2017.10.28 Saturday

今月の推薦図書 その2

 

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記

 


こんにちは。

さてさて、すでに店頭に並んでいる26日売り各誌のご紹介であります。

 

 

まずは新型アルファ・ロメオ・ジュリアの登場を記念してアルファ・ロメオ大特集の

ENGINE 2017年12月号(新潮社 刊)

 

 

今回も無理を言って、身近なアルファ・エンスーの皆さんにご登場いただいてます(笑)。

こちらは元カー・マガジン編集部で、現在は航空カメラマン、乗り物ライターとして活躍中の

ムラッチョ先生こと、村田尚之さん。

もはや155っていうだけで、結構レアな感じになってしまいましたが

10年付き合い続けている村田さんの155ライフがまたディープ……。詳しくは本文を。

 

 

そしてHFR &  QED人脈で、ロータス乗りの三枝佳五さんとご家族にもご出演いただいてます。

これまでずーーーっとフランス車を乗り続けてきた三枝さんが、突如ジュリエッタを買った!

という話を知ったのは、この夏のフェイスブック上でのこと(笑)。

いったいなぜアルファなのか?? というお話を中心に聞いてまりました。

 

皆さん、ご協力ありがとうございました。ペコ。

 

photo:ポルシェジャパン

 

そして不定期連載のポルシェ・カレラカップ・ジャパンは、F1日本GPでの最終戦の模様をレポート。

今回、ピックアップさせていただいたのは、台湾から参戦中のブライアン・リー選手。

しかも取材後の日曜の決勝レースで、自己最高位となるクラス2位でフィニッシュ! ってのもまたラッキーでした。

 

 

さらにImmun'Age(イミュナージュ)でおなじみの大里研究所の林幸泰さんの軽井沢のマナーハウスにお邪魔して

1937年式のアストン・マーティン15/98ツアラーのお話を伺ってきたり……

 

 

お台場のメガウェブで行われたトヨタ2000GTオーナーズクラブ・ジャパン主催の

2000GT 誕生50周年祭の模様をレポートさせていただいたりしております。

 

原稿の納品は綱渡りでしたが(汗)、無事に本が出てホッとしております。

 

 

 

巻頭の歴代12気筒FRフェラーリの話など、今月も見所満載のGENROQ 2017年12月号(三栄書房 刊)

 

 

こちらでは、先日のグッドウッド・リバイバル・ミーティングについてのレポートを。

レポートといっても、いわゆるイベントの詳細というよりは、今回のリバイバルで

個人的に感じた想いをつらつらと……

 

 

また先月ドイツ・デュッセルドルフでまる1日お勉強してきた新型ポルシェ・カイエンの

ワークショップでのお話も書かせていただいておりますよ。

 

そのほか、連載中のグループMでのナロー911レストア記もございます。

 

 

こちらもまた、新型アルファ・ロメオ・ジュリアが表紙のル・ボラン 2017年12月号(学研プラス 刊)。

 

 

ここでも巻頭のコラムでグッドウッド・リバイバルのことを書かせていただいたのですが

他とは違って、近年どんどん盛り上がる一方のペダルカーレース”セットリントン・カップ”のお話。

 

 

 

最後にご紹介するのは、タイトル争いも佳境になってきた F1速報 アメリカGP号(三栄書房 刊)。

 

 

連載中のF速ヘリテイジ・クラブでは、先日の日本GPで開催されたウィリアムズ40周年記念展示と

それに合わせて来日したウィリアムズFW04、FW08のお話。

 

ちなみにこの2台は、11月18~19日に開催される RICHARD MILLE SUZUKA Sound of  ENGINE 2017 での

マスターズ・ヒストリックF1にも出場しますからね。そちらもお楽しみに。

 

ということで、また次回。

ではでは。

 

 

2017.10.24 Tuesday

今月の推薦図書 その1

 

 

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記

 


こんにちは。

もうすぐ26日発売の各誌が書店に並ぶころですが

その前に、すでに発売済みの各誌のご紹介でございます。

 

 

まずは6日に発売済み(遅くなってすんません)のTipo 341号 (ネコ・パブリッシング刊)

巻頭の英国車特集にあわせて、先日のグッドウッド・リバイバルの模様を

カラー2Pでレポートしております。

 

 

 

そして12日に発売済みの F1速報 日本GP号(三栄書房 刊)でも

連載中のF速 ヘリテイジ・クラブにおいて、グッドウッド・リバイバルの

グローヴァー・トロフィーの模様を中心に(渋い!)ご紹介!

