2017.05.31 Wednesday

1979 Aurora AFX Series Brands Hatch

 

 

Motor Press(モータープレス)
極個人的な自動車偏愛日記

 


こんばんは。

突然ですが、すごい映像見つけちゃった。


1979年に英国国内のF1選手権として開催された『オーロラ AFX』シリーズ。

現役時代とはまったく違うカラーリングに彩られたF1マシンが、F5000やF2と混走する

このシリーズのことは、写真や記事で目にしたことはありましたが

なかなか動く映像で見ることはありませんでした。

 

……が、なんとその動画がアップされてたのですよ。

 

 

これは1979年にブランズハッチで行われたレースの模様。

アロウズA1Bに乗るルパート・キーガン、リカルド・ズニーノ。

ウルフWR6(エントリーはセオドール・レーシング)のデヴィッド・ケネディ(!)。

フィッティパルディF5Aのガイ・エドワーズなどなど、渋いマシンと渋いドライバーが勢ぞろい。

 

 

さらにエミリオ・デ・ピロータの乗る、真っ黄色の MADOMカラーに塗られたロータス78も出てくる。

実はこの78は、マリオ・アンドレッティ、グンナー・ニルソンのレースカーとして使われたのち

ヘクター・レバークに売却された経緯をもつ78/1(JPS15)。

近年 CTLから、あのリシャール・ミルの手に渡ったマシンそのものだったりします。

 

photo:Kozo Fujiwara

 

それ以上に驚いたのが、ドライバーであるデイヴィド・パーレイが自分自身のためにコンストラクターを

立ち上げ製作するも、1977年のイギリスGPで大クラッシュを起こし、瀕死の重傷を負ってしまった

幻のF1マシン、LEC-CRP1の動く姿が拝めること!

 

実はこれ、1979年に再度製作されたCRP2とも呼ばれる2号車なのですが、なにはともあれ

現役当時に動いている映像を見るのは、これがはじめて。

 

さらにさらに、マールボロ・カラーのウィリアムズFW06(!)で出場していた

ジャコモ・アゴスティーニ(!!)が、接触、スピンするも見事な回避能力で復帰するシーンとか

とにかく見所がいっぱい!

 

いやはや、興奮しちゃった(笑)。

 

ではでは。

 

 

 

2017.05.30 Tuesday

R.I.P. Eric Broadley

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極個人的な自動車偏愛日記

 


こんにちは。

今週は、月曜の朝から佐藤琢磨選手がインディ500で日本人初優勝を遂げたという

素晴らしいビッグニュースが飛び込んできましたが、その一方でこんな悲しいニュースも入ってきました。

 

© Ford Motor Company

 

イギリスのレーシングカー・コンストラクター、ローラ・カーズの創始者である

エリック・H.ブロードレイが5月28日に88歳で亡くなったそうです。

 

ブロードレイは学生時代に建築学を学んだのちに、建築会社に積算エンジニアとして就職。

その傍にホビーとして1956年にオースティン・セブンを改造した”ブロードレイ・スペシャル”を

製作したところから、彼のレーシングカー・デザイナーとしてのキャリアが始まります。

 

いくつかのレースで活躍したブロードレイ・スペシャルは注目を浴び、ブロードレイの元に

レーシングカー製造の依頼が舞い込むようになります。

そこで彼は自身の作品を、映画『Damn Yankees』に出てくる魔女ローラにちなみ、ローラと命名。

 

1957年に開発した、コヴェントリー・クライマックスFWAを搭載するスポーツカー、ローラMk1は

1959年にグッドウッドで開催されたRAC トゥーリスト・トロフィーでクラス優勝を飾るなど

”ロータス・イーター”として、その評価を高めていくことになりました。

(ローラ・カーズとしての会社設立は1958年)

 

1966年のインディ500。この年、ローラT90でレースを制したグラハム・ヒル(右)と、

同僚のジャッキー・スチュアート(左)とともに © Ford Motor Company

 

 

その後に、彼の作り出したレーシングカーたちの活躍については改めてここで説明するまでもないでしょう。

少なくともはっきりといえることは、ローラがなかったら、フォードGT40も、ホンダRA300も

この世に生まれることはなかった、ということ。

 

