2015.09.30 Wednesday

今月の推薦図書

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。
遅くなりましたが、今月の推薦図書のお時間です。



……と言っても、今月はこの1冊のみ。
すでに発売中のGENROQ 11月号(三栄書房 刊)であります。



しかも僕が担当したのは本誌ではなく
先月につづき、付録小冊子の方。
今回はフェラーリ・ジャパン各ディーラーを巡り取材した
『The V8 Ferrari Guide』の編集、執筆を担当させていただきました。

これでこの夏全国行脚した取材ネタは無事終了(ホッ)。
ちなみにこの小冊子、全国のフェラーリ・ジャパン ショールーム&サービスセンター等でも
ご覧いただけます。どうぞよろしくお願いします。

ではでは。


2015.09.29 Tuesday

Rennsport Reunion V Part3

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。
今朝、Rennsport Reunion Vから無事帰国してきました。
いやぁ、多少は覚悟していたのですが
実に濃い3日間でした……。



すでに前回のモータープレスでも触れましたが
この週末、個人的にズドンと心に刺さったのは、917でも906でも911Rでもなく
914(正確には914/6 GT)の麗しいお姿でした。



確かに映画『栄光のル・マン』などで、画面の端々にちょろちょろ映る
914が気になっていたのは確かでした。でも「いやいや914はちょっと……」
と素直になれない自分がいたのも事実。



しかしこの週末、美しくも逞しい914/6 GTの姿を見るたびに
心の奥がゾワゾワっとしてきて、ついに感染してしまいました。嗚呼。



そうなると、これまで忌み嫌っていたアメリカンなIMSAスタイルの
チョップトップ914も魅力的に見えてきて……



PORSCHE AUDI のロゴやアメリカンなグラフィックにも
クラクラしたりして。



そうなると、過激なモディファイド914も魅力的に見えてくる始末。



たぶん先週の僕なら、この914/6なんて見向きもしなかったかもしれない。
でも今は違う(キッパリ!)。このアメリカ取材でやっと大人になれた気がします。
皆さん、ありがとうございました。

しかし、なんでもっと早くこの魅力に気づかなかったのだろう(泣)。
もはや914/6は庶民のクルマではありませんからね(号泣)。
なんだか時差ボケをさらにこじらせそうな気がします。

ではでは。


2015.09.27 Sunday

Rennsport Reunion V part2

 
Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。
Rennsport Reunion Vは今日で2日目。
詳細はまた追ってご報告するとして、その模様を
ちらり(というか眠いのだ)ご紹介。



こちらはショパール・プレゼンツのヘリテイジ・ミュージアム。
まぁーよくもこれだけ! ってくらい、歴代レーシング・モデルが大集合。
ホントにじっくり見たら、1日じゃ足りない。



昨日はプラクティス。今日は予選の日。そして白熱。



でもって、午後からは一部カテゴリーの決勝レースもスタート!



個人的にこのアメリカナイズされた356好きだわ。



悶絶911 & 914レースも最高!



昨日のFacebookで話題になった
このパナメーラも大活躍!



で、夕方にはピットロードに各車を並べてのコンクール・デレガンス。
カリフォルニアの青い空と、肩肘張らない気取らない雰囲気が最高。

まだ明日最終日が残ってます !!
がんばるぞー。

ではでは。


2015.09.26 Saturday

Rennsport Reunion V Part1

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。
今日からモンテレーのマツダ・レースウェイ・ラグナ・セカで
はじまった世界最大のレーシング・ポルシェのイベント
Rennsport Reunion V
その模様をちらりとご紹介します。



もうサーキットはポルシェ一色。
まず驚いたのは、1951年のル・マン・クラス優勝車 356/2 SL 。
レストア完成間近って感じ!



あと新しい911のアンヴェールがあったり。
ステージにジャッキー・イクスが登場したり
お土産屋が長蛇の列だったり、朝から大盛り上がり。



無論パドックも宝の山状態。うぉぉぉ〜!



でもってコース上はこれですからね。興奮しないわけがない!