 

 

こちらは表紙がリニューアルされて大人っぽくなった

モーターファン別冊ニューモデル速報 ボルボ XC60のすべて(三栄書房 刊)。

 

その中でいつものヒストリーページを6Pほど担当させていただいております。

17日に発売済みでございます。

 

 

 

さらにモーターヘッド特版の ポルヘッドIII (三栄書房 刊)

でも、空冷911の市場動向なんかについて書かせていただきました。

 

いやぁ、なんか原稿書くのに世界中の市場をチェックしながら相場を調べるのは毒だったわ(笑)。

もう少し頑張れば、買えるようになる……かもね。

 

 

 

 

で、もうひとつ。大変ご紹介するのが遅くなってしまいましたが

写真家 柏木龍馬さんが発行している SUPER FILM 08 にも

コラムみたいなものを書かせていただいておりました。

 

こちらはライカ銀座店やポルシェセンターなどでも入手できるはず。

詳しくは公式HPの方をどうぞ。

 

……というわけで、バタバタですが

海の向こうアメリカ・オースティンではF1のサポートレースで久保田さんが優勝したし

明日からは東京モーターショーも始まるしで、大騒ぎですな。

 

そんな話もまた後日。

 

ではでは。

 

 

2017.10.18 Wednesday

今年の『RICAHRD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE』は必見!!

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記

 


こんばんは。

さて、すっかりご紹介が遅くなりましたが

いよいよ今年の『RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE』の開催が

1ヶ月後の11月18日〜19日に迫ってまいりました!!

 

すでに前売り券の販売もスタート(詳細はコチラ)し、色々準備が整ってきましたが

個人的にとっても嬉しく思うのは、SSOEに出場するためにマシンを探している! という声を

結構あちこちで聞くようになったこと!! こういう動きが出てくると

イベント自体が盛り上がるのはもちろん、必ず他のヒストリック・イベントにも波及します!

大げさなようですが、日本のヒストリックカー文化を作るのは誰でもない、我々ですからね。楽しみです!!

 

ということで、まずは今年初開催となるマスターズ・ヒストリック・フォーミュラ・ワンのお話から。

すでにSSOEの公式HPで発表されているとおり、今回の参加車たちが決定しました!!

 

 

1970 Tyrrell 001 John Delane

 

デレック・ガードナーの手で密かに開発され、デビュー戦となった70年の第11戦カナダGPでポールポジションを獲得。残るレースでもジャッキー・スチュアートの手でトップ争いを展開した001。オーナーはマスターズでもお馴染みのティレル・コレクター、ジョン・ディレーンで、鈴鹿でもドライブの予定。

 

 

 

1972 Brabham BT37 Jamie Constable

 

バーニー・エクレストンが新たに代表に就任したモータースポーツ・ディベロップメント(ブラバム)が72年用に用意したマシン。ジェイミー・コンステーブルの所有するBT37-2(現在はBスペック)は、カルロス・ロイテマンのレースカーとして第5戦ベルギーGPでデビュー。第11戦カナダGPでは4位に入賞した。

 

 

 

1974 Lotus 76 Andrew Beaumont

 

複葉式のリヤウイング、ヒューランドFG400に電磁クラッチを組みあわせたセミオートマ・システム、さらにダブル・ブレーキの4ペダル式を採用するなど新機軸を満載するも失敗に終わった76。アンドリュー・ビューモントの76はシャシーナンバー76/1で、74年ドイツGPで4位に入ったヒストリーをもつ。

 

 

 

1975 Hesketh 308B James Hagan

 

