November 2010 (27)
- October 2010 (31)
- September 2010 (31)
- August 2010 (10)
- Recent Comment
-
- いま、FL500/FJ360が熱い!
⇒ 山梨康代 (11/04) - BELLCO 98C
⇒ chralie (02/05) - La Festa Mille Miglia 2018
⇒ いけだなおき (10/23) - BELLCO 98C
⇒ 丹羽光正 (08/31) - ロータスを愛した男
⇒ Y.Kimura (03/11) - RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2017 part3
⇒ 桑名の星の (01/11) - グッドウッド・リバイバル・ミーティング 2017
⇒ 原 康仁(はら やすひと) (10/22) - 解良さんからの年賀状
⇒ 佐藤俊雄 (06/17) - 1979 Aurora AFX Series Brands Hatch
⇒ Watanabe (06/07) - 今月(先月)の推薦図書
⇒ 番長 (04/20)
- いま、FL500/FJ360が熱い!
- Recent Trackback
-
- GOODWOOD REVIVAL 2012 DVDなどなど……
⇒ Oh My Giulia 5 (02/08)
- GOODWOOD REVIVAL 2012 DVDなどなど……
- Links
- Profile
- Search this site.
- Mobile