あとレジェンドの皆さんも多数来場。こんなに集まるのは史上初かも。
こちらはジェラール・ラルース御大。



で、今日の収穫。
昔からナロー911がかっこいいのは十分知っていましたが……。



なぜかラグナ・セカに来てから、914がひときわカッコよく見える!
これはマズイ、マズイぞ。



いやぁ悩ましい。
ということで、明日に続きます。

ではでは。



2015.09.21 Monday

Rennsport Reunion V に行ってきます!!

 
Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。
突然ですが、この週末アメリカはマツダ・レースウェイ・ラグナ・セカで
開催される世界最大のレーシング・ポルシェのイベント
Rennsport Reunion V
に、
ポルシェ・ジャパンさんのお誘いをうけ行ってきます。


photo:
2015 Porsche Cars North America, Inc.

いやー、行きたい、行きたいと思っていたイベントだけに感無量。
タイムスケジュールを見ると、金曜から日曜まで
びっしりとポルシェ漬けになるみたい。

なお、去年の模様はこんな感じ……。


これはタマラン。
ちなみにアメリカ本土に上陸するのは10年ぶり以上。
ラグナ・セカに行くのは、確かマセラティ・イヤー以来だから
もう15年以上ぶりになるのかなぁ?

いずれにしろ、それまでにいろいろと片付けなければ!
ではでは。


2015.09.18 Friday

Goodwood Revival Meeting 2015 part2

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。
今回のリバイバル・ミーティングで個人的に
とっても楽しみにしていたカテゴリーがこれ。



1948年から59年までの500cc規定のF3 によって競われる
アールズ・オブ・マーチ・トロフィー。
リバイバルでこのカテゴリーが開催されるのは、2011年以来のこと。
ちょうど2011年のリバイバルは欠席しておりましたので、見るのはこれが初めて(嬉)!



戦後、英国を中心にはじまり、1950年から正式に国際格式のレースとして
承認されるようになった500cc F3。日本にはなかなか馴染みのない
(とはいえ、実車は数台存在してる)クラスではありますが
クーパーをはじめ、様々なコンストラクターの個性的なクルマたちが多くて、実に楽しい。



エンジンはモーターサイクル用の500ccシングルユニットが主流。
その大多数はノートンやJAP製。中にはトライアンフもいましたね。
2輪ジャーナリストの香西圭太先輩いわく、このF3でノートンのエンジンが多く使われ
多くのエンジンレスの車体が安く売られたためにに、トライアンフのエンジンに
積み替えた”トライトン”が生まれたという説があるそうな。へぇー納得。



で、このF3。セルモーターがついていないので、リアをジャッキアップして
ローラーでタイヤを回すスターターセットが必要(押しがけみたいなものね)。
ということで、このカテゴリーだけフォーメーションラップなしのスタートになりました。



しかも驚くべきは、このカテゴリーのドライバーたちの年齢層の高さ。
戦前クラスよりも遥かに平均年齢高し。おじいさんやおばあさん(失礼!)ばかり。凄い。



にもかかわらず、レースの方はトップから下位まで、どこでも迫真のコンペティション。
パワーがない分、いかにロスなく走るかが勝負。
テールtoノーズ、サイドby サイドは当たり前!



その中でこんな衝撃的なシーンも。シケインを抜けるNo.10 クーパー・ノートンMk8に
食らいつくNo.23 Keift ノートンCK52。さすがにそのラインでは曲がれないでしょ……
と思ったら。



案の定、グリーンへ。なんとか立て直そうと試みるも、グリーンの凹凸でヤワなリヤサスが破損。



なんとそのままNo.10のクーパーの横っ腹に……。



運悪くKieftのノーズに乗り上げるクーパー。



そして横転。なんとかロールバーのおかげで最低限のクリアランスが取れているものの……。



何回転かしたあと、火花を散らしながらストレートを滑走。



幸い、引火こそしなかったものの、ドライバーは自力で出られず。
最悪の事態になったかも……とサーキットが凍りつきましたが、なんとか命に別状はなく
(でも骨折とかしてると思う)ドライバーは救助されました。



