2015.11.30 Monday

PORSCHE MOTORSPORTS NIGHT 2015

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。

もう今日で11月も終わりなのですね。
いやぁ1年はあっという間だなー。



ということで、金曜の夜は
1年を締めくくる恒例行事、ポルシェ・モータースポーツ・ナイトへお邪魔。



毎年、こんな豪華なパーティーに呼んでいただいてありがたい限りですが
恵比寿のウエスティンホテル東京に来るたびに
「あー今年も終わったなー」と、妙に感慨深くなるのも事実。



さて。今年国内で行われたポルシェのモーラースポーツ活動を総括するこのパーティー。
そのメインとなるのは、今年で15周年を迎えたポルシェ・カレラカップ・ジャパン。
僕自身も今シーズンは2回、サーキットにお邪魔することができましたが
バックステージまでを含め、本当にレベルの高いレース・プログラムでありました。



そんな記念すべき年に見事オーバーオールでチャンピオンを獲得したのは、
リタイアはマシントラブルでの1回だけ(!)
残る9戦を圧倒的な強さで制した元嶋佑弥選手。

「ここが僕のゴールじゃない」という言葉どおり
来年以降の活躍にも期待です。
なんてったって、昨年、一昨年のチャンプは小河諒選手。
その前のチャンプは平川亮選手ですからね。今後が楽しみです。



一方ジェントルマン・クラスは、開幕4連勝を含む
シーズン5勝を挙げた武井真司選手が獲得。
オーバーオールのトップにも迫るキレッキレのドライビングでしたからね。
おめでとうございます!



2003年以来のカレラカップ復帰を果たし、2勝を挙げた久保田克昭選手はランキング4位。
来年はこのカレラカップでの経験を生かし、モナコに挑むとのこと。
そういう意味でも、今年のカレラカップ・パイロットはバラエティに富んだ顔ぶれでありました。



さらにカレラカップのステップアップ・カテゴリーとして
別のスケジュールで開催されているポルシェGT3カップチャレンジでは
カップクラス・カテゴリー1で
Aquira Stanley 選手が
そしてカテゴリー2でモータージャーナリストでもある
島下泰久 選手が
チャンピオンを獲得!
素晴らしい。おめでとうございます。ぜひ来年以降も参戦続けてください(笑)。



そんな今年のポルシェ・カレラカップ・ジャパンの模様をENGINE(新潮社 刊)誌上で
追いかけていた不定期連載が、会場で小冊子として配られました。
僕がお邪魔した第5戦、第7戦の記事も掲載していただいてます。
もしかしたら、各ディーラーさんで入手可能かも? よかったらご覧くださいませ。


ではでは。

2015.11.27 Friday

今月の推薦図書

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。

各誌、すでに発売済みとなっておりますが(失礼)
今月の推薦図書のお時間です。


まずはENGINE 2016年1月号(新潮社 刊)
今月書かせていただいたのは……



先月富士で行われたWEC富士6時間耐久レースのレポート。
いやはや今思い返しても面白いレースでしたよねぇ。
この原稿を書いている時点では、まだマニュファクチャラーズ・タイトルのみでしたが
先日の最終戦で見事17号車がドライバーズ・タイトルも獲得。素晴らしい。
合わせてワークス・ポルシェのスポンサーをつとめるショパールの
スーパーファスト クロノ ポルシェ919エディションの記事もどうぞ。



そして早くも新型NSX(ACURA NSX)の試乗記を載せている(!)
GENROQ 2016年1月号(三栄書房 刊)。



こちらでは先月、ちょろっとお邪魔した
インターナショナル・ブガッティ・ミーティング・ジャパンのコラムを
書かせていただきました。
なんか遥か昔の出来事のような気さえしますが、これまた酔狂なイベントでしたね。



さらに
あまり国産車(それも新車)のお仕事をする機会はないのですが
11月6日に発売された モーターファン別冊 速報!新型プリウス(三栄書房)
で、歴代プリウスのヒストリーなどを書かせていただきました。
これまた発売前のプリウスを知るには最適な1冊。おすすめです。