レース好きの貴族、アレキサンダー・ヘスケス卿が設立。気鋭の新人ジェームス・ハントを擁して73年からF1へと進出したヘスケス。ジェームス・ヘイガンの所有する308は、74年に製作されたシャシーナンバー1。ハントのドライブでBRDCインターナショナル・トロフィーで優勝した個体そのものである。

 

 

 

1974 Maki F101C Fred Fatien

 

日本初のプライベートF1チームとして74年から挑戦を開始したマキ・エンジニアリングが1975年用に用意したF101C。チーフデザイナーは三村建治で、小野昌朗がシャシー設計を担当した。これは75年のイギリスGPとオランダGPで鮒子田寛がドライブしたシャシーナンバー002。もちろん日本初上陸だ。

 


photo:MOBILITYLAND CORP.

 

1975 Williams FW04 Ron Maydon

 

FW04はフランク・ウィリアムズ・レーシングカーズが75年用に用意したマシン。第11戦ドイツGPではジャック・ラフィーが2位でフィニッシュしチーム初の表彰台を獲得した。これは女性ドライバーのレッラ・ロンバルディが乗ったFW04/2で、今年のF1日本GPの前座でもデモランを披露した、マスターズのボスであるロン・メイドンがドライブする。

 

 

 

1976 Penske PC4 Doug Mockett

 

ジョン・ワトスンのみのワンカー・エントリーながら、フランスGP、イギリスGPで3位入賞。第11戦オーストリアGPで初優勝を果たすなど、侮れない速さを見せたペンスキーPC4。モナコ・ヒストリックの常連でもあるダグ・モケットのPC4は、オーストリアGPで優勝したシャシーナンバー001そのもの。

 

 

photo:Masters Historic Racing

 

1976 March 761 Bob Blain

 

前作751のロングホイールベース仕様で、量産メーカーらしくモノコックなどはF2と共用。ボブ・ブレインが所有するこの個体は、ワークスのヴィットリオ・ブランビラが使用していたシャシーナンバー761/1で、非選手権のレース・オブ・チャンピオンズで4位。オランダGPでも6位に入った経歴をもっている。

 

 

 

1976 McLaren M26 Frank Lyons

 

M23の後継車としてゴードン・コパックが設計、76 年途中にデビューしたM26。ジェームス・ハントが使用したのは77年第5戦スペインGPからで、イギリスGPと日本GPで優勝している。フランク・ライオンズのM26は主にヨッヘン・マスが使用したM26/1で、77年のイギリスGPで4位入賞を果たした個体。

 

 

 

1981 Brabham BT49C Joaquin Folch

 

79年終盤、不審にあえぐアルファ・ロメオV12を諦め、BT48に急遽DFVに載せ誕生したBT49。BT49Cは81年用の改良型で、ネルソン・ピケが3勝を挙げドライバーズ・タイトルを獲得した。スペインのホアキン・フォルチが所有するBT49-10は、81年の非選手権南アフリカでピケが乗り2位となった個体。

 

 

 

1982 Williams FW08 Tommy Dreelan

 

82年シーズン、ディジョンで行われたスイスGPでの優勝を含む44ポイントを挙げチャンピオンに輝いたケケ・ロズベルグの愛機、FW08。トニー・ドリーランの所有するFW08/1はロズベルグのレースカーで、ドイツGPで3位、オーストリアGPではトップに0.05秒差の2位に入ったヒストリーをもっている。こちらも今年のF1日本GPの前座で走った個体そのもの!

 

 

photo:Masters Historic Racing

 

1984 Tyrrell 012 Ian Simmonds

 

フラットボトム規定となった1983年用に、モーリス・フィリップの指揮のもと完成した012。スリムなカーボンモノコックと小さなサイドポンツーンをもつシャシーにショートストロークのDFVを搭載していた。イアン・シモンズの012-01はミケーレ・アルボレートがオランダGPで6位入賞を果たした個体だ。

 

 

photo:Masters Historic Racing

 

1983 Lotus 92 Greg Thornton

 

