2016.04.30 Saturday
今月の推薦図書
Motor Press(モータープレス)は
極個人的な自動車偏愛日記
こんにちは。
大変ご無沙汰しております。
無事、北京経由ドイツ周りで帰ってきました(この顛末はまた後日)。
今月のモータープレスの更新、これで4回目ですもんね。
ホント、どんだけサボってたのかよ! って話ですが、
4月は色々なことに忙殺されてあーーーっという間に終わってしまいました。
ということで、恒例の今月の推薦図書です。
すでに1日発売のレーシングオン誌は紹介済みですが、今月はこちらの各誌
(世界の自動車オールアルバムが足りなくてすいません)にお世話になっております。
では早速、各誌の紹介を……。
まずは22日に発売になっているVINTAGE LIFE 17号(ネコ・パブリッシング 刊)。
2月のレトロモビルの様子やら、京都の鉄道博物館やら、いろいろマニアックネタが
ぎっしりと詰まっていますが、個人的に面白かったのは
音楽プロデューサー、麻田浩さんのご自宅訪問記。いやぁああいうスタイル憧れるなぁと
読み込んでしまいました。
そんな中、僕が担当したのは、バイクのカスタムビルダーとして世界的に有名な
46works代表 中嶋志朗さんのアトリエ兼ご自宅の訪問記。
実は僕が中嶋さんと初めてお会いしたのは、いまから15年以上前のこと。
当時僕がカーマガジンの安東元編集長から譲り受けて乗っていたシトロエンX16TRSを
中嶋さんに買ってもらったのが最初なのでありました。
その後、長らく交流がなかったのですが、ひょんなことから建築家の藤岡新さんに紹介され再会。
こーんな素敵なアトリエにお邪魔してきたのであります。
もうここはエンスーにとっての理想郷。こんな環境でお仕事できてるなんて羨ましい限り!
このほかにメルセデス540Kのストリームライナーと、BMW328カム・クーペのお話なんかも書かせてもらってます。
続いて紹介するのはGENROQ 6月号(三栄書房 刊)。
今月は清水和夫さんと佐藤久美さんによる最新ポルシェ一気乗りのDVDなんかも付いててお得な1冊。
その中で、先日のグッドウッド74thメンバーズ・ミーティングの模様を6Pに渡って紹介させてもらってます。
野口編集長からの「どこよりも詳しく、どこよりも美しく!」というオファーのとおり
美しい厳選した写真を集めて構成したつもり。ホントならこれだけで40Pくらい構成できるんですが(笑)。
さらにSUPER GT選手権とともに開幕した今年のポルシェ・カレラカップ・ジャパン(PCCJ)の模様もレポート。
土曜、日曜と岡山国際サーキットにお邪魔してきたんですが、今年のPCCJもまたレベルが高くって
見所満載。決勝だけ見にいくのではなく、予選からずっと観察していると色んなことが分かって面白い。
皆さんも是非、一度サーキットへ!