さらにいえば、第2回日本グランプリにローラMk3 FJが登場して以来、

ローラが作り出したマシンが日本レース界の一時代を作り上げていたといっても過言ではないと思います。

 

 

もしかしたら今頃、一足先に天国に行ってしまったジョン・サーティースと再会して

ヤァヤァと、やっているのかもしれませんね。

 

改めてレース史に残る偉大なエンジニアのご冥福をお祈りいたします。

 

ではでは。

 

2017.05.30 Tuesday

今月の推薦図書

 

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極個人的な自動車偏愛日記

 


こんばんは。

なんかあっという間に今年も半分が終わりそうですが

今月の推薦図書をお送りします。

 

 

まずは ENGINE 2017年7月号(新潮社 刊)。

真っ赤な356が神々しい表紙からもおわかりのように、今月の巻頭はポルシェ大特集。

現行モデルのインプレや、村上編集長のポルシェ・ミュージアム訪問&356試乗記も

さることながら、今月のピカイチは大井貴之さんの930ターボ復活劇。これ必読です!

 

 

そんな中、僕は何組かのポルシェ・オーナーさんのインタビュー記事を担当。

目もくらむようなコレクションを楽しむ、某氏を筆頭に……

 

いつもHFRでお世話になってるロータス41乗りの服部さんとGT3に

無理言ってご登場いただいたり……。

 

 

フトしたきっかけで取材することができた「25年間911を眠らせてしまった」

牧村さんの元を訪ねたり……様々なポルシェ・ライフをお聞きしてきました。

 

なんかこれを書くと負けを認めたようで非常に悔しい(?)のですが

もう取材してる先々で「ポルシェ欲しい病」が再発につぐ再発。

最近はこれまでのナロー911 & 912熱に加えて、914ブームもキテたりするので非常に始末が悪い。

そういう時に限って、某サイトで見つけた914/6のレース仕様とか出てくるし……。

 

 

さらに、今シーズンも盛り上がりをみせているポルシェ・カレラカップ・ジャパンについて

ポルシェジャパンの執行役員・マーケティング部長である山崎香織さんにインタビュー。

これまた楽しいお話を聞けました。あ、そうそう今週末は富士でイクスが936 & 956に乗る

『Porsche Experience Day 2017』も開催されますからね。こちらもお忘れなく。

 

 

 

続いてご紹介するのは、GENROQ 2017年7月号(三栄書房 刊)

今回も様々なコンテンツが用意されている中で、連載中の911Sのレポートに加えて

最近12気筒モデルを斬る! 特集にもちょっとお邪魔。

 

 

先日、福島のブリティシュヒルズに行くなど、じっくり、じっくり味あわせていただいた

ベントレー・コンチネンタルGTスピードのお話を書かせていただいておりますよ。

 

いやはや、本当にこの個体は内外装のカラーコーディネートといい、実に良かった。

買うならV8よりもW12だな。

 

 

 

さらに創刊5周年を迎えた NAVI CARS Vol.30(ボイス・パブリケーション刊)にも

お邪魔させていただいて、ベントレー・コンチネンタルGTスピード・コンバーチブルの

お話を書かせていただいております。

 

 

なんかGTが良い! なんて言ったあとに言うのもなんですが

このコンバーチブルがまた良かったの。銀座から福島までひとっ飛び。瞬間脱出装置。

ま、GTもコンバーチブルも、ついでにフライングスパーもミュルザンヌもベンテイガも

ぜ〜んぶガレージに収められるのが理想なんですが(笑)。

 

 

 

そんなベンテイガと、コンチネンタルGTスピード・コンバーチブルの話は

Rosso 2017年7月号(ネコ・パブリッシング 刊)の方にも書かせていただいてます。はい。

 

 

 

また、すでに5月8日に発売になっている F1速報 ロシアGP号(三栄書房 刊)では

新連載『F-SOKU Heritage Club』で、FIAマスターズ・ヒストリックF1の開幕戦

スペイン・バルセロナの模様をレポート。

 

Photos:Masters Historic Racing Ltd

 

今シーズンのマスターズF1はいつになく盛り上がってるようですからね。

土曜のレース1、日曜のレース2のリザルトとともに、トピックをいろいろご紹介してます。

 

 