ナンバー2のナイジェル・マンセル用として、ルノーV6ターボの代わりにコスワースDFVを搭載した92。大きく重すぎるシャシーと新開発のアクティブ・サスが機能せず失敗。ノーマル・サスに戻した後、この92/10がデトロイトで唯一の6位入賞を果たしている。数年前にClassic Team Lotusがレストアした。ドライバーは現在ヨーロッパのマスターズでチャンピオン争いを展開中のグレッグ・ソーントン。

 

 

photo:Ford Motor Company

 

1976 McLaren M23 Richard Mille

 

さらにメインスポンサーのRICHARD MILLEのオーナーであり、エンスージァストとしても有名なリシャール・ミルが今年持ち込むのが1976年式のマクラーレンM23。もうこのクルマに関しては説明する必要はありませんね。これでマスターズF1に参戦するということは……鈴鹿でM23とM26の共演が見られる! ということでもあります。

 


 

1981 Lotus 88B Katsuaki Kubota

 

そして迎え撃つ唯一の日本人、久保田さんが持ち込むのが幻のツインシャシーF1、ロータス88B。日本でも過去に何度かデモランを披露している個体ですが、もともとは久保田さんがサラブレッドGPなどで使用していたバリバリのヒストリック・レーサー。当時は一度も実戦の場に出ることがなかった88Bが、実際にレースでどういう走りをするのか? これも必見。

 

というように、なんと今回のデモレース(FIA公認ではないので、あくまでデモレースです)には

最大で15台ものF1マシンが参加する予定。これって本物のF1GP以外では、もちろん過去最大規模。

そして写真を見てもおわかりのように、参加するマシン、メンバーはいずれもモナコ・ヒストリックや

マスターズF1などで活躍する腕利きばかり。

 

とにかく現地で見るたびに、なんとかしてこの本物のコンペティションの迫力を日本のファンの皆さんに

お見せしたい! と思い続けてきただけに、イベントが始まる前からすでに感無量(笑)。

いやほんと、絶対損はさせません。這ってでも鈴鹿にきてください!!

 

また、これ以外の年式のF1によるデモラン『Legend of Formula 1』も開催。

つまり、F1の走行枠が2つもあるってことですよ。なんてお得なんだろう……。

 

 

加えて去年大盛況だった グループCのデモレース の方もさらに充実。

ついに今年はトヨタTS010もエントリーということで、トヨタvs日産vsマツダのワークス対決が実現。

もちろんタイサン・ポルシェ962Cも走ります!

 

 

昨年は栄光の55号車でしたが、今年の787BはJSPC仕様(こっちも好き)。それを寺田さんがドライブ!

 

 

また昨年のル・マン・クラシックにも挑戦した童夢トムス85C-Lも、ついに鈴鹿に降臨!

 

photo:MOBILITYLAND CORP.

 

さらになんとランチアLC2も、この日のためにしっかりとマルティニ・カラーにレストアされ登場予定。

 

 

さらにさらに去年は展示のみだった、久保田さんの日産R90CK(ex-NOVA)もレストアが完成して参戦!!

 

これらに加え、日産シルビア・ターボC(マーチ83C)や日産R86V(!!)、日産R92CP、MCSグッピー、

マツダ767B、ポルシェ962LMなども姿を見せるということで、気付ば去年よりもすごい規模に。

うわっ、これは大変だっ!!!

 

photo:日産自動車

 

そして 60s Racing Machine のクラスには、な、なんと日産からR382が登場。

もしかしてR382が鈴鹿を走るのは史上初? でしょうか。これと河野さんのタキ・ローラT70が

ランデブーしたら泣くな……と思ったら、今年はポルシェ907、フォードGT40、シェブロンB16などの

姿も見られるそうですよ。うぉーっ!

 

 

加えて、今回はマクランサが3台、コニリオが1台(間に合って!!)走る予定。

そのうちの1台は、たった1台だけが作られ1969年の全日本鈴鹿自動車や、1970年の鈴鹿300kmにも

出場した、ロングノーズ&テール・マクランサ! しかもドライバーは当時このマシンをドライブした

田中慶治さん本人! という噂。これにも注目。

 

photo:MOBILITYLAND CORP.