このほか連載企画の1972年式911Sのレストア記や、このモータープレスでもご紹介した
ポルシェ・クラシックが仕立てた911 2.5S/Tの記事などを書かせていただいてます。
そしてENGINE 6月号(新潮社 刊)。こちらは恒例の巻頭ポルシェ大特集。
いやー、これまた濃い内容で見応えあります。
それに合わせ、グッドウッド74thメンバーズ・ミーティングに揃ったポルシェ917Kのお話を担当。
これまで話を聞いてきたレジェンドたちの証言をもとに、917の凄さの一端をご紹介させてもらってます。
またENGINE誌のポルシェ・カレラカップ・ジャパンの連載記事も書いてます。
こちらも合わせてお読みいただけると嬉しいなり。
そうそう、すでに発売中のモーターファン別冊ニューモデル速報インポート
『2016年 最新PORSCHEのすべて』(三栄書房 刊)でも恒例のヒストリーページを担当させていただいたほか
前期型/後期型991のインプレッションもやらせていただいてます。
なんかこう見ると、今月は本当にポルシェ三昧だったな(笑)。
新型991は乗りやすくなって実用性も向上してすっごく良かったんだけど
この前期型991の味わいも捨てがたくって、本当に悩ましかった。
できればこのまま乗り逃げしたかった! くぅー。
さらにさらに本日30日に発売される
『2016年 世界の自動車オールアルバム』(三栄書房 刊)でもお手伝いさせていただいてます。
PCCJ岡山行ったり、JAPAN LOTUS DAYに行ったり、さらに24日から
海外に高飛びしたりとバタバタしていたこともあって
今月は関係各位の皆さまに本当にご迷惑をおかけしました。
おかげさまでこうして各誌が発売され、ホッとしておりますが
来月はモナコも控えているので、まだまだピンチは続く模様。
そういってモータープレスの更新がおろそかになる言い訳をして今日はお開き。
皆さん良いGWを。ではでは!
こんにちは。
大変ご無沙汰しております。
無事、北京経由ドイツ周りで帰ってきました(この顛末はまた後日)。
今月のモータープレスの更新、これで4回目ですもんね。
ホント、どんだけサボってたのかよ! って話ですが、
4月は色々なことに忙殺されてあーーーっという間に終わってしまいました。
ということで、恒例の今月の推薦図書です。
すでに1日発売のレーシングオン誌は紹介済みですが、今月はこちらの各誌
(世界の自動車オールアルバムが足りなくてすいません)にお世話になっております。
では早速、各誌の紹介を……。
まずは22日に発売になっているVINTAGE LIFE 17号(ネコ・パブリッシング 刊)。
2月のレトロモビルの様子やら、京都の鉄道博物館やら、いろいろマニアックネタが
ぎっしりと詰まっていますが、個人的に面白かったのは
音楽プロデューサー、麻田浩さんのご自宅訪問記。いやぁああいうスタイル憧れるなぁと
読み込んでしまいました。
そんな中、僕が担当したのは、バイクのカスタムビルダーとして世界的に有名な
46works代表 中嶋志朗さんのアトリエ兼ご自宅の訪問記。
実は僕が中嶋さんと初めてお会いしたのは、いまから15年以上前のこと。
当時僕がカーマガジンの安東元編集長から譲り受けて乗っていたシトロエンX16TRSを
中嶋さんに買ってもらったのが最初なのでありました。
その後、長らく交流がなかったのですが、ひょんなことから建築家の藤岡新さんに紹介され再会。
こーんな素敵なアトリエにお邪魔してきたのであります。
もうここはエンスーにとっての理想郷。こんな環境でお仕事できてるなんて羨ましい限り!
このほかにメルセデス540Kのストリームライナーと、BMW328カム・クーペのお話なんかも書かせてもらってます。
続いて紹介するのはGENROQ 6月号(三栄書房 刊)。
今月は清水和夫さんと佐藤久美さんによる最新ポルシェ一気乗りのDVDなんかも付いててお得な1冊。
その中で、先日のグッドウッド74thメンバーズ・ミーティングの模様を6Pに渡って紹介させてもらってます。
野口編集長からの「どこよりも詳しく、どこよりも美しく!」というオファーのとおり
美しい厳選した写真を集めて構成したつもり。ホントならこれだけで40Pくらい構成できるんですが(笑)。
さらにSUPER GT選手権とともに開幕した今年のポルシェ・カレラカップ・ジャパン(PCCJ)の模様もレポート。
土曜、日曜と岡山国際サーキットにお邪魔してきたんですが、今年のPCCJもまたレベルが高くって
見所満載。決勝だけ見にいくのではなく、予選からずっと観察していると色んなことが分かって面白い。
皆さんも是非、一度サーキットへ!