……というわけで、今月あまり仕事してないっすね(汗)。
ま、そーゆーこともありますよ。アハハハハ。
なんて、まだ言えないことが色々あるのだ。
ではでは。


2015.11.26 Thursday

World’s first Porsche center for classic cars

 


Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。

今日行われたメルセデス・ベンツAクラスの発表会で
Perfumeを見られたハズなのに、2日続きの徹夜が祟ったのか?
朝起きたら11時過ぎてました(汗)。ごめんなさいごめんなさい。


photo:Porsche Japan

そんな折、ポルシェ・ジャパンからプレスリリースが。
なんでも現地時間の本日より、
オランダのアルンヘム近郊に
ポルシェ クラシックセンター・ヘルデルラントがオープンし、
あらゆる年代のツッフェンハウゼン製ポルシェ クラシックカーのサービスを開始するのだとか。

これまで日本を含む世界24カ所にポルシェ・クラシック・パートナーと呼ばれる
専用の窓口が設置されてきましたが、
クラシックスポーツカー専用のサービス、
ワークショップ、および販売設備が一棟の中に集結するのは、これが初めて。
しかもこのフォーマットは、このあと世界各地に広がる予定とのこと。



何年か前に本国のポルシェ・クラシックにお邪魔したとき、
「将来的にそういうことをやりたいんだよねー」とマネージャーのファービックさんが
言ってたけど、まさか本当にそうなるとは。有言実行。

それだけクラシック部門のビジネスが、近年のヒストリックカー市場の盛り上がりを受けて
好調に推移しているってことかもしれませんね。
一方で、ガンガン上がってたヒストリック・ポルシェの相場だけど
SWBの911とか、S、RSといった役モノ以外に関しては沈静化というか
だんだん下落傾向になってきましたね。うー。
もうちょっと待つと買えるようになるかな? なるといいな ♪



一方、2013年の段階では「ロードカーは問題ないんだけどコンペティション・モデルに
関しては難しいことが多いので、クラシックの対象外にしてるんだ」
というお話でありましたが、さる9月25日にポルシェは
ヒストリックレーシングカーに対する、可能な限りのオリジナルに忠実な
レストア、修理、そしてメンテナンスを含めた新たなサービスを
ドイツと米国のヒストリックモータースポーツを愛するユーザーに提供することを発表。

その第1弾として、先日のレンシュポルト・リユニオンの会場で、
ポルシェ・モータースポーツ・ノースアメリカがレストアをした
1970年型917K#016のお披露目をしています。



確かにこの前のレンシュポルト・リユニオンで改めて驚いたけど
アメリカのコレクターのレベルは半端ないからなぁ。ポルシェとしても本国に加えて
アメリカでこういう事業を展開するのは、各個体の情報を集めるという観点からも
とっても意味のあるものかもしれない。



さらにポルシェは、レストアと修理に加えて、ヒストリック・レーシングカーのオーナーが
クルマをレースに出場させるための広範なサービスも提供。
既存の
ヒストリックカーのレストアと修理の専門家のネットワークを確立していく
予定なのだとか。

加えて、こうしたレーシングカーのメンテナンス業務もスタート。
ファクトリーだけでなく、サーキットにおいてもあらゆる
テクニカルアドバイスとアシスタンスを提供していくそうです。

なるほど。つーことは、お金と覚悟があればクラシックの世界なら
ポルシェのワークス体制でレースをすることも夢じゃないってことですね。
現実にできるかどーかは別にして(笑)。
でも、メーカー自身がこういうアプローチをしてくれるのって
選択の幅が広がって、とっても良いことじゃないかと。
この後の動向に注目であります。

ではでは。


2015.11.21 Saturday

多摩川スピードウェイを知っているか?