さらに5月18日発売の F1速報 スペインGP号(三栄書房 刊)では

この秋、鈴鹿のSSOEに来日するマスターズF1のボス、ロン・メイドン氏へのインタビューを掲載。

 

こちらの方もお読みいただけると幸いであります。

ということで、また次回。

 

ではでは。

 

2017.05.22 Monday

SUPER BATTLE of MINI 2017 Rd.2

 

 

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こんばんは。

気づけばもう5月も後半戦。トホホ……。

大変ご無沙汰しておりました。

 

 

 

このGWは、家族サービスもせず、子供の運動会にもいかず、4月29日のJAPAN MINI DAY で

行われたHFR(ヒストリック・フォーミュラ・レジスター)の開幕戦を見にでかけた以外

ずーっとお家に篭って、カリカリ、コトコトとキーボードを叩き続ける毎日を送っておりました。

 

それにしても、HFRの開幕戦は26台と台数も多かったし、クリーンファイトだったし

ロータス・ツインカムを搭載したクラスIII勢が大躍進してくるなど、見どころの多いレースでしたね。

各所で皆さんの走りを見ながら、ふむふむと勉強させてもらい7日に再び筑波サーキット。

 

 

 

ええ、家族を犠牲にしてGWの最終日に行われた三和トレーディング主催のスーパー・バトル・オブ・ミニ

第2戦のフォーミュラ・クラシックスに出場してきたのでありました。

 

ちなみにお天気は、第1戦、そしてJAPAN LOTUS DAYに続いて快晴。

いやぁ、やっぱり最初からドライで走れるのは嬉しい。

 

 

 

HFRのわずか1週間後というスケジュールにもかかわらず、出走台数は11台。

その内訳はロータスTCを積んだクラスIIIが3台、フォーミュラ・フォードのクラスIIが8台というもの。

相変わらずの強豪揃いなので上位入賞は夢のまた夢ではありますが、なんとか目標の8秒台に入れよう。

あとは壊さずに無事に帰ろうと、眠い目を擦りながら太陽に誓いました。

 

 

 

今回もまたバタバタしまくって、事前の準備を鈴木さんに任せっきりにしてしまったのですが

前回の筑波や富士で迷惑をかけたバッテリーを新品に交換。

もうスターター一発でキュルンとエンジンが掛かっていい感じ。

富士でシートポジションが決まったしな。なんだか今日はイケそうな気がするぅ。

 

 

 

早速予選スタート。

改めて富士のポジションのまま筑波を走ってみても、腰からのインフォメーションもしっかりしてるし、

首も痛くないし、視界もいい。クルマ自体についても、エンジンもギヤボックスの調子もいい。

ちゃんとコントロールできてるし、前回から色々と学習したライン取りやブレーキングを

試しながら走る余裕もある。

 

これまで躊躇してたダンロップ下や、最終コーナーも速く走れているし、しっかり踏めてる。

これでなんとか8秒台は出るようになったんじゃないかな。少なくとも9秒は余裕でしょう。

 

……と予選結果を見てみたら、1分10秒615で9位。

 

ちょ、ちょっとこれって自己ベストに遠く及ばないどころか、

メタメタだった前回の決勝のベストより遅いじゃん。しかも2周10秒台で走っている以外は

ずーっとコンスタントに11秒台。

 

もう完全に撃沈。意気消沈。せっかくの楽しいGWなのに。この日のためにずっと引きこもってたのに……。

 

 

決勝までのインターバルの間に、皆さんの走り方とか色々レクチャーを受けてなんとか解決策を模索。

正直にいうとセクター1で2秒、セクター2で2秒、セクター3で1秒、他のFF勢にくらべて遅い。

 

わかった。とにかく順位はどうでもいいから、しっかり走ってまずは9秒を目指そう。

そう思い直して決勝に向かいます。

 

そして決勝。スタートだけはいつもいいからな。今回も頑張ろう!