このほか連載企画の1972年式911Sのレストア記や、このモータープレスでもご紹介した
ポルシェ・クラシックが仕立てた911 2.5S/Tの記事などを書かせていただいてます。
そしてENGINE 6月号(新潮社 刊)。こちらは恒例の巻頭ポルシェ大特集。
いやー、これまた濃い内容で見応えあります。
それに合わせ、グッドウッド74thメンバーズ・ミーティングに揃ったポルシェ917Kのお話を担当。
これまで話を聞いてきたレジェンドたちの証言をもとに、917の凄さの一端をご紹介させてもらってます。
またENGINE誌のポルシェ・カレラカップ・ジャパンの連載記事も書いてます。
こちらも合わせてお読みいただけると嬉しいなり。
そうそう、すでに発売中のモーターファン別冊ニューモデル速報インポート
『2016年 最新PORSCHEのすべて』(三栄書房 刊)でも恒例のヒストリーページを担当させていただいたほか
前期型/後期型991のインプレッションもやらせていただいてます。
なんかこう見ると、今月は本当にポルシェ三昧だったな(笑)。
新型991は乗りやすくなって実用性も向上してすっごく良かったんだけど
この前期型991の味わいも捨てがたくって、本当に悩ましかった。
できればこのまま乗り逃げしたかった! くぅー。
さらにさらに本日30日に発売される
『2016年 世界の自動車オールアルバム』(三栄書房 刊)でもお手伝いさせていただいてます。
PCCJ岡山行ったり、JAPAN LOTUS DAYに行ったり、さらに24日から
海外に高飛びしたりとバタバタしていたこともあって
今月は関係各位の皆さまに本当にご迷惑をおかけしました。
おかげさまでこうして各誌が発売され、ホッとしておりますが
来月はモナコも控えているので、まだまだピンチは続く模様。
そういってモータープレスの更新がおろそかになる言い訳をして今日はお開き。
皆さん良いGWを。ではでは!
2016.04.18 Monday
JAPAN LOTUS DAY 2016
Motor Press(モータープレス)は
極個人的な自動車偏愛日記
こんにちは。
昨日は朝から富士スピードウェイで開催された
エルシーアイ主催の『JAPAN LOTUS DAY 2016』へ。
その中で今回のメインプログラムとして開催された
歴代市販&レーシング・ロータスを集めた『Revolution of LOTUS』に
69君とともに参加させていただきました。
んが、ちょうど26日売り各誌の締め切りが重なったこともあって
某誌の原稿を書き終えたのは、当日の朝4時。
そのまま会場入りしたので、魂が完全に抜けておりました(これは自業自得)。
さらに朝から降り始めた雨が、当初の予報を上回る大雨、暴風になる始末。
あさからテンションだだ下がりです。
ちなみにTEAM QEDからは、三枝先生のイレブンSr.1も参加。
オリジナルティの高さでは日本屈指の1台(元マツダ・コレクション所蔵車)であります。
このほか、ロードカー、レーシングカー合わせて40台あまりの歴代ロータスが集結。
そのどれもが非常にコンディションの良い、素晴らしい個体ばかりでありました。
外が荒天でも、これを見てるだけで気分が上がりまくりです。まったく現金なものです。
ね、47GTや26Rはもちろん、エリート、エラン、コーティナ、セブン、ヨーロッパ、エスプリ……
なんでも揃ってる。素敵。やっぱロータスは良いよなぁ、とそう心を新たにするわけです(笑)。
そんなエントリー車輌の中で個人的に注目したのがこの23B。
シャシーナンバー23-S-85をもつこの個体は、1963年にアメリカのSpan Int'l Incに
デリバリーされた1台。
ステアリングといい、非常に雰囲気のいいコクピット。
当初はロータス・ツインカムを搭載してデリバリーされたらしいのですが