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。

昨日は、本日から開催されている「多摩川スピードウェイ 回顧展」に
先立って行われたプレスデイへ。



会場は東急東横線 多摩川駅目の前の大田区「田園調布せせらぎ公園」。
その入り口では、1936年型のオオタOC型が、お出迎えをしてくれます。



以前にもお知らせしたとおり、
今も残る多摩川レースウェイの跡地と、当時の歴史の保存を呼びかけ行動されている
多摩川スピードウェイの会と、一般社団法人大田観光協会の共催で行われた
今回の展示は、スピードウェイ誕生80周年を前に
多摩川を舞台に1936年から1938年にかけて行われた
「全日本自動車競走大会」等の写真、映像を中心に、これまであまり語られる機会の
少なかった戦前の日本モータースポーツ史の資料を公開し、後世に残そうというもの。



これまで十把一絡げに語りがち(自省を含めて)だった戦前の自動車史ですが
実は1900年代からすでにその胎動がはじまり、
1920年代には試行錯誤を繰り返しながら、有志により、その礎が築かれていったこと。
そしてそこに携わった人々が、後年の日本自動車界に多大な影響を与えていったことが
写真と簡潔なキャプションとともに、実にわかりやすく展示されています。



そしてアジア初の常設サーキットとなる多摩川スピードウェイに関する
貴重な資料(オープン時のパンフレットのグラフィックの素晴らしさ!)も展示。
なぜ多摩川ができたのか? 当時このサーキットを作ることが、どれほどのことだったのか?
ということが、「多摩川以前」を知ることで、
よりリアルに感じられる展示内容になっているのがミソ。



また戦前最大の自動車レースとなった全日本自動車競争大会の貴重な資料は必見。
中でも多数展示されている写真の数々は、エンスー諸先輩方に
とっても初めて見る貴重な写真が多かったとのこと!



また会場では、当時の貴重な動画が上映されているほか、本田技研でデザインを担当されていた
日向野隆三氏による、第1回全日本自動車競争大会の様子を再現した巨大な風景画も展示。
まるで自分も当時の観客席にいるのでは? と錯覚するほど臨場感に溢れた素晴らしい作品です。



その後、会場を館内の多目的室に移し、
多摩川スピードウェイの会 会長で、故 片山豊氏の長男でもある片山光夫氏。
オオタの創業者、太田祐雄氏の孫で、タマチ工業 社長の太田邦博氏。
そしてお父様がMG K3マグネットで出場されている
元 マツダの小早川隆治氏を迎えてのシンポジウムも開催。



その進行役を務めたのは、多摩川スピードウェイ保存活動の発起人のひとりでもあり、
このモータープレスでのおなじみの小林大樹氏。
片山、太田、小早川氏のお話を挟みながら、小林さんの手によって
しっかりと丹念に整理された戦前の日本モータースポーツ史を辿るお話は
実に聞き応えのある素晴らしいものでした。
ここまでの資料や検証を駆使しながら、多摩川スピードウェイを軸とする
戦前の自動車史が語られたのは、これが初めてではないでしょうか?
そういう意味でも、知識欲をくすぐられる楽しいひと時でした。



ずっと前から「いまの機会を逃したら、永遠に分からないまま忘れ去られてしまう」と
語っていた小林さん。

今回の展示を見ていて、お父様から引き継いだ多摩川スピードウェイを巡る
尊いライフワークが、ゴールに向けしっかりと動き始めたのを感じました。

ということで、この展示をひとりでも多くの方にご覧いただくことで
奇跡的に今も残る多摩川スピードウェイの跡地が
正しい形で後世に遺るきっかけになれば、と願ってやみません。

後世に残せる歴史があるというのは、何にも代えがたい財産ですからね。
ぜひこの週末、会場に出かけてみてください(詳細はコチラ)。

ではでは。


2015.11.11 Wednesday

12月6日はFestival of SIDEWAY TROPHY!

 
Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。

なんか1年が過ぎるのがあっという間ですが
今年も冬のFestival of SIDEWAY TROPHYの季節がやってまいりました。



開催日は12月6日(日曜日)。場所は千葉県の袖ヶ浦フォレスト・レースウェイ。
1950~60年代のプロダクション・サルーンを対象としたTINTOP CUPはもちろんのこと……



1969年までのプロダクションGT & スポーツカーによるEVERGREEN CUPも開催。
なんでもオフシーズンの間にゼッケン37の911はさらなる進化を遂げているとか??
今回新たなStop the Ikuzawa の刺客は現れるのでしょうか? それとも……。



一方、モーターサイクルのクラスは、1969年までに製造された
4ストローク・エンジンの英国製GPモデル、およびプロダクション・モデルのMANX TROPHYと
1969年までに製造された各国の4スト&2スト・マシンが対象のVINTAGE TOURIST TROPHY。
改造されていない1969年までのプロダクション・モデルを対象とした
THRUXTON TROPHY、さらに今回初開催となる1960年代スタイルの
サイドカーによるFreddie Dixon Sidecar Run と盛りだくさん!