 

そしてそして、去年も好評を博したHFR(ヒストリック・フォーミュラ・レジスター)も開催決定。

今年はすでに32台ものエントリーがあったそうですよ。しかも今回は2日間ともフルコース!!

 

いやはや、もう盛りだくさんすぎるね。

 

え? お前はどうするのかって?? ええ、もちろん走りますとも。

18日までにすべての原稿が終わっていれば……ですが(汗)。

 

ではでは。

 

 

 

 

2017.10.12 Thursday

Ferrari 70th Anniversary Celebration

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記

 


こんにちは。

今日はお相撲で有名な両国国技館で行われた

フェラーリ70周年記念日本イベント"Driven By Emotion" のプレスカンファレンスにお邪魔。

 

 

もう両国駅前からフェラーリ一色って感じなのですが、上京して早20ウン年。

もしかしてもしかすると、両国国技館に来るの、初めてかも……。ごっつぁんです。

 

 

※クリックで拡大します。

 

そして会場には、250GT SWBや275GTB/4から、SP1、セルジオ、

さらに70周年記念のカリフォルニアTなど、40台近い歴代モデルが集結!!

 

 

そしてフェラーリ・ジャパン&コリアのリノ・デパオリ社長と

極東・中東エリア統括のディーター・クネヒテルCEOのスピーチのあと

La Ferrari Aperta のアンヴェール!

 

 

先月のマラネロ・オークションで、追加で1台作られたアペルタが830万ユーロ(約11億円ですか……)で

落札されて話題になりましたが、209台限定のレギュラーモデル(?)でさえ、約4億円なんですってね。

いやぁ眼福、眼福。おそらくこれが最初で最後のフェラーリの土俵入りでしょう(笑)。

 

そんな会場でフト疑問に思ったんですが『フェラーリ70周年』って、

一体なんの70周年なんでしょうか?

 

ちなみにエンツォ・フェラーリが、スクーデリア・フェラーリの前身たる

『ソシエタ・アノニーマ・スクーデリア・フェラーリ』を設立したのは1929年。

 

アルファ・コルセと決別したエンツォが『アウト・アヴィオ・コルトルツィオーニ』を設立したのは1940年。

ちなみに、エンツォの開発したオリジナル車両第1弾は、アウト・アヴィオ・コルトルツィオーニ815

(アルファから4年間フェラーリを名乗ることを禁止されてたのは有名ですよね)で、その発表も1940年。

 

そしてマラネロにフェラーリ社の工場を構えたのは、第2次世界大戦が終了した1945年のこと。

 

 

ということは、フェラーリ・ブランドを名乗った最初の作品、125Sの誕生から70周年なのね……

といきたいところなんだけど、実は正式にはフェラーリが125Sをプレス発表したのは1946年12月のこと。

 

じゃあなんで70周年なの? と今日のプレスカンファレンスを聞いていたら

完成した125Sが、マラネロの工場から初めて路上に出たのが1947年3月12日

(ちなみにピアチェンツァでのレースデビューは5月11日)なんだそう。

 

つまり、フェラーリの名を冠した最初のモデル、125Sが公に走り始めて

今年で70周年ということなんですね。

 

 

なるほど。だから今年のグッドウッドでも、フェラーリ創立70周年とか

フェラーリ誕生70周年とかいわずに、ただ「フェラーリ70周年」と言ってたわけだ。

 

実は我々の職業的にこういうのって、結構落とし穴だったりして

なにを基準にした⚪︎⚪︎周年か、って調べておかないと、間違ったこと書いたりしちゃう。

ま、今回は「フェラーリ創立70周年……」とフェイスブックに書きそうになって

あれ? ちょっと待てよ??と思ったのがきっかけなんだけど(笑)。

 

でも、こんな細かいことばっか気にしてると女の子にはモテないから、ほどほどにしといた方がいいぞ!