アメリカに渡ってからポルシェ356のフラット4やBMW 1800Tisaの直4ユニットを
搭載してUSRRCシリーズなどに参戦していた模様。
現在はBMW 1800Tisa 直4ユニットを搭載した状態。この23 BMWは2011年のグッドウッド・リバイバルにも
出場した経歴をもっているんですよね。いやぁこれまた良いもの見せていただきました。
Photo:高桑秀典
で、13時からはじまった『Revolution of LOTUS』のデモラン。
時間が刻々と迫ってきても外は大雨&大風。いやー、正直走りたくないなーと
思っていたら、ロータス88B(!)で参加の久保田さんが
「当然走るでしょう! 去年のアメリカGPに比べたら平気ですよ。ほら向こうのレースだとこんな天気よくあるでしょ。
逆に練習しようと思っても、こんなコンディションで走れないんだから、良い機会だと思えばいいんじゃない?」
と超ポジティブ発言をされて、レインタイヤにチェンジしているのを見て、気合再注入。
とはいえ、なにか粗相をしてイベントに水を差してはいけないので、そろーり、そろーりとコースイン。
(ハッサンがその瞬間を撮ってくれました。多謝)
もうハンドル切ってもまっすぐ行くわ、ブレーキかけるとズルっとくるわ、ドキドキハラハラしながら
走らせていただきました。
ごめんなさい、緊張しすぎてあまりクルマの印象ありません(笑)。
強いて言えば、こういう状況でも意外と富士の路面ではエイヴォンがグリップすることだったな。
無論無理は禁物のレベルですが。
photo:富永和男
なんとか3周目に入ろうとしていた頃、バックミラーの奥に水煙を発見。
うわー、88Bだぁーと、1コーナーをすぎてから大きく進路を開けて道を譲ったのですが
通りざまにボディ後ろから吐き出されるような水煙を吹き上げて走り去る88Bを見られたのは感動。
やっぱグラウンド・エフェクトカーってすごい!
あとこういうコンディションでもアクセル踏める久保田さんもすごい!!
photo:水野晃
でもってデモラン後にちょっと88Bのコクピットのお邪魔。
実は97Tよりちょっと広くて、意外と居心地がよかったりする(笑)。
でもそれで走るのは別問題。よくこのクルマであのコンディションの中を走りましたねぇ。
本当すごいわ。
ということで、参加された皆さん、スタッフの皆さん、ギャラリーの皆さん
本当にお疲れさまでした。
帰りは鮎沢パーキングに入ったところで気絶。
起きたら真っ暗でしたね(笑)。
ではでは。
こんにちは。
昨日は朝から富士スピードウェイで開催された
エルシーアイ主催の『JAPAN LOTUS DAY 2016』へ。
その中で今回のメインプログラムとして開催された
歴代市販&レーシング・ロータスを集めた『Revolution of LOTUS』に
69君とともに参加させていただきました。
んが、ちょうど26日売り各誌の締め切りが重なったこともあって
某誌の原稿を書き終えたのは、当日の朝4時。
そのまま会場入りしたので、魂が完全に抜けておりました(これは自業自得)。
さらに朝から降り始めた雨が、当初の予報を上回る大雨、暴風になる始末。
あさからテンションだだ下がりです。
ちなみにTEAM QEDからは、三枝先生のイレブンSr.1も参加。
オリジナルティの高さでは日本屈指の1台(元マツダ・コレクション所蔵車)であります。
このほか、ロードカー、レーシングカー合わせて40台あまりの歴代ロータスが集結。
そのどれもが非常にコンディションの良い、素晴らしい個体ばかりでありました。
外が荒天でも、これを見てるだけで気分が上がりまくりです。まったく現金なものです。
ね、47GTや26Rはもちろん、エリート、エラン、コーティナ、セブン、ヨーロッパ、エスプリ……
なんでも揃ってる。素敵。やっぱロータスは良いよなぁ、とそう心を新たにするわけです(笑)。