そして我らがHistoric Formula クラスも1年ぶりに開催。
どうやらエントリーは結構集まりそうな気配。



となると、タナボタ入賞の確率はガンガン下がっていく(泣)ということになりますが
我がMotorpress Racing Division の最終戦としてロータス69FFも参戦。
本番までに色々やりたいことあるのだけれどな。できるかな? できないかな??
あ、ちなみに同志キョー山中の元NEKOヒーリーは諸般の事情で欠席。無念。

また今回のSIDEWAY TROPHYでは、久々に戦前車クラスの
BROOKLANDS TROPHYも復活するのだとか! これまた楽しみであります。
ちなみに申し込みの期限は11月20日
参加申込書はこちらのオフィシャルHPからダウンロードできます!!



いつものように、1960年代スタイルでの参加が望ましいという”グッドウッド・スタイル”の
ドレスコードがありますからね。参加されるエントラントの皆さんも、観客の皆さんも
それぞれに趣向を凝らしたオシャレをして、袖ヶ浦をこんな雰囲気にできたら最高ですね。
(※クリックしたら大きくなります)



無論、サポートカーなんかに拘ってみるってのもアリ。



あ、そうそう。当日ヒストリックカーで来場の方は、パドック内にクルマを駐車できる
ということなので、こんな感じで観戦することもできるかも?

いずれにしろ、皆さん12月6日に袖ヶ浦でお会いしましょう!
ではでは。



2015.11.10 Tuesday

LOTUS EVORA 400

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。

今日は東京渋谷のベルサール渋谷ガーデンで行われた
ロータス・エヴォーラ400の発表会にお邪魔。



あれ? 一体なにが変わったの?? とお思いかもしれませんが
ミドに搭載されたトヨタ製3.5リッターV6スーパーチャージャー・ユニットは
冷却系などが刷新された結果、406ps/7000r.p.m.を発揮。
合わせてブレーキもこれまでエヴォーラSに搭載されていた
APロッキード製の大径ディスクが奢られたり、サスペンションやギヤボックスも
見直されたり、MT仕様にトルセン式LSDが標準装備となったり
ビッグマイナーチェンジというべき進化を遂げております。



さらにインテリアの意匠も変わり、質感も大幅に向上。
フロントのレッグスペースやリアシートなどの居住空間も向上しています。
そして個人的に拍手を送りたいのが、近代ロータスのアイデンティティというべき
アルミ製バスタブシャシーが改良され、シャシー剛性はそのままに
サイドシルの高さが低くなり、幅が狭くなったことで
乗降性が比べ物にならないほど良くなったこと!! これは素晴らしい。
(※写真撮り忘れたので、他の専門サイト見て確認してね:笑)

いわばエヴォーラ・シリーズ2というべき内容の1台。



そして発表会には、英国ロータス・カーズから
テクニカル部門のトップであるサイモン・ウッド氏が来日。
エヴォーラ400の解説とともに
一時期の混乱から立ち直った現在のロータスの状況を話してくれました。



そんなプレゼンの中で、1975年にトニー・ラッドからコーリン・チャップマンに
当てた、内部資料が紹介される場面も。
(YES と書かれたコーリンの直筆サインに注目)

なんかね、こういうちょっとしたところに、新体制のロータス愛が感じられるな。
ウッド氏のスピーチも至極真面目でジェントルだったし。
そういうところが、ダニー・バハール時代のロータス(今や黒歴史)
と大きく違うんだよなと思うのは、あくまで個人的な感想。



で、発表会場が山手通り沿いだったので、当然というか必然というか
帰りに代官山のTSUTAYAにピットイン。

しばらく「買うたやめた音頭」を踊った末に
どーしても必要になるから……と自分に言い聞かせてこんな本買っちゃいました。
かなり勇気のいる金額でしたが、結果的に幸せです。