と気合入りすぎて空回り。ミートのタイミングは悪くなかったけどホイールスピン多すぎて前に進まない。

キャー! と焦って、焦って、1コーナーも1ヘヤも最終コーナーもヨレヨレ。

後ろから来た浅井さん、中山さんにあっさりと抜かれてビリに転落。

 

こんなはずじゃなかったのに〜と涙目になりながらも、とにかく皆さんのアドバイス通りに走ろうと

心がけて、黙々と周回。すると前をいく中山さんのブラバムに追い付き始めて、ついにパス。

でもペースは上がらず、後ろから中山さんにつつかれまくって、ファイナルラップの最終コーナーで

ラインを外す大失態。最終的に中山さんと1/1000まで同タイムでゴールというのは

レース的には面白かったのだけれど(中山さん遊んでいただきありがとうございました)

とにかく終始不甲斐ない走りでさらに意気消沈。

 

でもって、決勝のベストタイムも1分10秒054と参加車中一番遅いタイムで終了。

 

唯一セクター1で27秒台が出たのは朗報だけど、頑張ったはずのセクター2、3のタイムに

まったくの進歩が見られず撃沈。嗚呼……。

 

 

 

気になる結果の方は、オーバーオールで三枝さん&ロータス41が築山51を抑えて念願の初優勝!

クラスIIIの2位は予選でフロントローからスタートしたブラバムBT21の内野さん。

 

 

そしてクラスIIはおなじみの面々。優勝はロータス51の築山さん。2位はマーリンMk11Aの河西さん、

3位はマーリンMk11Aの鈴木さん。うーん、表彰台は遠すぎるな。

 

 

 

唯一の救いは、一度もスピンしなかったことと、クルマを壊さなかったことだけれど

あまりの進歩のなさには正直ガックリ。僕がチームオーナーなら、こんなドライバーは乗せないね。

ということで、早くも選手生命の危機に直面しています。

月末のサイドウェイ・トロフィーも見込みなさそうだな。オロロ〜ン。

 

ではでは。

 

 

 

2017.05.02 Tuesday

Porsche Experience Day 2017にジャッキー・イクスが登場!!

 

 

Motor Press(モータープレス)
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ジャジャーーーン!

GW真っ只中にポルシェジャパンから飛び込んできたビッグニュース!!

 

な、なんと6月3日〜4日に富士スピードウェイで開催される

『Porsche Experience Day 2017』にあわせて、ポルシェミュージアム所蔵の

ポルシェ936/77と、ポルシェ956(現時点でシャシーナンバーなどは不明)が上陸。

しかも、あのジャッキー・イクス御大も来日し、両車のデモ走行を行うことが発表されました。

 

うぉぉぉぉぉぉーーーーー!

 

 

その昔、マツダ・コレクションにも936があった時代があると思いますが、ミュージアム所蔵の

ワークスカー(2013年のホッケンハイムに来たマシンであれば936-001だ)が日本のサーキットを

走るのは、おそらくこれが初めてのことではなかろうか?

 

 

しかもロスマンズ・カラーの956を富士でドライブするなんて、もしかしたら1984年の

WEC-JAPAN 富士1000km以来のことかもしれないっ!!

 

 

ここ数年、クラシックに力を注いで様々な活動をしているポルシェジャパン

(昨年は鈴鹿に917Kを持ってきてるし!)ですが、まさかこんな号泣モノの

プログラムを用意してくれたとはっ!!

 

ポルシェ・ファンならずとも、ジャッキー御大のスムーズなドライビングを貴重なレンシュポルトと

ともに目に焼き付ける絶好のチャンスです。この機会をお見逃しなく!

 

それにしても先日のSSOEの発表といい、ここ最近の日本のヒストリック事情って

なんか急にものすごいことになってきている気がしませんか?

もしかするとバブル期以来の盛り上がりっぷりかも。この流れをこのまま維持したいなー。

 

Photo:Porsche Japan

 

このほか会場では、ポルシェ・カレラカップ・ジャパン(PCCJ)第5戦、第6戦が行われるほか

ポルシェ・カレラカップ・アジア( PCCA)ジャパン・ラウンドも開催。

さらに昨年行われて大好評だったPCCJとPCCA混走のエキシビジョンレースも行われます。

これ、本当にすごいバトルで面白かった!! 必見です!!