そんなエントリー車輌の中で個人的に注目したのがこの23B。
シャシーナンバー23-S-85をもつこの個体は、1963年にアメリカのSpan Int'l Incに
デリバリーされた1台。
ステアリングといい、非常に雰囲気のいいコクピット。
当初はロータス・ツインカムを搭載してデリバリーされたらしいのですが
アメリカに渡ってからポルシェ356のフラット4やBMW 1800Tisaの直4ユニットを
搭載してUSRRCシリーズなどに参戦していた模様。
現在はBMW 1800Tisa 直4ユニットを搭載した状態。この23 BMWは2011年のグッドウッド・リバイバルにも
出場した経歴をもっているんですよね。いやぁこれまた良いもの見せていただきました。
Photo:高桑秀典
で、13時からはじまった『Revolution of LOTUS』のデモラン。
時間が刻々と迫ってきても外は大雨&大風。いやー、正直走りたくないなーと
思っていたら、ロータス88B(!)で参加の久保田さんが
「当然走るでしょう! 去年のアメリカGPに比べたら平気ですよ。ほら向こうのレースだとこんな天気よくあるでしょ。
逆に練習しようと思っても、こんなコンディションで走れないんだから、良い機会だと思えばいいんじゃない?」
と超ポジティブ発言をされて、レインタイヤにチェンジしているのを見て、気合再注入。
とはいえ、なにか粗相をしてイベントに水を差してはいけないので、そろーり、そろーりとコースイン。
(ハッサンがその瞬間を撮ってくれました。多謝)
もうハンドル切ってもまっすぐ行くわ、ブレーキかけるとズルっとくるわ、ドキドキハラハラしながら
走らせていただきました。
ごめんなさい、緊張しすぎてあまりクルマの印象ありません(笑)。
強いて言えば、こういう状況でも意外と富士の路面ではエイヴォンがグリップすることだったな。
無論無理は禁物のレベルですが。
photo:富永和男
なんとか3周目に入ろうとしていた頃、バックミラーの奥に水煙を発見。
うわー、88Bだぁーと、1コーナーをすぎてから大きく進路を開けて道を譲ったのですが
通りざまにボディ後ろから吐き出されるような水煙を吹き上げて走り去る88Bを見られたのは感動。
やっぱグラウンド・エフェクトカーってすごい!
あとこういうコンディションでもアクセル踏める久保田さんもすごい!!
photo:水野晃
でもってデモラン後にちょっと88Bのコクピットのお邪魔。
実は97Tよりちょっと広くて、意外と居心地がよかったりする(笑)。
でもそれで走るのは別問題。よくこのクルマであのコンディションの中を走りましたねぇ。
本当すごいわ。
ということで、参加された皆さん、スタッフの皆さん、ギャラリーの皆さん
本当にお疲れさまでした。
帰りは鮎沢パーキングに入ったところで気絶。
起きたら真っ暗でしたね(笑)。
ではでは。
2016.04.07 Thursday
Porsche 911 2.5S/T
Motor Press(モータープレス)は
極個人的な自動車偏愛日記
こんばんは。
本当なら先週伊勢志摩で乗せていただいた
新しいジャガーXFやXEディーゼルのことを書きたいのだけれど
日々に忙殺させて(これはまたそのうち)手をつけられず。
しかも今日の夕方になって、山口正己さんの書き込みで
あの片山義美さんが先月26日にお亡くなりになっていた……と聞き意気消沈。
ご冥福をお祈りいたします。
そんな中、今度はポルシェジャパンから見過ごすわけにはいかないリリースが。
photo:Porsche Japan
なんと、Eシリーズと呼ばれる1972年型の911Sベースをベースとした
グループ3、4カーとして24台のみが作られた911 2.5S/Tを
ポルシェ・クラシックがレストアし、今月10日まで開催されている
ヨーロッパ最大のクラシックカー・ショー、エッセン・テクノクラシカに展示中なのだとか!