 

というわけで、明日のお昼までなら両国国技館でこれら40台のフェラーリを見ることができるそう。

その後、名古屋〜伊勢神宮に向けて、70台のフェラーリによる70周年記念ラリーがスタートするそうです。

 

ではでは。

 

 

2017.10.02 Monday

今月の推薦図書

 

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記

 


こんばんは。

なんか、あーーーっという間に1ヶ月が過ぎて

また「今月の推薦図書」のお時間がやってまいりました。

 

というか、もう10月ってことは楽しかった2017年もそろそろ締めということなのですね。

オロオロ、オロオロ……。

 

 

ということで、まずはGENROQ 2017年11月号(三栄書房 刊)

今回はフェラーリ・ポルトフィーノ登場記念のV8フェラーリ特集ということで……

 

 

歴代V8エンジンの歴史のページを担当させていただきました。

ちょっと前までV8の歴史をまとめるのって、そんなに大変なことではなかった気がするのですが

いまやフェラーリの主力エンジンですからね。その長い歴史とバリエーションの多さを痛感したでござる。

 

 

このほか巻頭のコラムで、先日のグッドウッド・リバイバルで発表されたばかりの

ゴードン・マーレイ・デザインによる新型TVRグリフィスの話を書いたり

マラネロで開かれたフェラーリ70周年記念オークション“Ferrari Leggenda e Passione”に

出品されたバーン・ファインドのデイトナの話を書いたり……

 

 

8月29日にポルシェ・ミュージアムで発表された新型ポルシェ・カイエン&カイエンS

そしてフランクフルト・ショーで公開されたカイエン・ターボに関する記事も書いております。

 

photo:Pebble Beach Company

 

さらに山崎元裕さん、西川淳さんによる8月のペブルビーチ・コンクール・デレガンス&モンテレーの報告や

連載中のグループ・エムによるナロー911のレストア・レポートなどなど

新旧様々なクルマの記事を担当させていただきました。あー楽しかった(笑)。

 

 

 

また LE VOLANT 2017年11月号(学研プラス 刊)では

「人生を変えるこの一台」という特集にあわせ、名だたる執筆陣の中に

混ぜていただいて、人生を変えた1台について一言。

 

僕が何を選んだのか……は、本誌を見てね!

 

 

 

あっ、発売日が前後してた(というか、もう新刊出るタイミングだ)

Tipo 2017年10月号(ネコ・パブリッシング刊)では……

 

 

7月にドイツで試乗させてもらった、ポルシェ911ターボSエクスクルーシブのレポートと

新しいエクスクルーシブ部門のレポートを書いてます!

 

 

 

そして F1速報 イタリア GP号(三栄書房 刊)では

連載中のF速ヘリテイジ・クラブで『ヒストリックF1の買い方』を……

 

 

F1速報 シンガポールGP号 では、シルバーストーン・クラシックで行われた

FIAマスターズ・ヒストリック・フォーミュラ・ワンに出場した

久保田さんとティレル012のお話を書かせていただいております。

 

 

 

 

さらにさらに、10月1日に発売された Pen 10/15号(CCC メディアハウス 刊)は

ちょっと古いクルマと、新しいクルマを織り交ぜた、久々のクルマ特集。

 

ということで、巻頭のスタジオグラビアのページの執筆などをやらせていただきました。

 

 

思えば、こんな撮影を見届けてそのまま羽田からカイエンの発表会に行ったんだった。

あれからまだ1ヶ月くらいしか経ってないのか……。

なんだか1年くらいに感じる濃さだったな、この1ヶ月。

 

 

 

同じ10月1日発売の レーシング オン 491号 (三栄書房 刊)はグループA特集。

しかもディビジョン3(渋い)。

 

photo:Jakob Ebrey Photography/Masters Historic Racing Ltd

 

そこでも、マスターズF1の模様を中心に、シルバーストーン・クラシックの話を書かせていただいてます。

そういえば、いよいよマスターズの面々が来日する鈴鹿サウンド・オブ・エンジンも近づいてきましたね。

 

一方で、このシルバーストーンで行われた、フォーミュラ・フォード50周年レースについて

「書いてもいいぞー!」なんて気前のいい媒体があったら、いっぱい書いちゃうんだけどな。

まぁ、それも近いうちにこのモータープレスで書きましょう。

書きたいな……書けるとといいな……そんなことしてる場合なのかな?

 

エヘヘ。ではでは。

 

 

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