ではでは。



2015.11.05 Thursday

多摩川スピードウェイ・回顧展


Motor Press(モータープレス)

極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。

ひとつお知らせです。

1936年に我が国初の本格的レースウェイとしてオープンし
戦前から戦後間も無い頃の日本のレースシーンを支えた聖地ともいうべき
多摩川スピードウェイにスポットを当てた回顧展が
今月、11月21日から22日にかけて開催されます。



主催の
一般社団法人大田観光協会とともに共催を務めるのは
今も残る多摩川レースウェイの跡地と、当時の歴史の保存を呼びかけ行動されている
多摩川スピードウェイの会の皆さん。

今回の回顧展(写真展)では
来年のスピードウェイ誕生80周年という記念すべき年を前に
1936年から1938年にかけて行われた「全日本自動車競走大会」等の写真、映像など
特にこれまでメディアにも出ていないプライベートなものを含めて
展示されるとのこと。

また藤本軍次氏、太田祐雄氏、本田宗一郎氏など、このレースウェイの建設、運営に
関わった主要人物のプロフィールの紹介や、「オオタ号」OC型実車展示も
予定されているとか。

いずれにしろ、当時を知る人も少なくなりつつある今が
日本モータースポーツ史の原点を後世に遺す最後のチャンスといえるかもしれません。
ぜひ会場に足をお運びいただき、こうした保存活動への支持をいただけると幸いです。

開催場所などの詳細は下記をご参照ください。
もちろん、僕もお邪魔します!

ではでは。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

開催概要
 ・開催期間: 2015年11月21日(土)〜22日(日)
                     (開館:10時〜17時)、入場無
        <一般告知用PDF:http://www.o-2.jp/ota/pdf/2015TSW.pdf>
 ・開催場所
  大田区「田園調布せせらぎ公園」 集会室・多目的室
  大田区田園調布一丁目53番10号
  (東急東横線・多摩川線 多摩川駅下車徒歩1分)
 ・開催主体
  -主催:一般社団法人大田観光協会/ 共催:多摩川スピードウエイの会

展示内容
 ・日本初の常設サーキット「多摩川スピードウエイ」で、1936年から1938年にかけて
  行われた「全日本自動車競走大会」等の写真、映像等
  -主要人物プロフィール(藤本軍次氏、太田祐雄氏、本田宗一郎氏ほか)
  -「オオタ号」OC型実車(予定)

お問合せ先
 大田観光協会/ 担当者:栗原 洋三 (大田観光協会事務局長)
 〒144-0035 大田区南蒲田1−20−20 大田区産業プラザ2階
 (電話:03-3734-0202 FAX:03-3734-0203 メール:info@o-2.jp




2015.11.04 Wednesday

2015 SUPER BATTLE of MINI 第 3 戦

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。


先日10月31日に筑波サーキットで行われた
三和トレーディング主催のサーキットイベント
SUPER BATTLE
of MINI 第3戦に参戦してきました。



当初は参加の予定はなかったのですが、
先日のLSCR走行会でエキマニが折れてしまったので、
その修復具合の確認するために走った方がいいだろうと、
思ったからなのです。

ということでレースの前日、QED JAPANにお邪魔してクルマのチェック。



お陰さまで折れてしまったエキパイはしっかりと溶接済み。
外れてしまった油圧計の針も元に戻してもらって、問題は解決。
ガソリンを14リッターほど給油し、バッテリーも満充電にして準備完了であります。



迎えた11月3日(朝の事故渋滞は酷かった)は快晴。
6日前にHFRのレースがあったため、河合ロータス51、築山ロータス51、

鈴木ブラバムBT16、福永マーリンMk17のフォーミュラフォード勢と
三枝ロータス41の合計6台というエントリーではありましたが
メンバーはいずれも強豪ぞろい。

完走すれば表彰台かも? という淡い想いは打ち砕かれました(笑)。



そしていざ予選開始。
エキマニのクラックも問題無し。エンジンも快調。
タイヤを温めながら、2周目に突入。おおー、結構いい感じ! 
と2ヘヤを立ち上がったら、ポストでオレンジボールの提示。
あれ? 油温も油圧も水温も正常だし、バックミラーみても煙は吹いてないし……
と思いつつ、「俺っすか?」とポストにジェスチャーしたら、「アナタですよ」との返事。