(この写真撮ってる場所って、博物館近くにあるデポだね、きっと)
ちなみにこの写真、よーーっく見るとドアの後ろに72年モデルの特徴である
オイル給油ハッチがついてるのが分かりますね。
photo:Porsche Japan
無論リアビューもバッチリ。
オリジナルのナローボディもいいけれど、RS、RSRにたどり着く直前の
ダッグテールなしのワイドボディもこれはこれで魅力的。
photo:Porsche Japan
無論、911 2.5S/Tってだけでも十分にすごいんだけど、
この個体は、1971年にアメリカのマイケル・カイザーによってオーダーされ
翌72年シーズンのデイトナ6時間(この年だけ24時間ではなく6時間での開催)耐久レースでデビュー。
続くシーブリング12時間耐久レースから、ユルゲン・バルトをセカンド・ドライバーに迎え
タルガ・フローリオ、ニュルブルクリンク1000kmレースなどに出場。
そしてルイ・メルザリ・ティームとして、カイザー、バルト、シルヴァン・ギャランとともに
出場したル・マン24時間レースでは、終盤にトラブルを抱えるものの
3883.67kmを走りきり、見事総合13位、3リッター以下クラス優勝、熱効率指数賞6位という
成績を残した由緒正しい1台でもあるのです。
「ル・マンのポルシェ」 ドミニク・パスカル著 ネコ・パブリッシング刊
ほら、ここにも出てる!
ちなみにこの911S 2.5S/Tはル・マンのあともアメリカに戻ってレースを続け
1973年のデイトナ24時間レースでは総合8位(その時のドライバーのひとりが富士GCでマクラーレンに乗った
トニー・アダモヴィッツだったりする!)というリザルトも残しています。
photo:Porsche Japan
その後の911S 2.5S/Tの消息は解らないのですが
数年前、アメリカ人のコレクターがボロボロに朽ち果てた状態で発見。
ポルシェ・クラシックでレストアが施されることになったのだといいます。
これが発掘当時の写真。フツーなら見て見ぬふりをしたくなる状態ですが
こういうのをしっかりと見つけ出すのもまた、コレクターの審美眼といえますな。
photo:Porsche Japan
おそらくこのあと、クリストフォーラスあたりで事の顛末が記事になりそうな気もしますが
できれば、エッセンに行ってこの目で見て来たかったなぁ。
いずれにしろ昨年から、コンペティション・モデルのレストア、サービスにも力を入れるようになった
ポルシェ・クラシックの真骨頂というべき1台ですね。
ではでは。
こんばんは。
本当なら先週伊勢志摩で乗せていただいた
新しいジャガーXFやXEディーゼルのことを書きたいのだけれど
日々に忙殺させて(これはまたそのうち)手をつけられず。
しかも今日の夕方になって、山口正己さんの書き込みで
あの片山義美さんが先月26日にお亡くなりになっていた……と聞き意気消沈。
ご冥福をお祈りいたします。
そんな中、今度はポルシェジャパンから見過ごすわけにはいかないリリースが。
photo:Porsche Japan
なんと、Eシリーズと呼ばれる1972年型の911Sベースをベースとした
グループ3、4カーとして24台のみが作られた911 2.5S/Tを
ポルシェ・クラシックがレストアし、今月10日まで開催されている
ヨーロッパ最大のクラシックカー・ショー、エッセン・テクノクラシカに展示中なのだとか!