 

ちなみにこれらのプログラムは、『ザ・ワンメイク祭り2017』の中での開催となるため

このほかに86/BRZレースや、ヴィッツ・レースも開催。

しかも入場料はたったの1000円と超お得だったりもします。

 

『Porsche Experience Day 2017』に関する詳細は

近くのポルシェ正規販売店もしくは公式HP http://www.porsche.co.jp/experience_day/ まで。

 

うわー、本当すごいことになってきた。

 

ではでは。

 

2017.05.01 Monday

今月の推薦図書

Motor Press(モータープレス)
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こんにちは。

なんかここ数日、頭がぼーっとするし(それはいつもだ)、眠いし(それもいつもだ)

鼻が詰まるし、鼻が出るし、くしゃみも酷いし(それは春の恒例)、きっとなにかの

花粉が悪さして花粉症が再発しているのだろう、とずーっと思い込んでいましたが

どうも季節はずれの風邪をひいたみたい。ズルズルズル……。気ぃつけなはれや。

 

ということで、遅れ馳せながら今月の推薦図書のお時間です。

 

 

 

まずはROSSO 2017年6月号(ネコ・パブリッシング 刊)。

個人的にはP114以降のコアな連載の塊が、いつも好みだったりします。必読。

 

 

先日の75th グッドウッド・メンバーズ・ミーティングのレポートを4Pにわたって書かせていただきました。

このモータープレスでも何度か書いていますが、3月のメンバーズ・ミーティングって今後のヨーロッパの

ヒストリック・レース・シーンのトレンドを占うという意味でも、すっごく貴重な場所なんですよ。

そんなことを含め、今年の様子をつらつらと書かせていただいてます。

 

 

 

そしてGENROQ 2017年6月号(三栄書房 刊)。

西川淳さんによるブガッティ・シロンの試乗記がなんといっても目玉ですが

福野礼一郎さんの連載「昭和元禄」のいすゞプラザ(まだ行けていないのだ!)訪問記は必見。

めちゃくちゃ行きたい。

 

 

そこでも今回のグッドウッド・メンバーズ・ミーティングのレポートと、

連載中のナロー911のレストア・レポートを書かせていただいております。

ありがたいことに、僕がグッドウッドに通いつめるようになってから、GENROQ誌にはずっと

各イベントのレポートを書かせてもらっているのですが、改めて過去の記事から通してみると

ヨーロッパのヒストリックカー界がどう変わって、どう発展してきてるのか、

定点観測的に読んでいただけると思います。

 

 

 

つづいてENGINE 2017年6月号(新潮社 刊)。

今回の特集は「毎日が”移動祝祭日”になるライフスタイル・カーに乗ろう!」というものですが

この特集の中で職人サイトーこと、齋藤浩之さんが書いているシトロエンC4カクタスの原稿は

ぜひ皆さんに読んでいただきたい! 勉強になります。

 

 

ENGINE誌では巻頭のコラムで、グッドウッドで行われたボナムズのオークションの模様をご紹介。

ヒストリック・レース&イベントにもトレンドがあるように、今のオークションは

こんなトレンドになっているんですよ、というお話です。

 

 

 

 

毎年恒例の 世界の自動車オールアルバム 2017年版(三栄書房 刊)。

最近、各社から似たようなコンセプトの本が続々と発売されていることからも

お察しのとおり、この本、売れてるんです。

確かにこれ1冊あれば、いまの世界で作られ売られている自動車の情報が

すべて丸わかりですからね。一家に一冊常備しておくと、本当に便利だったりします。

 

というわけで、GWの旅のお供にぜひ1冊。

 

ではでは。

 

 

2017.04.24 Monday

マスターズ・ヒストリック・フォーミュラ・ワン SSOEでデモレース開催決定!!

Motor Press(モータープレス)
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こんにちは。

すでに各ネットメディアで配信されているとおり

今年の11月18日〜19日に鈴鹿サーキットで開催される

『RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE 2017』

(今年も冠スポンサーにRICHARD MILLE が決定!)において

欧米で開催されているヒストリックF1選手権、FIAマスターズ・ヒストリック・フォーミュラ・ワンに

参戦しているマシン、メンバーが来日し、本番同様のデモレースを行うことが決定しました。

 

photo: Masters Historic Racing Ltd.