そのままピットも戻るとオフィシャルから「コーナーでガソリンが漏れてます!」と注意が。
ひ、ひえー! とフェイズワンの綿貫さんにも協力していただき、
(鈴木さんはブラバムで走行中なのだ)原因究明するも
漏れているような形跡が見つからず、様子を見るために再度コースイン。

ポストやバックミラーを気にしながら走り、2周したところでチェッカー。
ベストは1分12秒111で5番グリッド獲得。
P.P.の築山さんは1分5秒9だけど
3月のSUPER BATTLE of  MINIのベストが15秒中盤
(あん時は冷え冷えだったけど)だったことを思うと
まともに走らない状態で、このタイムは個人的には悪くない。
決勝ではなんとか10秒台で走れるようになるといいなと目標設定。



一方、最後の走行時では、問題のガソリン漏れの症状は現れず。
ただ、最初に漏れた時の状況をコースの監視モニターでみた綿貫さん曰く
「第二ヘヤピンの立ち上がりで、下にジョジョジョーと大量のガソリンを撒き散らしてた」
とのこと。でも燃料ホースは問題ないし、タンクに穴空いてる形跡もないし……
とケン鈴木が懸命にチェックしていくと……なんと、燃料タンクのエア抜きのホースが
アルミパネルと擦れて割れていた……。



こんな感じ。
燃料タンクを満タンにしていたこともあって、コーナーでGがかかると
ここから漏れてしまったのですね。どーりでなんかガソリン臭かったわけだ。
もちろん、ホースを差し替え修理は完了。いやはや燃えなくてよかった(ホッ)。



そして迎えた決勝。
よりによって、直前に雨(!)が降ったために路面温度が下がったけれど
なんとかドライで開催。
最初の頃はダメだったスタートも、ここ最近は無難にできるようになって
河合さんの51の後ろについて1コーナーを目指します。

しかーし! そこで三枝さんの41にズバーっと抜かれ最後尾に(泣)。
そのまま付いて走っていくと、バックストレートで41が失速。
以降、完全単独走行のまま、総合4位/クラス4位でのチェッカーとなりました。

ということで、結果としては特筆すべきものはなかったのですが
個人のベストラップで、1分10秒765を記録。一応目標達成。
ちなみにファステストを出した築山さんのタイムが1分7秒226ですから
どんな状況で走っても10秒近く離されていた最初の頃にくらべると十分な進歩。

区間タイムのベストをつなぎ合わせると、9秒台中盤も狙えそうだし
少しずつ様子がわかってきた気がします。
(何はともあれ、壊さず、無理せず、安全第一)

今年の69君の走行は、12月6日のサイドウェイ・トロフィーで最後の予定。

ではでは。

2015.11.02 Monday

今月の推薦図書

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記


こんにちは。
今月の推薦図書、第2弾です。



ちょっと遅くなりましたが、10月31日に発売済みの
CAR GRAPHIC 2015年12月号(カーグラフィック 刊)でも
久々にお世話になっております。



僕が書かせていただいたのは、先日のグッドウッド・リバイバル・ミーティングに
関する6Pの記事。
今回の目玉のひとつだった、ブルース・マクラーレンのトリビュートを筆頭に
イベントの模様をご紹介しています。



誌面にも書きましたが、このトリビュートの話題のひとつがコレ。
なんと、かつてブルースが愛用していたM6GTを愛娘であるアマンダさんがドライブしたこと。
(詳しくは本誌で)

実はM6GTの本物を見るのは今回が初めてでしたが
これがまた超絶に美しかったのです。
そしてアマンダさんが因縁のグッドウッド・サーキットで
M6GTに乗り込むシーンを見て、ちょっとウルウルしたのは内緒。




もちろん、デイトナ・コブラも全車をご紹介。
一見同じように見えますが、実は1台、1台ディテールが違うのですね。
そんなところも見ていただけるといいかと。

ということで、書店に是非。

ではでは。



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