(この写真撮ってる場所って、博物館近くにあるデポだね、きっと)
ちなみにこの写真、よーーっく見るとドアの後ろに72年モデルの特徴である
オイル給油ハッチがついてるのが分かりますね。
photo:Porsche Japan
無論リアビューもバッチリ。
オリジナルのナローボディもいいけれど、RS、RSRにたどり着く直前の
ダッグテールなしのワイドボディもこれはこれで魅力的。
photo:Porsche Japan
無論、911 2.5S/Tってだけでも十分にすごいんだけど、
この個体は、1971年にアメリカのマイケル・カイザーによってオーダーされ
翌72年シーズンのデイトナ6時間(この年だけ24時間ではなく6時間での開催)耐久レースでデビュー。
続くシーブリング12時間耐久レースから、ユルゲン・バルトをセカンド・ドライバーに迎え
タルガ・フローリオ、ニュルブルクリンク1000kmレースなどに出場。
そしてルイ・メルザリ・ティームとして、カイザー、バルト、シルヴァン・ギャランとともに
出場したル・マン24時間レースでは、終盤にトラブルを抱えるものの
3883.67kmを走りきり、見事総合13位、3リッター以下クラス優勝、熱効率指数賞6位という
成績を残した由緒正しい1台でもあるのです。
「ル・マンのポルシェ」 ドミニク・パスカル著 ネコ・パブリッシング刊
ほら、ここにも出てる!
ちなみにこの911S 2.5S/Tはル・マンのあともアメリカに戻ってレースを続け
1973年のデイトナ24時間レースでは総合8位(その時のドライバーのひとりが富士GCでマクラーレンに乗った
トニー・アダモヴィッツだったりする!)というリザルトも残しています。
photo:Porsche Japan
その後の911S 2.5S/Tの消息は解らないのですが
数年前、アメリカ人のコレクターがボロボロに朽ち果てた状態で発見。
ポルシェ・クラシックでレストアが施されることになったのだといいます。
これが発掘当時の写真。フツーなら見て見ぬふりをしたくなる状態ですが
こういうのをしっかりと見つけ出すのもまた、コレクターの審美眼といえますな。
photo:Porsche Japan
おそらくこのあと、クリストフォーラスあたりで事の顛末が記事になりそうな気もしますが
できれば、エッセンに行ってこの目で見て来たかったなぁ。
いずれにしろ昨年から、コンペティション・モデルのレストア、サービスにも力を入れるようになった
ポルシェ・クラシックの真骨頂というべき1台ですね。
ではでは。
2016.04.01 Friday
今月の推薦図書 & お知らせ
Motor Press(モータープレス)は
極個人的な自動車偏愛日記
こんにちは。
本日発売のRacing on 482号(三栄書房 刊)は
なんと記念すべき創刊30周年記念号(拍手)。
なぜか我が家には1985年11月に作られたNo.000号(いわゆる束見本ですね)と、
1986年3月に作られたプレ創刊000号があったりするのですが、
そもそも僕が古いレースに興味を持つようになった
きっかけのひとつが、002号で高橋二朗さんが書かれた酒井正さんの記事だったりもします。
そう思うと、今こうしてライター陣の片隅で関わらせていただいているのは、なんとも嬉しい限り。
改めて30周年、おめでとうございます。
今回の特集は『TOM'S & DOME'S C 』ということで
童夢とトムスがタッグを組んでグループCに挑んでいた頃の秘話を
林みのるさん、舘信秀さんにそれぞれ聞いてくる……という記事を書かせていただきました。
ということで、3月某日に林さんの元を訪れ(最終的にはご自宅にまで泊めていただいて)
いろいろと当時のお話を伺いしました。
実は昨年、『童夢の奇跡』を作っていた期間中にも、いろいろなお話は伺っていたのですが
またその時とは違う、面白いエピソードが詰まっております。
特に童夢がなぜCカーの開発の現場から離れることになったのか? という過程は必読であります。
また、林さんの元を訪れる数日前には、シーズン前の忙しい中、舘さんにもお時間をいただきインタビュー。
お話の中で、1974年にトヨタがヨーロッパ・ツーリングカー選手権にワークス参戦する予定だった!