 

このモータープレスでも過去に何回かご紹介したように、マスターズF1シリーズはFIA公認のもとで

開催されている本格的なヒストリックカー・レース(ドライバーは国際C級ライセンス以上を取得。

マシンは最新のフューエルセルなど安全装備を施したうえ、クラックテストなどFIAヒストリックの

厳格なレギュレーションに合格したもののみ参加が可能)で、1966年から85年までのノンターボF1マシンが対象。

年式、グラウンドエフェクトの有無などで4つのクラスに分けて開催されています。

 

すでに今シーズンのヨーロッパ・ラウンドはスペイン・バルセロナで開幕(F1速報でレポートします)。

北米ラウンドも5月19日からのラグナ・セカ・ラウンドで開幕することとなります。

 

 

今回の正式発表にあわせ、鈴鹿2&4レースが開催されていた鈴鹿サーキットに、マスターズ・シリーズの

主催者であり、自身もエイモンF1などで参戦を続けているロン・メイドン氏が来日。

土曜、日曜とたっぷりインタビューして参りました(お仕事待ってます:笑)!

 

「我々はこれまで、シンガポール、アメリカやメキシコなど各地でも開催してきたがいずれも成功してきた

 きっと鈴鹿もそうなるだろうと思っている」

 

とおっしゃるように、鈴鹿での開催に関して大きな期待と希望を寄せている様子。

すでにFIAのスケジュールが確定し、チャンピオンシップがスタートしていることもあり

今回はデモレースという体裁(なんだか74年のデモランを想像しちゃう!)ですが、今後どういうビジョンを

持っているのか、またどういうことを鈴鹿でやろうとしているか? などについては

様々なメディアで書かせていただければと思っております。

 

 

インタビューのあと、ロンさんは今シーズン全日本F3選手権F3-Nクラスに参戦している久保田さんの元へ。

「カツはマスターズを代表するファイターで、鈴鹿での開催における重要なアンバサダーだ」とロンさん。

 

昨年来マスターズ側との交渉を続けてきたモビリティランドの上甲さんとともにパチリ。

いやー、いつか日本で本物のヒストリックF1レースを!! と思い続けてきましたが、念ずれば叶うものなにですね(涙)。

このあと、7月ごろに参戦マシン&ドライバー(無論カツ・クボタも参戦!)が発表されるとのことですから

そちらの方も楽しみになってきましたね。

 

 

そしてRICHARD MILLEの元で開催されることが決まった今年のSSOEの方は

昨年好評だった新旧F1デモランも、グループCデモ・レースも、60年代プロトも、HFRも

継続して開催される(新たな参戦マシンが増えるとの噂も!)ことが決定。

 

名実ともに日本最大のヒストリックカー&バイク・イベントへと成長していきそうです。

こういうフラッグシップ的なイベントが定着し、走る場所を確保していくことが

日本で貴重なヒストリックレーサーやスポーツカーを維持するうえで非常に重要なこと。

(思えば、むかし茂木でネコ・ヒストリック〜を始めたときもそういうコンセプトでしたしね)

 

これが盛り上がれば、日本中で開催されているヒストリック・レース、イベントにも良い効果が

波及していくと個人的に考えています。

 

というわけで、11月18日、19日は鈴鹿サーキットへ是非!

絶対損はさせませんぜ。

 

ではでは。

 

 

 

2017.04.15 Saturday

今月の推薦図書 ふたたび

 

 

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こんにちは。

またまた今月の推薦図書のお時間です。

 

 

2月に発売されたオフシーズン号でも書かせていただいた

F1速報の2017年中国GP号(三栄書房 刊)から、新たに「F-SOKU Heritage Club」という

クラシックF1を対象とした連載が始まることになりました(拍手)!

 

 

記念すべき第1回のネタは、3月に行われた富士ワンダーランド・フェス!のレポート。

海外からやってきた3台のマシン、ロータス77、マクラーレンM23、フェラーリ312T2の履歴や

参加されたオーナー&ドライバーの皆さんの様子などをご紹介しています。

 

 

photo: Masters Historic Racing Ltd./Kozo Fujiwara

 

そしてなんと次号バーレーンGP号(4/20発売)から、ヨーロッパと北米を舞台に開催されている

FIA公認のヒストリックF1レース、「FIAマスターズ・ヒストリック・フォーミュラ・ワン選手権」

全戦レポートが掲載されることとなりました!