ちなみにこのクーパー・ノートンのドライバーはこちら。マーティン・シェパードさん。
いやはやご無事で何より。



SCのあと、レース再開となるものの、久々の大舞台ということもあってか
レースの方はますますヒートアップ。No.7のクーパー・ノートンMk3と
No.33のクーパー・ノートンMk11の2台に優勝争いが絞られた最終ラップ。
シケインで無理に攻めたNo.33はご覧のようにグリーンへ。
その後、必死に立て直そうとするもコントロールを失いクラッシュ。
なんとも荒れたレース展開でありました。

ではでは。



2015.09.16 Wednesday

Goodwood Revival Meeting 2015 Part1

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。
無事、グッドウッドから帰ってまいりました。



本当は、毎日レポートをお送りする予定でいたのですが
毎日歩き回って、夜にはもうヘロヘロ。
心配されていたお天気が奇跡的に回復した! ということもあるかもしれませんが
それよりなにより、今年のリバイバルの内容が濃かった!というのが最大の理由だと思います。



2010年から通いはじめて、今回で5回目(2011年はお休みしたのだ)となる
このイベントですが、自分でも不思議なのは何度通っても少しも飽きないこと。
なんか来るたびに色んな発見があるんですよね。

それにようやく色んな人に顔を覚えてもらって、話かけられたりして。
本当に今回は楽しかったなぁ。



中でも個人的に特に楽しみにしていた、シェルビー・コブラ・デイトナ・クーペのリユニオン。
日本からも丸山さんのデイトナが参加して、最初で最後(?)の6台全車揃い踏みが実現。
これには感動。鳥肌モノ。
あんまり書くとネタバレになっちゃうので(笑)。続きは各誌面にて!!



あと凄かったのが、今年のテーマであるブルース・マクラーレンのトリビュート。
なにせグッドウッドは、今から45年前にブルースが命を落とした場所ですからね。
これもいろいろ話題満載(泣きそうだった)だったのですが、詳細は各媒体にて(笑)。




無論レースの方(Live中継をご覧になっていた方はお分かりかと思いますが)も
迫力満点。全体的にすごくレベルアップしてて、手に汗握る展開ばかり。
個人的にはコーティナ・ロータスのカッコよさを再認識したのと
これまであまりピンとこなかったロータス24が、
なんか急に魅力的に見えるようになったのが収穫だったな。



あとリバイバルで久々に開催された500cc F3は良かった。
ものすごくコンペティティブだったし、クルマも面白かった。



こんなナイスなドライバーもいたし(笑)。
これ後日ゆっくり紹介します。



そしてリバイバル名物である、会場内のアトラクション、施設はさらに充実。
TESCOのあるメインストリートには、ポルシェ、ミシュランはもちろん
シェルやロイヤル・エンフィールドも新たに出店して大賑わい。



そう、シェルは会場内のあちこちにスタンドを設置したり、お土産配ったり
かなり積極的でしたね。なにせ観客だけで14万9000人(記録更新だそう!)ですからね。
各企業が放っとくわけないね。



毎年おなじみのグッドウッド・サイクル(?)は、
これまでの店舗から、こんなシトロエン・バスの移動店舗に
場所を移して営業中。へー、こんなのあるんだ。本当知らないことばかり。



恒例のセットリントン・カップも大賑わい。
今年も車検(!)の現場に出くわしました。
子供でも、レースはレースですからね。
こういう細かいこだわりにも抜かりがないんだなぁ。



また今年はバトル・オブ・ブリテン勝利から75周年ということで
数十機のハリケーン&スピットファイアが飛来。大英帝国の底力を見せつけられました。
個人的には、マイ・フェイバリットのシーファイア17に会えて感激。ラブリー。



ということで、かけ足で紹介してきましたが
ここに載せた写真は金曜に僕が撮ったものの、ごく、ごく一部。
英国特派員コウゾウさんとともに3日間で撮影したカットは、ざっと2万枚(116GB!)。
これから頑張って整理し始めます。

ではでは。

2015.09.15 Tuesday

グッドウッド・リバイバル2015 無事終了

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。
フェイスブックの方には、ちょこちょこアップしてきましたが
今年も無事、グッドウッド・リバイバル・ミーティングが終了しました。