なんてスクープ級の秘話を教えていただいたり、ものすごく濃いお話を聞くことができました。
1980年代、まったくの白紙状態から様々な仕掛けを考え、グループCの世界に打って出ることになった
当時の想いを、率直に語っていただいております。これまた日本のグループC史、レース史を
知る上では、手前味噌ながら必読だと思っております。
林さん、舘さん、お忙しい中取材にご協力いただきありがとうございました。
改めて御礼申し上げます。
また原富治雄さんとテリー佐原さん(素晴らしいイラストは是非買ってみてください)
による連載『レジェンド 追憶の瞬間』でも
今回のテーマとなった見崎清志さんと1972年マカオGPに因んで
マカオGPの歴史について、ちょろっと書かせていただいております。
そんなモータースポーツつながりでひとつお知らせ。
本日4月1日から3日にかけて、今年も日本橋の三重テラスを舞台に
『SUZUKAからはじまるモータースポーツ・アート展Vol.3』が開催されております。
明日2日には、津々見友彦さんをはじめ、モータープレスでもお馴染み日高"Bob"嗣郎さん
そして今野由寛選手のトークショー。そして3日には参加アーティストによる
トークショーをはじめ、小倉茂徳さんの講演も予定されているとか。
詳しくはコチラをごらんください。
ではでは!
こんにちは。
本日発売のRacing on 482号(三栄書房 刊)は
なんと記念すべき創刊30周年記念号(拍手)。
なぜか我が家には1985年11月に作られたNo.000号(いわゆる束見本ですね)と、
1986年3月に作られたプレ創刊000号があったりするのですが、
そもそも僕が古いレースに興味を持つようになった
きっかけのひとつが、002号で高橋二朗さんが書かれた酒井正さんの記事だったりもします。
そう思うと、今こうしてライター陣の片隅で関わらせていただいているのは、なんとも嬉しい限り。
改めて30周年、おめでとうございます。
今回の特集は『TOM'S & DOME'S C 』ということで
童夢とトムスがタッグを組んでグループCに挑んでいた頃の秘話を
林みのるさん、舘信秀さんにそれぞれ聞いてくる……という記事を書かせていただきました。
ということで、3月某日に林さんの元を訪れ(最終的にはご自宅にまで泊めていただいて)
いろいろと当時のお話を伺いしました。
実は昨年、『童夢の奇跡』を作っていた期間中にも、いろいろなお話は伺っていたのですが
またその時とは違う、面白いエピソードが詰まっております。
特に童夢がなぜCカーの開発の現場から離れることになったのか? という過程は必読であります。
また、林さんの元を訪れる数日前には、シーズン前の忙しい中、舘さんにもお時間をいただきインタビュー。
お話の中で、1974年にトヨタがヨーロッパ・ツーリングカー選手権にワークス参戦する予定だった!
なんてスクープ級の秘話を教えていただいたり、ものすごく濃いお話を聞くことができました。
1980年代、まったくの白紙状態から様々な仕掛けを考え、グループCの世界に打って出ることになった
当時の想いを、率直に語っていただいております。これまた日本のグループC史、レース史を
知る上では、手前味噌ながら必読だと思っております。
林さん、舘さん、お忙しい中取材にご協力いただきありがとうございました。
改めて御礼申し上げます。
また原富治雄さんとテリー佐原さん(素晴らしいイラストは是非買ってみてください)
による連載『レジェンド 追憶の瞬間』でも
今回のテーマとなった見崎清志さんと1972年マカオGPに因んで
マカオGPの歴史について、ちょろっと書かせていただいております。
そんなモータースポーツつながりでひとつお知らせ。
本日4月1日から3日にかけて、今年も日本橋の三重テラスを舞台に
『SUZUKAからはじまるモータースポーツ・アート展Vol.3』が開催されております。
明日2日には、津々見友彦さんをはじめ、モータープレスでもお馴染み日高"Bob"嗣郎さん
そして今野由寛選手のトークショー。そして3日には参加アーティストによる
トークショーをはじめ、小倉茂徳さんの講演も予定されているとか。
詳しくはコチラをごらんください。
ではでは!
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