 

日本のメディアでヒストリックF1を全戦にわたってフォローしていくというのは、これが初めての試み。

今年も例年以上に盛り上がっているようですから、迫力ある本場のヒストリックF1シーンを

お届けできると思っております。しかも日本からは久保田さんがヨーロッパのシルバーストーン戦、

さらにF1の前座で行われる、カナダ・モントリオール、アメリカ・オースティン、メキシコ・シティに

参戦を予定しているとのことで、そちらの活躍の方もフォローしていければと思っております。

 

昨年鈴鹿で行われたRICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINE、そして富士ワンダーランド・フェス!

をきっかけに日本でにわかに盛り上がりを見せはじめたヒストリックF1……ひいては

様々なヒストリック・フォーミュラの楽しみ方がこのまま定着するといいなという個人的な想いも

込めてお届けしていきます。うーん、となるとどっか本戦を見に行きたいなー。

 

ではでは。

 

 

2017.04.11 Tuesday

今月の推薦図書

 

 

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こんにちは。

またまた推薦図書のお時間です。

 

 

雨の火曜日。我が家に届いたのは

4月10日に創刊された「 GENTLEMAN DRIVERS 01」 (BHJ / 三栄書房 刊)

 

ここ最近、日本でもヒストリックが注目され色々な媒体がでていますが

何回か「モーターヘッド」の高田編集長とお仕事をさせていただく中で

こうしたテイストの雑誌が出たら、もっとヒストリックの世界も奥深くなるのになーと

思っていたら、高田さんが出してくれました(笑)。

 

 

1月の東京オートサロンで国内初の本格的カーオークションとして、設立が発表された

「 BH AUCTION」を母体に、世界中のヒストリックカー、プレミアムカー、カーオークションなどの

情報を発信していくという「 GENTLEMAN DRIVERS」。

そのコンセプトのとおり、創刊号はヨーロッパ、アメリカ、そして日本を股にかけた

様々なジャンルの記事で埋め尽くされております。

 

 

とにかくビジュアル、デザインが美しい。そしてまぁ、とにかく中身の作りが贅沢。

あんまり事細かに書くと営業妨害になるので(笑)、ぜひ手にとってご覧くださいませ。

 

 

その中で僕もちょろっと書かせていただいたのは、ベントレーの特装車部門であるマリナーのお話。

 

 

そして先日の富士50周年イベント、富士ワンダーランド フェス! のレポート。

 

こうやって色々な角度から、様々な媒体がヒストリックカーの世界を取り上げて、

広く浅くならなくていいので、もっともっと深く盛り上がっていってくれるといいなと

個人的には思っております。

 

ではでは。

 

 

 

 

 

 

 

2017.04.08 Saturday

JAGUAR E-TYPE REBORN

 

 

Motor Press(モータープレス)
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こんにちは。

今日(あ、もう昨日ですね)ジャガー・ランドローバー・ジャパンから

1通のプレスリリースが発表されました。

 

ジャガー・クラシック、「E-TYPE REBORN」を「テクノ・クラシカ・エッセン 2017」で発表。

 

© JAGUAR LAND ROVER LIMITED 2016

 

そう、ジャガー・ランドローバー・スペシャル・オペレーションズの一部門である

ジャガー・クラシックが、ランドローバーに続いてファクトリー・レストアを行う

”REBORN"プロジェクトを始動。その第一弾として10台限定でEタイプをレストア、販売することとなり

1号車が、この週末ドイツで開催されているテクノ・クラシカ・エッセン2017でお披露目されるというのです。

 

今回エッセンに展示されるのは、”オパレセント・ガンメタル・グレイ”

(当時の純正色はオパレセント・シルバー・グレイだった気がしますが)に塗られたシリーズ1 4.2 FHC。

1965年にカリフォルニアへデリバリーされた経歴をもつ個体だそうです。

 

© JAGUAR LAND ROVER LIMITED 2016

 

社内のエキスポートによって選定された車輌をベースに当時の仕様に沿って、内外装および機関を

オリジナルの状態にレストアするというこのプログラム。

顧客の希望にそって、ライトウェイトEタイプのクーリングシステムや、
オール・シンクロメッシュのギアボックス(ノンシンクロの3.8をベースとする場合)、

シリーズ2用のガーリング製フロント・ディスクブレーキをエクストラで装着することも可能とのことですが

発表されたオフィシャル写真を見る限り、RHDコンバージョンされているようですね。

 

© JAGUAR LAND ROVER LIMITED 2016

 

気になるお値段は28万5千ポンド(約3,933万円)から。もちろん仕様やオプションによって異なる

ということなのでしょうが、ベース車輌の値段込みとしても現在の相場から考えると

倍近いの値段であることは確か。もちろんフェラーリ・クラシケやポルシェ・クラシックで

レストアした車輌のように本社のお墨付きのついた新車のような1台が欲しい……というオーナーには

絶好の選択肢となるでしょうが、果たして……?