心配された(連日、雨だ雨だと言われたのに)お天気も
奇跡的に好転し、非常に気持ち良くイベントを観戦することができました。ホッ。
で、今年もまた色々な発見があったりしたわけですが
その詳細はまた帰国してからお送りするとして、会場の外で見つけた小ネタをご紹介。



このリバイバル・ミーティングの見所のひとつが会場外の駐車場。
事前に申請すると、ヒストリックカーならサーキット側の駐車場に
優先的に止めることができるのです。

ということで、今年も300SLカルウイングとか、フェラーリ250GTルッソとか、
まー色んなクルマが止まってましたね。ええ。



いつもゆっくり見たいなーとは思うものの、レース中に駐車場に行くわけにもいかず
朝、夕の行き帰りにちょろっと覗くのが習慣になっております。
そんな会場で、気になったクルマがコレ。



ん? フィアット850スパイダー??
いえいえ、これはフィアット・アバルト1000OTR ベルトーネ・クーペ・プロトティーポ。
フィアット850スパイダーをベースに、982ccのラディアーレ・ユニットを搭載し
1965年のトリノ・ショーで発表されたプロトタイプ。



これはその時のクルマそのもの……ではなくて、アバルトが展示用に
1966年型のシャシーを使って製作したリクリエーションなんだとか。

まったく詳しくないので、どこまでこのオーナーがいうことが正しいのかは
わかりませんが、こんなクルマがしれっと置いてあるのが、この場所のすごいところ。

濃いよ、濃すぎるよ。

ではでは。




2015.09.09 Wednesday

グッドウッド・リバイバルではポルシェ・ブースにも注目

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。
世の中は今度のフランクフルト・ショーで
お披露目される新型車の話題で持ちきりだったりしますが
そんな中、ポルシェから今週末のグッドウッド・リバイバルに関する
プレスリリースが。



今年のポルシェ・クラシックのブースのテーマは
ポルシェが創業してからの10年を再現」

ということで、フルレストアされた1957年モデルの356 A 1600 Sスピードスターや
電動サンルーフ付きのアルミ製ハードトップが与えられた356 B カレラ2カブリオの
ボディなどの展示が行われるのだそう。



さらにブースの中では356のギアボックスの分解、組み立てが行われたり
先日のクリストフォーラスでも紹介されていた
シャシーナンバー300.057のタイプ901のエンジンおよびギヤボックスが展示されるらしい。
うおーこれは見たい!



個人的にはポルシェ・クラシック・オイルとともに
今年のル・マンにあった、ポルシェ・クラシック・エナジードリンクも
売ってるといいなぁーと思ったり(笑)。



かなり天気の方が心配ではありますが(泣)。もうそれは出たこと勝負。

まぁ、なんとか懸案の仕事の目処もついたので
いまから荷造りに励みます。

ではでは。


2015.09.04 Friday

1971 MONACO F3

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記


こんばんは。
ちょっと仕事が山を越えたので
チラチラとネットを徘徊していたら凄い画像を発見。


photo:The Lost Generation (Heynes刊)

それは1971年のモナコF3を予選からヒート1、ヒート2、そして決勝まで収めた
フルコンプリートのカラー動画。しかも音付き。

かなりマニアックな動画をアップしているroydpgのモノですが
1971年のモナコの映像をみたのはこれが初めて。
デイヴ・ウォーカーのワークス・ロータス69はもちろん
(※これはシーズンオフの時にウォーカーのマシーンに乗って
 テストを受けるトニー・ブライズのレア写真)
ブラバム、テクノ、アルピーヌ、エンサインなどなど、
いろんなシャシーが出てくるうえに、ドライバーも豪華
(Part1に出てくるNo.84のジョルジョ・ピアンタはサンドロ・チノッティの間違いかも)
なので、そっち方面でも楽しめると思います。

しかも、バックステージのカットも多い(昔F3はステーションヘアピンから
コースインさせていたのですね!)から資料性も十分。当時のF3の様子がよく分かる!
なにはともあれ、ご覧ください!






すごかったでしょ?
参りました。ではでは。


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