 

 

実はこのニュースを見て思い出したのが、先日の75th メンバーズ・ミーティングで見かけたEタイプ。

最初は「うわー綺麗なEタイプ・ライトウェイトだなー」と思っていたのですが

カメラのファインダー越しに見ていると、なんかどこかが変なような気が……。

 

そこでエントリー・リストを見てビックリ。

オーナーはアメリカのミリオネア、ジョン・ブレスロウ。彼こそは2014年にジャガー・クラシックが

「失われた6台」を復刻したことで話題となった、Eタイプ・ライトウェイトを購入した

6人のうちの一人だったのです!

 

つまりこのEタイプは、復刻された”新車”のEタイプ・ライトウェイト。

いつかヒストリックカー・レースに姿を現わすんじゃないか? とは思っていましたが……。

 

© JAGUAR LAND ROVER LIMITED 2016

 

”カー・ゼロ”と呼ばれた復刻1号車に関しては、2015年のグッドウッド・リバイバルの会場で

見た記憶があるのですが、室内で見たからか「綺麗だなー」という印象はあったものの

特に違和感は感じなかったのですね。その出自はともかくクルマの出来栄えに関しては……。

 

 

しかしながら今回、初めてサーキットで走る姿を見て思ったのは、最新のスキャニング技術を使い

左右対称に作られたボディ(それが復刻版の”ウリ”だったわけですが)が却って完璧すぎて、

ものすごく不自然に見えてしまうということ。

例えるならフリーハンドで描いた直線と、定規を使ってきっちり書いた直線との違い。

 

古いクルマで左右の形が違うというのは、洋の東西を問わずよくある話ですが、

それをキッチリと補正してしまうと、すごくオモチャっぽく見えてしまうのですよ。

正直にいうと、走っている姿が全然ホンモノに見えない!

 

もちろん好みの問題もあるかと思いますが、なんでも最新の技術を使えばいいものができるのだとは

限らないのだな、と個人的には思った次第。

 

いやはや、改めてクルマって奥が深いのですね。

 

© JAGUAR LAND ROVER LIMITED 2016

 

以前フェイスブックや、JCCAの会報誌などには書いたことがありますが、

メーカー自らが率先して過去の作品を再評価し、パーツ供給など環境が改善していくのは

オーナーにとっても、市井の各ショップにおいてもすごく良いことだと思う反面、

個人的にはメーカー自らが過去の作品を再生産するという行為には反対です。

 

というのも、先日再生産が発表されたXKSSも、Eタイプ・ライトウェイトも、

様々な要因で予定した台数に満たなかった……というエピソードを含めてひとつの歴史であるわけで、

後出しジャンケンのようにメーカー自らがその続き番号で再生産するというのは、

歴史を書き換える暴挙ですらあると思うんです。

 

もちろん「オリジナルでレースをするのはさすがにもったいないからレプリカで……」という想いは

否定しませんし、実際グッドウッドでもFIAのホモロゲを取ったリクリエーションカーの姿を多数見かけます。

でも、メーカー自らがレプリカを製造するのは話が違う。

だって自分が今まで大事に維持してきたヒストリックカーが、

ある日突然、”新車”として町にあふれたら悲しくなりませんか?

 

というわけで、先日DB4GTの復刻を発表したアストン・マーティンを含め、

自動車メーカーたるもの、オーナーや市場のことを考えて

最低限の一線は越えないで欲しいな……というのが個人的な意見。

 

そういう意味で、今回ジャガーがEタイプを”再生産”するのではなく

”レストア”する、と聞いてちょっと安心しましたが、

うまくオーナーや市場と共存、協調するような形でプロジェクトを

進めていってくれたらいいな、と思っています。

 

ではでは。

 

 

 

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